今年から始めようと思っている渓流ベイトフィネス。
ロッドとリールを買いまして、一応ラインシステムや結節方法も決まったので、あとはキャスティングの練習をするのみ。
とにかくちゃんとルアーを投げられるようになっておかないと、釣りどころじゃないもんね。
渓流ベイトフィネスキャスティング練習
一日目:冬の広い公園で練習
昨年(2018年)末の話ですが、広々とした公園にやってきました。
昨年末は全く雪が降らなかったんですが、この公園は山の麓にあるので枯れた芝生の上には前夜舞ったであろう雪がうっすらと積もっていました。
雪の溶けている辺りでちょっと練習させてもらおう。芝生の緑が広がる季節にはお子さん連れのお母さんや散歩しているお爺さんお婆さんも見かけますが、この季節にこの公園に来る人はいません。伸び伸びと練習できるね。
持ち物は、ロッドとラインを巻いたリール、それからルアー各種。それと、目標物にするためのビニールバケツ。
ロッドはBeams blancsierra(ビームスブランシエラ)5.2UL、リールはシマノカルカッタコンクエストBFS、ラインはとりあえずレジンシェラー0.6号(楽天で見る・アマゾンで見る)+リーダーヤマトヨ フロロショックリーダー 4lb(楽天で見る・アマゾンで見る)で練習です。
いろんな重さのルアーを投げてみよう。
事前にデジタルスケール(楽天で見る・アマゾンで見る)で、いくつかのルアーの重さを計っておきました。
実際には渓流で使わないルアーも含まれてますが、とりあえず重さの違ういろんなルアーでキャスティングの練習をしてみようと思って。
フックをシングルフックに変更してあるので、仕様より以下の実測値は少し低くなります。
・スピアヘッド リュウキS…3.93g
・D-コンパクト…3.43g
・SCシャッド 4SP…2.08g
・パニッシュ50F…2.11g
・PAL2.5…2.018g
・TEEN WOODS2…2.13g
ロッドにリールをセットしまして、ドラグは普通に使う強さに設定。
メカニカルブレーキのダイヤル(写真2枚目黄色矢印)を回して、クラッチを切ってルアーがすーっと落ちていくくらいの強さに設定します。
メカニカルブレーキの設定は、スプールが左右にガタのない程度に極弱く設定する人もいるみたいです。バックラッシュの危険度は増しますが飛距離重視ならそういう設定でも良いかも。私は初心者なのでとりあえず、シマノ推奨の設定でいきます。
クラッチを切ると、ルアーがすーっと落ちていくくらいにね。
「すーっと」ってどのくらいのスピードかって話ですが、完全フリーに落下するよりは少しゆっくりって感じで良いんじゃないですかね。
あとはマグネットブレーキの強度設定です。
こちらは、効き 具合が最低(MIN.)から最高(MAX.)まで30段階に細かく設定が可能です。
とりあえず真ん中くらいにしてみます。
重さがあるルアーの方が投げやすいので、まずはスプーンのチヌークSを結びます。
ラインの垂らしはルアーがトップガイドに当たらない程度、1cmほどに。
この時点でラインクリッパーを忘れたことに気付き、車に積んであったカッターでラインを切るというメンドクサイ状態になってますが(^_^;)
投げる時はトリガーに人差し指を掛けますが、巻き取る時は薬指と小指の間にトリガーを掛けると力が入りやすくてリーリングやトゥイッチングがしやすいです。中指と薬指の間に掛ける方法もありますが。
7、8m離れた場所にビニールバケツを置いて目標物に。
親指でクラッチを切ると同時にスプールを押さえて、キャスティング準備完了。
とりあえずスピニングリールみたいにオーバーヘッドキャストで投げてみます。
この重さだとちょっと近すぎて却って難しい。
現段階ではコントロール云々よりまずロッドとリールに慣れることにしよう、と方針変更。
目標を定めずに重いチヌークSを使ってオーバーヘッドで遠投。
ルアーのスピードが落ちてきたら、親指でサミングしてラインの放出スピードを調整。いくらFTBがあると言っても、サミングなしではバックラッシュします。
着地と同時に親指でしっかりスプールを押させて完全停止。これを怠ると確実にバックラッシュします。
この重さのスプーンなら結構飛距離出るじゃん。
30m強巻いたラインがここまで出てってるってことは、20m以上は飛んでるんじゃないの。
渓流ではこんなに投げる必要はないけど。
ルアーを実際によく使うD-コンタクトに変更。これは3.5gですが、この重さくらいは快適に投げられます。
が、調子に乗ってちょっと気が緩むと、バックラッシュしちゃいます(T_T)
うわー、悲惨。
スプールをゆっくり逆回転させながらほぐしていくと、割と簡単に復帰できます。
