渓流はもうとっくに禁漁になって少し禁断症状が出ていますが(笑)、今年も残すところわずかにしまったので、年内に2018年の印象に残った渓流釣りを振り返っておきたいと思います。
個人的には多忙だったこともあり、釣行回数は少なめでしたね。
ラスト1ヶ月となった9月は本当に雨続きで、さらに大型台風が連続でやってきたりしてほとんど釣りに行けなかったんですよね・・・
2018 天竜川水系・木曽川水系 フライフィッシング
2月16日 天竜川水系 アケビ沢
雪舞う解禁日のチェコニンフ。
昨年は解禁日に真っ暗な早朝に出かけて凍り付く思いをしたので、今年はゆっくりと出かけました。本命だと思っていた川では空振りで、雪が積もる小さな小沢へと。
先行者の足跡だらけでしたが、チェコニンフでなんとか小さなイワナとアマゴがキャッチできた初釣りとなりました。
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2月25日 天竜川水系 クレソン川
寒い日はスキレットで熱々料理を。
中学生の頃よく餌釣りに通った渓流。今では荒れてしまった印象があるけど、久々の釣行でアマゴとイワナに出会えて嬉しかった。
まだまだ寒い中、味噌煮込みうどんとスキレット料理で体が温まりました。
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3月1日 矢作川水系 米寿川
大荒れの川の畔で車中泊。
大荒れの予報、何を血迷ったか矢作川水系の解禁日前日に川の畔で車中泊。
雨が降ったり止んだりしている中、朝起きたらあまりの人の多さにびっくり。
突風に見舞われたり、雷雨になったり散々な天気でしたが、アマゴが釣れて帰りには温泉で温まったので幸せ。
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3月13日 木曽川水系 ワサビ沢
よみがえったランディングネットに魂が入る。
塗装をし直したランディングネットと新しいロッド&リールのデビュー釣行。
カムパネラ レッドラップ 3753RWはとてもきれいな曲がり方をするロッドで、開けた川でのキャスティングが気持ち良いです。
クリック音も軽快なオービス バテンキル クリックIIとの組み合わせは最高です。
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3月25日 木曽川水系 ウルイ川
きれいな水で育った惚れ惚れするアマゴたち。
エメラルドグリーンに輝く水の中で育ったアマゴは、本当にきれい!
ここまで水がきれいだとアマゴたちの神経質さが半端なく、なかなか手強いね。
渓流の畔で食べる炊き込みご飯はやはり最高。意外と簡単にできるので皆さんにもお勧めの渓流めしメニューです。
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4月5日 矢作川水系
桜咲く、うららかな日の渓流探索。
勝手のわからぬ矢作川水系のいろんな川を探索。
チビアマゴ主体の釣りだったけど、桜が咲く穏やかな陽気の中、渓流そうめんも堪能できたし、おみやげのタラの芽も採れたし、たまには少し遠くへ足を延ばしてみるのも新鮮な気持ちで釣りができて良いですね。
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5月6日 木曽川水系 檜の森
ディレイラーの調子がイマイチなMTBで林道を上ります。
青空が広がる一番気持ち良い季節に、お気に入りの川でフライフィッシングを存分に楽しめました。黄金色に輝くイワナは本当にきれいでした!
少し遅いタラノメもお土産に採れて、充実した一日となりました。
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5月22日 天竜川水系 龍の川
濁流の向こう側のイワナと渓流そうめん。
林道工事中で急激に濁流になったり澄んできたりとあいにくのコンディション。
一旦林道に上がって重機に塞がれているところまで様子を見に行くと、重機を止めて先へ通してくれました。なんともラッキーな貸切状態で、良型イワナが釣れました。感謝感謝。
渓流で食べるそうめんは格別ですね!
