4月29日、どこへ釣りに行こうか。今日はフライで行きたいな。
今日は祝日で、どの川へいっても人が多いだろうなー。うーむ・・・
この前の置いてけ沢はそこそこ反応が良かったけど、本流筋の上流方面を見に行ったら、まだ道の脇に雪があったんで、あんまり上の方は無理か・・・じゃぁ、ということで、お気に入りの小渓流へ様子見に行くことにしました。マンボウさんがスキーに行かれた時にのぞき込んでいたあの川です(^_^)
通りすがりに、おなじみの木曽川本流吉田橋下。
だいぶ水が引いたけど、まだまだ多いなー。
Newロッド試釣|木曽川水系ニリンソウ沢フライフィッシング
下流部。こんな感じです。川下からの風がちょっと強めで、キャスティングしにくいけど、風に吹かれて桜の花びらが舞い散る中での釣りは雰囲気最高!
気温23℃、水温10.5℃。釣り開始です。
今日はNEWロッドを使ってみます。AXISCO AXGF763-6(楽天市場で見る)。
7フィート6インチのミディアムファーストアクション、6ピースパックロッド。AXISCOのロッドは、エアーライトストリーム ASFG 703-6(楽天市場で見る・アマゾンで見る)を使ってみてかなり気に入ったので、もう少し長めのカーボンロッドも欲しくなって購入しました。まぁ、一番惹かれたのはロッドにグリズリーのハックルが埋め込まれているところですけどね(2番目の写真参照…笑)
リールはいつものダイワ ロッホモアSLA3/4(楽天市場で見る・アマゾンで見る)。
そして新しいものと言えば、
先日、置いてけ沢に奉納したデジカメの代わりに購入したオリンパス STYLUS TG-3 Tough。ネット購入しようと思ったけど、それでは遅くなりそうだから量販店へ見に行ったら、展示品限りの状態で値切って格安購入できました(^_^) このカメラ、特筆すべき点がいろいろあるけど、それはまたいずれ(詳しくはこちら)。とにかく今回はこのカメラで撮影。
そして、2枚目の写真は、前日に巻いたアダムスパラシュートのオリーブボディー仕様。4/12南アルプス釣行の時に、オリーブボディーのエルクヘアカディスに反応が良かったので、なんとなく今の時期オリーブ色の胴が威力発揮してくれそうだと想像して。ただ、アダムスはグレーボディーだからこそアダムスであって、オリーブボディーにしたらそれはすでにアダムスではないのかもしれない(笑)
グリーンボディーのアダムスパラシュート#14でしばらく釣り上がりますが、小さいのが一度パシャッと出たきり。普通のアダムスパラシュートに替えても反応してきません。
クイルボディーパラシュート#13に替え、
ここでようやくイワナ19cm。小さいけど、このロッドで初めて釣った魚だからウレシイ(^_^)
それからも「ここはイワナ出るでしょ」という好ポイントが続くんだけど、なぜか無反応。うーん、条件は悪くないはずなんだけどな・・・
ここで出ますが、痛恨のアワセ切れ。
うー、全然反応ないから油断してたのと、いつもより張りのある長いロッドだということを忘れてた(>_<)
いつものショートロッドの感覚でアワセを入れると、ティップの移動距離がいつもより長くなり、結果強アワセになっちゃうんだ、、、しまったーっ、久々のアワセ切れ(T_T)
それから、また、川は沈黙(T_T)
ちょっとお昼休憩でもしよう。
この時点で少し釣りへのモチベーションが下がり、そんな時は、やっと川の周りの景色に目が向きます。
対岸には丁度良いくらいのタラの芽が。帰りに採ってこうかな。
そしてニリンソウも(2枚目写真)。これ食べられるんですが、猛毒のトリカブトに似ているので要注意。
でも、こんな風に花の咲いている時期なら間違えないので安心・・・かと思いきや、ニリンソウとトリカブトは同じ場所に混生していることもあるから、油断禁物です。詳しくは以前の記事を参照して下さい。これも帰りに採ってくか。クセがなく食べやすいですが、その分個性がなく、私はそれほど美味しいとは思わない山菜ですけどね。
こちらシャクです。ニンジンの葉に似た山菜で、若いものをおひたしにすると、セリとミツバの中間みたいな味で美味しいです。
山菜の解説が始まるようだと、すでに釣りは少しあきらめムード(苦笑)
まぁ、天気も良いしのんびり釣り再開。
ヤマトイワナ21cm。
このところ、木曽川漁協がヤマトイワナを放流するようになって、小さいヤマトイワナがかなり釣れます。
ヤマトイワナは元々そういう体型なのか、釣れるのは痩せてるのが多いですね。
アマゴ14cm。波立つ瀬の中から、パシャパシャと小さいのがアタックを繰り返してて、何度目かにフッキングしたのはこんな小さなアマゴでした(^_^)
アダムスパラシュート(オリーブ)#14 イワナ17cm。これも小さいな、トホホ。
アダムスパラシュート(オリーブ)#14 ヤマトイワナ21cm。
緑丸印にキャスティングして、護岸沿いをフワフワと。石の裏側にフライが隠れ「この辺りでイワナがバシャっと」と見えないけど想像して合わせたら、見事フッキングしました! おもしろい(笑)
ここで、ふと上流をみると、釣り人が。餌釣り師のようです。緑色の腕章してるけど、あれって組合員用の腕章なのかな?
