調味料入れとして重宝しているnalgene(ナルゲン)のボトル類については以前に書きました。
液体の持ち運びに抜群の信頼性、nalgene(ナルゲン)製品。
粘度の高い液体用にはドロップディスペンサーボトル。
液体が一切漏れないので、安心して使えます。
ただ、中に入れるものによっては少しだけ気になる点が。
醤油なんかだと問題ないですが、サラダ油やエコ洗剤など粘度の高いものを入れた場合、ボトルを傾けて中身を出すと、ボトルの口元(赤丸印)から液体が垂れるんですよね。
まぁ、その都度ティッシュで拭き取ればいいんですが、ちょっと使い勝手が悪い。
ナルゲンのサイトで探してみると、口が細くなっているタイプのボトルを見つけました。
ナルゲン ドロップディスペンサーボトル(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
・容量:30ml、60ml
・材質:ポリエチレン
・耐熱温度:80℃
・耐冷温度:-30℃
これなら液体が垂れることなくて、いいんじゃないの。
ただ、これをザックに入れて持ち歩くと先端の蓋が取れやすい気がするなー。このボトルをなにかちょうど良い入れ物に入れておかないとちょっと不安。
広口ボトルに比べて細口なので、ちょっと慎重に補給する必要がありますが、そこは問題ありません。
こまごまとした容器をすっきりまとめられる便利なケース。
そんなわけでしばらくそのまま使わずにいたんですが、先日アウトドアショップ(松本の好日山荘)に寄ってみたら、こんな素晴らしいものが。
ナルゲン トレックコンテナポーチ(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
・カラー:ブラック、レッド
・サイズ:約幅140×奥行90×高さ100mm
・重量:約90g
・材質:外部/ナイロン、裏/アルミシート、断熱材/ポリウレタン
これは、ボトル類と同じナルゲンから出ているのでぴったり収まりそう。即、購入。
中は断熱材入りのアルミシート仕様になっています。万が一調味料がこぼれても簡単に拭き取れます。
ためしに調味料類を入れてみました。今までこれらをビニール袋に入れて1つにしてましたが、ザックの中でどうも収まりが悪かったんですよね。
これなら、上記のドロップディスペンサーボトルを入れて持ち歩いても蓋が勝手に開いたりしない。これはいい!
高さ的には、ナルゲンの広口ボトル125mlまで入ります。市販のミニマヨネーズ容器もそのまま入ります。ドロップディスペンサーボトル60mlもなんとか入るんだけどギリギリなので、30mlの方が無難かな。
ケースの裏側にはマジックテープついていて、蓋を開いた状態で固定することができます。
実際に調理する時には便利ですね。
断熱材が入っているので、これがないと蓋が勝手に閉まってきます。
液体を入れるならとにかくナルゲン。他にもいろいろ。
他に広口長方形ボトル250ml(写真中央)と細口角透明ボトル250ml(写真右)も買いました。
透明な方はウィスキーや焼酎なんかを入れるのにいいかも、なんて思って。
真ん中のやつは特に当てがあるわけじゃないけど、買っちゃった(^_^;) アルコールストーブでも持っていれば燃料入れに良さそうだけど。
すっかりナルゲン製品のファンになってしまった私。
メーカーが謳っているように『独自のキャップシステムでパッキンなしでも高い気密性があります』というところが最大の売り。とにかくシンプルで信頼性が高いのです。
価格がちょっと高めですが、価格だけの価値はあります。こんなの百均でも売ってそうじゃん、って思うでしょ。ところが全然違います。
他にも水筒類なんかも良いのがありますね。
アルコールって粉末にできないのかな?
三峰川二泊三日渓流泊の時に重い荷物を背負って行った時に思ったことですが、何が重いかってやっぱり液体ですね。
調味料はごくわずかなので大したことないですが、ストーブ用のガソリン、水、酒を合わせるとかなりの重さ。
あの時、ふと思ったんですよね。アルコールって粉末にできないの?
