今年から渓流泊(沢泊)釣行をしようということで、テントや調理器具などいろんなものを購入しました。
◎テントについてはこちら。
◎ストーブについてはこちら。
◎クッカーについてはこちら。
そんな中で、調理には欠かせない調味料の持ち運びについては、地味だけど意外と重要なんですよね。
他の物と一緒に、試しに購入したのはこれ。価格が安かったので。
CAPTAIN STAG デア ボトルセット6本組(楽天で見る)。
80ccと40cc各3本ずつのセットです。ラベルシールも付属で、「しょうゆ」「オイル」「ソース」「ケチャップ」と書かれているものの他に空欄のシールに自分で記入もできます。
買った直後の南アルプスへの釣行の時に、80ccの方にめんつゆを入れてもっていきました。
これ実際に使ってみると、写真2枚目のフタをねじ込んである部分から中身がにじみ出てくるんですよね(>_<)
個体差があるのかと思って他のものに醤油を入れて持ち歩いてみましたが、やっぱりにじんできます。
まっすぐ立てたまま持ち歩けばそんなことないのかもしれませんが、ザックに入れての山行の場合はそんなに安静に持ち歩くのは無理ですよね。
「しょうゆ」や「オイル」と書かれたシールが用意されてますが、それらには向きません。
マヨネーズやケチャップなど濃度の高いものなら問題ないかもしれませんが、それらの場合ちょっと出しにくいので使い勝手はイマイチ。
結局のところ、塩やコショウ、乾燥バジルなんかを入れるのが一番無難。
液体を持ち運ぶのに別のものを探してみました。
液体を持ち運ぶにはこれがいい。
エコ洗剤、エッグケースと一緒にアマゾンで買ったナルゲンのボトル類(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
広口ボトル120mlのものと30ml、ふた付小物入18mlのもの。
nalgene(ナルゲン)というボトルメーカー
これアマゾンのレビューで液体を入れても全然漏れないと評判が良いんですよ。
nalgene(ナルゲン)というメーカー、私は知りませんでしたがもともと研究用の装備品のメーカーだったようです。その精度が高くて信頼性の高いボトル類をアウトドアでも使う人が増えて、アウトドア用の水筒やボトル類を作るようになったんだとか。
広口ボトルはねじ込み式のフタで、小物入れの方は昔のフィルムケースのようにかぶせるフタです。
横川川一泊釣行の時に、120mlのボトルにエコ洗剤とサラダ油を入れてザックに入れて持ち歩いてみました。洗剤の方にはフタのくぼみに赤マジックでマークしておきました。
ボトルに直接マジックで書いても良いし、サラダ油の方は黄色っぽいから区別つくけどね。
小物入れには、塩とブラックペッパーを入れてみました。1〜2泊釣行ならこれだけの量で十分ですね。
ザックに入れて持ち歩き、横にしたりしても液体は全く漏れませんでした。
きっとフタのネジ込み部分がしっかり作られているんでしょう。CAPTAIN STAGのものと見た目は大差ないようでも、性能は全く違います。これなら安心して使えます。
塩コショウを入れた小物入れも超コンパクトでイイ感じです。
サラダ油は60mlのボトルで、エコ洗剤は30mlでも十分ですね。
エコ洗剤は食器を洗うのに使うわけではなく、ネイチャーストーブを使う時にクッカーの外側に煤予防のために薄く塗るだけなので、ほんのちょっとあればいいんです。
私が買おうとした時には残念ながら60mlのものは在庫切れでした。
その後、クッカー類は現地ではキッチンペーパーで拭き取るくらいにして帰ってきてからちゃんと洗うようにしたので、エコ洗剤は使わなくなりました。
これらのボトル類、単価は安いんですが、ネットだと送料がかかっちゃうのが難点です。他の物と一緒に買うか、近くのアウトドアショップで見つけたら買うのがいいですね。
私はアマゾンに在庫があった時に他のものと一緒に買ったので送料かかりませんでしたが、人気商品らしく在庫切れになることも多いです。
当初、調味料はこんな感じに少量の市販品をそのまま持って行けばいいと思ってましたが、ビン入りの塩やコショウは意外と重いんですよね。
★後日追記:
その後、ナルゲンのボトル類をすっきりまとめられるトレックコンテナポーチを購入しました。これは便利です。詳しくはこちら。