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6月2日 天竜川水系 ニリンソウ沢
テンカラ竿を使ったドライフライフィッシング。
葦が茂る里川で、テンカラ竿を使ってドライフライフィッシング(通称ドラテン)。民家の中を流れる浅い川だけど、意外と魚影が濃く良型も潜んでいました。
短い時間だったけど、穏やかな日に源流釣行とは違うこんなのんびりとした里川の釣りも良いですね。
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6月4日 天竜川水系 幽霊谷
お気に入りの幽霊谷へ向かうも、先行者ありだったので初めての支流へ。
サイズ的にはイマイチだったけど、きれいなイワナがたくさん釣れました。珍しく堰堤下でも連続ヒット。抜群の渓相でフライロッドを振れるのはとても幸せ。
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6月24〜25日 天竜川水系 イタチ谷
ふらふらになって辿り着いた谷でぐっすり眠る。
前日下痢気味だったこともあり、MTBをひたすら漕いでいたら脱水症状なのかハンガーノックなのか、体が強烈にだるくなってしまい釣りを始める前に一眠り。
イワナの反応が良く今シーズン初の尺イワナも釣れて、フライフィッシングを思う存分堪能。
真っ暗闇の渓流の畔に泊まるのは最高!
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7月15日 天竜川水系 檜の森
こんなの初めて釣った!全く斑点のないイワナ。
日本中が猛暑に見舞われていた暑〜い日に渓流で涼もうと出かけました。
朱点も白点も全くない無斑のイワナを釣りました。
ウェットウェーディングスタイルで水に浸かって歩き、冷えたビールをぐびぐび。そうめんをツルツル。暑さも吹き飛んでリフレッシュできました。
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8月10〜11日 天竜川水系 幽霊谷
ハンモックという新しい渓流泊スタイル。これはいける!
Amazonで3,000円足らずで購入した蚊帳付きハンモックが、お値段以上の品質と使い勝手の良さ。前回テスト泊をして問題なかったので、今回はさらに源流部の河畔にハンモック+タープを設営して快適渓流泊。
意外にもソロストーブライトでイワナの塩焼きもできることがわかりました。
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8月27日 木曽川水系 アカハラ川
ルアーフィッシングの威力を改めて実感。
あんかけチャーハンとスープ餃子という豪華なランチに満腹。
ドライフライではチビアマゴしか出てこないなかなかの渋い状況の中、ルアーにはイワナもアマゴも猛アタック。水面に出てこない魚に対してやはりルアーは威力あるということを再認識。来シーズンルアー熱が高まりそうな予感。しかも新しいタックルで(爆)
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9月26日 天竜川水系 イタチ谷
台風に押し流された谷で、イワナたちの復活を願う。
9月に入ってから雨続きで全然釣りに行けないので、普通なら出かけない「晴れのち雨」という天気予報の中シーズン最終釣行へ出発。
あれだけ魅力的だった谷が台風で埋まり無残な姿に・・・でも生き残っているイワナが確認できました。どしゃ降りに打たれる帰り道、鹿の角をおみやげに渓の復活を願ったのでした。
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2018渓流まとめ
今シーズン最大の収穫は、渓流でハンモック泊ができるようになったことです。
この軽量コンパクトなハンモックさえあれば宿泊場所は渓流脇のいたるところにあるし、泊まらない時もウェーディングシューズを脱いで昼寝ができます。ほんとにハンモックは最高!
来シーズンはタープやツェルトの可能性も探ってみたいと思います。
来シーズンは水面下のフライフィッシングをもっと研究したいと思います。
それと関連してルアー熱がまた復活の予感。しかも新しいタックルで挑もうと、すでに散財の予感(笑)
今年の渓流は例年に比べ釣行回数が少なく尺イワナは1尾だけでしたが、いろんなタイプのきれいなイワナ、アマゴが釣れて充実したシーズンでした。
あれほど魅力的だったイタチ谷が台風で埋まってしまったのが気がかりですが、復活の日を期待してまた来春様子を見に行ってみようと思います。
川の神様、山の神様、来シーズンもよろしくお願いします。
コメント
小生がやりたいが出来ていないこと、されていて羨ましい限りです。いつか追いつこうと思います!
akさん、こんばんは。
私のやっていることを真似するとろくなことがないかもしれませんよ(笑)
ハンモック泊はやってみると簡単でもの凄く快適なので、暖かい季節になったらぜひ試して欲しいですけれども。
渓流釣りは魚釣り以外のこともやってみると楽しさが広がると思います(^_^)
やはりこのハンモックの活躍具合と値段との比率が半端ない!