PEラインはナイロンやフロロと違ってこんがらがっても折り癖が付かないのが良いです。
スピニングリールでラインがドバッとまとまって出ちゃった時よりは、元に戻すのは意外と簡単。もっと大変かと思ってた。
実際の渓流ではややアンダー気味のサイドキャストがメインになると思うんだよね。
やってみましたがフォアハンド、バックハンドともに全くコントロール効かず、とんでもない方向にルアーが飛んで行きます(苦笑)
ルアーののリリースポイント(スプールから親指を離すタイミング)が掴めていないせいだと思う。
ルアーが軽くなればなるほど投げるのが難しくなってきます。
3gまではなんとかなるけど、3gを切ると途端に難易度アップ。このロッドはメーカーでは2g〜7gまで対応ということになっています。
空気抵抗の小さいスプーンだと2gでもなんとかなりますが、空気抵抗の大きいミノーは厳しい。スピニングタックルでメインで使っていたSCシャッド 4SPが使えないのは痛いなぁ。
リリースポイントに気を取られていると、サミングがおろそかになってバックラッシュ頻発。
とにかく、スピニングタックルのようにスパッとロッドを振り抜けないのでストレス溜まりまくり・・・
そうこうしているうちに日が翳って寒くなってきたので、撤収。
この日は、とりあえずベイトタックルで投げてみたというレベルで、練習は終了。
渓流ベイトフィネス、キャスティング練習初日の感想:
スピニングの方がよっぽどコントロール効くじゃんかよ、ボケー!!!
頭を冷やして、後日再度練習です。
二日目:広い牧草地で練習
今度は牧草地を借りて練習してみることにします。
前回の公園ではフックを付けたまま投げていてフックが芝生に引っかかって面倒だったので、今回はフックは外して練習します。
今回はメジャーで距離をしっかり測ってビニールバケツを置いてキャスティング。
最初は5mから。5mって結構近いね。
このロッドはバット部は太くて全然曲がりませんが、ティップ部が柔らかく軽い力でグニャリと曲がります。そして、曲がった反動がピタッと収まるのが特徴。
車で言えば、超高性能なショックアブソーバーを装備している感じ。
写真のようにティップを手首だけでグニャリと曲げて(右効きなのでこの写真はバックハンドキャスト)その反発力だけで投げるようにすれば良いんだけど、それがなかなか難しい。バックキャストだけに力を入れて前方はすっと力を抜く感じにしなきゃいけないのに、どうしても前に力を入れちゃう。すると、ルアーがあさっての方に飛んで行ったり、バックラッシュしたり。
やっているうちに、一回でキャストするんじゃなくて、フライのフォルスキャストのように、後ろ→前→後ろ→キャストとティップを2往復させて投げると良い感じにキャストできるようになりました。一回目の「後ろ→前」は素振りみたいな感じでコントロールと力の入れ加減を定め、二回目で本キャストする感じ。
この「二往復キャスト」、いいかも。
ビニールバケツを10m地点に伸ばして練習。
D-コンタクトなら結構コントロールできるようになってきた。いいぞ、これ。
と思っていたら、牧草地の隣の家の庭でうろうろしていたお爺さんが近くにやってきた。
なんとなく不審者だと思われているような気がしたので、
「こんにちはー」とこちらから大きな声で挨拶。
「何をやっとるのー?」と聞かれたので、新しい釣り道具を使う練習をしているんだと説明。
お爺さんは釣りを全くしないらしく、こんなので釣れるんだねぇ、 とルアーを見て感心したところまでは良かったけど、そこからなぜか自分がこの地に引っ越してきた当時の話を始めちゃった。
こちらも合いの手を入れてしまったもんだから、なかなか話を切り上げられず・・・
そうこうしているうちに、太陽が西の雲に隠れ急激に寒くなってきたのでお爺さんとも別れ、練習終了(苦笑)
ベイトタックルってやはり重要なのは、ルアーのリリースポイントとサミングだと実感。
サミングとは、投げたあと親指で微妙に押さえてスプール回転を調整すること。
二日目の感想:
キャスティングの二つの重要ポイントがわかった。
話し好きなお爺さんがいるような場所でキャスティング練習するのはやめよう(笑)
三日目:堰堤の流れ込みで練習
三回目の練習は年が明けてから。
この時点で、PEラインはより細いDUEL アーマード・F・プロ トラウト(楽天で見る・アマゾンで見る)に変更してみました。
キャスティング練習は広さがあれば庭でも公園でもできるけど、水が無いとルアーを巻いてくる時に草に引っかかったりして面倒なんだよね。場合によってはPEラインが傷んじゃうし。
ということで、水のある場所で練習。
堰堤湖の流れ込みなら練習しやすそう。
それにしても、この薄暗い雪道はなんですか?
