少し前にマブナを釣ろうと天竜川に出かけたら、アブラハヤとアメリカザリガニしか釣れないという目に遭いまして、なんとかマブナの釣ろうとまた出かけました。
身近な魚(だったはずの)マブナを釣ろう!
前からちょっと目を付けていた天竜川のポイントにやってきました。
左岸は護岸されていて、ちょうど階段のあるところ。ブロックが入れられていて、その後ろ側が淀みになり、鯉や鮒が棲みやすそうな雰囲気。ここならいるんじゃない、鮒が。
練り餌を使ってウキ釣りをするので、ヘラ台(楽天で見る・アマゾンで見る)をセット。
四本の脚は個別に高さ調整できるので、階段の段差があってもしっかり設置できます。
餌はマルキューの万能練り餌 九ちゃん(楽天で見る・アマゾンで見る)とミミズ 。
練り餌で魚を寄せて、ミミズを食わせようという作戦。
2、3回打ち返して、さぁこれから魚が寄ってくるかな、なんて思っていたら何やら後ろから話し声が近づいてくる。
ブラックバス狙いと思われる若いルアーマン?が3人、どかどかと階段を下りてきた。
何も言わずにどんどんこっちに近づいてくるから、仕方なくこちらから「コンニチワ」と挨拶するも挨拶を返さず、
「何か釣れるんですか?」と聞いてくる。
「鮒を釣ろうと思って」と一応返答するも、この時点で私はやや不機嫌に。
まず、挨拶をしろよ、挨拶を(`_´)
ふーん、という様子でその3人組は至近距離で重いルアーをバシャバシャ投げ始めちゃった。
釣り人のマナーもここまで地に落ちたか。
ここじゃ無理だなぁ・・・撤収。
私の機嫌が急降下するのと連動して、あれだけ晴れていたのに空には暗雲が垂れ込めてきました・・・
小さな野池のマブナたち
天竜川は諦めて、いつかススキ竿でマブナや鯉を釣った例の小さい野池へやってきました。
ここにはまだマブナがいてくれるかな。
こういうこともあろうかと、ちゃんとススキ竿持って来てるしね。
天竜川だと短すぎるけど、ここならちょうど良い。
このススキの延べ竿、作ってから2年半が経過したら色合いが渋くなってイイ感じ。なんだか強度も増した気がする。まぁ気のせいだと思うけど(笑)
ここではシモリ仕掛けでやってみます。
ススキ竿が2.1mと短いので、仕掛け全体を少し長くして遠くまで振り込めるようにしました。
小型の中通しウキを5〜6個付けて、そのウキがゆっくり沈むくらいのオモリを付けて少しずつ仕掛けを動かしながら誘いを掛けて広範囲を探る釣り方。
ウキの位置は上の2つが水面に出るくらいに設定して、餌のミミズが着底するようにします。
ミミズをつけてさぁ釣りを開始しようと思ったら、雨がポツポツ落ちて来ちゃった。大したことないのでそのまま続行。
冬のマブナの微かなアタリ。
シモリウキを少しずつ動かして誘ってみるけど、食ってきませんねー・・・
よく考えたらもう冬なんだよねー。秋のように簡単に釣れるつもりで来ちゃったけど、これは練り餌で寄せないと厳しいね。
シモリ釣りはやめて、最初に天竜川でやっていたウキ仕掛けを短くしてやってみることに。
練り餌をつけてしばらくするとウキが微かにモゾっと動いたような。秋口ならここですっとウキが消し込むと思うけど、その後また沈黙。
一度仕掛けを引き上げて、再度練り餌を付け直し投入。何回か繰り返していると、またウキがモゾモゾ動きます。もう少しウキを引き込まないかな、と待っていてもハッキリしたアタリはありません。
もう一度モゾっと動いたところでアワセてみました。
その後、微妙なアタリを合わせてもう一尾ちょっと良い型が。ススキ竿だとこのくらいでもかなり慎重にやりとりしないと。
前に23cmの鯉を釣り上げたけど、あれは奇跡的だったな、今から思えば(笑)
もう一尾だけ釣ったら帰ろうということにして粘っていたら、雨が次第に本降りに。ゴアテックスのアウターを着ているからもう少し頑張ろうなんてやってたら、びしょびしょになってきちゃったよ(T_T)
冷たい冬の雨の中でマブナを釣るのに必死になっているとは。他の人が見たらホントにバカだね。まぁ実際に釣りバカなんだからしょうがない(笑)
寒ブナは春や秋に比べると、アタリがもの凄く微妙。かなり難しいねー。
やっと釣れた。この時期の雨は寒いよー。さっさと帰ろう。
ところで、お腹がパンパンだけどマブナって今の時期に卵が入っているんだっけ?
