渓流釣りには危険がいっぱい。
渓流釣りをしていて怖いものと言えばやはり熊でしょうか。
最近は人里の近くに出てきて「ツキノワグマに襲われた」という報道もよく耳にします。
ただ私はどちらかというとスズメバチの方が怖いです。
中学生の頃に実家にブドウの木があってブドウを採ろうとしたら、どうやら裏にスズメバチが留まっていてそれを刺激してしまったらしく、「痛っ」と思った時には左腕を刺されていました(>_<)
しばらくすると腕は赤く腫れ上がり熱をもってきました。
どう考えてもヤバそうですが、うちの爺ちゃんは「蜂に刺された時は菊の葉をすり潰して塗っておけばいい」などと迷信めいたことを言います。私もその頃は疑いもせず庭にあった菊の葉をすり潰して塗っておきました。
※調べてみると、菊には確かに解毒作用があるようです。嘘じゃなかった（笑）
次の日学校に行ったら、パンパンに腫れた腕を見て「それ大丈夫なの？」とみんなに心配されました。それでも結局医者には行かずに治りました。
今でも腕を良く見ると刺された跡が判別できます。
一度刺されていると二度目はアナフィラキシーショックになることもあるというので恐れているのです。
持っていると安心。毒を吸い出す道具。
少し前にテクニカルゲームさんが紹介されていたのを見て、買っておかなきゃいけないのを思い出し、先日アウトドアショップで見かけたので即購入。
インセクトポイズンリムーバー（楽天で見る・アマゾンで見る
本体と説明書。
説明書を読むと、、、
- 刺されたら騒いだり動き回ったりしない。
- すぐにポイズンリムーバーを使って毒を吸い出す。遅くとも２分以内に使用すること。
- ナイフなどで傷口を広げてはいけない。傷口の付近に体毛がある場合は、吸引効果を高めるために毛を剃ってから使う。
- 傷口によってマウスピース（吸口）を差し替えて使う。
実際の使い方は、こうやって傷口にマウスピースを当てて、ピストンを引っぱり約60〜90秒そのままにします。写真２枚目はマウスピースの前後を差し替えて広口にした状態。
時間が経ったらピストンレバーを押し下げ初めの位置に戻し吸引を終了します。この吸引を数回繰り返して毒液を抽出します。
★蜂や毒蛇に噛まれた場合は、３分以上バキューム動作をする必要があります。
ヘビに噛まれた場合のことも書かれているということは、マムシに噛まれた場合も効果が期待できるということでしょう。
私の場合、渓流行ではトレッキングシューズかウェーディングシューズのどちらかを履いているので、まぁマムシの歯は通らないと思いますが。
ピストンレバーを押し下げるとポイズンリムーバーは簡単に外れます。その時皮膚の表面に吸出された毒液が出ているので、飛び散らさないように注意。
毒液は石鹸と水を使って丁寧に洗い落とし、その後消毒するか救急絆創膏を貼ります。
手当が完了したらマウスピースを外して洗い、付いている毒液を全部取り除き、マウスピースを消毒します。
※ポイズンリムーバー本体は洗ってはいけません。濡らしてしまうととシリンダー部の吸引力に影響が出るようです。
『２分以内に使用』って忙しいけど、ベストのポケットに入れておけば大丈夫ですね。
先日の二泊三日釣行の時にも、持って行きました。
あれだけ遠い場所だと、これを持っていないと致命傷になる可能性があるので。
これを持っていれば、車まで時間がかかる場所でも少しは安心感が増しますね。
渓流泊釣行の時には熊やマムシ、スズメバチよりもっと怖いのはもちろん幽霊ですよ（笑）
コメント
これ職場に置いてます。＾＾
ミツバチに刺されたお客さんの時にも使いましたが、一応効果はあったようですよ。
kuniさん、こんばんは。
あ、そうなんですね。屋外で人がたくさん集まるような場所だとこういうのも用意しておかないとですね。
効果があったなら何よりです。なるべく使わないに越したことはないですが、いざという時に、持っていると安心できます(^_^)
こんにちは。
スズメバチ、怖いですよね＾＾；
私もかれこれ３５年ほど前ですが、スズメバチに刺された経験があります。
遠足で休憩していた神社で刺されまして、そのままタクシーで近くの診療所に連れていかれた記憶があります。刺された場所がくるぶしのちょっと上あたりだったのですが、パンパンに腫れましたねｗ
風呂はしばらくの間、大きめのビニール袋で覆って入った気がします。
その後スズメバチに刺されたことはありませんが、
今でも刺されると影響ってあるんですかね？
ミツバチやアシナガバチなんかにはここ数年で刺されましたが、
キンカン塗って治りましたｗ
インセクトポイズンリムーバーかぁ～。
便利なものがあるんですね。
私は藪漕ぎをするので、刺されそうだなぁ・・・・
前向きに購入検討します！
5valainenさん、こんばんは。
