今年から熱を上げ始めたフライフィッシング。ドライフライに魚が出てくれるのが楽しくて、ドライばかり投げていました。と言うか、ウェットフライの使い方をよくわかってないのですが(爆)
ウェットは、今年の渓流最終釣行で気まぐれに投げたソフトハックルでイワナを一尾だけ釣りました。
他に意図せず沈んだエルクヘアカディスが自営業FFさんおっしゃるところの『九一式徹甲弾』としての威力を発揮し、釣れたことはありますが(笑)
来年は、ドライに反応しない魚をウェット(ニンフ含む)で攻略するのも楽しんじゃないかと。
そこで、ニンフで一番有名な(私がそう思ってるだけかも)ゴールドリブド・ヘアズイヤー・ニンフに挑戦してみます。
ヘアズイヤー・ニンフ
- フック:TMC2302 #12
- スレッド:ユニスレッド6/0(ブラウン)
- ウエイト:レッドワイヤー#1
- テイル:コックフェザントテイル
- ボディー:ヘアズイヤー・プラス・ダビン(ナチュラル、ブラウン)
- リブ:ゴールドワイヤー
- ウイングケース:ターキークイル
↑スレッドの下巻きはしません。レッドワイヤー#1を巻きます。アイ1つ分くらい空けて、シャンクの2分の1くらいの長さに。
レッドワイヤーの後ろ側にスレッドを巻き止め、レッドワイヤーの上にスレッドをクロスさせながら往復させてワイヤーを固定します。
↑フェザントテイルを5本切り出し、シャンクと同じくらいの長さにテイルを取り付けます。取り付け位置はカエシの上辺り。ウエイトの直前まで巻いて、余分をカット。
スレッドを左端に戻し、ゴールドワイヤーを取り付けます。
↑スレッドにダビングワックスを軽く付けて、ヘアーズイヤー・プラス・ダビンを撚りつけます。
こういうバラバラになりそうなマテリアルにはWAPSI プレミアムダビングワックスが威力を発揮してくれました。スティック糊のような使い勝手で、マテリアルもうまく撚り付けられます。
ゴールドワイヤーを4〜5巻きでウエイト部まで巻いて、スレッドで固定。
↑巻いたウェイトと同じ幅のターキークイルを切り出し、光沢のない裏側を上にしてアブドメンとウエイトの境目に取り付けます。教本ではターキーテイルを使うことになってたけど、持ってないのでターキークイルで代用。問題はなさそう。
スレッドでループを作り、元の部分にスレッドを巻いて固定します。
↑ループの間に、ヘアズイヤーを平たく挟みます。
ループを閉じてハックルプライヤーでつかんで回転させ、ヘアーズイヤーを撚りつけます。
↑アイの手前まで巻いたら、スレッドを2〜3回巻いて固定。指でヘアズイヤーをなで下ろして形を整え、ヘッドを2回くらい巻きます。
ターキークイルをウイングケースとして、折り曲げてソラックスの上にかぶせて、スレッドで3〜4回巻いてあまりをカット。
↑ウィップフィニッシュでしっかり固定し、ヘッドセメントを少量付けて完成!
濃いめの色のヤツも作りました。
このフライは、もしゃもしゃした感じが良いらしいんで、ごまかしがきくところがGOOD(笑)
ビーズヘッドタイプも作っておこうかな。
これで来年は、ドライフライでは手が出せなかった深いポイントの奥に潜むイワナを釣り上げることができるだろうか。ワクワクしちゃうな。いつもの妄想(笑)
コメント
ニンフは春先に大活躍しますからね、下手をすると5月頃まで・・・
ボクはビーズヘッド、ウェイテッドのアグリーニンフ#14くらいしか使わなくなってしまいました。
なんといっても1個5分以内(笑)
マーカーも自作すると良いですよ。
おはようございます。
フライフィッシング、はフライの種類も様々ですね、それだけにタイイングの楽しさも増すというものです、マテリアルの種類も豊富だけに夢も広がりますね。
渓流に通っている頃はドライに反応がない・・・
でも、どうしても1匹釣りたい時に奥の手として使っていました。
僕が良く使ったパターンはフェザントテイルニンフでした。
#14〜#18でウイングケースのマテリアルを変えたものを数パターンでした。
あの頃ウイングケースをゴミ袋(黒)で巻いていました。
来期は渓流にも通ってみようかな?
こんにちは。
夢が膨らみますねェ〜。
きっと良い魚が喰いつきますよ!
面倒臭がりの自分は、エルクヘアカディスのティペットにガン玉噛ませて釣ることも多いです。
ではでは。
いわなたろうさんへ。
今年は6月頃からフライを始めたのでドライだけでしたが、確かに春先はニンフが活躍してくれそうですね。
アグリーニンフって知らなかったんですが、調べたらヘアーズイヤーからウイングケースを取っ払った感じのニンフですね。これで釣れるなら、これもいいかも。簡単そうだし(笑)
マーカーの自作にも挑戦してみます。
ハックル70さんへ。
ただ単に「魚を釣る」目的だけだったら、こんなにいろんな種類は必要ないんだと思いますが、あれやこれやとタイイング自体を楽しむつもりでやってます。
釣りに行けなくても、いろいろ想像(妄想)して釣りに行った気分になれるのがタイイングの楽しさですね。もちろん、来シーズンは自分の巻いたフライでじゃんじゃん釣るつもりではいますが(笑)
ミスターさんへ。
ドライに反応してくれない時ってありますよねー。
ニンフを持ってれば、少しは救われることを期待してます。
フェザントテイルも作ってみようと思っていたところです。黒いゴミ袋のウイングケースいいかも(笑)
来シーズンは本流だけでなく、渓流もぜひ (^o^)
自営業FFさんへ。
もう妄想の中では自分の作ったフライでバンバン釣ってます(笑)
現実の世界でも、いい魚が釣れてくれるといいんですけどねー。
エルクヘアカディスって、浮力があって、視認性も抜群で、魚が良く出てくれて、沈んでも釣れちゃう。最強のフライと言ってもいいですね。シーズン中エルクヘアカディスだけしか使わない人がいる、という話にも納得。