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北国育ちじゃないのか|ハタハタのから揚げ

その他魚介料理
この記事は約3分で読めます。

私の良く行くスーパー。
長野県にしては割と活きの良い海魚を丸のまま仕入れて、売り場の奥で捌いているのでお気に入り。時々あまり見かけない魚も並んだりして、見るだけでもおもしろいのです。

今回はハタハタが売られていました。それほど珍しい魚じゃないけど、私はあまり食べる機会がありません。たまには買ってみよう(^_^)

ハタハタのから揚げ

160315ハタハタから揚げ01
ハタハタ、水深200〜400mくらいに棲息。深海に棲んでるんだー(°0°)
秋田県が有名ですよね。
しょっつる鍋とか、卵はブリコと呼ばれます。しょっつるはハタハタを使った魚醤です。
北の方の魚だと思ってましたが、日本海側は山陰地方、鳥取辺りまで獲れるらしい。
秋田県では11月から1月頃までが漁期でブリコを持っている雌が珍重され、山陰地方では9月から5月が漁期で産卵前の脂の乗ったものがシロハタと呼ばれ珍重されます。

今回のものは西日本のシロハタと呼ばれるものでしょう。

途中までは干物にするつもりだったけど・・・

ハタハタは鍋でしか食べたことないけど、今回は開いて一夜干しにしてみようかな(^_^)

160315ハタハタから揚げ02 160315ハタハタから揚げ03
開く前に良く見てみよう。
鱗はなくてツルッとしてます。これは簡単でいい。体の大きさの割りに胸びれが発達しています。
エラの縁が鋭利なトゲ状になっているので、要注意。痛いよ、これ(>_<)

160315ハタハタから揚げ04 160315ハタハタから揚げ05
こんな感じに腹開きにして(背開きでも問題ないです)、きれいに洗います。
アジの三枚おろしでは頭をまず落としますが、開きにする場合は、まず腹を開いて腹ワタを取りだし、エラも取り除きます。一旦きれいに洗ってから、身と頭を背中の皮ギリギリまで二つに開きます。
開き工程写真撮り忘れちゃった(^_^;)

ペーパータオルで水分を良く拭き取ります。
両面に塩を振って、干し網か冷蔵庫で一晩干せば一夜干しの出来上がり・・・

でも今日は、このままから揚げにしたらうまいんじゃないの? と気が変わりました(笑)

急遽予定変更してから揚げにすることに。

両面に塩を軽く振り30分くらい置いてから、浮き出た水分をもう一度拭き取ります。
再度ほんの少し塩を振り、コショウも振ります。

もっと大きい魚をおろした厚い身の場合は鶏のから揚げのように漬け込む方式でも良いけど、魚の場合はシンプルに塩コショウくらいで揚げる方が良い気がします。

160315ハタハタから揚げ06 160315ハタハタから揚げ07
片栗粉を両面に付けて、余分な粉をはたいて落とします。
最初に160℃位の油で3分くらい揚げます。一旦取り出して、5分くらいそのままおいて再度180℃くらいに熱した油で1分くらいカリッとなるまで揚げます。

開いているので、二度揚げしなくても大丈夫な気もしたけど、頭もサクッと食べたかったので念入りに。

151221大学芋03
油の温度を測るにはこんな温度計があると便利ですね(楽天市場で見るアマゾンで見るヤフーで見る)。


香ばしい匂いがたまりません。完成です!
冷めると価値がなくなるので、何をおいてもすぐ食べましょう。

これはうまいに決まってる!
そして、ビールに決まってる!(笑)

このサイズの魚なら開かずにそのまま揚げても良いと思います。
その場合も中骨をカリッとさせるには、背中側から中骨に沿って両側に切れ目を入れた方が良いと思います。

今回は途中まで一夜干し作りのつもりだったから開いたんだけど、これはこれで頭をサクッと揚げようとして身がちょっと焦げ気味、なんてことにならずに良い感じ。
頭と骨のサクサク、そして、身は薄いものの甘みがあってうまいですね。

 

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. ハタハタも食べたこと無い魚ですがビールに合うであろうことはわかりました(笑)

    • Nori1022さん、こんばんは。

      ハタハタは四国周辺では獲れないですよね。
      白身で深めの場所に棲んでいて、タラを小さくしたようなイメージの魚です。
      よく鍋に入れたりしますが、サイズがちょうどから揚げにも良い感じです。
      ビールに合うのは間違いありません(笑)

