今朝起きたらすっかり雪景色に。久しぶりの雪かきでした。
うちの辺りは大したことなかったですが(15cmくらいかな)、広範囲でかなりの量の積雪だったようですね。
スリップ事故など、運転気を付けましょう。
昨年から始めたチェックニンフィング(チェコニンフ)。
1フィート分のブランクを使って9フィートと10フィートを切り替えられるHENDS GPX9004/1024にフライラインは普通のDT-4Fですが、リーダーがチェコニンフ専用のシステムになります(詳しくはこちら)。
チェコニンフの時は長いロッドの方が有利なので10フィートでやりますが、魚の活性が高ければ途中からドライフライに変えるなんてこともあるわけです。
ドライフライ(またはマーカーニンフ)の場合は9フィートにして、通常のドライフライリーダーシステムに変えます。
チェコニンフ用リーダーをフライラインと繋ぐ
ドライフライとマーカーニンフの時は、基本的にスプライス&ネイルノットでリーダーを繋いでいますが、これでリーダーを頻繁に結び直すとフライラインの先端をプチプチと切ることになり、テーパー部分がどんどん短くなってしまう。
それに、そもそもチェコニンフのファールドリーダーは元部が太くてループ・トゥ・ループで繋ぐしかないんですよね。
初めてのチェコニンフの時にはブレイデッドループがうまくフライラインに固定できず、応急的にフライライン自体でループを作りました。
こんな感じに接続してました。これでドライフライのリーダーに切り替えたりして特に問題なく一日釣りましたが、やはりちょっと無理があるんですよね。
フライラインで作ったループの先端の被覆が剥がれて芯が見えています(写真2枚目黄色矢印)。
フライラインの芯(編み込みライン)は強いので、簡単には切れませんがこれはちょっとよろしくない。
前回フライラインに取り付けようと思ったブレイデッドループはどうやらサイズが合っていなかったみたいなので、ちゃんとしたものを購入しました。
アクロン ブレイデッドループ(楽天で見る・アマゾンで見る)
Sサイズを購入。#3〜#4と適合フライラインの番手が明記されているので、これなら間違いないはず。
2本セットになっています。
フライラインの先端を斜めにカットします。このライン、にしきたトレーディングさんで購入したものです。コーヒーという色で自然に溶け込んで良いかなと思ったけど、やはりフライラインは視認性のよいオレンジや黄色が一番使いやすいと思う。
スリーブ(オレンジ色の被覆)をループ側に寄せて、フライラインを挿入します。
なるべく奥まで差し込んだら、スリーブをフライライン側へ動かします(写真2枚目黄色矢印)。
ブレイデッドループとフライラインの境目にスリーブの中心がくるようにします。
編み込み部分は少しカットして短くしてもいいのかもね。
フライラインをスリーブに少し隙間ができるけど、これは仕方ないのか。
もしかして、このスリーブ、熱収縮するのかと思ってドライヤーで熱をかけてみたけど変化なし(^_^;) まぁ、ちょこっと瞬間接着材をたらしておくか。
そして、編み込み部分に瞬間接着材を少し垂らして固定。これは、必須作業です。
チェコニンフのファールドリーダーを接続したところ。
もちろん普通のリーダーとの付け替えも簡単です。
これ、すっぽ抜けたりしないだろうな、と強く引っぱってみましたが、強度は十分なようです。
フィッシュオン鹿留釣行の時には、チェコニンフロッドでブレイデッドループに普通のリーダーを接続してマーカーニンフをやりましたが、特に問題なく調子は良好でした。
渓流解禁も近づいてきましたね。解禁早々は、チェコニンフで堰堤下でも狙ってみることにしよう。
コメント
私のブレイデッドリーダーも同じ方法でフライラインと接続します。
昔の思い出ですが、被せるスリーブの長さを自分で決めるよう余分な長さでついてきました。
つい、短いほうがキャストに影響が少ない様な気がしてやったら、根掛時に抜けました。摩擦する面積が小さくなるためです。
それからは、より長めにスリーブを切ってつけてました。まして長いほうがスリーブ自体が柔軟になりトップガイド通過時にもラインが曲がりやすいです。
まず摩擦抵抗で抜けなくなりました。
フライラインの挿入部分長とスリーブと同じ長さでやってますが、段差部分のガイド巻取り通過時には軽い段差抵抗は、あります。
通常のリーダー(maxima)時にはスプライス接着のみです。ネイルノット無しですから、ラインの真中にバット部分を数㎜いれて瞬間接着終了です。
スプライサーを持ってないのでニードル(縫い針)スプライスは老年には・・・です。
メリットは全くに近いほどガイド抵抗がありません。接着剤が含侵浸透と段差埋めになるからですね。
デメリットは、抜ける恐怖です。特に根掛時にショックを与えるように何度も繰り返してると抜けるようになってきます。-接着部の破壊からある時スポッと抜けます。(痛い目経験あり)
毎回チェックしてる必要はあるものの、これでロッドトップを壊すリスクが激減ですからいいですよ。
挿入部分のラインが首折れしたら継ぎ直すのはネイルノット有りでも同じ寿命でしょう。
FFfreakさん、こんばんは。
私もスリーブを短く切ってもいいのかと思いましたが、なるほど、長い方がしなやかで良いんですね(^_^;)
スプライス接着のみですか。ちょっとビビリますね(笑)ガイド抵抗が全くないのはとても魅力的ですが・・・
大物がきた時にすっぽ抜けると悲しいので、大物の可能性の低い川で試してみようかな(^_^)
ボクもブレイデッドループ使ってますよ。^^
