きのうはポカポカ陽気だったから、魚の活性も上がってきたんじゃないの。
そろそろドライフライで釣れそうだぞ。
フライタックルを持って南アルプス方面へとジムニーを走らせます。
天竜川水系仙人の川 フライフィッシング
午前9時、気温10℃、水温5℃。うーん、水温低いなー。
この前のシシ神の森より冷たいとはいったいどーゆーこと? 雪代が入っちゃってるの??
ともかく釣り開始。
今日のタックルは、普段あまり使わないシマノ Limestone LS 8034(楽天市場で見る・アマゾンで見る)+Sage1830。
ラインはWF-4F、リーダー9ft6Xにティペット7Xを60cm継ぎ足し。
今日は比較的下の方の開けた場所なので、珍しく3本継の長いロッドを使ってみたりして(^_^)このリール、替えスプールが付いてるので、DT-3Fと両方使えるのがいいです。
最初にこんなゆったりした分流のプールをちょっとのぞき込んだら、アマゴが何尾かゆらゆら泳いでいるのが見える。水深は40cmほど。こんな浅い場所に出てるなら、水温低いけどドライでいける?
そぉーっと、下流部へ移動してとりあえずアダムスパラシュート#16を投げてみます。
何投かすると、おっ! ぼそっとフライをつつきました。アワせるけど、当然乗りません(>_<)
俄然可能性が出てきた。とにかくドライに反応してる。
このポイント、魚はよく見えるんだけど、魚からもこっちがよく見えるだろうなー。
何度もキャスティングしてるから、もうこちらの存在に気付いてると思うけど、逃げもせずに相変わらずゆらゆら。
最初は反応あったけど、頭上をフライが通過しても全く無視。
魚も小さそうだし、フライをミッジピューパ#20に変更。
変えた一投目に、出た!
一瞬ロッドをブルブルと震わせたけど、フッとテンションが抜けました。
あー、やっちゃったー。やっぱり食いが浅いか。
これで、他の魚も逃げちゃったかと思ったけど、なぜか他の魚はまだ悠然と泳いでいる。
ここは駐車場所のすぐ目の前だから、解禁からいろんな人たちがたくさんやってきて、手を変え品を変え、鉤をいっぱい投げているだろう。
魚ももう人に慣れちゃって、しかもスレスレになっちゃってるんじゃないの。
鹿の足跡もあるけど、それ以上に人間の足跡が。
しかも、フェルト底じゃないところが、長靴を履いた地元のオジサンたちを想像させる(笑)
このポイントに執着しない方が良さそう。魚もそんなに大きくなさそうだし。
でも、目の前に魚が泳いでいると、それを釣りたくなっちゃうんですよねー。
最後に、ちょっと目先を変えてグリフィスナット#18。
一投目、今度こそ、乗りました!
まぁ、小さいんですよ、釣れても(笑)
でも、今シーズン初めてドライで釣れたからウレシイ。小さいけどすごくきれいなアマゴだしね。
ポイント移動。
堰堤下の深みはさすがにドライでは無理そうなので、マーカーを付けてビーズヘッドヘアーズイヤーニンフをを使ってみますが、反応なし。
さすがにこういうところは、餌で攻めまくってるでしょうねー。
ドライで釣れたことだし、今日はもうドライだけでいこう。フライはもっとも信頼しているアダムスパラシュート。サイズは#14にアップ。
こんなとこは出ないだろうなー、と思っていたら、、、
おっ、きた!
アワせると、確かな手応え。いいぞ!
魚体が浮いて水面で身をくねらせた瞬間、フックアウト。
えぇーっ! 思わず声が出ちゃいました(>_<)
やっぱり食いが浅めなんだよなー。
気を取り直して、釣り上ります。
ここでも、さっきと同じような感じで出ました! 今度こそ!
いいよー、やっとフライフィッシングのシーズンがやってきた気分。
マーカーニンフはどうも餌釣りっぽいからね(笑)
サイズは23cmちょっとでした。
それから釣り上るけど、さすがに盛期のように魚は出ません。
この辺りはイワナも釣れるはずだけど、今日は全く姿を見せません。
11時半頃になって、気温は15℃、水温は7℃。
この川は水の色がきれいなのが魅力的。
もう少し釣り上りたかったけど、突如強風が吹いてきました。
今日は風に強いウェイトフォワードのラインだけど、さすがにこれは無理・・・
「今日はドライで釣らせてあげたからもう止めなさい」という神のお告げか(笑)
なんか雲行きも怪しくなってきた。
ちょっと上の方へ様子を見に行ってみよう。もしかしたら、上の方は風が強くないかもしれないし。
ジムニーで少し上に移動。
ここはそれほど風が強くない。それにまた晴れてきたし。
もうちょっと釣ってみる?
ん? ふと見上げると、空に飛行機雲で×印が描かれてる。
これ、お告げでしょ完全に(笑)
釣るの止めとこう。その方がいい、きっと。
今日はドライで釣れただけで満足ですよ。早々に撤退します。
タックルを片付けて、帰路につく。
走り出すとまた強風が巻き起こり、ジムニーの車体を揺らした。
コメント
初ドライフライ、おめでとうございます!
それも14番にまで反応させるとはさすがです!
