先日季節外れのマツタケを採った時に、秋までキノコパトロールはお休みと書きましたが、夏に採れるキノコ『チチタケ』のことを思い出したので、ここ最近夕方になると雨が降ってるし、早朝パトロールに行って来ました。
実家の裏山みたいなとこなので、まぁ、朝の散歩みたいなもんです。
夏に採れるキノコもあるんです。
例年だともう少し後お盆前後にたくさん採れると思うのですが、果たしてどうでしょう。
こんな雑木林を登っていくと、赤松混じりになります。
お、早速出てるじゃないですか!
チチタケという名前の由来。
こんな感じのキノコです。
赤茶色の傘はスウェード皮のような質感で、ツヤもヌメリもありません。
ちょっと傷つけると白い乳液が出てきます。
だからチチタケと名前がついたんでしょう。このキノコは間違えるようなものもないので、初心者でも安心して採れます。
ウチの辺りでは“チータケ”とちょっとわかいらしく呼んでいます(^_^)
このキノコ、私が子どもの頃よく祖父母に連れられて採りに行った記憶があります。
食べたのは味噌汁の具になっていたのを覚えているくらいです。
味の方はどうなの?
食感がボソボソしていてあんまりうまくなかったんですよね、子ども心に(>_<)
でも、良いダシが出るから栃木の方では蕎麦やうどんに入れるんだとか。
ネット検索してたら、こんな記載が。
栃木では、江戸時代から珍重され、チチタケは乱獲によって収量が少なくなっていて、一時はマツタケ以上の高値で取引されていたこともあったとか。
ほんとですか!?
マツタケより高いならじゃんじゃん採ってくるよチチタケ(笑)
今回はちょっと歩いただけなのでこんなところですね。
例年だとお盆頃に良く採れるので、今年は少し早い気がします。
8月は源流釣行に専念なんて言ってたクセに、もう一度くらいは山も歩こう。
何か別のキノコも採れるかもしれないし(^_^)
コメント
ムムム…
これは何だか見た事があるゾ(^○^)
大町では家の周囲はほぼ赤松の森なんです。
でも、マツタケの季節にはいったことがないのですが、夏休みに行った時に見た事があるような、無いような…(笑)
傷つけて白い液体出てきたら大丈夫ですかね?たしか足で蹴っ飛ばすとパサパサだった気がするなァ…
七流釣師さん、こんばんは。
周囲が赤松林とは見逃せませんね(笑)
夏休みに見たのはおそらくチチタケでしょう。
同じように乳液が出て似ているものにキチチタケというのがあります。
http://www.sakanakokoro.com/2016/07/17/12704/
こちらは毒ですが、白い乳液がすぐ黄色っぽく変わるし、傘の色が薄く年輪状の模様があるので一度見れば違いは歴然です。キチチタケは夏にはあんまり生えませんし。
今日はチチタケを茄子とピリ辛炒めにしてみました。意外とイケました(^_^)
こんばんは。
今回の雑木林も下草や低木が程々しか無くて、松葉が豊富そうで実に良い感じの植生ですね。
渓流王国ならぬ、山菜王国信州です。
マンボウさん、こんばんは。
マツタケを始め、きのこが良く採れる場所は下藪がなくて風通しが良いというのが共通の条件ですね。
信州は“海無し県”とよく言われますが、その分山の幸はほんとに豊富で他県に自慢できる渓流もたくさんあるので、幸せなことだと思います(^_^)
マツタケ採れなくなて久しいこちら。
最後に食べたのはいつの日か。
Nori1022さん、こんばんは。
確か赤松が全滅しちゃったとか言ってましたよね。残念ですね。
マツタケも松林の生長と共にとれる地域が変わってくるらしいので、こちらもいつまで採れるかわかりませんが。
私は土用の丑の日にウナギを食べ損ね、1年以上食べてないですね(笑)
“信州のマツタケ”と“四万十のウナギ”どちらも甲乙付けがたい天然の贅沢食材ですね(^_^)
乳茸はこの時期の栃木、福島を賑わせています。
那須との炒めが一番と皆さんが言っております。(^_^;)
私は以前に一度採りに出かけて食べましたが・・・よく分かっていません。
以来食べてません(笑)
幻の渓流師さん、こんばんは。
チチタケは子どもの頃から、祖父母に連れられて良く採りに行ったのでなじみ深いキノコです。
ただ、当時はあまりうまいとは思わなかったんですよね(^_^;)
夏場、白い乳液の出るキノコなのでわかりやすいと思います。
毒のキチチタケが似ていると言えば似てますが、一度見れば間違えないでしょう。
http://www.sakanakokoro.com/2016/07/17/12704/