先日、初めて渓流に一泊した天竜川水系龍の川(私が勝手に付けた名前)。
おかしいなー、箸と一緒に入れてきたと思ったんだけど・・・
いくら探してもザックには入っていないようだ。ということは、川に置いてきてしまったのか?
お気に入りのやつだったし、探しに行く?
またあんなとこまで上っていくの? 先週行ける時間はあったけど、中央アルプスへと釣りに向かっちゃって、結局10日以上経った6月22日ようやく重い腰を上げたのです。次の日から結構雨が降りそうだし。
↑いつも大活躍、お気に入りの自転車で上っていきます。今日は30Lのザックを背負っているだけなので、軽々上って行けます。スプーンを探しに行くだけならこのザックもいらないんだけど、せっかく上っていくのでちょっとだけ釣りもしちゃおうという魂胆です(笑)まぁ、ちょっとだけね。
途中の木に白い花が房なりに咲いていました。この花、先日の黒川でも咲いていました。
遠目にはニセアカシアのように見えたけど、咲く時期が違うし、近寄って見たらオシベが長い独特の花でした。葉の形も全然違う。ニセアカシアのように良い匂いはしませんね。無香。
↑あ、なんかいる。猿? 熊の子どもじゃないよね?
良く見るとイノシシでした。熊鈴を手で振って強く鳴らしてもも全然気付いてくれません。
自転車のベルを何回も鳴らしたらやっとこちらに気付いて、
「ブヒッ」(そう聞こえた)と一声鳴くと、左の小屋の影からウリ坊(イノシシの子ども)がぞろぞろ出てきました。
そして、親の後ろに並んで走っていきました。かわいいやつらだ(^_^)
写真を拡大してみると、全部で7匹の子どもがいたようです。
↑前回にはなかった落石が結構あります。
やはり雨が降ると崩れやすくなるんですね。気を付けて上らなければ。
↑ベースキャンプ地到着。懐かしい(笑)
テントを張った辺りを探しますが、うーん、スプーン落ちてないな。
川辺でスプーンをちょっとすすいだ気もするけど、そっちに落ちてるかな。
↑あったー! あったよ、スプーン。
雨が降ったせいでこの前より水が増えて水に浸かっていたけど、見つかった。
もっと雨が降ったら流されていたかも。今日来て良かった!
どこに置き忘れたかわからないし、行っても見つからないかもなー、と半分諦め気分だったので、見つかってうれしい! 今日はこのまま帰ってもいいくらい。
とは言え、せっかくここまで来たからちょっとだけ釣りもしていきます。
自転車で少し下って、ちょっとだけルアーで遊んでみます。
なぜルアーかというと、荷物が少ないし今日はそんなに時間がないのでお試し程度に。
↑こんなとこから川に降りて。
ルアーロッドは、昨年源流用に購入したパックロッド、ダイワファントムNT504TUL(楽天市場で見る・アマゾンで見る)。源流用の振り出し竿なので、ザックに入れて持ち歩けるところが魅力です。普段使ってるルアーロッドよりティップが硬めですが、まぁ慣れれば大丈夫でしょう。価格もお手頃でGOOD。リールはずっと昔から使っているシマノアルテグラ1000。今はだいぶ進化してもっと良くなってます(楽天市場で見る・アマゾンで見る)。
しばらくSCシャッド(ホロアカキン)を投げますが、反応ないですね。
↑ここは右から沢が小さな滝状に合流していて、いかにも魚がいそう。
最初にSCシャッドを何度も投げても反応ないので、パニッシュF(ヤマメ)に変えて1投目にトゥイッチングで誘ったらきました。20cmちょっとのイワナ。
↑それからもフローティングミノーには反応は良いんですが、小さいんですよね。
↑愛用のコンパクトデジカメTG-3。
景色や魚の写真は今まで『iAUTO』のモードで撮ってましたが、プログラムAUTOで撮ったらなんだか雰囲気のある鮮やかな写真になりますね。
でも、上下に勝手にボケが入るのが良いような悪いような??
★後日追記:
これはプログラムが『ジオラマ』に設定されていたからでした。渓流の写真をきれいに撮ろうと思ったら『Vivid』に設定するといいですね。
↑ここでもイワナが追ってくるのが見えましたが、足下まで来てUターン。
ここにもワサビがあった。今度イワナの刺身を食べるときは天然ワサビでいこう。
↑ここは小さな落ち込みなんですが、D-コンタクト(鮎)を打ち込んだ瞬間にアタックしてきました。まるでドライフライのような出方でした。チビッコなのに、こんなミノーに食いつくとは。
↑ここは昨年尺イワナをキャッチしたポイント。
SCシャッドを投げて泳がせてくると、上からこちらに向かって追いかけて来る大きな黒い魚影が!!
あともう少しでルアーをくわえるか、と言うところでUターン。
もしかしたら、昨年リリースしたやつかも。出てきた場所も同じだし。
次回、フライで再挑戦しよう。
↑前回全く手出しできなかった、大きな壺。
D-コンタクトを沈めてアクションを加えても、反応なし。むずかしいなー。
最後になんとなくスピナー(パンサー)を投げたら、ガツンとアタリました!