刺されるとパンパンに腫れますよね。熱を持って痛いし(>_<) たぶんスズメバチに一度刺された人はそれが昔であっても２回目に刺されると危険度は増すんじゃないでしょうか。 この器具、結構使えそうですよ。お守り代わりにぜひ、どうぞ(^_^)
この時期のハチとアブは嫌ですね。
岩魚釣るところへ今時期行くとテジロアブが100匹位群がってきます。
車から出られない。
Nori1022さん、こんばんは。
あー、忘れてましたが、アブもかなりやばいですね。
あれだけ大きいのに人に気付かれないように肌に着地するあたり、恐ろしい能力です。そして、刺されるともの凄〜く、痛いですよね(>_<) アブって排気ガスの臭いに集まるんですかね。なぜか車に寄ってきますよね。
これは必修ですね。
自分も持ち歩いてますが幸い蜂と蛇には刺されていません。^^;
いざという時のために携帯する必需品です。
アブはしょっちゅう刺されてますね(笑)
何故か車を止めると襲ってきますね(笑)
幻の渓流師さん、こんばんは。
私、釣行では今のところ刺されたり噛まれたりしてませんが、持っていると安心感がありますね。
アブって車に寄ってくる性質がありますね。車体がキラキラ光るからなのか、それとも排気ガスの臭いが好きなのか。謎です(^_^;)
こんばんは。
確かに、スズメバチにやられる確率は熊より数倍高くて危険ですね。
でも、スズメバチに対しては、何も準備していません。
一度、対応法を考えてみなければいけません。
マンボウさん、こんばんは。
熊に出会うよりはかなり高い確率で出会ってますよね、スズメバチ。
普通はこちらからちょっかい出さなければ襲ってきませんが、悪気がなくてもうっかり刺激しちゃうことがあるので怖いです。
この器具をもっているとちょっと安心感ありますよ。
ポイズンリムーバーって意外と安いんですね。これからがスズメバチのヤバイ季節。私も探してみます。アナフィラキシーは蜂ではありませんが、数年前に食べ物のアレルギーで経験しました。蕁麻疹で気道まで腫れるので息が出来なくなるんです。その時は大町市民病院に泊まりましたよ（笑）
七流釣師さん、こんばんは。
そんなに高いものじゃないので、ぜひ。
アナフィラキシーを体験済みですか。呼吸困難になるとはなんともオソロシイですね(>_<) ポイズンリムーバーがあれば刺された直後に毒を吸い出すことが可能なので、応急処置とはいえ、かなり効果が期待できると思います。
こんばんは。
スズメバチ、怖いですね。
私は森林香を背中に背負っているのですが、森林香を背負ってからはスズメバチは寄ってこなくなりました。「メマトイ(目の周りにまとわりつく小さな虫)」も近寄らなくなって、一石二鳥です。
チャオさん、こんばんは。
「森林香」ってなんだろう？と思って検索してみたら、携帯型の蚊取り線香みたいなヤツなんですね。
メマトイ対策としては私はハッカ系の香りのスプレーを使ってますが、この森林香はなかなか強力そうですね。キャンプの時にテントで焚くのにも良さそうです。
これ、持っているだけで安心できるので、渓流や山に行く時には必ず持っていくようにしています。
皮膚が吸われる感じが面白くてずっと吸わせたままにしておいたらそこが内出血して青くなってました（笑）
akiさん、こんばんは。
持ってらっしゃいますか。
コンパクトなのでベストのポケットに入れても邪魔にならないですよね。これがあるだけで安心感が全然違いますね。
私はまだ使ってませんが、かなりの吸引力のようですね。やり過ぎ注意かもしれません（笑）
こんにちは。
蜂は怖いですね、昔はあまり騒がなかったけれど今はアレルギー性のショックが問題になっていますよね、その吸出し器あれば良いですね、オシッコでは効きませんよね。
ハックルさん、こんばんは。
スズメバチは幽霊の次に怖いです（笑）
ただ腫れるだけなら良いのですが、二度目はアナフィラキシーショックという命にかかわる症状が出る場合があるそうなので、一度刺されたことのある私はほんとに恐れています。
昔はオシッコでアンモニア消毒みたいなこと言ってましたね。あれって少しは効果あるんでしょうか(^_^;)
リコさんこんにちは。
インセクトポイズンリムーバー気になります。
海で釣りをしていると、スズメバチ、クマバチがコマセの匂いにつられて寄ってくるんですよねぇ。今度はハエ叩き持っていこうなんて考えてました。不意に刺されちゃうこともありますし、僕も持ってたほうがいいかも！あと 毒魚。
ハオコゼのとげが刺さったときは半日辛かった＞＜気合で血を絞り出しましたｗ
やっこおはぎさん、こんばんは。
この器具、高いものじゃないのでお守り代わりにぜひどうぞ。
海でもスズメバチやってきますか。コマセのにおいは確かに強烈ですからね。スズメバチに攻撃しかけると返り討ちをくらう可能性高いと思いますよ(^_^;)
あー、確かに海には刺されると痛い魚が結構いますね。
アウトドアには危険がいっぱいですねー。