静かなプリウスを、さらに静かに快適に。
プリウス（ZVW30前期型）、ハイブリッドならではの静粛性。
エンジンが稼働していない時は、もちろんエンジン音や振動がないのでとても静かなだけに、ロードノイズや風切り音が気になってしまう。
燃費を向上させるためには車両を軽量化しなければならず、その分室内の防音防振対策はそれほど考えられてないってことかな。
同じ30プリウスでも、後期型はサスペンションが変更されているらしく、乗り心地は雲泥の差だというレビューを何かで見た。ちょっとショック。
ともあれ、自分のプリウスを少しでも静音化してみよう。
エーモン 静音計画 2691 ロードノイズ低減セット ラゲッジルーム用
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まずはこちら。プリウスのようなハッチバック車はラゲッジルームと室内空間に仕切りがないので、ノイズがかなり響いていると思われる。
スペアタイヤを外して、鉄板部分にダンパーシールを貼り付けていく。
説明書には、叩いて響く部分に貼り付ける、と書かれているが20枚をどう貼るか結構悩む。
説明書の解説写真を参考に、なんとか20枚貼り付け作業完了。思っていたより大変だった。ふー。
このシール、前にパソコンのHDD騒音低減のために貼ったシールと全く同じ素材だ。とてもやわらかい金属で、いかにも振動を吸収してくれそう。パソコンではかなり効果があったので、期待大。
次は、タイヤハウスの形状にあわせて切れ目を入れ、発泡素材のシートを敷く。こちらはいたって簡単。
タイヤを元に戻して、カバー類を元通りにして完成。
熱可塑性エラストマー 吸音材とかいうゴム？素材に不織布が貼り付けられている。
購入前は、こんなの敷くだけで効果あるのかな？ て感じだったけど、思ったよりゴムが厚くてずっしりと重さがある。
プリウスにはMサイズ２枚入り×２セットで、フロント、リアにぴったり使える。
本当は、フロアマットからはみ出さないようにカットしなければいけないらしいけど、メンドクサイし、なるべく広範囲に敷いた方が効果ありそうなので、そのまま敷く。運転席側だけ、マットのズレ防止ピンにかかるように穴開け加工したけど、後は四隅にベルクロシールを貼り付けて敷くだけ。お手軽。
敷いた上からフロアマットのベルクロテープも床に固定。プリウスの場合、特に加工なして、マットのベルクロも留まります。
とりあえず、ここまでで、試乗してみよう。
おぉ！ 今まで床したから伝わっていた振動が明らかに減少！ ラゲッジルームの方は、うーん？？ ちょっとよくわからない。
が、静かにはなっている、気がする（笑）
続いてこちら。
この座金のようなヤツ。特殊金属製でシートをとめているボルトに挟むと、振動を吸収してくれるらしい。
こちらも、ホントかよ、って感じのもの。
まぁ、お手頃価格なんで運転席、助手席用に２セット購入。
↑シートの前側は２本のボルトが見えてるけど、後ろは写真の黄色丸のカバーをはずしてからボルトを外す。
このカバー、ちょっとはずしずらい。
↑こんな感じで、ボルトの下に入れて、締め直します。１本ずつ緩めては締め、を繰り返して完了。
くれぐれも、４本一度に緩めてはいけない（シート倒れるから…笑）
よし、もう一度試乗。
明らかに、シート下からの振動が減少！ こんな座金４つでこんなに変わるの！？
静音計画 まとめ
プリウスに乗っていて、ロードノイズが気になっている人なら、装着前後の違いははっきりわかります。
購入前は、半信半疑でしたが、いわゆる気休め商品とは違います。確かな効果があります。
ただし、元々ロードノイズが気になっていない人は、その違いに気づかないかもしれません（そもそもそんな人はこの商品買わないか）。
ロードノイズ低減プレートは、他にフロントサスペンションのアッパーマウントのボルトに取り付けると良いらしいが、ノーマル状態でボルトがナットから3mm以上でていないと取付不可らしい。
MYプリウスを確認してみたところ、3mmギリギリな感じ。この部分は、安全第一で今回はいじらないことに。
でも、ここ施工したら効果ありそうなんだよなー。
他にもいろいろ、エーモンの「静音計画」シリーズ。
今回のロードノイズ対策商品の他に、風切り音低減対策商品も多数出ている。
ロードノイズが減ったらこんどは風切り音が少し気になる。結局キリがないのか（笑）
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