喉を切開して膿を出し、抗生物質で叩く。
たくさんの方々からご心配いただき、ありがとうございます。
本題に入る前に、今日も少しだけ病状報告を。
少し前から期せずして入院生活を送ることになってしまった私。
入院と言ったって数日で退院できるでしょ、なんてのんきに考えていたんだけど(と言っても最初の二日は高熱と痛みで結構辛かった)、点滴で抗生物質を入れても甲状腺の腫れは一向に収まらずC-反応性タンパク(CRP)の数値が下がりません。
CRP値(mg/dl)
5/18・・・28.00(入院時)
5/20・・・29.70
5/22・・・25.00
4日経っても際だった低下が見られません。
数値を別にしても、自分でも甲状腺の腫れが引いていないのはわかるし、まだ体もだるく体内で炎症が治まっていないこともわかります。
私は4人部屋の窓際なので、外の景色が見えるのが救いです。
将棋頭山や遠くには少しだけ木曽駒ヶ岳も見えます。今日なんかあの川へ行けば爆釣だな。
CRPがあと二日経っても10くらいまで下がらないようなら、喉を切開して一旦甲状腺の中にある膿を出した方が良いかもという話になり、菌の培養結果はまだ出ていないけど抗生物質も変更して迎えた二日後の朝。
5/22・・・26.4mg/dl
どうにもCRPが下がりません。この数値を見た瞬間、
私の方から「切りましょう!」と先生に言いました。
中で暴れている菌は、完全特定まで至っていないけどアクネなんとかっていう皮膚に常駐するような菌らしい。やはり、検査の時に注射針経由で混入したということか。
いろいろ疑問は残るけど、それは一旦脇に置いておきます。
部分麻酔をして喉を切開し甲状腺嚢胞内の膿を吸い出し、そこから首の外へチューブを出して一旦閉じます。1時間弱で無事に手術は終わりました。
このチューブからしばらく膿を出し続け、CRPが下がればチューブを抜いて(場合によっては抜く前にチューブから生理食塩水などを入れて内部洗浄して)閉じるそうです。
もうやれるだけのことはやったし、熱は下がってきて腫れも少し引いてきた気がするので、退院は近いと思います。ありがとうございます。
さて、ここから今回のブログの本題です。
私は源流方向へよく単独で行くので(源流と言ってもそれほど険しい場所には行かないけど、ビビリだから笑)、常に安全第一を心がけています。
遊びでやっていることで、遭難救助隊のお世話になるようなことになったらシャレにならない。
源流釣行にはヘルメットを被ろう!
昨年、源流釣行用のヘルメットを買いました。
モンベル L.W.アルパインヘルメット(オンラインストアで見る)
※楽天やアマゾンでは19.5月現在取り扱いはないようです。
【素材】
アウターシェル:ポリカーボネート
インナーシェル:発泡ポリスチレン
インナーパッド:ポリエステル
【重量】220g(S/M)
【カラー】ガンメタル(GM)、オレンジ(OG)、ターコイズブルー(TQB)、ホワイト(WT)
【サイズ】S/M(頭囲52~57cm)、 M/L(頭囲57~62cm)
私はモンベル店舗で試着して、M/Lサイズのターコイズブルーを選択しました。
川に合いな色合いでしょ。
このヘルメットの特筆すべき点は、重さがたったの220g(S/M)しかないこと。M/Lサイズでも実測値で227gしかありません。
とても軽くてヘルメットを被っているのを忘れてしまうほど。
軽くても安全性はしっかり確保されていて、かぶり心地も良いです。
沢登り用のヘルメットなので、渓流釣りにも最適ですね。
軽くて通気性抜群、渓流釣りに最適なヘルメット。
サイドから見た写真。軽量化と通気性アップのために穴がたくさん開けられています。
これ、昨年すでに渓流で使ったんですが、通気性が良いので帽子を被っているよりも蒸れたりしなくて快適なんですよね。
あごひもは長さ調整できて、バックルで簡単脱着できます。
頭の周囲のサイズも後部のダイヤルで簡単に縮めたり広げたりできるので、フィット感も抜群です。
夏場、岩や崖が多いようなところに釣りに行く時は必ず被って行こうと思います。
万が一、腕や足を負傷したとしても頭がしっかりしていればなんとか生還できると思うけど、頭(脳)をやられてしまったらThe End. ですからね。
キャンプ道具はいろいろ充実してきたけど(充実っていうか、いろんなもの試し過ぎでしょ笑)、安全装備も怠らずに強化していきたいと思っている今日この頃です。
コメント
病院にいると外の景色を見て「今日こそは釣り日和」なんて思ってしまいますよね。
ボクも以前入院した時に、病室から階下のコンビニに歩いて行った帰りの階段の踊り場が、沢の落ち込みに見えました。(笑)
今日の記事のヘルメットが必要くらいの沢に釣行・・・きっと、そう遠くない日に実行できるでしょう。
妄想で楽しみつつ、しっかりと静養してください。
毎度の締めの言葉になりますが、お大事に。
kuniさん、こんばんは。
入院中は妙に天気が良くて、渓流に行きたくてウズウズしていました。
おかげさまで、本日退院できました。ありがとうございます!