この冬は本当に雪が少なく、平地には全く雪がないので安心して上って来てみたら山裾は日々それなりに雪が降っている模様。しかもやってきたのが3時頃なので、もう山際ではすっかり日が落ちてます。
うひゃー、堰堤湖には氷が張っていました(T_T)
流れ込みは氷が溶けてるから、ここでちょっとだけ練習する?
どうして、こんな時間にこんなところに来てしまったのか(苦笑)
うー、寒いよー。
ともかくタックルをセットして、氷の際をポイントに見立ててて投げてみよう。
前回習得した二往復キャストで、シューッと低弾道でルアーを投げます。
バックラッシュさせずに投げられるようにはなったけど、狙ったポイントに打ち込むのはなかなかうまくいかない。やっぱり軽量ルアーだとリリースポイントがうまく掴めないんだよねー。
写真1枚目はルアーを投げる時の握り方(トリガーに人差し指をかける)。
写真2枚目はリーリングの時の握り方(薬指と小指の間にトリガーをかける)。
やっぱり水のあるところなら練習がしやすいね。でも、手が冷たい。
巻いては投げ、巻いては投げを繰り返していたら、急にルアーが失速してバックラッシュに。
よく見るとトップガイドが凍ってこんな状態に(>_<)
時間は夕方だし、寒すぎてやってられない。撤収。
三日目の感想:
ガイドが凍るようなところでキャスティング練習をしてはいけない(苦笑)
四日目:渓流で別のロッドを振ったら開眼
結局実際に渓流っぽいところで練習するのが一番だということで、やってきました。
禁漁期に川でルアー投げてると怒られそうだけど、フックは外してあるしここには魚はいないから大丈夫。
ビームスブランシエラ 5.2ULでバックラッシュさせずに投げられるようにはなったけど、サミングに気を取られすぎて、コントロールは未だスピニングタックルを越えられず、時々暴投してしまうレベル・・・
リールの扱いには慣れたけど、良くも悪くもロッドのアクションが独特過ぎてどうもコントロールできない。
別のベイトロッドを振ってみると、何かわかることがあるかもしれない。
ということで、中古で格安で購入した別のロッド(ロッド詳細についてはまた後日)。
3本継ぎで長さは4.3ftとかなり短く、正に源流仕様。
とりあえず、D-コンタクトを結んでキャスティング練習開始。
最初は前回と同じように、2往復キャストで投げてみたけどこのロッドだとコントロールがさらに難しい。
このロッドはブランシエラとは全く違い、バット部も細くてロッド全体がきれいに曲がります。ただ、キャスト後のブレはブランシエラのようにピタッとは止まりません。
このロッドは短いので、バックハンドでサイドというかほとんどアンダースローのように投げられます。
ルアーの垂らしはブラシエラよりも長く10cmほどとります。ポイントに真っ直ぐ向いて立ち、リールは左に倒した状態で構えます。
写真では、肘が曲がってロッドが左を向いてますが、まず肘を伸ばしてポイントに対してロッドを真っ直ぐ向けます。
そこから、ロッドをくるっと1回転させるようにしてサイドアンダーからルアーをリリースすすると低弾道でルーアがポイントに向かってすーっと飛んでいきます。
何これ!? このロッドだとピンスポットでルアーが入るじゃん!
