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額装ちょっぴり修正と三本の毛鉤

フライタイイング勉強中
この記事は約4分で読めます。

先日ブログに額装フライが届いた件を書きました。
嬉しかったので、アップの写真も何枚か載せたら作者本人から、フライ名の英語表記にスペルミスがあったとコメントもらいまして(笑)

作者のkuniさんは修正方法を考えると言ってくれましたが、「m」が「n」になっているだけだしさらに筆記体なので言わなきゃわからないし、私はそのままでも良いと思いました。
でも、もし私が作者の立場だったら絶対にそれは直さなきゃ、という気持ちになるでしょうね。

kuniさんが修正パーツを作っている様子をブログにアップして送ってくれると言うので、お言葉に甘えて送ってもらうことにしました。

数日後、封筒が届きました。

フライ額装の微修正。

 
中を開けてみるとプチプチに包まれたカードケースが出てきました。
このカードケースももらっちゃっていいの?
プチプチの端を留めている魚マークのテープがいかしてる!

 
中には額装の修正パーツ、それからなんと毛鉤が3本出てきましたよ。
とりあえず三本の毛鉤は手作りフライスタンドに留めておいて、修正作業を先にやろう。

 
一番下に貼り付けて文字修正するためのパーツ。そして、その上に浮かせて貼り付けるリールの外縁部分のパーツと、それを浮かせるためのシリコンチューブという構成。
すでに額装の外縁が四角く浮かせて立体的になっているので、その下に入るように余分をカットして貼り付けます。

 
その前に念のためこのパーツをスキャナで読み込んでおこう。
そんな難しい作業じゃないから失敗はしないと思うけど、おっちょこちょいなので、一応念のため(笑)

 
余分なところを少し余裕を持ってカットして一度あてがってみて、さらにぴったりサイズにカットして貼り付けます。これで文字修正は完了。
もう一つのパーツも同じサイズにカット。

 
そして、上げ底にするためのシリコンチューブ。わざわざ半分にカットして送ってくれました。全部で8個。これを適当な箇所に貼り付けて、その上にリール外縁パーツを貼り付けるということですね。これがちょっと細かい作業。
大体の位置にシリコンチューブを置いてその上にパーツを置いてみたけど、もう少し高さが合った方が良いかも。他のものでも、高さが出せれば良いよね、きっと。

 
段ボールを小さく切るんじゃダメ?
パーツを載せちゃえば隙間から覗き込んでも見えないし、貼り付けやすそうだし、高さもちょうど良い感じ。
せっかく細かいパーツを作って送ってくれたのにすみません。勝手に少し変えちゃいました(^_^;)

 
リールの立体感はこんな感じ。もちろん、スペルもちゃんとしたものに。
Hempseed:麻の実という名のフライ。


リール部分が立体的になって、前よりもさらに良くなったかも。
kuniさん、いろいろありがとうございました!

オマケに送ってくれたテンカラ毛鉤たち

kuniさんはフライフィッシャーですが、少し前からテンカラも始めてテンカラ毛鉤も巻かれています。

 
1枚目はテンカラの逆さ毛鉤。これ、釣れそうな雰囲気ありますねー。
2枚目もテンカラ毛鉤らしいけど、ウェットフライみたいでおもしろい。

 
そしてグレーニンフ(アイアンブルー・ニンフ)も送ってくれました。
2枚目は先日私がモグラの毛を使って巻いたグレーニンフですが、それよりもボディーもハックルもボリュームがありますね。私がニンフシーズンに今まで使っていたマスクラット仕様のグレーニンフはかなりボリュームがあってよく釣れるので、ボサボサしてた方が良いのかもね。


グレーニンフ三兄弟(笑)
一番左がモグラの毛を使って私が巻いたグレーニンフ。
二番目がkuniさんが送ってくれたモグラのグレーニンフ。
一番右が私が前から使っているマスクラットの毛を使ったグレーニンフ。これはほんとにボサボサ。だけどこれが良く釣れるんですよね、なぜか。

9月になってから雨の日が多く、なかなか釣りに行けないうちに渓流禁漁日も迫ってきました。いろいろ忙しかったこともあって、今年のシーズンはあっという間に終わりを迎えそう。
9月は稲刈りもあるし、キノコ狩りもあるし、一度は諏訪にワカサギ釣りに行きたい(笑)、ホントに忙しい!