  2. から揚げは食べたことないけど、旨いでしょうね。

    ハタハタの一夜干し、ボク大好きです。^^
    あの小さい魚なのに、脂がしっかり乗ってて、かつくどくなくて。

    次は、ぜひ干してみてください。
    から揚げでは感じられない、繊細な脂の甘みを楽しめると思います。

    • kuniさん、こんばんは。

      一夜干しにするつもりで開いてましたが、一日待ちきれずにから揚げにしちゃいました(笑)
      から揚げって大概どんな魚でもうまいんですけど、その魚の個性が薄れちゃうんですよね。魚そのものの味を堪能するなら、“刺身”か“焼き”が一番ですね。
      ハタハタの一夜干し、やっぱりうまいんですね! 今度試してみます(>_<)

  3. おはようございます。

    ハタハタを開きにして唐揚げなら、骨煎餅の様な感じのパリパリサクサクで、ましてや熱々なら間違いなく美味いでしょうね。
    やはり、素揚げか片栗粉位でシンプルな塩味が美味しいでしょう、ご馳走様。

    • マンボウさん、こんばんは。

      ハタハタは揚げるにちょうど良いサイズで、骨せんべいにふんわりした身もくっついている感じです(^_^) 熱々は最高でした。
      この魚、白身でクセもないので、他にもいろんな料理に使えそうです。
      タラをサイズダウンしたような魚だと思いました。

  4. おはようございます。
    ハタハタこんな棘があったなんて知りませんでした。
    やはり何か役に立つんでしょうかね?
    そういえば鯵等の硬いゼイゴを持つ魚って大型魚に襲われた時
    集団でゼイゴを敵にこすり付け身を守るみたいですよ。
    一夜干し、ますます焼酎すすんでしまいます。

    • テクニカルゲームさん、こんばんは。

      今までは鍋に入っているのをつついて食べる程度だったので、私もえら蓋のトゲの存在は気にしていませんでした。
      自分でさばいてみて初めて気付きました。かなりしっかりしたトゲなので、身を守るのに役立ってるんですかねー。
      アジのゼイゴにもそんな役割があったんですね(^_^)

  5. ビールが進みそうな一品!!ってか間違いなく進む(笑)

    ハタハタ、美味しいですよね。

    私、頭と内臓を取ってパン粉をつけて揚げるのも好き
    です。
    意外と骨が気にならないし身がホクホク。

    唐揚げでサクッ。フライでホクッ。
    どちらも捨て難い~(笑)

    • Pママさん、こんばんは。

      揚げ物ってほんとにビールに合いますよねー。これはビール無しは考えられません(笑) 煮付けだと日本酒って感じですけども。
      ハタハタの身はうまいですねー。
      パン粉を付けて揚げるのも芳ばしさがアップして良さそうですね。今度試してみまーす(^_^)

  6. ご無沙汰です。
    ハタハタうまいっすよね!女房が時期になると生協でハタハタの丸干しみたいなやつをよく買います。軽く焼いて食べるとうまいです。唐揚げも絶対うまそう!
    お魚さんには申し訳ないけど、、、お魚はおいしいですよねぇ。。。

    • やっこおはぎさん、こんばんは。

      ハタハタの身はうまみがあるので、干すと一段とうまいですね。
      初めてから揚げにしてみましたが、これもイケましたー(^_^)
      私は子どもの頃から魚が大好きなんです。魚を食べるのが好きだから釣りが好きなのか、釣りが好きだから食べるのも好きなのか、わかりませんけど(笑)

  7. これは揚げたてが美味しいこと間違いなしですね。
    自分では料理できません^^;

    ちょりの際にトゲが有る魚はたまに聞きますがこれだけは注意です。(^^)

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。

      揚げたては最高ですね。
      居酒屋でつい話に夢中になっていて、気付いたら注文した揚げ物が冷めちゃって、、、という残念な経験がよくあります(^_^;)
      いままで特に気にしていませんでした、自分で開いてみたら結構存在感のあるトゲでしたよ。要注意です。

  8. おはようございます。
    ハタハタは鍋で食べた事はありますが、淡白で骨ばかりのイメージしかなかったんですが、唐揚げですか美味しそうですね、唐揚げは暖かいうちが最高ですね、この料理ケチをつけるならばビールが進み過ぎるのが欠点でしょう。

    • ハックルさん、こんばんは。

      頭でっかちで、身だけだと食べるところが少ないですが、から揚げだと全部食べられていいですね。
      身は白身の中でもかなりうまい魚だと思いますね。
      熱々をビールと一緒にいきたいですね。ビールの飲み過ぎについては自己責任でお願いします(笑)