先日購入したアクションカメラAKASO EK7000。
とりあえずスマホ(iPhone6s)と接続してみて、動画撮影中もWiFi電波でモニタリングできることはわかりました。
ちょっと川へ行って、撮影テストをしてみよう。ブログにアップするのが遅くなりましたが、撮影日は11月28日。
もっと上流部へ行こうと思ったけど、通行止めになっていたので下の方へ降りてきて川に入りやすそうなこと辺りでテストしてみよう。
この辺りから釣り上ってみたことがあるけど、もっと上までいかないと魚の反応は無かった場所。まぁ、今日は魚が映らなくてもいいから、ここでテスト。
岸際を歩くだけにするつもりだけど、念のためリトルプレゼンツのストッキングウェーダーとデビルズキャニオン(フェルト底)を履きます。
WiFi延長ケーブルは前回作ったそのままなんですが、今回はスマホに固定しないで余分はこんな風に丸めて輪ゴムで留めておきます。。これでちゃんと通信できるのか、確認します。
スマホとケーブルが固定されていないと、取り回しが良くなってかなり機動力がアップします。
なぜかこの時期に川へやってきたベテラン渓流釣り師
岸際で撮影の準備をしていたら、あれ?すぐ下に誰かやってきたよ。
川沿いに車を停められるので人が来ても不思議じゃないけど、今の時期に、川へ、何をしに?
そんなことを思っていたら、小柄なお爺さんと目が合った。
向こうも、コイツは何をしに川へ来てるんだ? と思っているに違いない。
密猟者だと思われると困るので、この際こっちから近づいて行っちゃおう。
「おはようございます。魚の写真を撮りに来てるんですよ」と、密猟者と疑われる前に言い訳(笑)
「あぁそうかぇ。大学の調査か何か?」
まぁそんなところです、と答えておいた。大学じゃないけどね。
「この辺りはイワナがいないかもしれんなぁ、向こうの○○川の方が写真撮りやすいかもしれん」とお爺さん。
釣りをするのか尋ねてみたら、相当な渓流釣りバカらしい。
どの辺りに釣りに行くのか聞いてみたら、
「おらぁが行くのはこんな斜面をロープ使って降りてくようなとこばっかだで」対岸の崖を指さしてお爺さんが笑う。
いやいやいや、こんな崖を降りるの!?
ロープを使って降りるとか言ってるし・・・私には無理だね、これは。
お爺さんは70歳くらいに見えるから、若い頃に行ってたという話かと思ったら、今も現役でしかも解禁当初からそんな場所に行くらしい。
お父さんが電力会社に勤めてたとかで、岐阜から長野辺りのいろんな川を子どもの頃から何十年も釣り歩いているそう。
「それで今日は何をしに?」と聞いてみると、漬け物石を拾いに来たらしい。
しばし、釣り談義に花を咲かせた後、お爺さんは丸くて平たい手頃な石を見つけて帰って行った。
アクションカメラ AKASO EK7000 水中撮影テスト
さて、水中撮影テストをします。今日は画質や操作感がわかれば良いです。
WiFi延長ケール自体は問題なく稼働することはわかってますが、AKASO EK7000を水中にどっぷり浸けて再度確認。
大丈夫です。しっかりと水中映像を途切れることなくリアルタイム送信してくれます。
EK7000の静止画像。
基本的に動画サイズの縦横比率になりますね。右下に撮影日時が入っていますが、これは設定で消すこともできます。
画質はちょっとシャープが効き過ぎている(エッジが効きすぎている)感じだけど、まぁ、問題ないレベル。色は割ときれいに出ている。
水中はかなり鮮明に撮れますね。
地上だとシャープが効き過ぎてる感じだけど、水中だとそれがちょうど良い具合になるのかも。
奥の岩陰のイワナがいても良さそうなもんだけど、一匹もいません。
釣れない区間だったとは言え、一匹もいないとはちょっとがっかり。
動画も撮ってみました。
こちらも魚一匹もいないのが残念だけど、魚さえいる場所にいけばかなりきれいな動画が撮れそう。最初の地上映像、レンズに水滴ついてますが(^_^;)
WiFiケーブルをスマホに固定していないと、たまに映像が途切れることがある。やはり近ければ近いほど、安定して映像送信される模様。
その辺りは取り回しの良さとの兼ね合いで少し考えてみることにします。
iPhoneの電源を用意しないとツライ。
1時間くらいAKASO EK7000とiPhone6sを接続して常時モニタリングしたまま持ち歩き、静止画を撮ったり動画を撮ったりしてましたが、AKASO EK7000の電源はまだ余裕があります。
ただ、iPhone6sの方の電源が底をつきそうです。iPhone6sの充電池が劣化してきてることもあると思うけど、予備のバッテリーを用意しないといけないな、これは。
AKASO EK7000、iPhone6s双方に言えることだと思うけど、電源を節約するなら撮影しない時はWiFi接続を解除しておいた方が良いでしょうね。
初冬の渓流で食べるうどんも格別
お爺さんが言った通り、ここには魚がいないことがわかったので、もう帰ってもいいようなもんだけど、食料持って来てるので、いつもの渓流めし。時間はちょっと早いけど。
前回が今年最後の渓流飯じゃなかったのか(笑)