アルコールは親水性があるから水で溶かすだけで日本酒とかできそうじゃない。ビールみたいに炭酸の入っているものは難しいのかもしれないけど。
日本メーカーがすでに製造していた。
ちょっと調べてみたら、日本の佐藤食品工業というところが1970年代に粉末のアルコールの製造に成功し特許を取得しているそう。
サイトを見ると、日本酒、ワイン、ブランデー、梅酒などなど各種揃っていて、きっとこれを水に溶かすと酒になるに違いない。
でも、日本の法律上いろいろあって、粉末の酒としては販売できないんでしょうね。
アメリカでは飲用として認可されたパルコール。
それとは別に、昨年アメリカで粉末アルコール「パルコール」の認可が下りたというのが話題になったそう。
少量で高濃度のアルコールができるので、未成年の使用懸念やこっそりと誰かのコップに加えたりなんて心配もあったりその他いろいろとあるようですが、解決策が認められたとのこと。
パルコールの発明者、マーク・フィリップスは、
「トレッキングの愛好家である私は、山歩きの終わりに味わう飲み物を簡単に持ち運ぶために、粉末アルコールのアイデアを思い付いた」と語っているそうです。
私が二泊三日釣行で思ったことと同じことを考える人もいたんだな(笑)
コメント
もう完全にナルゲニストになってるし。(笑)
(注:当然ながらボクの造語です)
粉末アルコールの概念は、全く思い付きもしなかったなぁ。^^
まぁ、ボクは幸い極少量で良いから、今のままでも良いかも。
・・・って、リコプテラさんもたぶんアルコール許容量は、ボクと変わらないですよね?
kuniさん、こんばんは。
私はあんまり特定のメーカーに肩入れしないタイプですが、自分でもナルゲンの回し者ではないかと思うほど気に入っちゃいました(笑)
そうです、私のアルコール耐性はkuniさんと同じくらいです。
でもですねー、重いザックを背負って行った時に、このビールと焼酎が粉末になったら軽いのにと本気で思いました。焼酎の“瓶”が重かったんじゃないの?という疑惑はありますが(^_^;)
こんばんは。
どんどん野営道具が揃っていきますね。
それにしても粉末化したアルコールとは、実現する人がいるもんですね。
ウイスキーボンボンのミクロ化の様な感じで、糖類のマイクロカプセルに閉じ込めるんでしょうかね。
何となくですが、水に溶かして飲んだ場合は粉末化剤の影響で甘みが増すような気もします。
マンボウさん、こんばんは。
一発で良い物が手に入ればいいんですが、使ってみて買い替えなきゃいけないものもあったりして、しばらくは散財気味かもしれません(^_^;) 調味料関係はとりあえずこれで完璧です。
粉末アルコール、詳しい仕組みはわかりませんが、私もすでに存在していることに驚きました。一度飲んでみたいです。
自前でアルコール発生させるのは簡単ですがいろいろとお酒作るとなると法律とか(笑)
どちらにしてもプロが仕上げた味には敵いませんね。
重たくても必需品なので持っていくしかない!
Nori1022さん、こんばんは。
どぶろく、自分で作りたいですけどね(笑)
そうですねー、アルコール類はどれも長年かかって積み上げてきたものがありますからね。確かにプロにお任せした方がいいですね。
私は日帰りなら我慢できますが、テント泊釣行となるとアルコールなしでは無理です。幽霊が出て来そうで怖いので、アルコール飲まないとやってられません(笑)
へえー!粉末のアルコールなんてあるんですね!普通のお酒とどう違うのか飲み比べてみたいものです。
akiさん、こんばんは。
「粉末のアルコールがあったら軽くていいな。現地で川の水に溶かして飲めるし」なんて考えていたら、すでに存在していて私もビックリしました(^_^)
でも、日本の法律上いろいろ問題あるようでして、私も飲んでみたいのですがもう少し先になるかもしれませんねー。