FISH ON! 鹿留に行った時に、前日河原で車中泊をしたわけです。
もちろん今のままでもバックドアから出入りはできるんですが、バックドアは一旦閉めると内側からは開けられないんですよ(>_<)
それをなんとか中から開けられるようにしたい。
ジムニー(JB23)バックドアオープナーを作ろう!
リアゲート(バックドア)は外側からは写真1枚目の黄色矢印のドアハンドルで開けられます、もちろん。けど、内側には開閉ハンドルは無いんですよ。
外側のドアハンドルの反対側辺りになんか怪しいフタがついてるじゃない(写真2枚目の黄色矢印)。このフタを外せば何かできるんじゃないの?
まずはリアゲートトリムを外してみよう。
まずリアゲートトリム(内張り)を外してみます。
リアゲートトリムの外し方の詳細はこちらをご覧下さい。
ドアロックのノブをクルクル回して外します。
そして、いつくも持っているトリムリムーバー(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)の中から、一番がっしりしたやつを使って、リアゲートトリムを外します。
外したリアゲートトリム。
寒い時期にはあんまりやりたくないんだけど、幸いクリップは一つも割らずに外せました。
元々バックドアを中から開けられるための準備はされていた模様。
さっきのフタの裏側はこんな形になっていて、爪を押すとフタが外れます。
写真2枚目は外したフタ。
フタを外すとこんな形になってます。
これ、明らかに内側にハンドル付けられるんでしょ?
だけど、例のパーツカタログを見てもそれに該当するパーツは出てないんですよね。うーん。
これは新車購入時のオプションとして設定されてたものなのかなぁ??
いずれにしても現在部品供給は無理そう。
検索してみると社外製でジムニーのバックドアオープナー(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)と言うのが売られていることは売られているけど、こんなのが8,000円とか10,000円もするのか。うーん。
タープ用の張り綱が活躍。
右側は透明なビニールカバーがブチルゴムでくっつけられてます。写真1枚目の黄色矢印辺りを手が入るくらいまで剥がします。
ブチルゴムはプリウスのドアハンドル交換の時にも出てきましたが、これが手にくっつくと大変なことになるので嫌いなんですよね。でもまぁ仕方ないから気を付けて剥がします。
中をのぞき込んで外側のハンドルを動かして、可動部がどこなのか把握。
奥に見えている針金状の棒はロックピンと繋がっています。
外側のハンドルを動かすと、黄色矢印の出っ張りが連動して動きます。しかもここに穴が開いてるんですよ。ここに細いロープを通して引っぱれば中から開けられそう!
タープ用にモンベルで買った2mmの張り綱(オンラインショップで見る)。多目に買って置いて良かった。これを50cmくらい切って使ってみよう。例の出っ張りの穴に張り綱を通します。
こんな感じになります。
ビニールカバーをまた元通りにブチルゴムで貼り付けます。ビニールには元々切れ目があるので、そこを通してこちら側に張り綱を出します。
リアトリムを取り付けて、張り綱をこちら側に出します。ちょっと引っぱってみよう。
外側のハンドルがちゃんと動きます。いいんじゃないの、これで。
ロックピンのノブも忘れずに取り付けます。
よし、中に乗り込んで内側からバックドアを開けてみよう。
しっかり閉まった状態から、張り綱を引っぱってバックドアを開けます。
おぉー、これで簡単に中から開け閉めできる!
と思ったけど、これ、ちょっと張り綱が細すぎたな。開けようと思うと結構力が必要で手に張り綱が食い込んで痛いよー(>_<)
4mmのロープを使った方が良かったかな。
もっとしっかり握れるハンドルにしよう。
張り綱が通るくらいの穴が開いたゴムのハンドルみたいなのがあれば、それを通せばバッチリなんだけどなぁ。
ホームセンターでそんなのを探そうと思っていたんだけど、後日別の方法を思いつきました。
細いロープをぐるぐる巻いてハンドルにすれば良いんじゃないの?