しばらく見ていると、イワナを釣り上げました。餌釣り好調なのかも。
あの人がどこから入渓したかわからないけど、あの人の後を釣り上ってきたのかな。
先行者がいるとなかなか厳しい釣りになるけど、どうせなら餌釣り師の方がありがたいですね。餌釣りとドライフライは狙うポイントが違うから、後追いでもなんとか釣りになるので。
私も釣りをやっている以上、たくさん魚を釣りたい、大きい魚を釣りたい、とは思っているわけです。
釣りをやらない人からみると「じゃあなんで餌で釣らないの? 餌の方が釣れるでしょ」と言うかもしれないけど、そうとも限らないのです。餌で釣れない魚が、フライやルアーでは釣れるってことがよくあります。
「餌ほど釣れなくてもフライやルアーの方がおもしろいから」という人もいます。確かにフライやルアーはおもしろいけど、私は、大まじめに餌釣りよりもフライやルアーの方が釣れると思ってやってるんですよね(笑)
夕方も近づいたことだし、今日はこの辺で切り上げよう。
小さい魚ながらも楽しめたから、もう一度川を下ってさっきの山菜を採るのはめんどくさくなり、そのまま帰路に。なんとも気まぐれなヤツ(笑)
ジムニーへの帰り道をてくてく歩いていると、タラの芽がたくさんあったので、少しだけいただいてきました。
なんだかんだいって、今日も自然の恵みに感謝の一日でした(^o^)
コメント
おはようございます
餌でもルアーでも毛鉤でもそれぞれ長所短所がありますね。
私の経験ではルアーの先行者がいる時は毛鉤は厳しいです。
反応しない魚がエゴに隠れてしまい 全く良い思いをしたことがありません。もっともあの手この手でこういった魚を掛けるのも楽しいんでしょうが
効率も悪くなってしまいますので別の河に移動します。
好天が続きますから木曽も大銀座ですかね?
現役の頃に会社の別荘がやぶはらに有り、周囲の支流で
釣りをしてました、菅川上流部であまごが釣れた記憶です
夏休みの頃で山菜は無かった、
この辺りまで来ると沢山支流も有りどこに入渓したか分からないまま
の釣りでしたね。
鮎までにフライで一度チャレンジしてみます
エサと狙うポイントは違いますね。
おはようございます。
下流部の方に入られましたね、上流部は釣りが出来るのは7月までです、その後は両岸の萱が生茂って竿が出せなくなりますし、クモの巣で駄目ですね、したがって里川ですが意外と魚影が濃いですね、下流部の本流との合流点は必ず車が止まっています、この川、橋の所は竿を出すべきですね、よく橋からの放流があります。
危なくない川ですので私も良く行きます。
おはようございます。
菅川は雪の有る季節の道路からの眺めしか知りませんが、河原からの景色を見せて頂くと、流れにも結構な広がりがあり、樹木も適当で遡行もしやすそうな良い川ですね〜。
水の色も豊かそうで、これなら川虫もいそうです。
私の所からでは釣には遠すぎて、特別な事が無いと行けそうにありませんし、釣券にも手が出ませんが、竿を出してみたい川ですね。
写真が心なしか良いですね(笑)
イワナは支流で別種、とは言いますが木曽漁協のヤマトイワナ放流事業は良いですよね。
諏訪東部なんて油をかけたようなアマゴの成魚放流・・・(泣)
テクニカルゲームさん、こんにちは。
> 餌でもルアーでも毛鉤でもそれぞれ長所短所がありますね。
それぞれの釣り方でしか攻められないポイントってのがありますよね(^_^)
> 私の経験ではルアーの先行者がいる時は毛鉤は厳しいです。
> 反応しない魚がエゴに隠れてしまい 全く良い思いをしたことがありません。
> もっともあの手この手でこういった魚を掛けるのも楽しいんでしょうが
> 効率も悪くなってしまいますので別の河に移動します。
そうですね。ルアーが一番場荒れしてしまいますかねー。
特にアマゴは、一度脅かすとなかなか出てきてはくれないですよね(>_<)
> 好天が続きますから木曽も大銀座ですかね?