醤油や油もナルゲンの広口ボトルで持ち歩いていて、注ぎ口から垂れてしまうのが唯一の欠点だったんですが、もっと素晴らしいボトルをなんとダイソーさんで発見しました。
これは使える!エッグホルダー。
もう一つ一緒に購入して、重宝しているのがエッグホルダー(エッグケース)です。
その名の通り、生卵を持ち運ぶためのケースです。
まぁ、見ての通り卵2つ入る卵ケースです(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
各メーカーから同じようなものが出ています。
4つまたは6つ入るタイプもあります。
フタはきっちりロックできる(写真赤丸印)ので、安心です。
Lサイズの卵だとほぼぴったり入ります。赤矢印部分に突起が四つずつ出ていて、これがクッションのような役割を果たしているようです。
小さめの卵の場合は、写真2枚目のようにティッシュを一枚折りたたんで入れるといいですね。
暑い時期になってくると食材の持ち運びには気を遣わないといけないですね。
特に、生鮮食品は大変ですが、生卵はもともと常温保存が可能なのでとても便利な食材なんですよね。“割れやすい”ということが欠点ですが、このケースに入れてさらにクッカーなどにうまく収納すれば、万全です。
生卵よりゆで卵の方が腐りにくいと思っている人もいるかもしれませんが、ゆで卵の方が腐りやすいのでご注意を。
卵を渓流に持って行くと料理の幅が広がって楽しいですね(^_^)
コメント
おはようございます。
いよいよ本格的になってきましたね。
これだけの装備が備わっていましたら 黒部の岩魚にもトライできますね。
卵、そうなんですよね!今の時期 ゆで卵等余熱を取ってから冷蔵庫に入れませんと直ぐに駄目になってしまいます。
テクニカルゲームさん、こんばんは。
実際に使ってみないとわからないことがありますね。少しずつ使い勝手の良い装備を充実させたいです。
黒部の岩魚、詳しく知らないですが沢登りの技術とか必要じゃないですか、もしかしたら(^_^;)
夏はゆで卵要注意ですね。ゆで卵に限らず食中毒の多い時期ではありますが。
ナルゲンって、確か元々化学薬品とかを密閉する容器を作ってたメーカーさん?
なんとなく大学の実験室で使ってたような気がします。^^
薬品が簡単に漏れたら、大変ですもんね。
卵の容器は知ってたけど、持ってなかったです。
リコプテラさんが使ってるを見たら、ちょっと欲しくなりました。
kuniさん、こんばんは。
そうです、そちらが専門だったメーカーさんです。容器に関しては絶大の信頼があるらしいです。私は今回調べて初めて知りましたが(^_^;)
こんなのでほんとに生卵が割れないの? なんて半信半疑でしたが、ザックに入れて自転車で林道走っても全く割れませんでした。使えますよ、これ。
エッグケースいいですね!
野外調理で卵が使えると料理の幅もグッと広がりますね。これは買っておきたい…
akiさん、こんばんは。
このケース、想像以上にいいです。
持ち運びが大変そうな生卵を全く気を遣わずにアウトドアに持って行けます。
そうなんですよ。卵があるだけで、ちょっと豪華な野外食になりますね。
お手頃価格だし、おすすめです(^_^)
こんばんは。
ナルゲン、仕事柄取扱いがありますよ(^○^)
でも、業務用なので500個入りとかになりますが(笑)
本来は実験器具や検体の保存容器を作っている海外メーカーです。
プラスチック系のボトルは本体と蓋を別々に作るのでパッキン無しで密閉するのは難しいのです。押しぶた式の容器があれば漏れは少ないと思いますよ。
七流釣師さん、こんばんは。
仕事で取り扱いがあるとは!
500個というロットはさすがに個人利用できませんね(笑)
シビアな世界で使われている容器メーカーのようですね。使ってみてわかりましたが、100鈞にあるようなものとは品質が全然違いますね。
このボトルは液体を入れても全然漏れませんでした(^_^)
どんどん装備が充実していきますね。
僕もテントが欲しいですが一人で宿泊はちょっとビビる(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
やっぱり実際に使ってみないとわからないことありますね。
一発で当たりの場合もありますが、徐々に買い替えないといけないものも出てきそうです。
テント、3〜4人用を買って愉快な仲間たちと一緒ってのもいいんじゃないですか(^_^)