ともかく土砂降りになってきたから、撤退。
うー寒い、今の時期の雨は冷たすぎる。もう雪になってもおかしくないくらい。
むしろ雨より雪の方が寒さを感じないかも。
コメント
原典的な釣りですね。^^
こういう釣りは、もう単純に面白いです。
まぁ、フライでフナ釣りのも悪くはないけど・・・(笑)
kuniさん、こんにちは。
そうですね、釣りの原点を突きつめていくとこんな感じの釣りになるのかもしれません。
こんなシンプルな釣りは、いろいろ難しいことを考える必要がないので、釣りに没頭できるのが良いです。ぼーっと。
ただし、もっと暖かい時期にやりたいというのが本音です(笑)
フライでヘラブナを釣るって、いつかブームがやってきそうな予感(^_^)
おはようございます。
良くまぁこの寒いのに好きですねぇ~、確かにウキの釣りは面白いですね、ピクピクとウキの動いた時のドキドキ感は脈釣りとは違った面白さがありますね、昔はシーズンが終わると薮原のハバロクでリール竿にウキを付けて遠くに飛ばしニジマスを釣りました、ヤナギムシが最高の餌でしたが今はこの餌はあるのでしょうかね。
ハックル70さん、こんにちは。
そうなんですよね、ウキがピクピク動いた瞬間がなんとも言えません。
はばろくって昔はウキ釣りもできたんですか。もしかしたら今でもOKなのかな。
はばろくは以前11月に行きましたが、標高が高いだけあって強烈に寒かった思い出があります。
今ではブドウ虫が一般的になって、ヤナギムシはあまり見かけませんが、売られてはいるみたいですね。私自身はヤナギムシは使ったことがないです(^_^;)
おはようございます。
伊那にもいるんですね、アホ坊が。
実に情けない輩ですが、そんなもんでしょう、何せアホな餓鬼ですから。
雨の中の鮒釣は流石ですね、こちらは釣り馬鹿ですね。
釣り馬鹿は純粋無垢でいいですね~、何せ釣に馬鹿ですから。
伊那は雪景色が始まりましたか、もうすぐクリスマス。
急いで年賀状を作らねば。
マンボウさん、こんにちは。
どうしようもない連中ってのはどこにでもいるみたいです(笑)
挨拶ができないとかゴミを捨てるとか、そういう人たちを釣り人と認めたくないですね。
釣りバカなので雨の中でやってましたが、鮒釣りはできれば暖かい日にやりたいですねー(^_^;)
先日の雪はみぞれ混じりで気温も高かったので、陽が出てから数時間で溶けましたが今年は雪が多くなりそうな気がします。
私も年賀状まだ作ってないので、今焦っているところです。
綺麗な美しい魚体のマブナですね!
手頃な大きさの、丸々と太って。
当地にも田んぼ用の大きなため池が標高800mくらいの所にありまして、
マブナが生息しています。しかしながら過疎化高齢化少子化にて、その
下流の開墾された田んぼは半分以上耕作放棄されてしまいました。
時代の流れ、か。ため池へは今でも小さな沢の冷水が注ぎ込んでいますが、
標高が高いためと餌が少ないためか、リコプテラさんが釣ったような大きな
(手頃な)マブナはあまり釣れません。今年の夏休みに帰省した孫たちを
連れてBBQがてら竿を2本出して、2時間くらい(置き竿放置)で十数匹
釣れました。やはり夏は活性が高く、撒き餌なしでミミズだけでも釣れますね。
(冬は積雪2mくらいなのでもちろん行ったことはありません(笑))
雪国さん、こんにちは。
確かにここのマブナはきれいですね。この池もちょうど標高800mくらいのところなんですが、岸辺に木がたくさん生えていて餌は豊富にあるのかもしれないです。
これからは田んぼはどんどん減っていくでしょうね。うちの実家も以前は田んぼとたくさん作っていましたが、今は食べる分だけになりました。
小さいお子さんと一緒でも釣りが楽しめるのがマブナ釣りの良さなんですが、最近はこちらではそんな場所を探すのが大変になってしまいました。
夏休みに子どもたちが釣りを楽しめるような環境は良いですね(^_^)
鮒釣りだけでも楽しいのに、この竿が何とも渋くて最高ですね。こちら鮒のいるような場所無くなってきました。子供の頃に釣ってた小川は舗装されちゃったなー。
Nori1022さん、こんばんは。
鮒釣りって楽しいですよね。ただし、暖かい時期に限ります(笑)
ススキ竿は最高です。常に折れるんじゃないかというギリギリのところが最高です(笑)色合いはだいぶ渋くなりました。
こちらも鮒のいる場所は少なくなりました。少なからず違法放流されたブルーギルの影響があると思います。
そちらも開発という名のもとに小川が埋められちゃったりしてるんですね(T_T)