私の渓流ベイトフィネス用のルアー(2021年度版)
※この記事は2019年に掲載したものですが、2019、2020渓流シーズン実釣での結果を受けて、2020年渓流シーズン終了後に加筆修正しました。
渓流ベイトフィネス、私のメインルアー5種
立ち上がりが早く糸ヨレもない魅惑のスピナー|AR-S
スミス AR-S(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…MEBR,シェルG/AGR【3.5g】
私のパイロットルアー。
着水と同時に回転し始める独自のブレード構造と、糸ヨレを軽減するためのスイベル付。
近距離の極小さな落ち込みからもしっかり魚を引き出す能力を持っていながら、遠投も利く。
夏場に軽いタイプで水面直下を引くと爆釣することも。
写真2枚目、グリーンの鮑仕様はとにかく良く釣れます。
狭いポイントでも底を叩きながらウォブリング|サムシャッド
パームス サムシャッド(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…ストリームシャッド【3.5g/2.2g】
ベイトフィネスでもキャスティングしやすいバランスの良さ。
タダ巻きすると底を叩きながらのウォブリングで魚を惹き付け、軽くトゥイッチングした時のイレギュラーアクションで喰わす、そんな使い方ができます。
障害物をタイトに攻めても根掛かりしにくく、本体と一体形のリップは岩にぶつかっても壊れにくいのも魅力。
ピンポイントに打ち込める小粒シンキングミノー|スピアヘッドリュウキ
DUO スピアヘッドリュウキ45S(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…メッキ金赤,ヤマメ【4g】
一時、下記 D-コンパクトを使っていましたが、D-コンパクトよりはっきりとルアーの存在を感じながら(引き抵抗を感じながら)アクションさせられるこのスピアヘッドリュウキの方が、私は相性が良いです。
短い移動距離での連続トゥイッチのキレのあるアクションで、魚の捕食スイッチをONに。
弱ったベイトフィッシュを演じるフローティングミノー|ナップディープ
パームス ナップディープ45F(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…アバロンスメルト【2.7g】
リップに対して横向きの体勢になっているなんとも不思議なフローティングミノー。
この形状が弱ったベイトフィッシュを演出します。
流れの中をドリフトさせても良いし、スローリトリーブによる大きなウォブリングが魚を惹き付けます。浅場でのリップがボトムノックしながらの泳ぎは抜群の生命感!
ナチュラルドリフトでも釣れるスプーン|バック&フォース
スミス バック&フォース(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…イケゴールド、ダイヤカット【4g】
「へ」の字に曲がったこのスプーンは、ラインを張って流れに乗せても逆引きのタダ巻きでも本当に良く釣れるルアー。
独特な形状により、時折発生するイレギュラーアクションに魚たちが堪らず食いつきます。
ミノーにスレた魚にも威力大。
特定の条件下で活躍してくれるルアー3種
深場のボトムを攻略|ボトムノックスイマーII
スミス ボトムノックスイマーII(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…ゴールドアマゴ,ドジョウ【3.2g】
深い淵や滝壺に沈めて、水底をコツコツと叩くようにアクション。
ボトムではお尻が浮いて立った状態になり、ボトムを叩くと左右にスイングします。リトリーブするとバイブレ―ション同様の動き。トゥイッチするとスイングアクションをします。
「これでほんとに釣れるんかいな」と思ってしまうユーモラスが外観だけど、条件が合えば爆釣もあり。
深い淵や滝壺を狙ってみたいスプーン|D-Sライン
スミス D-Sライン(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…RG、TSS【36mm・4g】
スタンダードな形状のスプーンで、止水、流水を問わず水をよく掴み大きくアクションします。堰堤下のプールや滝壺で、レンジをキープしながらリトリーブ。
水面に落ちる昆虫類を食べている鱒たちに|美蝉&亀主
スミス 美蝉(ビセン)(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…ハルゼミ・オス【2.6g】
スミス 亀主(カメヌシ)(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…クラックチャート【2.5g】
見たとおり蝉とカメムシを模倣したトップウォータープラグ。
本来は管理釣り場や湖などで威力を発揮するルアーだけど、渓流のトラウトにも意外と効果があるかも。こんなルアーに渓魚が飛び出すのはエキサイティング!