ここに魚がいるとしたら(実際にはいないけど)ルアーを送り込むであろうポイントを想定して、キャスティング練習。
今は左岸に立ち位置を取っていて、右側には藪があるので上流へ向かってはバックハンドキャストで。
無駄な力を入れなければちゃんとルアーがポイントへ向かって飛んでいきます。ルアーをより軽量なD-コンパクトに変えても問題ないです。これなら釣りになる。
今度は下流に向かってフォアハンドで。
フォアの場合はリールは右に倒して。こちらも実用レベルのキャスティングができるようになりました。
ただ、フォアとバックを比べるとバックハンドの方がよりコントロールが効きます。
バックの方が手首を下方向へ曲げられるので、極端な話、バックなら完全なアンダースロー(真下からルアーをリリースすること)もできます。
アンダースローなら左右へのブレがないので、コントロールは抜群なのです。
ルアーをD-コンタクトやSCシャッド 4SPに変えてテスト。
D-コンタクトはもちろん全く問題ないけど、このロッドならSCシャッド 4SPもなんとか投げられそう。でも、SCシャッド 4SPは今年廃版になってダイワから今現在売られているのは一回り大きいフローティングの5Fだけになっちゃったので、そちらを使ってみようかとも思っているところ。そちらは3.2gあるのでキャスティングは問題ないと思う。
このロッドを渓流でメインで使う?と思いつつも、もう一度ブランシエラでも投げてみよう。
ブランシエラ5.2ULに持ち替えて同じポイントへ向かって投げます。
こちらの場合は、ルアーの垂らしは1〜2cmと短く。
前回習得した「2往復キャスト」ではなく、さっきのロッドでやったようにくるっとロッドを回す「くるりんキャスト」で。
すると、面白いようにピタッとルアーがポイントへ収まるじゃないですか!
おぉー!
さっきのロッドよりティップがぐにゃりと曲がるので、手首だけでくるっと回す感じでルアーが飛んでいきます。そして、このロッドはティップがぐにゃりと曲がるのにその後のブレがピタッと収まるのでこちらの方がアキュラシー(コントロール性能)が高いです。
良いじゃん、このロッド!
やっとわかった。
さっきのロッドの場合、ロッド全体にルアーの重さを乗せて投げる(ルアーの重さを感じてリリースポイントを決める)けど、ブランシエラはロッドにルアーの重さを乗せるんじゃなくて、ロッド(ティップ)そのものののしなりを使って投げるんだ(ティップのしなり具合でリリースポイントを決める)。
だから、ルアーの垂らしはガイドに当たらない程度に極力0に近づけるのが重要で、それによりアキュラシーが高くなるということ。
ということなら、ルアーの重さは関係なく2gのルアーでも同じように投げられることになるけど、実際にはもちろん先端に重い物が付いている方がティップがしなるから重いルアーの方が投げやすく飛距離も出ることは出ます。
私はスピニングタックルの時は、ロッドは単純に同じ平面上を往復させてルアーを投げてましたが、渓流ベイトフィネスタックルはくるりんとロッドを回してサイドアンダー気味に投げるのが良いみたい。ちょっとソフトボールのピッチングみたいなイメージかな。
フォアハンドも同様に手首だけでくるりんと回してキャスティング。
調子に乗ってシルバークリークシャッド 4SPを護岸コンクリートギリギリに投げていたら、低弾道で強打して破損(T_T)
4.3ftのロッドを振った時には、「あぁ、ロッドがダメだったんだ。このロッドならちゃんとなげられるじゃん」なんて思いましたが、その後ブランシエラ5.2ULを投げてみるとこのロッドの素晴らしさがわかりました。
手首の回転だけで、低弾道でスパーッとポイントへ向かってルアーが飛んで行くのは実に気持ちイイです。
とは言え、藪沢なんかでは4.3ftのロッドの方が良い場合もあると思うので、釣行により使い分けることになるでしょう。
四日目の感想:
ベイトフィネスキャスティングのコツが掴めて、面白くなってきた!