県外ナンバーも増えることでしょうね。
連休中は人に見向きもされないような沢でも探索しようかな(笑)
釣りお爺さん、こんにちは。
> 現役の頃に会社の別荘がやぶはらに有り、周囲の支流で
> 釣りをしてました、菅川上流部であまごが釣れた記憶です
> 夏休みの頃で山菜は無かった、
へぇー、そうでしたか。
それは懐かしいことでしょう。
> この辺りまで来ると沢山支流も有りどこに入渓したか分からないまま
> の釣りでしたね。
そうなんですよ。木曽は網の目のように支流が入り組んでいて、楽しめそうな沢がたくさんあります。
今年は、そういう新しいポイントを探索しようと思っているところです。
> 鮎までにフライで一度チャレンジしてみます
> エサと狙うポイントは違いますね。
今年は、ドライフライに反応してくれるようになるまで時間がかかりましたが、これからしばらく最高の状態になりそうです。楽しめそうですよ。
ハックル70さん、こんにちは。
> 下流部の方に入られましたね、上流部は釣りが出来るのは7月までです、その後は両岸の萱が生茂って竿が出せなくなりますし、クモの巣で駄目ですね、
今回は下の方でフライを楽しみました。
昨年、8月末に上の方へ行ったらまさに岸際まで背丈よりも高く葦が生い茂り、遡行もままならぬ状態でした。
川幅が施米と蜘蛛の巣もやっかいですね(>_<)
> したがって里川ですが意外と魚影が濃いですね、下流部の本流との合流点は必ず車が止まっています、この川、橋の所は竿を出すべきですね、よく橋からの放流があります。
なるほど、釣りにくい状況だから魚影も濃いということですね。
> 危なくない川ですので私も良く行きます。
いつか川でお目にかかれる日を楽しみにしています(笑)
マンボウさん、こんにちは。
> 菅川は雪の有る季節の道路からの眺めしか知りませんが、河原からの景色を見せて頂くと、流れにも結構な広がりがあり、樹木も適当で遡行もしやすそうな良い川ですね〜。
> 水の色も豊かそうで、これなら川虫もいそうです。
今回は下流部だったことと、まだ、周囲の草木も茂ってきていないので、ロッドも振りやすい状況でした。
国道から近い割りに魚影もそこそこあり、安全に楽しめる川です。
> 私の所からでは釣には遠すぎて、特別な事が無いと行けそうにありませんし、釣券にも手が出ませんが、竿を出してみたい川ですね。
私は近いので行きますが、遠路わざわざ行くほどの川ではないですよ(^_^;)
木曽川にはもっと下の方に魅力的な支流や沢がたくさんありますから、高価な日釣り券を買うなら、そちらをお勧めします(笑)
いわなたろうさん、こんにちは。
> 写真が心なしか良いですね(笑)
でしょー! ホントに心なしか、ですが、そう言ってもらわないとやりきれません(笑)
> イワナは支流で別種、とは言いますが木曽漁協のヤマトイワナ放流事業は良いですよね。
> 諏訪東部なんて油をかけたようなアマゴの成魚放流・・・(泣)
放流されたヤマトイワナたちが、ちゃんと育っていってくれれば良いのですが。
成魚放流されたものはどうしてもコンディション悪いですよね。魚に罪はないですが、釣れた魚を見てちょっとがっかりなんてこともあります(>_<)
稚魚(もしくは卵から)その川で育った魚は、自然の中で磨かれた精悍さがありますね(^_^)