先日、ロイヤルウルフに挑戦したけどカーフテイルがなかなか揃わず、癖のある獣毛が綺麗に揃うスタッカーを購入した件を書きました。そして、再度ロイヤルウルフを作ってみたのです。
【ロイヤルウルフ】
◎フック:TMC100 #12
◎スレッド:ユニスレッド8/0(ブラック)
◎ボディー:ピーコックハール&ユニフロス(レッド)
◎テイル:ムースボディー
◎ハックル:コックハックル(ブラウン)
◎ウイング:カーフテイル
↑テイルとしてムースボディーを取り付けます。ムースボディーは普通のスタッカーで簡単に揃うから好きです(笑) ご機嫌にまかせていっぱい付け過ぎたか(^_^;)
↑そして登場! 憎いカーフテイル。
先日入手したバカでかいヘアスタッカー(詳しくはこちら)を使ってみます。それでも一度に全部は無理そうだから、半分くらいずつに分けてやってみます。kuniさんやいわなたろうさんがおっしゃっていた通り、ある程度手で揃えてスタッカーに入れます。そしてゴムハンマーでガンガン底を叩きます。すると、おぉ、前回よりはかなりいいかも(^_^)v
↑フライを上からみて、ウイングを2つに分けます。そして、スレッドをたすき掛けにしてしっかり固定。
テイルの付け根にボディー材としてピーコックハールを取り付けます。
↑ピーコックを4巻きしたら、レッドフロスを巻き、もう一度ピーコックを同じ幅くらい巻きます。この工程は意外と簡単。ピーコックとフロスの幅のバランスは考えないといけないけど。
ちょっとボディーが太くなっちゃったけど(苦笑)。
胴にさらにゴールドワイヤーを巻くタイプもあるけど、重くなるといやなんで今回はなしで。
そして、この位置にハックルを取り付けて巻きます。ウイングの後ろ側に3巻きくらい、ウイングの前側に5巻きくらいしてみました。後はスレッドでヘッド部分を成形。もっとヘッドをしっかり巻いた方が良かったな。
↑とりあえず完成したロイヤルウルフ(例によってらしきもの…笑)。やっぱりちょっと太っちょ(笑)机の上に放ってみると、意外とちゃんとした姿勢に着地してくれるんんで、まぁ使えそう。
このフライを巻くのにどこが難しいかと言うと、やっぱりカーフテイルを揃えてきれいに取り付ける工程に尽きます。ここはなかなかうまくいかなくて、どうしても時間がかかってしまう。
カーフテイルを見ていてふと思いましたが、これって、先端をハサミで揃えちゃったらどうなの?
仕上がりは確かに毛先がツンツンしてた方がかっこいいけど、実釣上は先端がカットされてても問題ないんじゃないのかな。エルクヘアみたいに太いならともかく、カーフテイルはかなり細いから切っちゃっても問題ないような・・・切っていいなら、こんなに苦労して先端揃えなくても済むけど、誰もそんなことしてないってことは何か問題あるんでしょうね、きっと。
この際、ウイングをADW(エアロドライウイング)にしてみるってのはどう?
↑イエローのADWを使って試しに巻いてみました。カーフテイル使わないと、スイスイ巻けます(笑)
それに、ボディーもスリムに仕上がっていい感じ。
ウイングにカーフテイルのようなハリはないけど、全体のバランスはこっちの方がいいかも。
その後、ネットを徘徊していたら、
マテリアルなどで何回かお世話になっている、ハーミットさんで、こんな記事を見つけました。
そうかー、マテリアルの善し悪しもあるのかー。そして、カット前に櫛を通す。これ、効果ありそう!
マテリアルは切ってから揃えるものって思ってたけど、そうか、カットする前に毛並みを整えるのか。
次回、もっとうまくできそうな予感がしてきましたー。
あくまでも、予感の話です(笑)
真夏の源流、ロイヤルウルフにでかいイワナがバシャっと出た瞬間を妄想中。
あくまでも、妄想の話です(爆)
コメント
ADWでも釣れ方には差が無いと思いますがやはり使うときの気分(笑)ですよね。
ボクは「ロイヤル」シリーズではライツロイヤルが好きです。
おはようございます。
フライタイイングはなかなか難しそうですね、フライの魅力、ドライ毛ばりに飛びつく瞬間が良いんでしょうね、スポーツフイッシングと言われる由縁でしょうか、テンカラも最近はそんな傾向が多いようですね、漁師的な釣りの多い私にはとても出来ませんが…
いわなたろうさん、こんばんは。
> ADWでも釣れ方には差が無いと思いますがやはり使うときの気分(笑)ですよね。
気分は大事ですよねー。確かにADWよりカーフテイル仕様の方が釣ったときの気分は良さそう(笑)
> ボクは「ロイヤル」シリーズではライツロイヤルが好きです。
ライツロイヤルって知りませんでしたが、検索してみたら、ロイヤルコーチマンとエルクヘアカディスを合体させたような、なんとも威力ありそうなやつですね。
視認性も抜群そうだし、これもいずれ作ってみたいと思います。
ハックル70さん、こんばんは。
> フライタイイングはなかなか難しそうですね、
まだ駆け出しなんでなかなかうまくいきませんが、それも含めて楽しんでます(笑)
> フライの魅力、ドライ毛ばりに飛びつく瞬間が良いんでしょうね、スポーツフイッシングと言われる由縁でしょうか、テンカラも最近はそんな傾向が多いようですね、漁師的な釣りの多い私にはとても出来ませんが…
最近はテンカラでもドライフライ派が増えてるんですねー。ドライフライは釣れても釣れなくても魚が見えるのが楽しいです。ただ、私はスポーツフィッシングってちょっとピンと来なくて、山菜採りやキノコ狩りと同じように本当は釣った魚は食べたいんです。でも、昨今の渓流をとりまく状況を考えると、たまにしかキープはできませんが・・・