五日目:空き時間に天竜川で復習
冬の天竜川。岸にこんなに雪がない1月は本当に珍しい。
川に虫さえいれば、今冬のざざ虫漁はやりやすかったのにな。
それはともかく、青空が広がっている日にちょっとだけ空いた時間を使ってキャスティング練習。
前回、だいぶコツは掴めたので「くるりんキャスト」の復習です。
自分でルアーを落とすポイントを定めて、そこに向かってフォア、バック両方で練習します。
ここは広いのである程度距離も遠目に設定します。D-コンパクトが思う場所に吸い込まれていきます。絶好調!
橋桁の際を狙ってみます。
こういう場所は、ルアーの方向の他に距離感も大事になりますね。
距離は、サミングで調整。親指でのサミングもだいぶ慣れてきました。
巻く時もこのリールだと包み込むようにしっかり握れるので、スピニングタックルよりもトゥイッチングがしやすく、ルアーを微妙にコントロールできるのも良い。
ブラックバスでもいれば釣れちゃうんじゃないかと思うくらい、ルアーは良い泳ぎしてますな。まぁ、今日もフックは付けてないんですけども(笑)
五日目感想:
やっとスピニングタックルよりもシビアなコントロールができるようになった。
渓流ベイトフィネスのキャスティングは、とても楽しい!
渓流ベイトフィネスキャスティング練習まとめ
使用タックル:
ブランシエラ5.2UL+カルカッタコンクエストBFS+DUEL アーマード・F・プロ トラウト0.2号+ヤマトヨ フロロショックリーダー 4lb
- リールのメカニカルブレーキは、クラッチを切ってルアーがスーと落ちていくくらいに設定。
- マグネットブレーキは真ん中やや強寄りに設定。
- キャスティングは手首のみをくるりと回して投げる。
- 渓流ベイトフィネスにおける重要点は、ルアーのリリースポイント(親指を離すタイミング)とサミング。つまり親指の動きがとても重要。
- ルアーは2.5g以上を使うのが無難。重い方が投げやすい。
渓流ベイトフィネスをやっている人からすると当たり前のことかもしれないし、もしかしたらトンチンカンなことをやっているかもしれません(笑)
ベイトタックルでも太いラインと重いルアーを使った釣りだとまた違うかも。
でも、私の場合、これでとりあえず渓流釣りは成立するので後は実際に現地で試行錯誤してみます。最初からうまくはいかないのには慣れてるので、まぁこんな感じでスタートです(笑)
このロッドと、リール、いける!
これで魚をガンガン釣るぜ!
実際の渓流では、いろいろトラブル発生すると思うけどね(笑)
渓流ベイトフィネス、次回は「私が使うルアー」編です。
コメント
お早うございます。
まさか5日目まで続くとは思いませんでした、熱心ですね!
だんだんと正解に近付いて来ましたよ。
気付いておられるように、サイドキャストは横振りで力一杯投げていると絶対安定しません。
イメージは人それぞれですが、正に円を描くのが正解です。私の場合は八の字というか♾のイメージです。フォアサイドで安定しないとか垂らしが長いと安定しないのは円を描いた軌道がブレているからですね。理想は真横で静止した状態からのキャストを真後ろからスローで見た時に上下方向に動きはありますが左右方向にはゼロです。これは二次元的に考えた理屈だけの話で、後は飛距離の問題。リリースポイントの調整で飛距離の調整が必要なのはお解りかと思います。斜め上方向に投げる練習をすると理解できますよ、頑張って下さい。
七流釣師さん、こんばんは。
全然うまくいかないので、何日も何日も練習しました(笑)
正解に近づいてます? 良かった離れて行かなくて(^_^;)
確かに「円」よりも「無限大マーク」のイメージかもしれません。斜め上方向に投げる練習ってのもよくわかります。ありがとうございます。
なんとか、渓流でルアーを泳がせられるくらいにはなってきたので、がんばります!
