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リールの分解メンテナンス

ルアーフィッシング
この記事は約3分で読めます。

5/31付ブログに書いたリールの分解メンテナンスの詳細です。

渓流ルアー用に長年愛用しているシマノULTEGRA(アルテグラ)1000。
140531アルテグラ01
分解してみると、スプール部分に2003年製となっているので、11年位使っているということか。
当時たぶん8,000円くらいで購入したと思います。廉価版の割には、ハンドルが木製なのが妙に気に入ってます。
思い返してみると、これまで大物小物織り交ぜいろんな魚をこのリールで釣り上げました。
今まで、壊れずによくぞ働いてくれたなぁ。

140531アルテグラ03
↑青矢印のところが、オイルインジェクションと呼ばれる場所で、樹脂製のキャップをはずしてここに注油。
赤矢印のところは「注油禁止」と書かれているので、いじらない方が良さそう。

140531アルテグラ05
↑たぶん、今回のキィキィ音はこの辺りから出ていたんだと思います。
青矢印部分にスプレーグリスを吹きます。あと、ベイルの可動部分あたりにも。

↓シマノのリールグリスとリールオイル。
140531リールスプレー
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今までもここまでは何回か作業していて、普通はこれだけで十分なはず。
が、今回は魔が差して、もうちょっとバラしてみようと思い、
140531アルテグラ02
↑こんなにバラバラにしちゃいました。なんかイヤな予感がする。

ここまで分解したんだから、鉄粉混じりの古いグリスを落として、グリスの塗り直し。
なんか気持ち良いね。
そして、分解したのと逆の順番で組み立て・・・途中、微妙にサイズの違う小さいネジの使用箇所の判別に苦しむも、何とかクリア。

140531アルテグラ04
↑この部分、ベイルがくっついてるとこなんだけど、バネを含むいくつかのパーツで構成されている。
これがどういう構造になっていたかよく見る前に、本体を傾けた時にパーツが全部はずれちゃって・・・
あれこれといじくり回したけど、結局わからず(汗)
このリールの説明書やらは紛失しちゃってるし・・・そうだ、同じシマノのTWIN POWERの説明書を見ればなんとかなるかも。
早速リールの箱の中をみると、ちゃんと分解構造図が入っていて、幸いにもこの部分の構造はほぼ同じだったので元通りに組み立てられました。

早速巻いてみると、異音も治まり実にスムーズ。
いいぞ!
と思ったのもつかの間。
なんと、スプールの逆転ストッパーのレバーを操作しても、するすると逆転しちゃうではないか!?
おぃおぃ、なにかやらかしたのか。

もう一度、TWIN POWERの分解構造図を見てみるも、ULTEGRAより部品点数が相当多いし、個々の部品形状も違っていて、全体としては全然参考にならない。
うーむ。逆転ストッパーのレバー部分は分解していないので、問題ないはずだし・・・
ともかくもう一回バラして、部品を一点一点チェックしながら組むしかない。

140531アルテグラ06
↑赤丸印のこの部品(スプール軸の奥に入っていたパーツ)、よーく見ると外周に凹凸があり、差し込む向きが間違っている可能性がある。というか、もうそれくらいしか考えられない。
これの向きを変えたからって、ストッパーが効くようになるとは思えないけど、祈る気持ちで全体を組み上げました。
そして、ストッパーを操作し、ハンドルを逆転、、、やった! 直ってる!
あー良かった、一時はどうなることかと思った。

釣りに出かけなきゃなのに、随分遅れちゃったよー。
さぁ、木曽川本流へ向けて出発(5/31付のブログ参照)。

本日の教訓:分解するときは簡単でも、簡単に元通りになるとは限らない。

だが、この出発の遅れが功を奏してヤマトイワナの尺物を釣り上げることができたんだから(たぶん時間が少しでもずれていたら釣れなかっただろう)、今回は良しとしよう(笑)

ULTEGRAもだいぶ進化し、性能アップを果たしている。
最近、管理釣り場にはあまり行かないので、管釣のスプーニング専用に使っているTWIN POWER1000Sを渓流用に使うという手もあるが、現行型ULTEGRAもいいなぁ。

140531新型アルテグラ
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