2020年、出番があまりなかったルアー3種
これだけあれば渓流ルアーは成立するけれど|D-コンパクト
スミス D-コンパクト45(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…アカキン,ヤマメ箔【3.5g】
確かな実績のあるD-コンタクトのコンパクトサイズ版。
アップでもダウンでもルアーが飛び出すことなく、あらゆる状況で良く泳ぐ。
実際のところ、このルアーだけでも渓流釣りは楽しめるけど、引き抵抗が弱いのがイマイチ。上記スピアヘッドリュウキの方が私の好み。
フローティングタイプになってミノーライクに|シルバークリーク シャッド
ダイワ シルバークリーク シャッド50F(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…アカキンヤマメ,ヤマメ【3.2g】
先代のシルバークリークシャッド4SP(サスペンド)は渓流のメインルアーとして使っていてとても良く釣れるルアーでした。2019年ダイワでは旧製品を廃版にして、5cmのフローティングタイプのみのラインナップに変更しました。
シャッドは小粒なサスペンドタイプが好みなので、上記サムシャッドを使うことが多くなりました。
ジョイントタイプならではの生命感ある泳ぎ|ベアトリス
パームス ベアトリス45S(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
…アカキン【2.9g】
分割されたテール側が抵抗となり移動距離の少ないヒラ打ちが可能。
ロッドワークで細かなヒラ打ちをさせながらドリフトで目的のレンジを流下させて探る、というような使い方ができます。フォーリング中の不規則な動きにも魚が反応。
ベアトリスは2020年は管釣りで試し程度にしか使えなかったので、2021年は積極的に使っていきたいと思います。
渓流ベイトフィネス用ルアー まとめ(2021年度版)
渓流の場合カラーバリエーションは2種類あれば十分。
管理釣り場のルアーに凝っていた頃は、同じスプーンのカラーバリエーションを全て揃えるくらいたくさんのルアーを持っていました。
管理釣り場の場合、混んでいると自由に移動もできず同じ場所でキャスティングを繰り返すことになり、必然的に魚は同じルアーにスレてくるので、カラーバリエーションや違うタイプのルアーを数多く持つことは重要でした。
一方、渓流の場合はじっと同じ場所にいるわけではなく釣り上っていくので、ルアーのカラーバリエーションはほとんど必要ないです。私の場合、アピール力があって濁りがある時に威力を発揮する定番の金赤系とヤマメカラーなどのナチュラル系の二種類のカラーがあれば十分だと思っています。
色よりも、重さや形状の違うルアーをポイントによって使い分けるのが重要になりますね。
2シーズンやってみてわかってきた釣れるルアー
渓流ベイトフィネスを2シーズンやってみて、私の中で使いやすいルアー、釣れるルアーがおよそわかってきました。
渓流ベイトフィネスタックルを使った釣りでも、釣り方は人それぞれでトゥイッチング性能に重きを置くタイプと、ピン打ち(ピンポイントキャスティング)性能に重きを置くタイプの二つに分けられるように思います。それによってタックル選びも変わってきますね。
私の場合、引き代がほとんどないような小ポイントが連続する小さな沢を釣ることも多いので、ピンポイントキャストの方に重きを置いています。
2021年はパームスのルアーを主力に使う予定。
そんな私が渓流に立ってまず最初に投げるパイロットルアーは、全幅の信頼を寄せているAR-Sです。
とにかく魚を惹き付ける力は抜群なので、食ってこないまでも追尾してくる魚影がかなりの確率で確認できます。それによってその川の状態を見極めるのにはとても有効なルアーです。
ただ、同じ構造のブレードとスイベルを持っているパームスのスピンウォークQRも2021年には使ってみようと思います。AR-Sは魚を引き出してはくれるものの、なかなか食っては来ないという状況に陥ることもあります。スピンウォークに搭載されたイクラのようなボールビーズに、フッキングまで持ち込む効果があるかもしれません。
他にも、サムシャッド、ナップディープ45Fは管理釣り場でその威力は確認済みなので、2021年はパームスのルアーを使うシーンが多くなると思われます。これらのルアーがどんな活躍を見せてくれるのか、とっても楽しみ。
