先日巻いたコカゲロウ・フローティングニンフと同様、ボディーが沈んだ状態で浮くタイプのフライをもう一つ巻いてみることにします。
今シーズンはこの半沈ボディーに力を入れようと思っているところです。
フェザントテイル・クリップルダン|フライタイイング
- フック:TMC 100SP-BL#14
- スレッド:ユニスレッド 8/0(ダークブラウン)
- ハックル:コックネック(グリズリー)
- ウイング:ディアヘアー(ナチュラル)
- ボディー:フェザイントテイル
- リブ:コパーワイヤー
- テイル:フェザントテイル
ボディーはフェザイントテイルニンフそのもの
8/0ダークブラウンのスレッドで下巻き。
フェザントテイルを5本切り出し取り付けます。
コパーワイヤーを取り付けます。
ハックルプライヤーでフェザントテイルと掴み、何回かねじって巻きます。
ボディーを巻いたところ。
コパーワイヤーでリビングします。コパーワイヤーはボディーとは逆向きに巻くと強度アップできます。
エルクヘアカディスのウイングを反対向きにしたような形
ヘアスタッカーで毛先を揃えたディアヘアを取り付けます。
取り付け部分にハックルを巻くのでスレッドを何回か巻いて少し平らな部分を作っておきます。形としては、エルクヘアカディスのウイングを逆向きに付けた感じになりますね。
グリズリーのコックネックを取り付けて、先ほどのディアヘアーの取り付け部分に3回転巻きます。ヘッドを成形して、ウィップフィニッシュしたら完成です。
ヘッドとディアヘアの間にスレッドを入れてウィップフィニッシュがちょっとやりにくいですけど。
実績のあるフェザントテイル・ニンフをが水面を流れていく感じですかね。
ボディーは水面下なので、水面にぽっかりと浮くフライに反応が悪いときに活躍してくれそう。
クリップルダンというこのスタイル、ディアヘアのカット部分に気泡を抱いて虫っぽく見えるらしいので威力がありそう。ウイングはCDCにもできるし、クイルボディーにしたりいろんなタイプが作れますね。
水面上か水面下か、それが問題だ。
浮力と視認性も良いので、アダムスパラシュートやエルクヘアカディスの釣り上がりで反応がない時に出番が多くなりそう。
コカゲロウ・フローティングニンフは水に揉まれるようなところ不向きだけど、こちらはかなり対応できる汎用性があります。
魚が水面にバシャっと出るのって、魚にしてみたらかなりリスクを伴う行動だと思うんですよね。できれば水面に顔を出さずに食べたい。
水面下を流れる餌なら警戒心も少しは薄れるに違いない。
そんなことを考えていたら、ちょっとおもしろいアイディアが。
近いうちに形にして試してみようと思います(^_^)
コメント
こんにちは こういうタイプ好きです(^^)
Kさん、こんばんは。
魚の反応が良い時は、アダムスパラシュートとエルクへアカディスを使うことが多いですが、今年はこういった半沈ボディータイプも積極的に使おうかなと思っています。
これは浮力もあって視認性も良いので、釣り上がりでも十分使えそうですね。
こんばんは。
たしかに水面下の方がお魚さんも安心して捕食出来ますが、しかし、人間様はバシャと来た感じがうれしいですね、新しいアイディア期待しています。
ハックルさん、こんばんは。
ドライフライをやっているとバシャっと飛沫を上げて出てくるのがエキサイティングで楽しいんですよね。
小さいのは無邪気にパシャパシャ出てきてくれますが、大物になると警戒心が強くて手強いです。新しいアイディアはものになるかわかりませんが、試行錯誤してみます。
クリップルダン、何年か前にマイブームがあって、しばらくコレばっかり巻いては流していましたよ。^^
使い過ぎて飽きちゃったけど・・・(笑)
でも、きっとまた好んで使う時が再来するだろうと予測できる、そんなパターンのひとつです。
kuniさん、こんばんは。
そうですか、kuniさんの中ではすでにブームが去ってしまいましたか(笑)
私は今シーズンはこれを含め、ボディーが水に刺さるタイプのフライをたくさん巻くことになりそうです。
フライタイイングは無限に広がる世界だなぁ、と最近つくづく思います。あんまりはまり込むと抜け出せなくなりそう。いや、すでに抜け出せないかも。