amazonさんが『ファイヤースターター』なる物をお勧めしてきました。
あ、これ知ってるぞ。
中学生の頃『サバイバル』的なことに興味があって買ったことがある。マグネシウムかなんかの金属棒をこすって火花を散らして火を付けるってヤツ。こんなもので火が付くってことに妙に感動したっけ。
キャンプなんかで数回使ってみて、その後どこかへいっちゃったなぁ。
最近自然災害が多いし、安いものだから緊急時用に買っておくのもいいな。
ファイヤースターターだけなら300円くらいから各種あります。
検索しているうちに、ワイヤーソーも欲しくなって・・・
↑結局、ファイヤースターター、緊急用ホイッスル、ワイヤーソー、サバイバルツールの4つがセットになっているものを買っちゃった。緊急時用っていうより、おもしろそうだから買ったって感じだけど(笑)
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ファイヤースターターとホイッスルは、左上の箱に入っていて、ワイヤーソーとサバイバルツールはそれぞれ別々のものをとりあえずどこかから持って来たって感じのセット(笑)
とにかく、どれほど使えるかテストしておこう。
別にベランダでもテストできるけど、近くの沢へと向かいます。その方が雰囲気出るから(笑)
↑まずはワイヤーソーから。太さ3cmくらいの枯れ枝を切ってみよう。右写真は撮影のために片手にワイヤーをかけてるけど、実際は両手でギコギコ引っ張ります。写真みたいにワイヤーの角度が鋭角な状態だと途中で引っかかって動かなくなってしまいます。なるべくワイヤーを開いて交互に引っ張ります。
↑思ったより切れ味が良く、ものの10秒くらいで切断! 断面もキレイ。
これは使えるゾ!!
次はサバイバルツールを使ってみよう。これも中学生の頃、意味もなく持ってたヤツ。
持ってるだけでちょっと冒険家気取りになってたりしたなー(笑)
搭載されている機能は、缶切り、ナイフ、ドライバー、物差し、栓抜き、6サイズボルトレンチ、蝶ネジ回し、ノコギリ、あともうひとつ『direction ancillary indication』と説明されている方位確認ツールみたいなのがあるけど、これはよくわかりません。
↑それぞれの使い方は大体わかるんで、ノコギリ部分の性能だけ試してみよう。
さっきより細い8mm程度の枝を切ってみよう。
う〜ん、これはなかなか大変だ。このツール自体握りにくいこともあるし、ノコギリ刃が短いんで、なかなかスムーズに切っていけない。2分位かかってやっとなんとか切断。切断面もあんまりきれいじゃないなぁー。
さっきのワイヤーソーの素晴らしさが良くわかりました(笑)
↑ついでに、ナイフ部分(写真の黄色矢印部分)を使って皮をむいて少し削り、箸らしきものを一本作ってみました。まぁ、なんとか使えそう。でも、釣りや山へ行くときは必ずナイフは持って行くから、このツールを使うより普通にナイフを使うと思いますが(笑)
それから、緊急用ホイッスル。ちょっと吹いてみるとなかなか大きないい音が出ます。OKです!
あんまりここで何度も吹いてるとホントに助けを求めていると勘違いされるから、やめとこう(笑)
ともかく平たくてコンパクトな割りにいい音が出ます。
↑そして、メインのファイヤースターター!
中学生の頃もっていたヤツはマッチ箱サイズで火を付けるのには結構苦労しました。
今回のは持ちやすいグリップがついているし、金属棒部分の長さも8cmもあります。
事前にちょっとやってみたら、火花の出方は最高。これは威力ありそう。
基本的な使い方は、まずティッシュペーパーなど燃えやすい物の上にまず金属棒を付属ブレードで少し削り出します。削り出した金属粉に向けて、ブレードで金属棒をすばやくこすって火花を飛ばします。うまくいけば一発で火が付きます。
もう一つの方法は、ネットムービーで紹介されてましたが、金属棒をティッシュペーパーで包んでブレードでこする方法(右写真。今回はこの方法でやってみます)。
石を並べたコンロ?の上で実験してみます。
↑これを使わなくちゃいけないような状況下ではティッシュなんて使えないかもしれないから、葉っぱだけで点火できるかも試してみよう。
松の葉がたくさん落ちてたので、石の上に敷き、なるべく乾いている葉っぱや小枝を集めて乗せました。葉っぱの上に金属棒を少し削り出します。葉っぱだとティッシュのように簡単じゃなさそうだから、金属粉多めに(右写真)。
そして金属粉に向けて火花を散らします。おぉー、葉っぱの上の金属粉からも火花がバチバチ!威力絶大!!
でも1回目、少し葉っぱが焦げたけど着火には至らず。
2回、3回目も、もう少しで燃えそうだけど・・・焦げてる臭いはするんだけど。
一番上の葉っぱを乾燥具合の良いものに選び直して、再度挑戦。
おぉ、燃えたー! せっかく付いた火を消さないようにしなくてはっ。火をつなぐのに一生懸命になってて火が付いた瞬間の写真ないけど(笑)
↑結果、小さなたき火になりました!
ここまでになれば火を大きくしていけるけど、今回はあくまでもテストだからすぐ消火。
人間にはやっぱり火は欠かせませんね。アウトドアでも、とりあえず火をたいてさえいれば心が安らぎますね。
↑100円ショップで見つけた防水ピルケースの仕切り板をニッパーでぶち壊したら、ぴったり収納できました。
ホイッスルも入っちゃうけど、いつでも吹けるようにベストに装備するつもり。
今回購入したツールは、かなり使えるものだということがわかりました。そして火のありがたみも良くわかりました。
だけど、これをホントに使わなきゃいけない状況になることはまずないと思います。
まぁ時々、キャンプの時にでもワイヤーソーで枯れ枝を切って薪を作り、ファイヤースターターで着火してアドベンチャー気分を味わうってのが正しい使い方なんでしょう。
くれぐれも「100円ライター使えばいいんじゃないの?」などと言ってはいけませんよ(笑)
コメント
良いですねぇ。
ボクも、こういう小道具には相当惹かれるタイプ。(笑)
持っているだけで安心・・・というかワクワクするというか。^^
ストーブを持って行ってカップラーメンを・・・
ライターを忘れキーホルダーとして使っているマグネシウムファイヤースターターに助けられたことが何度かあります。
ケースに入れるんでしたら少しだけアルコールを持っていると良いですよ。
kuniさん、こんばんは。
> ボクも、こういう小道具には相当惹かれるタイプ。(笑)
> 持っているだけで安心・・・というかワクワクするというか。^^
やっぱり趣味嗜好が似ているかも。
そうなんです。持ってるだけでちょっとワクワク。子どもの頃のまんまです(笑)
いわなたろうさん、こんばんは。
> ストーブを持って行ってカップラーメンを・・・
> ライターを忘れキーホルダーとして使っているマグネシウムファイヤースターターに助けられたことが何度かあります。
そうなんですねー。実用的に役立つ時もありそうな気がしてきました(笑)
> ケースに入れるんでしたら少しだけアルコールを持っていると良いですよ。
確かにアルコールがあれば、威力絶大ですよね。ありがとうございます!