Nori1022さん、こんばんは。
このハンモックは今年最大のヒット商品です。私の中での話ですが(笑)
3,000円足らずのこのハンモックが想像以上の品質だったので、10倍くらいするブランド名の付いたハンモックはいったい何なのかって思っちゃいます。
来シーズンも大活躍してくれること間違いなしです(^_^)
こうして見ると、食事と絡めて「あぁ、あの時のね」なんて思い出しやすいですね。^^
もちろん釣りだけでも印象に残るものはあるけど、他の遊びなんかと組み合わせると、より一層楽しめると感じます。
ボクも来年は、もっとハンモックを活用したいですね。
kuniさん、こんばんは。
そうなんですよ、ランチに何を作ったかというのは結構記憶に刻まれていて、川の思い出がよみがえります。
最初のうちは、釣りだけだと釣れない時はブログネタに困るから現地調理もしてみようなんて思ってましたが、やっているうちにそれが楽しくなってきました(笑)
ハンモック、来シーズンはどんどん活用して下さい(^_^)
こんばんは。
私も今シーズンは9月には竿を出せず、例年より釣期間が1ヶ月程も短かったような年でした。
また、年を重ねる毎に渓魚が減っているのは間違いなさそうで、その対応法についても迷った年でした。
来期はどうするか、今から悩ましくも、年が明けて本格化する藤の咲く頃が楽しみです。
マンボウさん、こんばんは。
今年の9月は散々でしたよねー。私も無理矢理なんとか1回釣りに行きましたが結局帰りは土砂降りに打たれました(T_T)
こちらも、ここ数年で明らかに魚影が薄くなった川がいくつかあります。原因はいろいろあるんだと思いますが、ちょっと切ないです。
このところ急激に寒くなってきたので、藤が咲く頃が待ち遠しいですねー(^_^)
おはようございます。
渓流メシとともに数々の釣行記事、素晴らしかったですね、ニリンソウの川は7月前は度々行きますので来季はお行き会いするかもしれませんね、それまでに体力を回復しないといけませんが(笑)安全な川ですからね。
ハックル70さん、こんばんは。
ありがとうございます。今年も渓流釣りが楽しめました。
ニリンソウ沢は葦が茂る前が良いですよね。釣り人も少ないし安全に釣りが楽しめますよね。私はここでシオデを見つけたので、来シーズンもちょくちょく行くと思います。いよいよ、来シーズンは師匠に会えるかもしれませんね(笑)
手術後の経過は順調でしょうか。春までに体調回復して、釣りや山菜採りを楽しんで下さい(^_^)
1年を振り返ると走馬灯のように思いでが込み上がりますね
来季に繋ぐ経験もし一層夢が膨らむ事でしょう、
待ちどうしい解禁日です。
釣りお爺さん、こんばんは。
一年が経つのって早いですね。もう年の瀬か、と思います。
今シーズンは9月は雨続きで大型台風にも見舞われ、ほとんど釣りに行けませんでした。でも、一年を通して見ると楽しめたシーズンでした。
来シーズンは台風で埋まってしまった川がちょっと心配ですが、またいろんな川にいってみようと思います。
急に寒くなってきたので、本当に春が待ち遠しいです(^_^)
こんなに楽しそうなレポを見返していると、禁断症状も出ますよ(^-^) 私も来シーズンはルアーにしようかと悩んでます。なぜなら、浮いているフライを見失うやら、夕方になると針に糸が通らないから
Kさん、こんばんは。
釣りってあんまり間が開くと禁断症状が出ますよね(笑)
私も一年を振り返ってみたら、早く川に行きたくなっちゃいました。
えっ、来シーズンはルアーを!? Kさんは元々ルアーをやっていたんでしたっけ?
言われてみれば、確かにルアーなら薄暗がりになっても釣ることができそう。私は両方持って川に行くという節操ないスタイルになりそう(笑)
禁断症状は人一倍感じております。(笑)
沢山出かけましたねリコブテラさんの今年の印象はハンモック泊ですね。
見事に使いこなしているのはとても参考になりました。
2019はフライの水面下へのトライですか!
テンカラですが意識して体験してみたいですね。
幻の渓流師さん、こんばんは。
やっぱり禁断症状出てますか(笑)
フライやテンカラだと毛鉤を巻いてなんとか乗り切るしかないですね。
ハンモック泊は本当に便利で快適なので、今後の私の渓流釣りには欠かせないものになりそうです。
来シーズンはフライだけでなく、ルアーにも手を出して水面下を攻めようかと(笑)