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マツタケにも負けない香り高いキノコ|コウタケ

きのこ狩り
この記事は約4分で読めます。

台風が過ぎ去って早朝きのこパトロール再開。

これだけ雨が降れば、キノコも出てるでしょう(^_^)

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途中で渓流を覗いたら、とんでもない濁流になっていました。この場所は1.5mくらいの堰堤があるんだけど、水が多すぎて堰堤の落差がなくなりそう。オソロシ。魚も待避場所がなくて流されちゃったんじゃないかなー。これは当分釣りは無理だ。
そんなことを思いながら山の登り口に到着。
天気予報では雨が止んでるはずなだけど、小雨パラパラ。これは最初からレインダンサー(楽天で見るアマゾンで見る)を着ていこう。ゴアテックスなので、雨でも実に快適。

数日間たっぷり雨が降ったので、キノコがザクザク。

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ここ数日の雨で地面はしっかり水分を含んでいるので、滑らないように気を付けて登ります。
お、さっそくコムソウ(ショウゲンジ)が。
やはり雨のおかげでたくさん出ています。ありがたい。

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写真1枚目キシメジ(要注意)。これもたくさん生えていますが今日はパス。
写真2枚目はアイシメジ。これはキシメジに似てますが苦味がなくておいしいです。少しだけ生えてました。キシメジとアイシメジの判別法はこちら

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写真1枚目、ベニテングタケ(毒)。雨で巨大化して傘の大きさが20cmくらいありました。
写真2枚目、ドクベニタケ(毒)。こちらはどこでも安定の繁殖力。

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写真1枚目、最近おなじみのウラベニホテイシメジの四兄弟。
写真2枚目、こちらも最近おなじみのサクラシメジ
あんまり慣れてない人は、上記のドクベニタケの色の抜けたヤツと同じように見えるかもしれませんね。
ドクベニタケは柄が真っ白で中空。サクラシメジは柄にピンク色の筋が入っていて中実でしっかりしています。

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なんだよー、雨やまないじゃんよー。しかも少し雨足が強くなってきている。合羽着てるからこのまま突き進もう。
こんなところにゴミを捨てるヤツ、許さん!

ちょっと不思議な形のキノコ。この香りがたまらない!

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おーっ!大物発見!
コウタケ。ササクレみたいなトゲトゲのある個性的な容姿。

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裏側はこんな感じで針状になってます。幼菌は松ぼっくりみたいに見えるから、知らない人は見逃す可能性大です。
ここは毎年群落になっている場所ですが、今日は今までで一番たくさん出てました。
とにかくザックザク。ありがたや。
小さいものは残して大きい物だけ採りましたが、かなり嵩張るのでビク一杯になり、背負って来たザックに移しましたが、それでも採りきれませんでした。

このキノコは、香茸と書くだけあって醤油のような独特の芳香がします。
香りの良いキノコと言えばマツタケですが、香りの種類は全然違いますがコウタケも負けていないと思います。外国では嫌われるマツタケの香り。コウタケの香りの方が万人向けなのかも。
生のままでもかなり香りますが、干すとさらに風味が増すので小さく裂いて天日干しにして保存します。食べる時は水で戻して、キノコご飯にしたり煮物にしたりすると最高です!

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タマゴタケアカヤマドリも再登場。
アカヤマドリはパスしました。今日はこれ以上重いキノコを持って帰れません。

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マスタケ(要注意)発見。このくらいの幼菌は食べられるということですが、私はこのキノコの臭いが嫌いなので食べません。海外では毒扱いされていることが多いらし。。
先日紹介した恐怖のドクツルタケ(猛毒)。こちらも安定の繁殖力。

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クリフウセンタケ。見るからに美味しそうなキノコ。
シャキシャキした歯切れの良いキノコで、実際美味しいです。

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カノシタの幼菌もたくさん生えていました。このキノコの裏側はザラザラしていて鹿の舌のようだから“カノシタ”という名前です。
これは以前にマヨ醤油炒めにしたらうまかったですよ。ホクホクした食感がおもしろい。

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帰りの林道には大雨のせいで結構落石がありました。雨は一時的に止んだようです。
今のうちに急いで帰ろう。

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今日もいろいろ採れました。山神様に感謝です。
コウタケは写真に写っている量の倍くらい採れました。とにかく重かったー。
クリフウセンタケは泥だらけになっちゃったので、とりあえず洗ってから写真に。他にはアミタケほんの少し。