おはようございます。
面白い、実に面白い記事でした。
やってみようかな~って、感じになってしまいます。
ルアーは狙える範囲が一気に広がるのが魅力ですね~。
夢の潜水艦岩魚がホ・シ・イ。
マンボウさん、こんばんは。
面白かったですか。ありがとうございます。
やってみようかな〜、と思ったら実際にやってみて下さい(笑)
ルアーは一番広範囲に魚を狙えるし、大物が釣れる確率も高いです。
マンボウさんがよく行かれる源流の渓相なら、テンカラも面白そうですけどね。テンカラは竿と毛鉤数本あれば本当に簡単に始められますし(^_^)
おはようございます。
流石ですね、ズクのあるのも驚きですが納得いくまで練習するとはすごいです、ルアーと言えば釣り池でボチャ~ンと投げる釣りしか知りませんでしたが、今では源流でも小さなポイントに見事に打ち込んでいる人を見かけます、笹川の大会の残りなどアット言う間に釣りきられてしまうのも分かりますね、今まではルアーの入らない微妙な所が餌釣りのポイントでしたが、今では完全制覇ですね。
ハックル70さん、こんばんは。
フライフィッシングもラインを伸ばして遠くのポイントや小さいポイントを狙うことができますが、前後にラインを振るだけのスペースが必要なんですよね。
そこへいくとルアーの場合は、背後のスペースは全く必要とせずフライよりも遠くまで投げられるんですよね。
道具の進化で軽量ルアーをピンポイントで流れるようにもなって、強力な釣り方であることは確かですね(^_^)
さすがリコプテラさん、練習するにしても理詰めで、しかも続けて頑張るからか上達がメチャクチャ早いようですね。^^
ボクはせいぜい動画で自らを撮影しておいて、ロッドへの負荷の掛け方なんかをチェックする程度・・・
負けずにボクも練習しよう。
kuniさん、こんばんは。
天才肌の人なら感覚的に習得できちゃうのかもしれませんが、私の場合何事も頭で理解してからじゃないと上手くできないんですよね(^_^;)
今回はフライキャスティングの時よりも真面目に練習しました(笑)
動画見ましたよ。あんなにラインが遠投できれば気持ちいいでしょうねー。
私もいつかダブルハンドの釣りもやってみたいです(^_^)
おはようございます。
スピニングのほうがいいじゃんかよー!って最初の時は思いますよね(^^;)
私は不器用なのでコツを掴むのに相当時間がかかりましたが早速コツを掴むのはさすがですね!しかもあんなに寒い所に練習しに行くとは気合と根性ありまくりですね(^^)
ルアー編も楽しみにしています。
ゆっちさん、こんばんは。
絶対思うでしょ。私なんか初日で挫折しかけましたもん(笑)
スピニングと全く感覚が違うので、最初はストレス溜まりまくりでした。
しばらくベイトキャスティングのことをずーっと頭の中で考えていたので、比較的早くコツが掴めたかもしれないです。
氷が張っている堰堤湖に行くのはただのアホです(苦笑)
ルアー編はこの後アップしますので、良かったらご覧下さいませ。
あらー、私には無理です。
アンバサダー2500Cでバックラッシュしてましたから。
今ベイトリールで残ってるのは、アンバサダー7000Cとヘドンだけ。
毎日フライタイイング中ですが、フックがなくなってきました。
FFfreakさん、こんばんは。
今のベイトリールはかなり進化しているので、私みたいな素人でもある程度練習するとなんとかなるみたいです(笑)
アンバサダーはカッコイイですね。ヘドンは渋いですねー。
解禁が近づいてきたので私もフライを巻かなきゃと思っていますが、なかなか手を付けられず、結局例年のように釣行前夜に巻くパターンになるかも(^_^;)
勉強、練習熱心ですね。 もうキャスティングもバッチリでは(^-^) しかし、バックラッシュは曲者ですね。以前やっていたチヌの筏釣りでも ドラグの調整をミスって たまにバックラッシュしてました
Kさん、こんばんは。
釣りに関しては自分でも熱心だと思います。なんと言っても釣りバカなので(笑)
渓流に限って言えば、釣りが成立するレベルにはなったと思います。
慣れてきて調子に乗ると必ずバックラッシュしちゃいます(笑)
チヌの筏釣りもやられてたんですね。クロダイもルアーでも釣れたりいろんな釣り方があって面白そうですね(^_^)
狙い通りにズバッと撃ち抜けるようになるとベイトキャスティング楽しいですね。投げているだけでも面白いです。