渓流禁漁になって少し落ち着いたら、モグラの毛を使っていろんなフライを増産しようと思っているところです。

私は今は健康だけど、もし年をとって渓流を歩けなくなったら(年とは関係なく病気や怪我で歩けなくなることだってあり得るし)、毛鉤を巻いてそれを額装したりして楽しむのも良いかも。毛鉤(フライ)を巻いているだけで、釣りをしている気分になれるのが、この釣りの良いところ。
後は、座ってじっくり楽しめるヘラブナ釣りでもやるか(^_^)

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コメント

  1. ホントに余計な手間までお掛けしちゃって、ごめんなさいね。
    でもリコプテラさんと合同でひとつのものを作り上げることができて、とてもうれしいです。
    実際にパーツを合わせてみて嵩上げの調整できなかったので、あえてシリコンチューブをカットしたけど、段ボールの厚みが丁度良い感じですね。^^
    これならカットしない状態のチューブも入れたら良かったかも。
    とは言え、パーツ製作も含めて最終仕上げは上々のようで、ボクも嬉しいです。
    どうも、ありがとうございました。

    賄い埃毛ばり・・・アップで見るとお恥ずかしい。^^;
    こちらもボクが巻いたもので、リコプテラさんが良い魚を釣る・・・という合作釣果が得られると最高です。

    • kuniさん、こんばんは。
      いえいえ、全然手間じゃないですよ。結果的に立体感が増してより良い感じになったことだし。勝手に段ボールでくっつけちゃってすみません(^_^;)
      こちらこそ、ありがとうございました。
      kuniさんの毛鉤で良い型を釣りますね。でも、このところ雨続きでうまくタイミングが合わず・・・9月に入ってから一度も釣りに行けていません。
      なんとか禁漁までには(^_^)

  2. おはようございます。
    額装して保存、良いですね、空間のある額でないといけませんが私も立体拓本をやっていた時いろいろ悩みました、ガラスを張らなければ簡単に出来ますがね、調度良いプラスチックケースがないものかと探していますが仕切りがあったりしてなかなかうまくいきませんね。出来の良いタモとビクは保存してありますが、毛ばりもボチボチ保存したいと思っています、ビクはもう出来ませんし、タモも作ったものはありますが昔のような出来では無くなって人に譲るのも気が引けるものになってしまいました、最高の時期ってあるものですね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      そうなんですよね、厚みのある額じゃないとダメですね。
      立体拓本というのがあるんですか。何を飾るにしても額装すると見栄えがよくなって、大事にしようという気にもなりますよね。
      ハックルさんの作られたビクとタモはもちろん実用品としても素晴らしいですが、芸術品でもあると思います。
      釣り具博物館なんていうのがあったら、飾られるべき逸品だと思います(^_^)

  3. 少しの間違えでも作られた方は完璧に仕上げたいですよね。しかし、何度見てもカッコいいです(^-^) グレーニンフも人それぞれで参考になります。

    • Kさん、こんばんは。
      私はもらった側なので直さなくても大丈夫だと思いましたが、逆の立場だったらやっぱり直さないと気になって仕方ないです(^_^;)
      そうなんですよ、kuniさんの巻くクラシック・サーモンフライは本当にかっこ良いし、カラフルで綺麗ですよね。
      同じフライでも巻く人によってだいぶ印象の違う物になりますよね。自分なりの工夫でアレンジするのも楽しいです(^_^)

  4. フライは釣る楽しみ半分作る楽しみ半分で100パーですかね。作る部分をkuniさんに頼っている不埒者ですけど。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      他の釣りだと、仕掛け作りが楽しいとはあまり思いませんが、フライフィッシングだけはちょっと特別ですね。
      禁漁期でも、フライを巻いていると禁断症状が治まります(笑)
      kuniさんは、Noriさんに頼りにされるのが嬉しいんだと思いますよ。喜んでフライを巻いてくれるでしょう。良いお兄さんをお持ちで(^_^)

  5. またまたなにやら格好いいものを作っておりますね。
    飾るにオシャレですね。
    毛鉤スタンドもご活躍、道具は作る楽しみも良いのですがその後に多く活用できているのが完成形ですね。
    毛鉤も含めてまた参考にさせて頂きます。(^^)

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      kuniさんの巻くフライはかっこ良いので、絵になりますね。
      私も自分で巻いたフライなりテンカラ毛鉤なりを、額装してみようかなんて思っています。
      毛鉤スタンドは、ご存じの通り幻の渓流師さんを真似して作らせてもらった物ですが、巻いたフライを留めておくのにとても重宝しています。ありがとうございます。
      少しでも参考になることがあれば、うれしく思います(^_^)