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夏の陸生昆虫はおいしそう|ピーコックパラシュート

フライタイイング勉強中
この記事は約3分で読めます。

先日、蜘蛛を模したフライを巻きましたが、今度は特定の虫と言うわけではないけど夏場によく魚が反応してくれるピーコックパラシュートを巻きます。

ピーコックは繊毛を取り除けばカゲロウ類の胴体のようになるし、そのまま巻けばその怪しげな輝きが毛虫や甲虫のようにも見えるというフライにはなくてはならないマテリアル。

マテリアルって「材料」のことですよ。だったら「材料」って言えばいいのに、まぁフライフィッシングの場合なんでも横文字にしとかないとね。
そのくせ「尺岩魚」とか言って日本固有の単位も使ったりするがおかしいけど(笑)

ピーコックパラシュート・レッドボトム

◎フック:TMC212Y #13
◎スレッド:8/0(ブラック)
◎ボディー:ピーコックハール&ユニフロス(レッド)
◎ハックル:コックネック(ブラック)
◎ウイング:エアロドライウイング(ピンク)

160720ピーコックパラシュート01 160720ピーコックパラシュート02
スレッドで下巻きします。カーブシャンクなのでちょっと巻きにくいですね。
バイスに固定する角度を途中で少し変えながら巻いてみました。
レッドフロスを固定します。

赤いお尻が魚を惹きつけそうな気がする。

160720ピーコックパラシュート03 160720ピーコックパラシュート04
お尻の部分にレッドフロスを巻いてスレッドで固定し、余分をカット。
ピーコックハールを取り付けます。

160720ピーコックパラシュート05 160720ピーコックパラシュート06
エアロドライウイングを取り付け、ウイングポストとして巻き上げます。
ブラックのコックネックを1枚取り付けます。ピーコックハールをアイに向かって巻き、スレッドで固定。
この辺りの工程はアダムスパラシュートと同様なのでこちらをご覧下さい。

160720ピーコックパラシュート07
コックネックを下に向かって5回転巻いたらスレッドで留め、ハックルとフックの間でウィップフィニッシュ、結び目にヘッドセメントを少量塗ったら完成です。

160720ピーコックパラシュート08
思いつきでレッドフロスをお尻にワンポイントで入れてみました。
レッドフロスをボディーの真ん中に入れて、ムネアカオオアリを模したものにした方が良いんじゃないの?という気がしないでもないけど、それならロイヤルコーチマンがあるからね。

160720ピーコックパラシュート09

浮くか沈むかギリギリのバランスが良いのかも。

フライフィッシングを本格的に始めて(本格的にと言っても自己流だけど)から、2年が経過しました。
今でもアダムスパラシュートとエルクヘアカディスをメインで使っていますが最近は視認性や浮力を重視して、ハックルを厚めに巻いています。
パラシュートのウイングポストも今までエアロドライウイングを半分に裂いて取り付けてましたが、最近は1本そのままを取り付け長さも長めにしています。

確かによく見えるし浮くようになったけど、どうも以前に比べて釣果が落ちてるような・・・

沈みやすくて見えづらいフライの方が釣れるのかもしれない。なかなか難しいですねー。
簡単に思い通りにならないところが、『釣りは一生飽きることのない趣味である』理由の一つですね(笑)

★後日追記:
このフライは三峰川二泊三日釣行で結構活躍してくれました。
夏場の大きいイワナにはかなり威力のあるフライだということがわかりました。

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コメント

  1. なにやら良い時間をお過ごしのようで・・・^^
    きっと、このパラシュートで良い釣りをして、良い食事をして、良い酒を飲んで、良い眠りに着かれることでしょう。
    キャンプ釣行記、楽しみにしています。

    • kuniさん、こんばんは。
      なんとか無事生還しました。おかげさまで充実した時間を過ごせました。
      このパラシュート釣れました!
      うっかりミスがありましたが、野外調理も野外アルコールも楽しみ、川の音を聞きながらぐっすり眠れました。
      キャンプ釣行記は明日以降アップ予定です(^_^)

  2. 贅沢中の贅沢ですね。
    飲み過ぎ注意ですよって、電波が届かないんですよね。
    私の行く渓も電波が届かない谷ばかりですが、たまには携帯から解放されるのも良いものです。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      無事帰って参りました(^_^)
      今の時代、電波の届かない場所でのんびり過ごすのは本当に贅沢かもしれません。
      私はアルコール弱いので普段はそんなに飲みませんが、渓流キャンプだと結構飲んじゃうんですよね(笑)
      尾根筋は電波届きますが、谷は届かない場所が多いですよね。私はその方がウレシイですけど。

  3. たくさん釣れましたか?

    ボクのフライ、特にEHCやパラシュートは今はハックルを薄くしています。
    スレッドやダビングを減らして軽くして表面張力に乗るようにしています。
    でも全体的にボリュームを出したいときはガッツリ巻きます♪

    • いわなたろうさん、こんばんは。
      初日、二日目と結構渋かったのですが、帰る日の午前中に爆釣モードに入りました。午後もそのまま釣り続けたかったですが、時間切れ。
      明日以降アップしますので、よろしかったらご覧下さい。
      以前にスレッドボディーのEHCを拝見しました。EHCやアダムスパラシュートはハックル薄めの方が釣れますよね、きっと。
      夏場はボサボサのシルエットで大物期待したいところではありますが(^_^)

  4. 個人的に、ピーコックを使ったフライはよく釣れる気がします。
    あのキラキラした感じを魚も好きなのかもしれませんね(笑)
    でも、フリューが取れてしまうのが難点(^_^;)

    • akiさん、こんばんは。
      ピーコックは実際に釣れますよね。あの玉虫色のマテリアルは魚から見ても虫っぽく見えるのかもしれないですね。
      価格もお手頃だし、いろんなフライに使えるので私も大好きなマテリアルです。おっしゃる通り耐久性だけが弱点ですねー(^_^;)

  5. パラシュートはピーコックかグースバイオットのボディですね。
    それしかよう作らんというだけですが。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      ピーコックはほんとによく釣れますが、グースバイオットも捨てがたい。
      私は9割方アダムスパラシュートとエルクヘアカディスで釣ってます(笑)
      ただ、夏になるとやっぱりピーコックを代表とするテレストリアル系を多用するようになりますね。