フロロでバックラッシュしたら直すの面倒くさいけどPEは存外大丈夫ですね。
Nori1022さん、こんばんは。
最初は、挫折しかけてスピニングタックルに戻ろうかと思ったくらいですが、投げられるようになると本当に楽しいです。
子どもの頃、オモチャのピストルで的打ちして遊んでいたのと同じような気分で、キャスティングを楽しんでおります。
PEはバックラッシュしても解きやすくて、イライラせずに済みました(笑)
流石に良い意味での凝り性ですね。(^_^)/
熱中すると一気に頂点目指してのトレーニングと素晴らしいです。
いつも思うのですが私の同じ時間を10倍多く使ってますね。お見事です。
こうなると楽しいですね。
見習ってもう少し時間の使い方を考えないといけませんね^^;
幻の渓流師さん、こんばんは。
凝り性であることは確かかもしれません(笑)
今のところやっとなんとか普通にルアーを投げられるようになった程度なんですけど、全然できなかったことができるようになると楽しいです。
私みたいにあんまりせかせかしないで、時間をゆったり使うというのも良いかもしれませんよ(^_^)
はじめまして
昨年からベイトフィネスをはじめまして、現在はスミスのロッド
リコプテラさんと同じやつの4.7ftとカルコンBFSを使用しています。
私が今まで見たサイトでこちらのページが一番詳しく分かりやすい表現で
説明されていたので、大変参考になりました。ブログもお気に入りに登録
させていただきましたので、これからも楽しい記事をお願いします。
実は今、ブランシエラがほしくていろんなサイトやインプレなんかで
調べているとろです。
そこで、お時間があるときで結構ですので私がブランシエラに関することで
知りたいことや疑問に思っていることを教えていただきたいと思い
コメントさせていただきました。
①5.2ftの長さはアンダースローのときに下の岩をかなり気にしなければ
投げられませんか?
②実際に釣具店で振ってみた感想ですが、すごく柔らかさを感じました。
(そのしなりで軽量ルアーをピン打ちするのでしょうけど)私はミノーの
トゥイッチを多用します。ロッドのしなりがトゥイッチの邪魔になりませんか?
(うまくトゥイッチできますか?)
③ブランシエラにカルコンをセットした場合のバランスはどうですか?
(多くはアルデバランを薦めているので)
私が一番懸念しているのは、②のトゥイッチのし易さです。BST-EXS47ULは
私的には柔らかすぎてトゥイッチがロッドに吸収されてうまくできません。
BSTとブランシエラの違いが詳しく知りたいです。
ご面倒な質問をして申し訳ありません。
よろしかったら回答お願いいたします。長文失礼いたしました。
muraさん、おはようございます。
ブログ読んでいただきありがとうございます。
私は今までキャスティングに焦点を当ててましたので、トゥイッチングについてのご質問は私としてもとても興味深いです。
今日明日のウチに改めてしっかりご回答しますので、もうしばらくお待ち下さい(^_^)
muraさん、こんばんは。
ご質問いただきました件についての回答です。
BST-EXS43ULとブランシエラ5.2ULの比較になりますので、47だとまた少し違うのかもしれませんが。
①について。
アンダースローと言っても、サイドから下45°くらいまでは下の岩が気になるようなことはありませんが、完全に真下からも投げられるBST-EXS43ULに比べるとやはり周囲に気を遣うことにはなります。47と比較しても7inch(18cmくらい)長くなるので、扱いにくく感じるかもしれないです。
このロッドはアキュラシー性能が高く、それほど狭い川でない限りほぼサイドキャストでもピン打ちできるのであまり下から投げなくても大丈夫だという感じです。
ちなみに私は身長180cmなので、身長によっても使用感は変わると思います。
欲を言えば、このアクションのまま4.8ftだったらさらに嬉しいかも(笑)
そういう意味では新発売されたBeams Xpan 4.3LTSが気になるんですよね。テレスコピックだというところに一抹の不安は感じますが。
②について。
確かに、ティップはぐにゃんぐにゃん曲がりますよね。
ただ、ブランク全体が柔らかいわけじゃ無くて、バットは太くてかなり固いという特異なアクションです。