この青いロープはモンベルで売っている4mmのアクセサリーロープです。別用途に以前買ってありました。これを一旦折り返して黄色い張り綱の結びコブのところからグルグル巻いていきます。
グルグルグルグル巻いて、最後は最初に折り返した輪っかに入れて両端を引いて締めます。
こんな感じになります。
巻いた部分が少しゆるいので、結びコブのところから増し締めしながら徐々に送ってきます。
もう一度しっかり締め付けます。
ロープ両端の余分を2cm位残してカット。SOTOガストーチ(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)で炙って末端処理。
実際に握ってバックドアを開けてみると、今度は力が入りやすくてとてもイイ感じ。
ちなみにドアを締める時もこのロープを引っぱって締めます。
ロープぐるぐる巻きハンドルは思いつきでやってみたけど、我ながら意外とうまくいってびっくり(笑)
ちょっとしたことだけど、これでジムニーの車中泊がまた一つ快適になりました。
コメント
「中から開けることができる」・・・これホントに欲しい機能ですよね!
ボクの車も中から開けることはできないけど、どうにかならないかと思ってました。
ま・・・ボクは自分で弄るという冒険はできないですけどね。(笑)
一応、リアシートを片方だけ倒しておいて、ラゲッジスペースとリアシートを繋がるようにして使っているから何とかなるとは言え、リアゲートが中から開閉できたら便利ですよね。
kuniさん、こんばんは。
ジムニーは2ドアなので、余計に後ろが開いてくれると便利なんですよね。
あれ、SUVとかミニバンとかはリアゲートが内側から開けられるようになっているんだと思っていましたが、開けられないんですねー。
今回の改造で、ジムニーの後ろにタープを設営する時も使い勝手が良くなりそうです(^_^)
おはようございます。
毎日使うものでは無いのでこれで十分ですね、車中で何かあった時中から開けられないバックドアー、私も若い頃、寝ていて気になった事があったような気もします、流石です。
ハックル70さん、こんばんは。
毎日使うとなると細い張り綱の耐久性が怪しいですが、車中泊の時だけなのでしばらくはこれで大丈夫そうです。
もし、張り綱が切れちゃったら、その時にもっと強度のある別案を考えようと思います。ジムニーみたいな車はバックドアが開く仕様になっていれば便利なのに、何か規制があるんですかね(^_^;)
こんなこと考えたこともありませんでした。アイデアマンですね!
Nori1022さん、こんばんは。
もし、Noriさんがジムニーに乗っていたとしたら、たぶん後ろのドアが開けられないかなーって思うんじゃないでしょうか。怪しい位置にフタみたいなのが付いてるし(笑)
ジムニーに連結するブルーシートタープも改良してイイ感じになったので、来シーズンは車中泊が増えるかもしれないです(^_^)
これはこれは!
いいアイディアですねー。
必要は発明の母じゃありませんか。
先日カンツリに行ったら#18ニンフで50㎝オーバーを掛けて引っ張りまわされました。
前回#2ロッドにクラックを入れられたので、#4ロッドでがんばるも2度切られまちた。ユスリカニンフ以外は反応が悪かったです。
FFfreak さん、こんばんは。
そうですねー、必要に迫られて改造してみました。元々内側から開けられるハンドルノブみたいなのが売られていた形跡があるんですよね。
ともかく、これで使い勝手が良くなりました。
50cmオーバーのニジマスですか。凄いですねー!