昨年まで採れていた別の山は全く採れない。これはナゾだ。

先日まで不作だと思ってましたが、何日も続いた雨のおかげで一斉にキノコが出た感があります。コウタケはこの前は全く気配がなかったのに、たくさん生えていてビックリしました。
でも、これは私が主に行く二地域のうちの一方の話で、もう一方の山はこれだけ雨が降ったのに全くと言っていいほどキノコが出ていません。これはおかしい。

標高が100mほど違うとは言え、ただ単に遅れているだけとは思えない。
近々、昨年知り合いになったキノコ名人「Iさん」をつかまえて様子を聞いてみよう。Iさんをつかまえるのは簡単。早朝林道を走ってIさんのバイクを見つければ良いんです。
この人、ほとんど毎日山へ行ってるので山へ向かえば必ず会えるのです(笑)

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コメント

  1. こんばんは。
    イイ雰囲気の森ですね。
    少し散歩するだけでも気持ちが晴れそうです。なのにゴミを捨てるバカは日本中どこでも生息する。困ったものです。
    今回の雨、何日か経てば水は引きそうな気がしますが、南の海にまた台風の卵ですね。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      きのこ狩りで歩く山は、藪がないことが条件になりますので、斜面は急でも比較的に気持ち良く歩くことができます。
      山でも渓流でもそうですが、ゴミを捨てる人の神経が知れません。持ち帰っても重いわけじゃないし、理解に苦しみます。
      こちら、今日もまた降っています・・・もう一回は渓流に行きたいのですが。

  2. おはようございます。

    色々なブログに時々出て、どの記事でも高評化のコウタケ。
    これだけ大量だと堪らんですね。
    かくいう自分は、見た事も、嗅いだ事も、食べた事もありません。
    干して保存も効くようなので、この先も楽しみですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      コウタケは香りも味も良いので、きのこ狩りをする人の間では隠れた人気者です。
      大雨のおかげか、例年に比べて大量に生えていて見つけた時はちょっと興奮しました(^_^)
      マツタケとはまた違って、醤油のような美味しそうな香りがするんですよ。乾燥保存できるのはありがたいです。

  3. コウタケ、面白そうなキノコですね。
    松茸とは違う匂い、どんな感じなんだろう…

    • akiさん、こんばんは。
      形も香りも味も独特で個性的なキノコです。
      ちょっと醤油のような食欲をそそる香りがします。天日に干すとさらに風味が増して、良い出汁も出るので炊きこみご飯や煮物が美味しいです。
      毎年同じ場所で採れますが、今回が一番採れました(^_^)

  4. こんにちは。
    コウタケは私はマツタケより良いキノコだと思っています、乾燥させ保存がききますし、香りが独特ですね、他人に採られなければ大きくなるキノコですので大きくしたいのですが、いつも迷うところです。

    • ハックルさん、こんばんは。
      きのこ狩りをする人の中には、マツタケよりも好きだと言う人が多いですね。
      一般には入手困難なので、きのこ狩りをする人の特権的キノコかなと思います。
      そうなんですよね。なるべく大きくして採りたいのですが、人の多い山ではあまり置いておけないし・・・難しいところです。
      今回は大雨の直後でしたが、本当はもっと乾いた状態で採りたいところでした。

  5. こんばんは。
    コウタケ、良く行く森では見つけた事がないです。出ると言う人もいれば出ないと言う人もいます。同じ仲間なのか実家の方ではシシタケと言ってます。
    これを見つけると親爺が喜んでいました。軒下に自分で自慢げに干してました。
    そんな事を思い出します。

    • 無茶1さん、こんばんは。
      コウタケは発生条件が割とシビアなようですね。私はたまたま1箇所シロを見つけたので毎年採れてますが、他では見つけることができません。
      シシタケ、コウタケのことだと言う人もいれば、別の近似種だという人もいてその辺りどうもハッキリしません。
      これの大きいのを見つけた時の嬉しさ、よくわかります(^_^)

  6. キノコにょきにょき生えてきてますね。
    キノコ狩りで楽しい気持ちの時にゴミあると腹たちますね。
    渓流で綺麗な景色と綺麗な魚と戯れているときにビールの缶とか捨てられていたら台無し。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      このところ雨続きで、気温地温も下がりキノコにとっては良い生育環境になったようです。山によって出方のムラが激しいですけども。
      そうなんんですよー、どうしてきのこ狩りに来た人が山にゴミを捨てていくのか、神経が知れません。
      渓流の空き缶も腹立ちますねー(`ヘ´)