ただもうしばらくは安静にしていないといけないので、このヘルメットが活躍するのはもう少し先ですかね。
今回ばかりは、無理をせずに大人しくしています(^_^)
早くヘルメットを使えるといいですね。しかし、このヘルメット カッコイイです。マウンテンバイクにも使えますかね? マウンテンバイク での山釣りに そのままかぶって行けそう。
Kさん、こんばんは。
ありがとうございます! おかげさまで本日退院できました。
このヘルメットはMTBにも使えると思います。そうですね、自転車漕いでそのまま沢に入っても使えますねー。
病み上がり初釣行はもう少し先になりそうですが、まずをウォーミングアップでヘルメットが必要がない里川にでも行こうかと思っています(^_^)
おはようございます。
局部麻酔は怖いですね、よく我慢しましたね、これでどんどん良くなりますよ。
ヘルメット、私も考えた事がありました、転倒、クマなどの事を考えると源流では付けた方が良いでしょうね、ちなみに私はシルバー人材センターで仕事をしていた時のを、ビニールテープで格好良く線をいれて・・・結局使いませんでした(笑)
ハックル70さん、こんばんは。
局部麻酔怖かったですよ。まず、喉の表層に麻酔をかけて、奥に切り進むにつれて麻酔を追加していく方式だったので、途中でちょっと痛くなってビビりました。
今までのんきに考えてましてましたが、携帯電波も届かないような源流では安全面を第一に考えないといけないと思い、装備に加えました。
ビニールテープで線を?? 見たかった(笑)
ヘルメット重要ですよね
先日自転車で骨折した時ヘルメットはパッカリ割れてしまいました
被っていなかったことを思うとゾッとします
Ctcn さん、こんばんは。
林道をMTBで走る場合も、転倒や落石の危険があるのでヘルメット必要ですよね。
ヘルメットがパッカリ割れるとか怖すぎます。
その様子だと林道下りで転倒しちゃったんでしょうか。ほんとにゾッとしますね。
おかげさまで私は本日退院することができました。お互いしっかり休んでまた渓流を楽しみましょう(^_^)
源流で昔コケて脛の骨見えた私めの経験から言うと、ヘルメットは大正解だと思います。最近は林道が近くにない険しい源流とか一人で行くのが怖くなりつつ(T_T)
Nori1022さん、こんばんは。
そう言えば、脛の骨が見えてたって言ってましたね。それを想像する度にゾッとします。源流釣行は安全第一ですよね。
おかげさまで私は本日退院することができました。まだ完全に復調はしていないので、大人しく次の釣行計画を練りながら、静養することにします。
しばらく釣りをしていないので禁断症状が現れてきていますが(笑)
大変でしたね。オペしたんですね。
時間薬ですから焦らずです。日々良くなりますよ。
僕も去年は3回の手術。長いこと入院してました。
体重も体力も想像以上にけずられましたが、今は渓に通うことが出来るようになりました。
長い人生色々あります。焦らずゆっくり治しましょう。
OFKEN さん、こんばんは。
そうなんですよ、オペしちゃいました。と言っても、2cmほど切開して膿を出すだけの比較的簡単な手術でしたが。
1年に3回も手術されたんですか。入院も長かったようで大変でしたね。
今は回復されているようで何よりです。私も入院中にほとんど歩かなかったので、だいぶ体力が落ちた気がします。
おかげさまで本日退院することができました。ありがとうございます。
もうしばらくは安静にしています(^_^)
こんばんは。
膿胞を取り出すんじゃなくて、切開して排膿しながら抗生剤で叩いているんですね。
その時点で、化膿を抑え切れなかった核心物も排出されたでしょうから、期待できますね。
先生がどのような抗生物質をお使いか分かりませんが、私が髄内釘からの炎症に困っていた時は、院内での耐性菌だったので有効な抗生剤はバンコマイシンなどの3点しかありませんでした。
首の周りは各種神経が集中しているので、外科医に気持ちよく膿胞全部摘を目指すのでなく、内科処置重視で慎重なお医者さんなので大丈夫でしょう。
着実な回復と、ヘルメット活躍を楽しみに、いま少し休養を楽しんでください。
マンボウさん、こんばんは。
おっしゃる通りの方針で治療が進みました。
今回の菌はアクネ菌でした。抗生物質はユナシンからセファゾリンに変更しましたが、一番効果てきめんだったのはやはり喉の切開でした。
おかげさまで本日退院することができました。ありがとうございます。
ただ、まだ完治はしていないので、油断せずに安静にしていることにします。
渓流復帰はもう少し先になりそうです(^_^)
おはようございます。
ついに切開ですか、体の負担もありますが時間が掛かることが辛いですね。
入院が長引くのは影響が甚大、心中お察しします。少しでも早く治りますように!