本流の高番手のラインは全て、なんらかの形でループ処理しています。
ただブレイデッドループのスリーブは、どうしても段差が増える(ループ・トゥー・ループ以外に段差ができる)のが嫌で、代わりに5~6Xくらいのティペットを使って本結びで2~3箇所固定してます。
あとはティペットの結び目のみに、ごく少量の瞬間接着剤を滴下して、ブレイド部分にはソフト系の接着剤を薄めに塗って仕上げます。
瞬間接着剤を広範囲に塗ってしまうと、柔軟性がないので接着剤ごとラインのコーティングやブレイデッドループが割れちゃったことがあるので、少々面倒ですがボクは、そんな方法で・・・
フライラインをそのままループとして使うなら、先端部のコーティングを剥いで、中のブレイデッドラインのみを折り返してリコプテラさんがやっていたようにスレッドで巻き止めておくという方法も使いますね。
ラインのコアの素材によってループの作成方法は、都度変えています。
kuniさん、こんばんは。
本流の釣りってループ to ループのイメージありますね。
スリーブの代わりにティペットで結ぶんですか。確かにその方が滑らかになりそうですね。ブレイド部分はソフト系接着材が良いんですねぇ。
フライラインそのままループってのもアリなんですね、私はテキトーにやってましたが(笑)
最初から被覆を剥いじゃえば良かったのか。なるほどー。
勉強になりました。ありがとうございます(^_^)
FFfreakさんが書かれているスプライス接着のみは、ボクもやってましたよ。
強度実験がてら#6ラインで6~7mmスプライスして瞬間接着剤固定で、60cmオーバーのマゴイ相手に何度もやり取りしましたが、ファイト中のすっぽ抜けは1度もありませんでした。
ただし、ラインとの相性はあるようでシュープリーム2と3では問題ありませんでしたが、次のシュープリーム4(だったかな?)は巧く接着できず、接着後に両手で引っ張るとすっぽ抜け連発したので諦めました。
それ以降は低番手ラインはスプライス&ネイルノット2回(ノット部のみ瞬間接着剤ごく少量)で処理してます。
kuniさん、こんにちは。
そうですか、スプライス接着方式でも結構強度があるんですね。
一度試してみようかと思いますが、事前に引っぱってみて強度確認した方が良さそうですね。
せっかく食い付いた尺イワナにリーダーすっぽ抜けで逃げられたら、泣くに泣けないので(笑)
追申
わたしの差し込み接着の場合は3番、4番ライン&ロッドの対応です。
原流域ばかりの釣りなので、したがって40㎝以下しか経験ありません。管理釣り場でなら45㎝ニジマスでもOKでしたが。
その管理釣り場で、20年前のブレイデッドリーダーを再使用してみたらターンオーバーが強いのでショットとウエイテッドニンフをつけてもトラブル少なしです。
これ、ドライフライに使ってたのは間違いでしたね。当時はニンフやらなかったから気づかなかった。
シンクオイルを塗りこめばシンクリーダーになるし、フロータントなら浮くしです。
絡まってもリーダーが太いのでウインドノットもほぐすのは簡単。高かった1300円くらいしたけど、半永久的に使えます。
2年前に購入した型番落ちラインはDT3Fなのに片方の端にはフライラインループがはじめからありました。定番手ロッドには使いにくいので逆巻き使用中ですが、くたびれたら順巻き時にどうしましょう。
リーダーバットにループを作ってループtoループかなー。
FFfreakさん、こんばんは。
私は渓流で3番、4番の釣りがメインなので(たまに2番もあるけど)、それで問題なければ大丈夫ですね。渓流で40cm以上の大物釣ったことないし(笑)
ブレイデッドリーダー、臨機応変に使えるんですね。コントロールはしやすそうだし。
最初からループのついているDT3Fラインなんてあるんですねー。ループ to ループはすっぽ抜けの心配はないし、リーダー付け外しも簡単というメリットはあるとは思いますが(^_^)
おはようございます。
ブレイディッドループの固定方法が面白いです。
色々と使えそうなので、記憶にとどめておきます。
そんなスリーブを熱収縮チューブでとのアイデアも更に参考になります。
困った時の引き出しが増えた思いで、楽しみです。
マンボウさん、こんばんは。
ブレイデッドループ、「こんなんでほんとに抜けないの?」って思っちゃいますが、摩擦抵抗で意外と抜けないらしいです。今のところ、自分で試してないですが(笑)
このブレイデッドループはフライフィッシングじゃなくても、おもしろい使い方ができるかもしれないですね。
熱収縮チューブって便利ですよね。フライラインとの結節部分にかけて、段差解消に使ったりもしています(^_^)
おはようございます。
寒いですね、まだ当分寒さが続くようで嫌ですね、これ、テンカララインの先端、ハリスとの接続部分にも使えそうですね、テンカラの場合は先端はコブが一般的ですが、ハリスと直線にならないきらいがあります、私は小さなワッカを作りスレッドで巻いて接着剤を塗ってハリスが引っかからない方法を取っていますが、良いかもしれませんね。
ハックル70さん、こんばんは。
少し前にはまるで春のような陽気だったのに、急にこの寒さですからね。
気候の変動が激しすぎます。今日は日中も強烈に寒かったですね。
このブレイデッドループ、フライライン用なのでちょっと太すぎるかなと思いますが、私が今回使った物よりもう一段階細いものがあるので、それならテンカラにも使えるかもしれません。
私はテンカラの場合コブ方式でハリスと繋いでますが、おっしゃる通りちょっと違和感あるんですよね。輪っか方式に変えてみます(^_^)