ソロキャンプの時にはモンベルコンパクトランタンともう一つサブランタン、それからヘッドライトを併用しています。
ヘッドライトは、なんと言っても手を塞ぐことなく前方を照らせるのが良いですね。
今まではずっと前に買った単4乾電池3本を内蔵する安物のヘッドライトを使ってましたが、無いよりはマシって程度で暗かったんですよね。
今回買い換えることにしました。すでに、ブルーシートキャンプの時にモバイルバッテリーを兼ねたランタンと一緒に登場してますね。
のヘッドライトがとにかく素晴らしいのです!
ソロキャンプに最適なヘッドライト|レッドレンザー MH3
レッドレンザー MH3(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
【光束】パワー:200lm /ロー:20lm
【照射距離】パワー:130m /ロー:40m
【点灯時間】パワー:4.5h /ロー:35h
【使用電池】単3アルカリ電池x1本
【保護等級】IP54(防沫形)
【本体質量】約92g(電池含)
【本体寸法(mm)】W69xH35xD38(ヘッド部)
【付属品】単三乾電池1本
【保証期間】5年間+購入後のオンライン製品登録で7年に延長
【製品機能】フォーカス調整
私はグレーカラーを買いましたが、他にも三色のラインナップです。
本体は電池を含んでたったの92gしかないので、とてもコンパクトで軽いのが良いです。
ヘッドライトを付けているのを忘れそうになるくらいです。
本体裏側のストラップ部には滑り止めのクッションが付いているので、頭に装着しても痛くならないし例のヘルメットに装着しても滑って取れるようなこともありません。
ストラップを外すと、クリップがあります(黄色矢印)。これによって、バックパックのショルダーストラップ前面やウェアのポケットなどにライトを取り付けることもできます。
クリップ部をクルッと矢印の方に回すとロック解除されて電池フタが開きます。
中には単三乾電池が1本入っています。
単三乾電池1本で、パワーモードで4.5時間、ローモードなら35時間も連続点灯できます。
「単三乾電池1本」というのが超重要です。
LEDが3つとか5つとか付いていてもっと明るいヘッドライトはいくつもありますが、その分連続点灯時間は短くなるので単三乾電池を3本使ったり、単三形のリチウムイオン電池を2本使ったり(または取り外し不可の専用充電池)ってことになるんですよね。
電池の数が2本、3本となるとまず重くなるのが問題。
頭に重い物を長時間装着しているとかなり苦痛なんですよね。
アマゾンなんかでは多灯型になるとなぜか本体重量と連続点灯時間が明記されていないものが多い(笑)
それから、もう一つは予備電池の問題。
電池1本式なら予備も1本で済むけど、3本使っているものだと3本も持って行かなくちゃいけない。単三乾電池なら3本でもそれほど重くないでしょ、って思うかもしれませんが結構重いんですよ電池って。それが単純に1本の3倍になっちゃいますからね。
ヘッドライトは一晩中点けているわけじゃないから、予備電池なしでも大丈夫かもしれませんが、渓流二泊となるとやはり予備電池は持ちたいです。
200lmで十分な明るさだけど、400lmタイプも悪くない。
実はこのライト、400lm(ルーメン)のものもあります。
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200lmとの性能差は、
【光束】パワー:400lm /ロー:20lm
【照射距離】パワー:180m /ロー:40m
【点灯時間】パワー:4h /ロー:35h
【使用電池】専用充電池または単三乾電池1本
光束は200lmから400lmにアップして、照射距離も130mから180mにアップ。
パワーモードでの連続点灯時間は4.5hから4hにちょっとだけダウン(ただしリチウムイオン充電池使用の場合。アルカリ乾電池だともっと短くなります)。
実売価格は200lmのものは約4,000円、400lmのものは約6,000円。
実際に使ってみると200lmでも十分な明るさがありますが、さらに明るさを重視するなら400lmのものも良いですね。製品重量は変わらないし。