壺まで近づけないので、下の段に落としてなんとかランディング。
サイズはそれほどじゃないですが、ランディングにちょっと手こずりました。
もっと大きいのが潜んでいそうなんだけど釣れたので良しとして、これで今日は帰ります。
今年は基本的にはフライに専念ですが、たまにルアーを投げると新鮮(^_^)
ともかく、本題の『スプーン救出作戦』は成功したのです。
まぁ、それ以前に忘れものをするなよ、って話ですがね(笑)
コメント
こんばんは。
よく見つかりましたね、スプーン。
フィールドで、しかも10日以上経って見つかるとは、よほど縁があるんでしょう。
今後はお守りにしなくちゃいけませんね。
おまけの釣りも結構楽しめたようで、良い山行きでした。
マンボウさん、こんばんは。
半分諦めてましたが、見つかったのには自分でもちょっとびっくりです。
そうですね、一泊の時にはお守り代わりに持ち歩きます。
釣りはほんとにオマケ程度でしたが、こちらも意外と楽しめて良かったです(^_^)
見つかってよかったですね。
偏光グラスを魚どめの滝に忘れて帰ったことあり(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
スプーン程度だと諦めがつきますが、話が偏光グラスとなると何が何でも回収しに行きますね、私だったら(笑)
次の日が仕事でも、早朝から取りに向かっちゃうかも。
でも、“魚止めの滝”となるとかなりハードな作戦になりそうですね(^_^;)
お気に入りのアイテムなら、そこまでしてでも探しに行く価値はありますね。^^
見つかって良かった。
それだけ水に晒されてたら、きっと綺麗に洗浄できてたでしょう。(笑)
ルアータックル持って行ったなら、今回の釣行に関してはルアーセレクトは『スプーン』でしょう?!
これを読んで唐突に20年以上前にスミスのライトニングウォブラーというスプーンで、イワナをたくさん釣ったのを思い出しました。
kuniさん、こんばんは。
半分は諦めてたんですよね。間に別の川に釣りに行っちゃったくらいですから(笑)
水にさらされてきれいになってましたが、持ち手の木部はしっかり水分を吸収してました(>_<) 確かに、確かに。“スプーン”を投げるべきでした(笑) ライトニングウォブラー、ハンマー叩き加工のやつを私もいくつか持ってます。 渓流ではどうしてもミノーが主体になっちゃうんですけど(^_^;)
こんばんは
良く見つけましたね!!!(^^)
だいたい探しても沢に落としたのは見つからないのに頑張りました。
以前にナガサを無くして三人で探しましたが残念ながら有りませんでした。
愛着のあるものは気を付けましょう(^^)
私はちょくちょく心を置き去りにしてきます。(笑)
幻の渓流師さん、こんばんは。
ほんとに見つかったのが不思議で仕方ありません。
「ナガサ」って知らなかったんですが、検索すると「マタギに用いられている狩猟刀」だとか。鉈の尖ったようなヤツですかね?
スプーンくらいなら諦めつきますが、それはちょっと痛いですねー。
私もこれからは気を付けるようにします(^_^;)
10日以上経っていたのによく見つかりましたね。流されてたりしてもおかしくないのに。お気に入りは大事にしたいですね。
akiさん、こんばんは。
半分諦めていて、探しに行くかどうかも迷っていたくらいなんですよね。
当日の朝、目覚めたら急に「あれを探しに行かなくちゃ」という気持ちになって、行ってみたら川の中で光ってました。
たぶん川岸に置き忘れたんだと思いますが、増水して川の中になってました。もう少し増水すれば流されてましたね。
これからは大事にしたいと思います(^_^)
こんにちは。
お気に入りのスプーン見つかって良かったですね。
今までにイノシシには出会った事が無いです。
ウリボウ可愛かったでしょうね。
無茶1さん、こんばんは。
とても見つからないだろうと思ってましたが、見つかってびっくりです(笑)
今後は大事にしたいと思います。
イノシシ、最初は子熊かと思ってちょっとビビリました。
親もそれほど大きくはなかったですが、ウリ坊はほんとにかわいかったですよ。親の後ろに横一列になって林道をちょこちょこ走り、やがて斜面を登って行きました。
お気に入りのスプーン見つかって大成功でしたね
其れだけ自然が荒らされて無いのかな
私もお気に入りの「銀のライター」を落として
数回も釣行しましたが残念見つかりませんでした
落とした場所は源流の駐車場ったので—-拾われたかも。
毎度ながら素晴らしい渓相に羨ましい限りです。
釣りお爺さん、こんばんは。
作戦としては大成功でした(^_^)
銀のライターですか。それは惜しいことをしましたね。
駐車場だとやはり人間の仕業でしょうね・・・
私のスプーンは高価なものではありませんが「なくしたのは銀のスプーンです」と言っとけば、銀のスプーンが帰ってきたかも?(笑)