こちらもそろそろドライで行けるかと思いきや明日は雨。。。
でも日月は良さそうなので出撃してきますよ~
タキビさん、こんばんは。
プールの小さいやつは反応を見せてましたが、その後はちょっと難しいかなと思いながらのキャスティングでした。なんとか出てくれて感謝です。
魚は気まぐれで難しいです(^_^)
杉花粉が治まる頃には、ドライフライに良い季節なりそうですね。
水温がやはりこちらとは違いますね。
高知はすでにドライフライでバンバン出ると思います。
でも花粉が消えるまでは山には行かれへん(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
まだまだこちらの水は冷たいです。
高知は暖かそうでいいなー。
毒ガスマスクみたいなの装着して渓流行けばいいのに。
でも、おそらく不審者扱いされますね(笑)
もう少しの辛抱でしょう。
飛行機雲の「×」のお告げ、ちょっと笑っちゃった。^^
ボクも昨日ドライで釣ったけど、20cmなんてサイズは全然。(笑)
でも、やっぱり渓魚は綺麗だし、癒されますね。
本流の姫には袖にされっ放しだけど・・・
kuniさん、こんばんは。
突然の強風の後に、×印、これ従わないと不吉なこと起きそうでしょ(笑)
ドライフライに出てくれるとサイズ関係無しにうれしいですよね。
kuniさんの釣ったアマゴとイワナほんとにきれいでした。
本流育ちはなかなか気むずかしいようで・・・(^_^;)
こんばんは。
出ましたね、ドライで。
楽しい季節に突入した感が強そうです。
しかし、水温が7℃とはなかなか良い感じになって来ましたが、雪代も終わってしまったんでしょうかね。
マンボウさん、こんばんは。
ドライで釣れるようになると、やっと本格的シーズンになった気分です。
今年は全体的には雪が少なかったので、その辺りが例年のパターンとは少し違うのかもしれませんが、魚の活性はまだまだですね。
このところ減水気味でしたが、今日の雨でちょうど良いくらいになったかも?
こんばんは。
のびのびと竿が振れそうな、綺麗な景色の渓ですね。魚も綺麗、最初の魚なんかは素晴らしいです。拘りの釣りで満足の釣果、良かったですね(^ ^)
七流釣師さん、こんばんは。
そうですねー。この川は水の色がきれいで、中下流部は川も広いので気持ち良くフライフィッシングが楽しめます。
もう少し季節が進んで新緑の頃になると最高です。その頃になると釣り人も増えて魚はかなりスレてくるんですけどね(笑)
おはようございます。
フライはドライで掛けるのが一番面白いと聞いたことがあります、流石ですね!
釣ばかりでなく周囲にも目を向ける、そんな、余裕の釣りを楽しみたいものです、×の飛行機雲まで見て想像を膨らませる良いですね。
ハックルさん、こんばんは。
ドライフライは魚が食いつく瞬間が見えますから、ほんとに楽しいです。
私も最初の一尾が釣れるまでは必至になってますけどね(笑)
集中力があんまり続かないので、あとはキョロキョロしながらのんびりやってます。
あんなにはっきり×印になった飛行機雲は初めてみました(^_^)
こんにちわ。
出ましたか!
散歩がてらに我が家の前の川の川虫調査してきました。
近所に見つからないように!(笑)
ユスリカの流下、ハッチが例年の数倍、ややッもっとかな?と感じました。
積算温度で羽化をする川虫。
私の過去ログを辿りますと毛鉤で良い釣りが出来たのは4月から
あーッ釣りたい!!
テンカラ一本で。
テクニカルゲームさん、こんばんは。
やっとドライで出ました。
川虫調査は近所に見つかってもいいじゃないですか(笑)
川虫って積算温度で羽化するんですか。桜の開花みたいですね。
例年より虫の流下量がそんなに多いということは・・・そろそろテンカラもいいんじゃないですか(^o^)
こんにちは。
アマゴの23cmは自分から見ると良型ですよ!渓流でもマーカーを付けた釣りで釣果を上げているのはすばらしいです。自分はマーカーが付くと(ますます)上手く投げられません(涙)。#2~4のライン+マーカー+ロングリーダー+ファインティペット+ウェイテッドニンフは絶対無理(笑)。ティペット結び直している時間の方が長そうです。
自営業FFさん、こんばんは。
ドライに出たアマゴ、うれしかったです。
私もマーカーニンフは苦手なんですよ。ただ、この頃シールをクルクル巻き付けるタイプのマーカーを使い出してから、他のマーカーに比べて格段にキャスティングはしやすくなりました(^_^)
普段DT-3FラインやDT-2Fラインを使っているので、私にとってWF-4Fはずっしり重さが乗る感じです。
まぁ、ティペットこんがらがるのはいつものことですけど(笑)
風があると一気にやる気が失せます(笑)
#3なんて前に飛ばないもん・・・
あれだけ綺麗でいいサイズのアマゴがドライに出ればヨシ、でしょう!
いわなたろうさん、こんばんは。
フライフィッシングにとって、風は一番の敵ですよね。
しとしと降る雨の方がまだマシな気がします。
DT-3Fは風の前では無力ですね(^_^;)
今回WF-4Fを使ってなかなか良かったので、次は#3ロッドに#4のラインを乗せてみようかなんて思ってます。
そうです。ドライに出てくれれば何も文句はありません(笑)
開けた良い沢でお告げ・・・・んんっ・・・・
もう既にドライに出るのですね。
自分は思うのですがフライフィシングの出来る人は頭が良いと思います。
何度読んでもみんながいろいろな用語を理解して竿からリールライン、毛鉤の種類の多くを熟知して楽しんでいますね。^^;
リコプテラさんのブログ更新のペースがちょっ早、ちょっと忙しくしていると見逃してしまいます。(笑)
でも自分もお告げは最強と思っています。(゜o゜)(笑)
幻の渓流師さん、こんばんは。
ドライに反応してくる魚もポツポツいますが、全体的にはまだ少し早い感じですね。
フライフィッシングは英国から始まって、毛鉤材料から始まって道具も歴史がありますからねー。
簡単なことを敢えて難しく言って楽しんでるみたいなとこありますから、賢そうに見えるだけですよ、きっと(笑)
ブログは暇な時にまとめてご覧下さい(^_^)