『野菜』と言ったら何をまず思い浮かべますか。
キュウリ、ナスやトマトなどの夏野菜、キャベツや白菜などの葉物、大根、ニンジンやジャガイモあたりが出てくるような気がしますね。
野菜と言ってまず最初に出てくることはないだろうという地味な野菜、それがゴボウです。土の色をしていて、見た目は木の根っこみたいだし(笑)
味もちょっと土っぽい感じがするし、まず子ども受けのする味じゃないです(>_<) でも、これが大人になるとなんとも言えないうまさに感じられるから不思議。
ゴボウには食物繊維がたくさん含まれていて、便秘解消や大腸ガンの予防効果があったり老化防止効果もあるとか、なかなか健康に良い野菜のようです。
以前に紹介したきんぴらごぼうやイワシのつみれ汁はゴボウがなければ話になりません(^_^;) 今回はゴボウが主役の、というかゴボウだけの料理です(笑)作るのもとてもかんたん。
【たたきゴボウ 材料】
・ごぼう…長めのもの1本
・塩…小さじ1
・白ゴマ…大さじ1
・白すりゴマ…大さじ1
・醤油…小さじ2
・みりん…小さじ1
・酢…小さじ1
↑ゴボウを洗います。包丁で少し表面の皮をこそげ落とします。タワシで洗うだけでも良いです。
適当な大きさに切って縦に二つに切ります。先端の細い部分はそのままでOK。太いゴボウの場合は縦四つに切った方が良いかも。
↑たたきゴボウって言うくらいだから、叩きます(笑)すりこぎで叩いて繊維を潰してやわらかくして、味も染み込み易くします。
5cmくらいの長さに切って、水にさらします。
↑白ゴマ大さじ1、白すりゴマ大さじ1、醤油小さじ2、みりん小さじ1、酢小さじ1を混ぜておきます。
お湯を沸かし、塩小さじ1を入れてゴボウを茹でます。茹で時間は3分位。あまり茹ですぎると食感が悪くなりますが、その辺はお好みで調整して下さい。
↑茹で上がったゴボウと合わせダレを和えたら出来上がり。
やっぱり地味だな見た目(^_^;)
まぁ、メインになる料理じゃないけど、箸休め的に食べると歯応えも良いし、さっぱり素朴な味も良いですね。
たたきゴボウっておせち料理に入っている地域もあるみたいですね。
今年も残すところあとわずかになり、忘年会やらクリスマスやら年末年始、ちょっと胃腸を酷使した後は、こんな料理が食べたくなりますね(^_^)
コメント
おはようございます。
お~ッ、時季を心得た記事ですね。
自分には幼いころから、おせちにゴボウは必須アイテムです。
しっかり根を張って、筋の通った生活をなどと、今は亡き親父のおせちウンチクを聞きながら正月を迎えたものです。
ゴボウの肉巻なんてのも美味しいですが、王道はたたきゴボウです。
口に広がるゴボウの香り、良いですね~。
マンボウさんへ
こんばんは。
なるほどー、「しっかり根を張って、筋の通った生活を」ですか。忘れてましたが、おせち料理の素材にはそういった「言われ」みたいなものありましね。黒豆とか海老とか・・・
ゴボウの肉巻き、それもうまそうですね(^_^)
おはようございます。
ゴボウは良いですね、子どもの頃あまり好きでなかったものが、最近は懐かしく美味しく感じるようになりました、私も昨年は作りました(畑です)が掘るのが大変で今年は止めました、粘土質の土壌が良いようですね。
ハックル70さんへ
こんばんは。
私も子どもの頃はゴボウの土臭さが苦手でしたね。今ではその個性がなんとも言えないうまさだと思うから不思議です(^_^)
ゴボウは実家でも作っていませんが、確かに掘るのが大変そうですね。
“ごんぼ”ですか!
ごんぼは僕の中で最も好きでない食材の一つw
でも、けんちん汁に入ってるごんぼだけは大好きなんです。
ごま油との相性のせいでしょうか?
けんちんが食卓に上がればニヤケマスガ、そのほかはふて腐れます。
まだお子ちゃま口ですね。。。
やっこおはぎさんへ
こんばんは。
そちらでは「ごんぼ」って言うんですか。
ゴボウはゴマ油との相性は抜群ですね。旧ブログに載せたことがありますが、ゴマ油できんぴら作ると最高です。
http://lycoptera.blog.fc2.com/blog-entry-218.html
やっこおはぎさん、嫌いな食材多くないですか(笑)
美味しそう!!!
しかし何でも料理してしまいますね(^^)
お料理教室の先生のブログを見ているようです。
ごぼうは特に好きではないですが美味しいのが有ると自然に箸が進みますね。
幻の渓流師さんへ
私自身が食材の好き嫌いがないので、いろんな料理を試しているだけです(^_^;) このところ冬野菜の料理が増えてます。
ゴボウは独特の香りと食感が良いですが、好き嫌いが分かれる野菜ですね。