昨日のエルクヘアカディスに続き、パイロットフライとして使っているアダムスパラシュートに挑戦してみました。
入門書にはスタンダードタイプのアダムスしか載ってなかったけど、他のパラシュートフライの作り方や、ネット動画を参考にやってみました。今回もフックサイズは12番でいきます。
アダムスパラシュート
◎フック:TMC100 #12
◎スレッド:ユニスレッド8/0(グレー)
◎ボディー:フライライト(アダムスグレー)
◎ハックル:コックハックル(グリズリー&ブラウン)
◎ウイング:エアロドライウイング(ピンク)
↑何はともあれ、スレッドで下巻き。グリズリーとブラウンのコックハックルのファイバーを切り出して混ぜ、テイルとしてシャンクの1〜1.2倍の長さになるように取り付けます。ちょっといっぱい付け過ぎた感じだけど(笑)
↑ウイングポスト用にADW(エアロドライウイング)を留めます。そして付け根部分からグルグル上にスレッドを巻いて、ハックルを巻く部分を作ります。上まで巻き上げたら粗めに下に巻きおろします。
こんな感じにハックルの根元部分1mmくらいを残して羽を切り取ります。
↑グリズリーとブラウンのコックハックルをウイングポスト付け根に留め、同様に上に向かってスレッドをグルグル巻き上げます。上まで巻き上げたら粗めに下に巻きおろします。
ウイングポストとハックルを最初から一緒に巻き上げる方法もあるらしいけど、今回はより確実にできそうな別々に巻き上げる方法にしました。
↑スレッドにダビングワックスを塗り、ダビング材(フライライト)を撚り付けます。そしてアイに向かってボディーを巻きます。ヘッド部分まで巻いたらスレッドはウイングポストの付け根に戻します。
エルクヘアカディスはボディーを巻いた後に全体にハックルを巻くからごまかせるけど、ボディー材を均一に撚りつけてすっきりボディーを巻くのってやっぱりむずかしい。
↑ハックルプライヤーでまずグリズリーのハックルを巻きます。3回転させて、スレッドで2回巻いて留めます。ブラウンも同様に巻いてスレッドで留めます。
↑ハックルの付け根部分でハーフヒッチ4回(動画ではウィップフィニッシャー使ってたけど、ハックル巻き込みそうで私にはムリ)、余ったスレッドとハックルをカットしてヘッドセメント少量塗って完成!
ハックル厚過ぎ、ウイングポストデカ過ぎな感じだけど(笑)
そして、何とかアダムスパラシュートらしきもの(笑)6本完成!!
ちゃんとキャスティングできるのか、水面にバランス良く浮かぶのか、管理釣り場でテストでもすればいいんだろうけど、エルクヘアカディスとともにいきなり実践投入しちゃおう。
とにかく自作フライで一尾釣れれば満足ですからねー。釣りの神様よろしくお願いしますよー。
★後日追記:
この時はADWをたっぷり無駄に使ってますね(笑)こんなに長く切って取り付ける必要ない。
一時期ハックルも薄めにADWも半分に裂いて少量で使う形にしましたが、2016年8月現在またちょっと厚めに、ウイングも長めにしてどちらが良いのか試しているところです。
★2017年6月29日追記
できるだけボディーをスリムに、ウイングポストはFineじゃないエアロドライウイングに替えました。フックはTMC100SP-BLです。最近はこんな感じ。
コメント
こんにちは。
十分釣りになるフライですよ!アタシのゴミの様なフライより遥かに良いです。
エルクヘアカディスは沈んでから(も)威力を発揮しますから、フライの九一式徹甲弾です(笑)。
ではでは。
自営業FFさん、こんにちは。
> 十分釣りになるフライですよ!
いてもたってもいられず、早速ちょっとだけ釣りに行っちゃいました(爆)
私は釣れるかどうか不安でしたが、おっしゃっていただいた通り、釣れました!(8/20の記事参照)
自作フライで釣れたのは、ものすごーく嬉しかったです! ありがとうございます。
> エルクヘアカディスは沈んでから(も)威力を発揮しますから、フライの九一式徹甲弾です(笑)。
今回、まさに九一式徹甲弾の威力を体感しました(笑)