七流釣師さん、こんばんは。
そうなんですよ、ついに喉を切開しました。ただ、切開したおかげで炎症マーカーの値は一気に下がり体調も良くなりました。
おかげさまで本日退院することができました。ありがとうございます!
ただまだ完治はしていないので、調子に乗らずにもうしばらくは大人しくしていることにします(^_^)
普段の生活に、もうすぐ戻れそうで安心しました。自分もゲートから自転車で入渓点まで行くのでヘルメットは気になっていたアイテムです。
いつも良い情報ありがとうございます。
cocotrout さん、こんばんは。
おかげさまで、本日退院することができました。ありがとうございます!
ただ、まだ以前の通りというわけにはいかず、安静にしていなければいけないし通院も必要です。もうしばらく大人しくしていることにします。
自転車走行時も渓流遡行時もヘルメットを被っていると安心感ありますね。少しでもお役に立てればうれしく思います(^_^)
わたちも2年前に買いました。
沢を2人で登ると先行者が落石させることがあるからです。
インナーとして帽子をかぶるとツバ部分が目の部分を日陰にしてくれます。
先週の全国的大雨時に近所の渓流へ行きましたが、命の危険があるような濁流でした。
午後2時ころに雨があがる予報は的中したものの、どうしようかと思い藪沢に行くとここも真っ黒です。
でも安全なのでニンフを投げ込むと浅場で釣れてくるので楽しめました。超接近でも問題なし。7ftロッドを餌釣りのように使っても釣れるし、スイングさせても釣れるし、
それで一昨日は再挑戦。今度はドライで釣れました。
すべて自然再生産されてると思われる岩魚でした。オーバーストックからか最大級で26㎝でした。
熊とタケノコ取り競争になるような沢なので怖いのが欠点であります。
FFfreak さん、こんばんは。
おっしゃる通り、前の人からの落石ありますね。
先週の大雨時私は入院してたので、あまりピンときませんが全国的にかなりの量がふったんですね。今頃渓流は良い状態でしょうねー(^_^)
雨が降ると岸際が良いポイントになりますよね。
熊と取り合いになるのは、ネマガリタケでしょうか。私は普段それほど熊を怖いとは思っていませんが、ネマガリタケ(チシマザサ)の藪での遭遇は怖いです(>_<)
少しづつ回復されているご様子で良かったです。
この機会ですから身体をリセットするつもりで休養されると良いと思います。
なかなか無い経験でしょうから・・・
ブログの更新って疲労しないのでしょうか???
無理のない範囲で、身体への充電優先でお過ごしください。
幻の渓流師さん、こんばんは。
ありがとうございます。おかげさまで本日退院できました!
10日間入院してだいぶ体が休まりました。と同時に、ほとんど歩かなかったので足の筋肉も落ちてしまった気がします。ゆっくりリハビリします(^_^)
ブログの更新はそれほど疲労しませんよ。というか、一日中寝ていると却って疲れてしまうので、少しはPCいじったり釣り雑誌を読んだりしていました。
まだ完治していないので、しばらく安静にしているつもりです(^_^)
渓流釣行なは欠かせないへルメットですね
私も車に常時入れてます。渓谷により使い分けて
利用してます、安全第一でしょう。
釣りお爺さん、こんばんは。
渓流は思わぬ場所で足を取られて転んだりもするので、やはりヘルメットがあると安心ですね。
今回入院してわかりましたが、何事も健康第一、安全第一ですよね。
おかげさまで本日退院できましたが、もうしばらくは安静にしていた方が良いそうなので、ゆっくり静養してからまた渓流へ出かけたいと思います(^_^)