私の場合、一年で一番長く休める年末年始休暇。時間はたっぷりあったはずなのに、なぜか何もしないうちに終わってしまった(^_^;) 食べて、テレビ観て、飲んで、寝て、そんなことの繰り返し・・・まぁ、そんなぐうたらなことが許されるのは正月だけだから良しとしよう(笑)
グレーニンフというなんとも正月に似つかわしくない地味な名前のフライ。
イギリスではアイアンブルー・ニンフと呼ばれることもあるとか。その方がかっこいい(笑)。名前のみならず、見た目もなかなかに地味だぞ。
グレーニンフ
◎フック:TMC3761 #14
◎スレッド:ユニスレッド8/0(ブラック)
◎ウエイト:レッドワイヤー#1
◎ボディー:マスクラットファー
◎テイル:ハックルファイバー(グリズリー)
◎ハックル:ヘンネック(グリズリー)
レッドワイヤーをスレッドを巻く方向と逆向きに巻きます。
スレッドでウエイト前方を固定し、巻いたウエイトの隙間に入れる感じで後方へ巻いていき、ウエイト後方も固定します。
テイルとして、グリズリーコックネックを切り出し、取り付けます。
外国からきたネズミの毛。
マスクラットファーを根元から切り取り、柔らかいアンダーファーと固いガードヘアを指でもんでミックスさせます。
マスクラットファーは水中で気泡を抱くらしい。他のダビング材でも代用できそうだけど、とりあえず教本通りのマテリアルで巻いてみます。
スレッドにダビングワックスを塗って少しずつ撚り付けて、ボディーを巻きます。
ヘンネックの先端を少し残して、逆向きにしごいておきます。
表面を上向きにして、取り付けます。
ハックルを3巻きして、スレッドで固定してヘッドを成形。
ウィップフィニッシュしてヘッドセメントを塗って完成!
このフライはテンカラ毛鉤にちょっと似ているかな。
この渋い色合い、燻し銀のような活躍を期待してますぜ(笑)
★後日追記:
巻いたまましばらく使わないでいたのですが、早期にドライに反応しない状況でこのフライは何度もボウズから救ってくれました。巻くのは簡単でかなり釣れるフライなのでおすすめです。
コメント
おはようございます
いい感じに仕上がっていますね
出番は解禁初期〜春先ですかね?
おはようございます。
テンカラに使えそうですね、
フライはいろいろ種類があるんですね、それだけにタイイングも楽しそうです、テンカラも最近はレベルラインで長く流すフライ的な釣りが流行っていますから良いと思います。
テクニカルゲームさん、こんばんは。
> いい感じに仕上がっていますね
ありがとうございます。まだまだ勉強中で、なかなか教本通りにはいかないんですよー。
> 出番は解禁初期〜春先ですかね?
そうですね。ドライで歯が立たない時に活躍してくれると信じてます。
このフライをどう使うのが効果的か、自分でもまだよくわかってませんが(笑)
ハックル70さん、こんばんは。
> テンカラに使えそうですね、
> フライはいろいろ種類があるんですね、それだけにタイイングも楽しそうです、
タイイング始めてからわかりましたが、全体を把握できないほどの種類があるので、そこが大変でもあり、楽しさでもありますね。ある程度勉強したら、自分なりのアレンジをするもの楽しいかなと思っています。
> テンカラも最近はレベルラインで長く流すフライ的な釣りが流行っていますから良いと思います。
テンカラはテーパーライン、というイメージしかないのでレベルラインってどうやって打ち込むんだろうって感じです。テンカラも時代とともに変わってきているんですね。