冬はやはりユスリカでしょうか(^_^)
此れは便利でしょう、不便と思ってもそんな知識が無く困ってました
私も一度調べて出来るか検討して見ます、
車泊時は活躍しますね。
釣りお爺さん、こんばんは。
そうですね、これで車中泊時はかなり便利になったので、来シーズンは車中泊が増えるかも知れません。
ジムニーには幸いにもオプション設定があったのか、フタを外して改造が可能でした。他の車種だとどうなっているのかわかりませんが、内側からバックドアを開ける工夫は考えられるかもしれないですね(^_^)
これまた見事に考えましたね。
後部ドアが使えると利便性が上がりベッドが一段使いやすさが出ますね。
まったく浮かびませんでした(笑)
ジムニーは楽しいですね。
幻の渓流師さん、こんばんは。
何回か車中泊して不便に思っていたんですよねー。
怪しいフタがついていたので、開けてみたら解決の糸口が見つかりました(^_^)
しばらくはこれで使ってみて、張り綱の耐久性が怪しくなったらもう少ししっかりした方法でやり直します。
そうなんです、ジムニーは楽しいですよね(^_^)
我が家の車、三列シートの乗り降りにバックドアから乗せています。閉めるのは外の人。たしかに内側から開けられると便利そう(^-^)
Kさん、こんばんは。
そうなんですか、三列シートの車もバックドアは内側から開けられないんですかー。緊急時とか内側から開けられた方が良いような気がしますが(^_^;)
かなり便利になったので、来シーズンは車中泊できそうな川に釣りに行くことが多くなるかもしれません(笑)
寒い時期は結露がちょっと問題ですけども。
こんばんは。
なかなか良い出来じゃないですか。
何といってもコストをあまりかけていないのが良いですね。
こうなると、引きロープを通す孔を開けた蓋も作りたくなったりして・・・(笑)
マンボウさん、こんばんは。
元々買ってあった張り綱とアクセサリーロープを使ってできたので、コストパフォーマンスは最高です。
ただ、ちょっと細い張り綱の耐久性が怪しいので、ダメになったらもっとしっかりした構造のものを作ろうかとも思っています。
フタに穴を開けるのもいいかもしれないです(笑)
こんばんは。
商用車のバンは内側から開けられるようになってますね。
大抵はステッキ式のハンドルを捻って引っ張るパターンですので、今回のジムニーのパターンと似ています。ひょっとしたら海外モデルでは内側から開けられるようになっているのかも知れませんね。
七流釣師さん、こんばんは。
そうなんですか、商用バンは内側から開けられるんですか。
逆に言えば、常用のミニバンとかSUVとかは内側から開けられないってことですかね(^_^;)
確かにフタがついていて開けられるようにできるパーツはあった形跡があるので、海外モデルは内側から開けられるのかも。ジムニーは海外でも人気があるし。
国内向けの乗用車の場合、なんらかの規制があってバックドアは内側から開けられないようになっているのかも?
解禁しましたね。今シーズンはどんな釣りになるか楽しみです。どこかの川で行き合えるのを楽しみにしています。
バックドアの件ですが、私が以前に乗っていた78プラドは内側から開けられたので法規的な問題はないように思います。しかし相変わらずのアイデアマン、ズクがあって素晴らしいです!
オジーさん、こんばんは。
天竜川水系は一足早く解禁になりましたが、本格的に楽しめるのはもう少し先でしょうか。どこかの川で行き会えたら楽しいですね(^_^)
バックドア、78プラドは内側から開けられるんですね。法規的な問題がないなら、ジムニーはともかく車中泊に最適なSUVは内側からも開けられるようにして欲しいですね。
ズクだけはありますが、それがいつも空回りしています(笑)
これ採用させて頂きました。
ナンバー移動とストップライトLED化のためのリレーを付けた際にリアのカバーを外すことになりましたので、一緒に紐を付けました。
ありがとうございました。
次はリア スピーカー取り付けです。 12cmスピーカーが欠品でなかなか手に入りません。
deer hunter さん、初めまして。
採用ありがとうございます。
ライト類LED化、私もやろうかな (^_^)
ALPINEは現在12cmスピーカーは生産終了しているようですが、KENWOODの方は後継のKFC-RS124が楽天やヤフーショッピングで売られていますね。
その件、リアスピーカー取付の記事にも追記しました。
https://www.sakanakokoro.com/2016/11/04/16306/
ご参考までに (^_^)
おはようございます。
また、パクらせて頂きました
海童さん、こんにちは。
私の記事が少しでもお役に立てば嬉しく思います。
役に立ちそうなことがあったら、どんどんパクってください(笑)