私はこれまで「バックラッシュさせずにピンスポットでキャスティングする」ということに集中していましたが、トゥイッチング性能についての質問は私自身とても興味深かったので実際に近くの川へ行ってBST-EXS43ULとブランシエラ5.2ULの比較テストをしてみました。
どの程度の引き抵抗のあるミノーかによってもかなり違うと思いますが、私はスピアヘッドリュウキ50Sとさらに引き抵抗のあるシルバークリークシャッド50Fでテストしました。
アップで投げた場合は、BST-EXS43ULもブランシエラ5.2ULもまぁ問題ありませんが、BST-EXS47ULは引き抵抗の大きいルアーだとバット部まで曲がってしまって確かにトゥイッチングしにくいですね(かなり大きくロッドを動かさないといけない)。
ダウンで投げて逆引きの場合は、BST-EXS43ULはバットパワーがなくて厳しいですね。ブランシエラ5.2ULはバットパワーがあるので慣れれば問題ありません。
ただ、トゥイッチングし易いロッドかと言うとそうでもなく、ちょっとコツが必要です。
手首のスナップだけだとティップの弾力で力が吸収されてしまうので、肘から先の前腕を使って手首全体を平行移動させるようなイメージでバット部に力を伝えるとうまくいきます。
③について。
ブランシエラ5.2ULには、軽すぎるアルデバランよりカルコンの方がむしろバランスが良いと思います。逆にBST-EXS43ULには軽いアルデバランの方がバランスが良いのではないかと思います。
ブランシエラとカルコンは個人的にはベストマッチで全く違和感なく扱えます。
以上、長くなりましたが端的にまとめると、
ブランシエラ5.2ULはカルコンとベストマッチで、BST-EXS43ULと比較してアキュラシー性能は圧勝。トゥイッチングに特化したロッドではないけれど、慣れればアップでもダウンでも問題なく使える。周囲に障害物があるような狭い場所では、ややキャスティングしにくい。
ということになります。
BST-EXS43ULは小さいポイントが連続する源流の釣り上りでこそ、威力を発揮するロッドかなと思います。バット部からきれいに曲がるので魚がかかってからのやり取りが楽しいのもこちらのロッドでしょう。
私はこの2本しか使ってみていないのではっきり言えませんが、トゥイッチングを最重要視するならブランシエラよりも他にベストな選択肢はあるんだと思います。でもそういう固いロッドでの軽量ルアーのピン打ちはかなり難易度が高くなると思われます。結局、使う人がロッド性能のどこに重点を置くかによって選ぶロッドは変わってくるということでしょうか。
私は、ブランシエラでのピン打ちの爽快感にはまってしまいました。とにかくキャスティング自体が楽しいです。
BST-EXS43ULについての記事もまた近々書きますし、今回の比較テストや実釣でわかったことも随時書いていきたいと思いますので、よろしかったらまたお読み下さい(^_^)
リコプテラさん
詳しい回答ありごとうこざいます。
私がBSTに感じてる感覚とどうやら同じことを感じているようなので、自分の感覚もだいたい合っているんだな。と思ってます。私のは4.7なのでさらに軟らかさを感じるのだと思います。私はトゥイッチを多用するので、本来は硬めを好みますが、ベイトをはじめてからはピンにズバッとルアーを射せる感じにはまってしまったので、多少はトゥイッチ性を捨ててもアキュラシー性を重視しています。なのでこのコメントをいただいて、やっぱりブランシエラを買って良かったと思いました。...
実は昨日ブランシエラを買ったんです。(笑)我慢できなくて買ってしまいました。
良いスポットに入ったとき、ルアーアクションせずに喰っているときって結構ありますよね?この部分を重要視して購入を決意しました。たち込んでのアンダーなんか多少の不便さほ感じるかもしれませんが、そこは練習して馴れたいと思ってます。BST43の記事も楽しみにしています。今回はご面倒おかけしました。大変感謝しています。ありごとうこざいました。
muraさん、こんばんは。
そうだったんですね。ついに買ってしまいましたか(笑)
でも、後悔することはないと思います。とにかくこのロッドはとても気持ち良くピン打ちできるので、ルアーを投げているだけでもほんとに楽しいです。
少しでもお役に立てたなら嬉しいです(^_^)
今シーズン、ブランシエラ5.2ULでお互い楽しい釣りをしましょう。
偉そうなこと言っても、私は渓流ベイトフィネス初心者なんですけども(爆)