パームスのルアーはコンセプトがはっきりしていて個性的な物が多いし、比較的お手頃なのもありがたいです。それから、最初からバーブレスシングルフックが装着されているのは私はかなり嬉しいですね。
ほとんどのメーカーのルアーにはカエシ付きのトリプルフックが装着されていて、これをシングルバーブレスフックに交換するのはコストもかかるし地味に面倒くさいし、さらには取り外したトリプルフックが山のように溜まっているんですよ (>_<)
パームスのルアー、それからスミスの美蝉や亀主はシーズンが始まると入手困難になることが多いので購入をお考えの方は、冬のうちに買っておくことをお勧めします。私も冬の間に在庫確保しておきます(笑)
2021年も、渓流ベイトフィネスの探求は続きます。
コメント
どうしても新しい釣り方にいってしまうと、必要なもの(自分で必要だと思ってしまうもの)が増えちゃうのは必然ですね。^^
ボクもそうなるのが怖くて、子供が生まれた頃に他の全ての釣り道具は手放してフライ1本にしちゃいました。
・・・って、決してフライロッド1本じゃないから、出費が著しく抑えられるなんてことはないんですが。
趣味は良いですね。(笑)
kuniさん、こんばんは。
そうなんですよねー、どんどん釣り道具が増えていきます(笑)
渓流ベイトフィネスに関しては、ルアーも絞ってできるだけコンパクトに収めたいと思ってはいますが。
フライフィッシングって、不思議なことにロッドがどんどん増えていきません? 実用品だと値段を凄く気にしますが、趣味のものって財布の紐がゆるみますよね(笑)
う~ん ルアーってメーカー、タイプが多すぎて迷ってしまいます。赤、金は定番でスプーンで持ってます。ルアーは安いのなのでメーカー不明です。リコさんのブログで勉強させてもらいます(^-^)
Kさん、こんばんは。
渓流ルアーに限って言えば、シンキングミノーとフローティングミノーひとつずつあれば釣りは可能なんですよね。
お手頃なやつで言えば、ダイワのシルバークリーク ミノー44Sとドクターミノー5Fで十分釣れます。
カラーについては、メーカーではたくさんの色が必要みたいにいろいろ出してますが、つまるところ何色でも釣れます(笑)
ドクターミノー懐かしい!初めてでかいアマゴ釣ったルアーがドクターミノーでした。始めたばかりでキャストミス多く、ぶつけてはリップがすぐに無くなってたなー。
Nori1022さん、こんばんは。
そうですか、思い出のルアーですね。
私はドクターミノーは使うのは初めてですが、今では他のメーカーのルアーはこぞって高価になってきているので、760円という価格も魅力的ですね。
私もよく岩にぶつけてリップ破壊してました(^_^;) これが2,000円近くするルアーだとショックがでかすぎます(笑)
おはようございます。
いろいろ種類があるんですね、私のやっていたころはスピナーとスプーンだけでしたが当然魚の形をしたものが現れても不思議ではなかったんですよね、ルアー釣りも奥が深く楽しそうですね。
ハックル70さん、こんばんは。
実際のところ魚を釣るのにそんなにたくさんの種類は必要ないんですが、メーカーも頭をひねって新しいアイディアのルアーが毎年登場しますね。
今では魚の形をしたミノーが主役ですが、スプーンや特に渓流だと今でもスピナーは強力ですね。
ルアーを操作して泳がせて魚を誘い出すというのは、餌釣りや毛鉤にはない楽しさかなと思います(^_^)
おはようございます。
Dコンタクトやシルバークリークって今でも現役なんですね、きっと何度かマイナーチェンジを繰り返しながら存続していると思いますが、良いルアーはいつまでも残って欲しいものですよね。
私はアンチリアルのバサーでしたから、上記以外ならラパラが大好きです。軽くて投げにくいんですけどね。
七流釣師さん、こんばんは。
D-コンタクトは今でもかなり人気のあるルアーで使っている人は多いと思います。シルバークリークシャッドは一度廃盤になりましたが、復刻して今年またリニューアルでなんだか忙しいルアーです(笑)
ルアーメーカーは新しいものをどんどん出さないといけない宿命なんでしょうが、釣れるルアーが時代とともに釣れなくなるということはないと思うので、販売し続けてほしいですね。
ラパラ、管釣りで小さいサイズ使ってました(^_^)
用意万端ですね。解禁、頑張って下さいね。
