ミツバとツリガネニンジン
栽培もされているミツバ
5/26付ブログにも登場したミツバ。
注意してみると渓流沿いなどにも結構生えています。
採集したものはこんな感じ。
これは、スーパーで売ってる細ながーく茎の伸びた栽培種の野生ものです。
ここでふと、あれ、そう言えば子供の頃山菜採りにつれていかれた時に「ミツバ」と呼ばれていた別の山菜があったなー、と思い出しました。
あれは確か「茎を折ると白い乳が出る」と教えられてた。
先日、田植えをした時に母親が土手をみて「こんなに太いミツバがいっぱい生えてる」と言っていて、その時は聞き流していたけど、きっとそれがそうだ。
ちょっともう一度見に行ってみよう。
地元ではミツバと呼ばれているツリガネニンジン
たどり着くと、あらら、土手の草が刈られてる・・・でもちょっとだけ残ってるのがあった。
そして、山菜ガイドブックで調べてみると、茎を折ると白い液の出る山菜として該当しそうなのはツリガネニンジンとソバナ。ソバナの方は葉が互生(互い違いに葉が出る)なので、該当せず。ツリガネニンジンは葉が輪生(1カ所から輪のように葉が出る)なんで、適合しているけど、いまいち葉っぱの形が違うような・・・
私の採ったのはずいぶんほっそりしているんだけど。
その後、ネットで画像検索してみると、やっぱり私の採ったのより丸っぽい葉っぱのものが多いけど、細いものもあるよう。
「葉っぱの形は、場所によって変異がある」という記載もあったんで、ツリガネニンジンと認定。
それにしても、なんで地元(長野県南部)ではこれをミツバと呼ぶようになったんだろう。
輪生している葉は4枚になってるのが多そうだけど、でも、3枚になってるところも多いか。だからか。
これもおひたしにして食べてみました。
ほんのりと苦みがあって、新緑を感じる、子供の頃食べた懐かしい味でした。
山菜は(キノコもそうですが)、自分の知らないものは似た毒草がないか良く確認すること、できれば詳しい人にはっきり教えてもらってから食べましょう。確実でないものは絶対に食べてはいけません。
ヘタすると死にます(笑・・・えない)。
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