実家で実ったキウイフルーツ。皮をむいてカット。
本日のクッカーはアルパインクッカー16+チタンパーソナルクッカーの小鍋。
調理にはアルパインクッカーしか使わないけど、パーソナルクッカーは食器として持って来ています。
今日はエンバーリットストーブとMUKAストーブの組み合わせ。
ネイチャーストーブは今日みたいにのんびりする時には最高。焚き火気分が味わえるしね。
うまい具合に、川岸に乾いた枯葉や小枝がたくさん落ちています。
焚き付けと薪を集めます。エンバーリットストーブは小さいのであまり太い物は適しません。
生木っぽい枝を拾ってナイフで先を削ります。
持参したフランクフルト(小さいやつしか売ってなかった)を刺します。
杉の枯葉は焚き付けとして最高です。
あっという間に火が付きます。細い枝から燃やして徐々に太いのを追加し、日を安定させます。ある程度燃えたら、フロントの窓からある程度の太さの枝も追加。
エンバーリットストーブの火が安定したら、焼き網を乗せて、持参したコロッケと先ほどのフランクフルトを焼きます。
アルパインクッカー16に、ニンジン、ゴボウ、里芋、鶏肉(全て自宅でカット済)を入れて、MUKAストーブで煮ます。
具材に火が通ったら、うどん(生タイプ)を入れてさらに少し煮て、めんつゆで味付け。
本日のブランチ
・けんちんコロッケうどん
・フランクフルト
・ニジマスのオイル漬けサラダ
・キウイフルーツ
寒い時は温かいうどんがいいすねー。
焼いたコロッケをうどんに乗せてコロッケうどんにして食べました。なんか懐かしい味。
以前に東京暮らしをしていたことがあって、その頃は駅の近くに富士そばっていうお店があって、そこではコロッケそばやコロッケうどんをよく食べてました。あれは安くてうまかったな。
ニジマスのオイル漬けサラダは、大根、ニンジンの千切りと玉ねぎのスライスを入れた風野菜バーション。完成状態でウチから持って来ました。これもイケます。
この辺りの渓相だけみれば魚がいるだろうって思うけど、全くいない。
今回みたいに水の中を見られればわかるけど、普通に釣りをしている時はそうはいかないから、全く魚のいない区間でロッドを振っているなんてこともあるのかもしれない。
TG-4とAKASO EK7000の画質の比較。
上記のテストは11月末だったんですが、AKASO EK7000の紹介記事の時に、マンボウさんからコメントいただいたTG-4との画質比較をしてみたので追記します。
12月17日のことです。画像は撮りっぱなしでPCでの補正はせず解像度のみ変更。
曇っていて水中撮影の条件は良くないですが・・・
TG-4で撮影。
岸辺にはもう雪がうっすら積もってます。おぉー、寒い。
AKASO EK7000で撮影。
静止画も動画比率になります。横方向はどちらも4608ピクセルなので、解像度は同じで、天地が短くなりますね。
TG-4は35mm換算で焦点距離は25mm、画角にすると84度くらいになるらしい。AKASO EK7000は画角170度なのでかなり広い範囲が写りますね。
色味はTG-4に比べるとやや緑色寄りな感じ(川の水を見るとわかりやすい)。
この比較画像だとわかりにくいけれど、TG-4よりシャープがきつくかかっています(エッジが効いている)。
TG-4で撮影。
本当は日が射している時に撮りたかったところだけど。
やや暗いですが、画質自体は良好です。
AKASO EK7000で撮影。
上記の通りTG-4より広角なので、広い範囲が写りますね。
TG-4より明るく鮮明な印象。
色は水中でもTG-4に比べると緑寄りだけど、特に気になるほどではないし静止画ならPCで色補正は簡単にできるので問題はないと思われます。
TG-4で撮影。
建物を撮った方が違いがわかりやすいかも、と撮影。
これも逆光なので撮影条件は良くないですが。
AKASO EK7000で撮影。
この画像だとTG-4との色味の違いがわかりやすいと思います。
空の色や建物壁面の色を見るとはやりTG-4より緑色寄りの色作りだとわかります。
緑寄りということは、赤成分と青成分がやや弱いという風にも言い換えられますが。
TG-4よりも全体に明るく画像の印象は悪くないですね。
同じ位置から撮影してますが、写る範囲(画角)もだいぶ違っていて、周辺部はゆがみが大きくなりますね。
AKASO EK7000で撮影、部分拡大。
拡大してみるとTG-4との画質の差がはっきりします。AKASO EK7000の方はかなりノイズが入ってますね。
そりゃそうだ。5万円もするデジカメと7,000円のアクションカメラの画質が同じわけがない。
(2017年12月現在、TG-5よりTG-4の方が高値で売られているのが謎だけど)
まぁ、ここまで画像を拡大して使うことはないので、通常使用では問題ないレベルです。
水中動画も比較してみます。
TG-4で撮影した水中動画。
自撮り棒の先端にTG-4を装着すると、やはり重いんですよね。水中なら関係ないかと思いきや、ぶれないように長時間支えるのは結構大変。