私もスミスは大好きなメーカーです。
スプーンだったらピュアとか、ベイトフィネスでは厳しいかもなパニッシュとか、使いやすく、安心して使うことができるルアーを作ってるイメージありますね。
何しろせっかく気にいってもすぐにルアーを廃盤するメーカーと違って安心してルアーを使用することが出来るメーカーですね。
GⅡスプーンさん、こんばんは。
なんとか解禁までに準備が整って、あとは釣りに行くだけです(^_^)
ピュアは管釣りでよく使ってたし、パニッシュはスピニングタックルで使ってました。ルアーに限らず、ルアーケースやラインクリッパー、フックリリーサーなど、メーカーを指定して買ったわけじゃないのに、気付くとスミス製品が多いです。
大手メーカーは「儲からない」商品は、すぐ廃盤にしてしまう傾向にありますね。釣れるルアーがなくなってしまうのは残念ですよね(>_<)
最近はルアーの人口が増えましたね、気楽に出来るので若者に人気でしょう
種類も多くで追加するのも大変だ、
揃えても釣行しなくては意味が無くフライも同じでしょう。
釣りお爺さん、こんばんは。
私は釣りは餌釣りから始めてますが、今の若者が釣りを始めるとしたらやはりルアーが取っ付きやすいですかね。フライフィッシングも実際には管釣りなんかだとルアーよりも釣りやすいんですが、ちょっと敷居が高く感じるかもしれないですね。
必要最低限のものは揃ったので、今シーズンは渓流でルアーもやってみようと思っています。新しいことを始めるとちょっとワクワクしますね(^_^)
フムフム、フムフム、そうなんだ。
そんな風に使い分けるんだ。
予想と夢想の挟間の世界を旅するのが実に面白そうです。
マンボウさん、こんばんは。
ルアーは実に多彩で、それぞれに得意とする状況があるんですよね。
渓流の釣り上りならルアー一つでも釣りは可能ですが、違うタイプがあるといろんなポイントを攻められます。
正にその通りで、ルアーの水中での泳ぎを想像しながら竿を操作して操るのが面白いんですよね。マンボウさんもルアーやりたくなったでしょ?(笑)
こんばんは。
私はルアーチェンジがちょっと面倒(^^;なので、超お気に入りの「スピアヘッドリュウキ50S」1個でほぼ通します(^^;とは言いつつ使いこなせもしないルアーも持ってはいきますが(笑)
でもま、50Sで出なきゃ仕方ないやーみたいな軽い感じです(^^;)
もうすぐ解禁ですね!ブログ拝見していたらウズウズしてきました。私もそろそろ準備しますー(^^♪
ゆっちさん、こんばんは。
私もスピアヘッドリュウキはお気に入りですよ。
50Sと50Fさえあれば、ほとんどのポイントはOKな感じですし。リュウキは造形の美しさがセンスを感じるんですよね。
今シーズンはシンキングミノーはD-コンパクトとSCミノーをメインに使ってみますが、場合によってはリュウキがメインになるかもしれません。
解禁間近ですからね、ウズウズが止まりません(笑)
こんにちは。
ルアーも良い値ですね~。頻繁に釣りに行っていた頃は、渓流で年に1~2個はミノー拾ったから、落とした人はショックだったんだろうな~。ルアーの本流専門の友人が「1日でミノー3個失くすと立ち直れない」と言っていた事も思い出します(笑)。
では、今期も良い釣りを!
自営業FF さん、こんばんは。
最近のルアー(特にミノーは)高いので、ダイワのドクターミノー760円ってのがもの凄くありがたく感じます(^_^;)
ミノーをロストするとショックでかいです。本流用ならさらに高くなるし3個なくすとほんとに戦意喪失するでしょう。
本流だと回収不可のことがままありますが、渓流の場合はがんばれば回収できるので、全回収の方向でいきます(笑)
自営業FF さんも良い釣りを!
ルアーは種類がありすぎるし価格も高く多くは買えませんね。^^;
スピニング用に何本かありますが引っかかろうものならじゃぶじゃぶじゃぶです。(笑)
真夏の日中にしか振りませんがルアーはルアーで楽しいですね。
これに技とテクが加われば一段楽しさ倍増ですね。
幻の渓流師さん、こんばんは。
ルアーはホントに効果なのでいくつか買うとすぐに諭吉さんが飛んで行ってしまいます(>_<) 私も渓流の場合は、何が何でも回収するつもりです(笑)一投目に枝に引っかけちゃうとじゃぶじゃぶ入ってポイント潰れちゃいますが。 毛鉤に反応がない時でも、ルアーは猛追するなんてこともあるので面白いですよね。