以前にPPバンドを使って腰ビクを作りましたが、この荷造り用のPPバンドでいろんなものが作れそうです。
腰ビクより小さくて簡単にできそうなものを試しに作ってみました。
掲載写真は全てクリックすると拡大するので、随時拡大して見て下さいね。
PPバンドでペットボトルホルダーを作る
PPバンドカットサイズと数量(全て15mm幅のPPバンドです)
・黄70cm×10本(底と縦方向の側面用)
・青50cm×10本(横方向の側面用)
・青100cm×1本(縁の芯用)
・青20cm×1本(縁の芯を縛る用)
黄70cmのPPバンドを交互に組んで、4つの端を重みのあるもので押さえます。腰ビクの時と同じ要領ですね。腰ビクより本数が少ないので扱いやすいです。
側面の立ち上がり部分を内側に折り返して(写真一枚目黄色矢印)きっちり折り目をつけます。
全部折ると写真2枚目のようになります。
底から立ち上げた一段目の側面を編んでいきます。青50cmのPPバンドを縦バンド真ん中位置の外側に当てて、洗濯バサミで固定してスタート。横バンドを縦バンドに対して、手前、奥、手前と交互に編みます。
一段目は角はきっちり折り目を付けます。
一段目をぐるっと編んだところ。スタート地点と重なったところを洗濯バサミで固定。さらに少し先まで編んで5cmくらいは伸ばしたままにします。
二段目は一段目のスタート地点から右へ二つ移動したところからスタート。
ところどころ随時洗濯バサミで固定しながらどんどん段数を重ねていきます。
10段編み終わったところ。
青100cmのPPバンドで縁の芯を作ります。編んだ筒に当ててサイズ調整。大体3巻半くらいかな。洗濯バサミで仮止めしておきます。
20cmくらいに切った青PPバンドを2mmくらいの幅に縦に切れ目を入れて裂きます。
こんな感じに何箇所か巻いて固定します。
写真2枚目の黄色矢印のところのようにささくれのようになった部分はライターの火を軽く当ててまとめます。
芯を縦バンドが交互になるように差し入れます。
内側から出ている縦バンドを外に折り返し、下へ一段飛ばして青色の横バンドに差し込みます。
一つおきにこんな感じになりますね。今度は外側に出ている縦バンドを内側に折り返し、こちらも下へ一段飛ばして青色の横バンドに差し込みます。
内側はこんな感じになってます。
横バンドの余分を少し引っぱって隙間を詰めて調整。
縦バンドも引っぱって縁回りの隙間も詰めます。
最初に底を固定した荷造りひもをハサミで切って取り外します。
横バンドの余らせておいた部分を差し込んでいきます。
最後の部分は黄色バンドの下に隠れる長さ(写真2枚目の赤破線)でカットして差し込みます。
縁で折り返して差し込んだ縦バンドの余りも同様に差し込みます。
内側は狭くて手が入りにくいのでピンセットを使って差し込みます。
ペットボトルや水筒を入れてみよう。
500mlのペットボトルといつもアウトドアで使っているキャメルバックを入れてみよう。
ペットボトルを入れるとこんな感じ。ちょっと隙間がありすぎるかな。
いつもアウトドアで使っているキャメルバックなら隙間もちょうど良い感じ。
これ、なんとなくペットボトルが入るくらいのサイズで作ってみようと思ったんだけど、ペットボトルを入れたとしても、腰に付けられるようにしないと実用性ないね(笑)
腰ビクの時と同様にポリテープを使って腰ひもを付けようと思ったけど、口径が小さい分隙間に余裕がないのでうまく入らない。
古くなったフライラインを使ってみる?