そして、前から書いているように動画撮影中はスマホでモニタリングできないので、勘で撮るしかないのが致命的。
AKASO EK7000で撮影した水中動画。
静止画同様TG-4に比べるとやや緑色が強い感じがするけど、水中が明るく鮮明に映っていて悪くないと思います。
例年だと冬はざざ虫漁で忙しいんだけど、今年は大不漁でそれがなくなったから、冬の間に魚のいる川で水中撮影できるかも。でも、死ぬほど寒いよぉ。どうしようかな(^_^;)
コメント
おはようございます。
今回も上手く水中からWIFIが飛ばせれたので、共振ケーブルの信頼性は確実レベルですね。
そして、比較写真をありがとうございました。
このレベルの画質違いなら問題ありません、活躍しそうですね。
自分の互換機SJ2000は数年前製なので、もっと画質のシャープが強くてチープ感があり、WIFI機能もありません。
一方で、アクションカメラは防水がハウジングで担保しているので素人目にも防水健在が分かって安心なので、ダイビング動画はタフではなくてSJ2000ばかりにして活躍しています。
今回の比較写真を見ると、WIFI機能含めた新型への買い換えの参考になります、ありがとうございました。
マンボウさん、こんばんは。
WiFi延長ケーブルは、渓流に揉まれても全く問題なく稼働しています(^_^)
スマホでモニタリングできるのはほんとに便利です。
静止画ではちょっとシャープがかかり過ぎの感がありますが、水中ではかえってそれがちょうど良い感じです。
GoProモドキも年々性能アップしているので、ある程度製品レビューが出て安定した評価があるものなら問題なく使えると思います(^_^)
テストレポートありがとうございます。
購入に当たっての不安が無くなりました。
合わせてケーブルの細軸化を図ってみますね。
もとさん、こんばんは。
こちらこそ、もとさんから教わった電波音叉ケーブルのおかげで、水中撮影が楽しくなりました。ありがとうございます。
このアクションカメラは、軽くて機能的にも性能的にも私にとっては必要十分なのでこれから使うのが楽しみです。
私も細い同軸ケーブルで試作してみたんですが、T字部が頼りない感じになっちゃのでその辺りをなんとかしたいと思っています(^_^)
こんばんは 動画がこれだけ綺麗に映るならこちらでも十分に撮影を楽しめますね。でも、静止画の感じが残念です。動画、静止画を両方求めるならやっぱりデジカメですかね。しかし、川飯は毎回美味しそう(^^)
Kさん、こんばんは。
そうですね、動画は全く問題ないんですが、静止画はシャープが効き過ぎている感じでノイズも入りますね。水中だとそれが逆に鮮明度アップに貢献しているとも言えます。
今回は敢えて撮りっぱなしの画像を載せましたが、PCで多少補正すればWeb上に掲載する写真としては問題ないとは思いますが、私も地上の静止画はTG-4で撮ると思います。
今回は、渓流めしがメインでした(笑)
おはようございます。
なかなかのテストですね、ここまでやるとは本当に感心してしまいます。
シーズン中のAKASOEK7000の活躍が楽しみですね。
渓流飯も美味しそうでした。
ハックル70さん、こんばんは。
自己満足的テストですが、次は実際に泳いでいる魚を撮りたいと思います。
このカメラは軽いので、シーズン中釣りに行く時にも持って行って、もっとイワナが元気に泳ぎ回っている時期にも撮ってみたいですね。
餌を食べる瞬間とか観察してみたいです。
今回も、撮影よりも食べることの方がメインだったりして(笑)
このお値段でこれだけ撮影できたら上等ですね、僕も買ってみようかなー。
非常に参考になりました。
Nori1022さん、こんばんは。
コストパフォーマンスは高いですね。
私の使い方でWebにアップするくらいなら必要十分かなと思います。アマゾンでのレビューも高評価ですし。
高価なGoProの画質がどれほどなのか、それも見てみたい気がします。
NoriさんがGoPro買って試してみてもらえるとうれしいかも(笑)
お早うございます。
あんなに小さなカメラで綺麗に撮影出来るものだと感心しました。
それにしても、写真で見る限り渓相は抜群なのにイワナが居ないとは不思議ですね。
入りやすいので全部抜かれちゃうんですかね。
七流釣師さん、こんばんは。
小さくて軽いので頭に装着してアウトドア動画を撮るのには最適だと思います。
この川の上流はイワナの好ポイントですが、今回撮影した場所は下流の道路添いの場所なので解禁から間もなく釣り上げられちゃうのかもしれません。
おそらくこの辺りは放流もしてないと思いますし(^_^;)
だいぶ前に格安で購入して一度失敗しているのですが月日が経って格安で性能もかなり向上しているようですね。
便利に安くなってくると使いたくなりますね。
そろそろまた要チェックでしょうかね?
幻の渓流師さん、こんばんは。
アクションカメラはこのところ人気が高いようで、各メーカーとも年々進化版を出してきていますね。
画質は高価なデジタルカメラには及びませんが、その軽さと機動力を生かしておもしろい使い方ができそうです(^_^)