枯葉や松ぼっくり、小枝なんかを燃やして使えるエンバーリットストーブ。
なかなか使えそうで気に入っています。使ってみないとわからないので、とりあえず安い方のステンレス製を買ったけど、こんなことなら最初から軽量なチタン製を買っても良かったな。
でも、重さは半分以下だけど、価格も倍近くするのです。チタンって高い材料なんですね。
ところで、先日書いた通り、鍋底が煤だらけ。
現地で少し洗ってそのまま収納メッシュ袋に入れて持ち帰りました。気にしなければそれほど問題じゃないですが、きれいにできないものか。
↑とりあえず、メラミンスポンジで磨いてみよう。
茶渋や湯垢なんかが落とせるっていう例のスポンジね。100均にも売ってますね。
水を含ませてから力を入れて磨きます。
ちょっとやそっとじゃ落ちませんが、スポンジの上から親指の爪を押しつけるようにしてこするとかなり落ちました。でも、これで全体をきれいにするのはかなり大変。
メラミンスポンジは汚れを削りながらきれいにしているらしいので、使う素材には注意が必要です。
アルミ鍋はまぁ問題ないと思いますが。
鍋に食べ物が焦げ付いた時によく、重曹や酢を入れて煮立てるという方法がありますね。
あれでやってみます。
ただ、調べてみるとアルミに重曹を使ってはいけないらしいです。そこで酢でやってみます。
↑煤だらけの鍋が入るくらいの大きさの鍋に水1Lを入れ、酢を大さじ2杯入れて沸かします。
そこに鍋底を付けるようにしてしばらく煮ます。
途中から、煤だらけの鍋の中にこのお湯を汲んで沈むようにしました。
5分くらい煮てからそのまま冷めるまでおいておきます。
今回は一晩そのままおいておきました。
↑朝になって、取り出したところ。見た目全然変わってません(T_T)
でも、指で触ってみるとするっと煤が落ちます。
スポンジで軽くこすってみると、みるみるうちに煤が落ちます!
おぉー!
↑ピッカピカ!! すばらしい。
煤が付いてもきれいに落とせることがわかりました。
ネイチャーストーブで使う時には以下いずれかの予防策が有効のようです。
(1)食器用洗剤を塗ってから火にかける。
(2)石けん水を塗ってから火にかける。
(3)酢を塗ってから火にかける。
渓流で食器用洗剤はまずいだろうな。石鹸なら川に流さなければOKかな。
酢なら問題なさそうだけど、効果あるのか、ほんとに。
まぁ、その辺はまた試してみることにします。
ネイチャーストーブでも焚き火でもそうですが、火を焚くってなんか安らぐんですよね。
夜だったら、焚き火を見ているだけで全く飽きない。
日夜危険が襲ってくる大自然の中で、火を焚くってことで人間は安心を手に入れたんでしょうね。太古から受け継がれた遺伝子が、火のありがたみを覚えているのかもしれない
。
★後日追記:
クッカーの外側にエコ洗剤を塗って試用してみた結果はこちらに書きました。
その後、クッカー類は現地ではキッチンペーパーで拭き取るくらいにして帰ってきてからちゃんと洗うようにしたので、エコ洗剤は使わなくなりました。
それと、ピコグリル398の使い勝手があまりにも良いので、焚き火調理を頻繁にするようになってからクッカーの外側の煤はブラックコーティングのようになって手も汚れないのでそのまま使うことにしました。
コメント
モンベルのオールパーパスソープは確か環境に優しいはずですよ。
お求めは当ブログアマゾンリンクより(笑)
いわなたろうさん、こんばんは。
おぉー、モンベルからそんなの出てましたか。ありがとうございます。
環境に優しい石鹸なら鍋底に塗るのに良さそうですね。
早速、たろうさんのブログのアマゾン検索から見てみよう(笑)
ほほぅ
へぇえ~~
あの 焦げってのは、筋肉使わなくても落せるんですねぇ
うちにあるフライパンや鍋やコンロや・・・
ヤッテミマス。
しかしリコさん 今更ですが根っからのアウトドアマンですな。
リコさんのズクには関心!というよりうらやましい。
ズクのない人の何倍も人生楽しいですよね。キット
やっこおはぎさん、こんばんは。
酢を使ったら、筋力ゼロで落とせました。
アルミはNGですが、他の素材なら重曹も威力あるようですよ。
アウトドアマンってほどのものじゃないですが、野外にいる時が一番生き生きしていることは確かですね。
ズクだけは自信があります。周りからはよく呆れられますが(笑)
メラミンスポンジで体こすってみたことある私め(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
なんですと!? メラミンスポンジで体をこすった?
あのスポンジ見た目以上に研磨力があるので、結構痛かったのでは。
皮膚が厚い人は、垢すりにも使えるのかな。いや、やっぱり無理でしょう(笑)
あ、そう言えばこのスポンジで「歯を磨いてはいけない」というのをどこかで見たような。
こんばんは。
これはまた!!
目からウロコ、なべ底から煤ですね、何事にもマメです、そして研究心とズクのあるのには驚きます、参議院選に出馬したらいかがでしょう、行動力のある「言った事実現党」などどうでしょう。
ハックルさん、こんばんは。
私もやってみて、あまりにきれいになったのでびっくりでした。
気になり出すとやってみたくなる性格なんです。まぁ、良いことはあんまりないんですけどね。
政治家ですか(笑)一番私に向いていない職業のような気がします。どこかの知事さんのような図太さは持ち合わせていないので(^_^;)
政治家さんには『言ったこと実現』して欲しいですね。
こんばんは。
煤が保護層になってアルミ鍋自体は長持ちしたりして。
煤と呼ぶのは止めて、燻アルミ色になったと呼べばそのままで済んだりして・・。
マンボウさん、こんばんは。
確かに、他の物に汚れが付かなければそのままにしておいた方が、耐久性アップになるかもしれませんね。
燻アルミ色(笑)なかなかいいかもしれません。
ここまで真っ黒じゃなくて、チタンの焼き色みたいな感じだとかっこいいんですけどね(^_^)
凄いですねぇ!
こんなに綺麗にツルリと一皮剥けるものなんですね!
これは、読んでて予想できなかったですよ。^^
kuniさん、こんばんは。
私も半信半疑でやってみて、結果に驚きです。
一晩浸けた後の見た目は全然変わってないし、こりゃやっぱりダメか・・・と思ったら触ってみてビックリ。するっときれいになりました。
次回は使用前に予防策を講じてみたいと思います(^_^)
こんにちは。
コインも酢に漬けると綺麗になるので同じ原理でしょうか。
同じ料理でも綺麗な調理器具で作ったら、より美味しそうに仕上がりますね(^^)
七流釣師さん、こんばんは。
確かに10円玉を酢に浸けるときれいになると、聞いたことがありますね。
同じ原理なのかわかりませんが、効果のほどは絶大でビックリしました。
外側なので、煤だらけでもあまり問題はありませんが、やっぱりきれいな道具の方が気持ち料理できますね(^_^)