フライラインでベルトループを付けました。
こんな感じでベルトを通しても強度はありそうだけど、、これでプラプラと持ち歩くのはいくら丈夫なフライラインでもさすがに厳しいかなぁ。
それに、この状態だと水筒が抜け落ちる可能性があるので、縁にゴムか何かでストッパーを付けないと。
たこ糸で縁をしっかり補強。
縁の部分で折り返して差し込んだ縦バンドがイマイチしっかりしていないので、たこ糸でぐるっと締めていくことにしました。
縫い針にたこ糸を通し、表側から内側に通します。そして内側から表に出します。
もう一方の糸を挟むようにして、また内側に針を差し込みます。
こんな感じで、順次隣に送っていき、ぐるっと一周締めたら結んで留めます。
縁の部分の見た目が良くなり、強度もアップしました。腰ビクも縁の処理はこの方法が良いのかもしれません。
これ、ペットボトルホルダーというよりも、もっと背丈を低くしてペン立てにした方が実用的かな(^_^;)
ともかく、PPバンドはいろんな可能性を感じさせる素材なので、また何かを作ってみよう。
手芸用のエコクラフトという素材。
PPバンドと同じように籠を編める手芸用のエコクラフト(楽天で見る・アマゾンで見る)というテープ状のものがあるらしい。
紙をこより状にして貼り合わせ、平たいテープ状にしたようなもの。
PPバンドより触感がやさしく、魅力的な素材ですね。
ただ、PPバンドより高いのが難点。
屋外で使う腰ビクなんかはPPバンドの方が適しているけど、買い物かごや室内で使うバスケットなんかはエコクラフトの方が仕上がりは断然良いと思う。
いろんなカラーが揃っているので、おしゃれな籠ができるに違いない。
エコクラフトの本もいくつか出ているようなので、それを読んでみようかとも思います。
コメント
起用なもんだね~
此れなら濡れても大丈夫ですね
昔母が作ってました買い物カゴだった記憶です。
釣りお爺さん、こんばんは。
私は大して器用じゃないんですよ。これは、この前のランディングネット編みに比べるとかなり簡単です(^_^;)
PPバンドは水には強いので、使い道によっては釣りでも活躍するかもしれません。
昔からPPバンドで籠を作っていたんですね。薄くて丈夫で耐水性もあるので、籠を作るには適している素材ですね(^_^)
こんばんは。
素材としてのPPバンドの価値ってのは、なるほどな~って感じです。
確かに色々と姿を変えて活躍してくれそうです。
マンボウさん、こんばんは。
荷造りの用に使われているだけあって、薄くて軽くて丈夫なので素材としてはかなり優秀ですよね。工夫次第でいろんな物が作れそうです。
ただ余りにも薄くて手が切れそうなほどなので、注意が必要ですね。
その点、文末で紹介したエコクラフトという素材は自然な手触りで、温もりを感じるものができるんじゃないかと思います(^_^)
おはようございます。
見事なものですね、上部の縁の部分の二段分が一段になって少し気になるかなぁ~と思ったんですが、タコ糸で縫うようにして止める事で解決しましたね流石です、ご紹介のエコクラフト、これと竹材を合わせて編めば私のビクも簡単に作れるかもしれませんね。
ハックル70さん、こんばんは。
おっしゃる通り、縁が一つおきに一つ飛びで差し込まれている部分が強度的にも不安だし、見た目がイマイチなんですよね。
たこ糸で締めていったら良い感じになりました(^_^)
エコクラフトは質感が良く魅力的な素材なんですが、元が紙なので水には弱いところが欠点でしょうか。
僕の魚籠(笑)山菜採りの籠もコレ。
Nori1022さん、こんばんは。
そう言えば、前回のビクの時にお婆さんが作ったPPバンド籠に投網で捕った鮎を入れていたとコメントもらいましたね。
これで作ったビクは、軽量で丈夫、しかも万全の耐水性能なので用途としては適してそうですね。
私も今年の山菜シーズンにはこれで作った腰ビクを持っていきます(^_^)
こんにちは。
カラフルなボトルホルダーが出来上がりましたね。
これ、工夫してMTBに取り付けられないかな?とか思っちゃいました。
七流釣師さん、こんばんは。
アウトドアに持って行くにはちょっと派手過ぎる感じもしますが(笑)
あ、確かにマジックテープをうまく使えばMTBに取り付けられるかも。
ホームセンターだと在庫があるのが黄色と青くらいなんですが、他にも黒や赤もあるので、私の赤いMTBに取り付けるとしたら色を変えて作れば良さそうですね(^_^)
先日、コメント書いて送信をクリックしたけど、なぜかハネられちゃったんですよね。
なんでだったんだろう?
「これはきっと他に何か違うものを作るための伏線なんじゃないですか?」
なんてことを、書いてみたのですが。
kuniさん、こんばんは。
あれ、そうだったんですか。
コメントは3つ以上のリンクURLが含まれるとはじかれる設定になってますが、そんなリンク記載してないでしょうし、たまたまシステムエラーだったんですかね。
すみません(^_^;)
伏線・・・否定はできないかも(笑)
とりあえず、実用的には山菜シーズンが始まるまでに山菜採り用のビクでも作ろうかと思ってますが、その他いろいろ(^_^)
リコプテラさん、はじめまして。(ナナメ上なコメントかもしれませんが)スウェーデン感ハンパないですね(^ω^)。スウェーデンのお友達がいらっしゃったらプレゼントに喜ばれること間違いないですね笑
きったんさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
最初意味がわかりませんでしたが、そう言えばこの青と黄色の組み合わせ、テレビでオリンピック観戦してる時によく見かけました(笑)
カーリングの日本女子チームの最終戦は白熱しましたねー。
スウェーデン人にプレゼントするとしたら、もっと国旗に寄せたデザインにすれば良いかも(^_^)