400lmのものは専用充電池1本と充電器が付属しているのも特徴です。アルカリ乾電池だと連続点灯時間が短いのでリチウムイオンの充電池を採用しているんでしょう。
※ルーメンという単位については、TaoTronics LED自転車用ライトTT-HP007の記事に書いていますので、そちらをご覧下さい。
レンズと反射板が秀逸。円くきれいに照らしてくれる。
この製品の核となるLED。
LED自体にルーメンやルクスでは表せない性能があるのかどうかわからないけど、こんなに小さくても明るいのはLEDそのものの他にレンズと反射板の性能が大きく影響してますね。
製品の上側にスイッチがついています。
スイッチを1回押すとローモード(弱)で点灯し、もう1回押すとパワーモード(強)になります。
そして、5秒以上押し続けると消灯します。
レンズの周りにはベゼルが付いていて、これを写真2枚目の「A」の方に回すとレンズがせり出て照射範囲が狭くなりその分明るさは増します。「B」の方向に回すとレンズが元通り収まり広い範囲を照らします。
写真1枚目がレンズがせり出した状態。焦点距離が伸びますね。
写真2枚目が通常の状態。広い範囲を照らします。
実際の照射状態は下記参照。
横から見た図。
写真1枚目は、頭に装着して真っ直ぐ前を照らす状態。
写真2枚目は、下向きに角度を変えた状態。下方向に45℃くらいまで下げることができます。
夜料理をする時なんかは下向きにすると良さそうですね。
さて、実際に真っ暗な場所に行って照らしてみましょう。
出かけようと思ったのがすでに0時近く。
田舎だから深夜には全く車の走らない道は結構あります。それでも街灯もない場所となるとそれなりに怖い場所。お化けが出ませんように(^_^;)
レッドレンザー MH3と自転車用ライトTT-HP007を比較
レッドレンザー MH3、ローモード(弱)で足元を照らした様子。
足が写るギリギリのところを照らしています。これだって真っ暗闇でも歩ける明るさ。
レッドレンザー MH3で近、中、遠を照らしてみた。
レッドレンザー MH3 足元照射
パワーモード(強)で同様に足元を照らした様子。
これはもうかなり明るくて、全く不安なく林道を歩けます。河原だって歩けるね。
MTB用のLEDライトの記事を見てもらえばわかりますが、200lmとは白熱電球で言えば20Wちょっとの明るさしかない。
それでもこんなに明るく感じるのは、きれいに円くムラ無く照らしてくれているから。上にも書いたけど、レンズと反射板がかなり優秀なんだと思う。
レッドレンザー MH3 5m先照射。
足元からメジャーを伸ばして5m先を円の中心付近に据えて照らした状態。
普通に林道を歩く時はこのくらいの位置を照らしながら歩くよね。
200lmで全く不安のない明るさ。
レッドレンザー MH3 遠方照射。
視線を上げてほぼ真っ直ぐ道の先の方を見た状態。
周辺を広く照らしてはくれるけど、さすがに光の届く距離には限界がありますね。
自転車用ライトTT-HP007で近、中、遠を照らしてみた。
自転車用ライトTT-HP007 足元照射。
700lmだからさすがに明るい。
明るいけど近距離だとレッドレンザー MH3のように広くは照らせません。
そもそも近距離を照らす用途では使わないので、当たり前ですが。
自転車用ライトTT-HP007 5m先照射。
こちらも明るいんだけど、レッドレンザー MH3のように円く均等には照らせないです。
※このライトは中心部と周辺部の明度差がかなりあるので、写真だと周辺部が妙に暗く写りますが実際は周辺部ももっと明るいです。それにちょっと写真がブレてる(苦笑)
自転車用ライトTT-HP007 遠方照射。
この距離になると、こちらのライトの能力が発揮されますね。
道全体が明るく照らされて安心感が半端ない。やはり自転車用だけのことはありますね。
レンズの照射角を変えてみよう。
上の方で説明したレンズの周りのベゼルを回すと照射角を変えられます。
ベゼルを回して中間くらいの位置。
光の円は小さくなりますが、その分中心部は明るく遠くを照らせます。
一番望遠状態にしたところ。
光の円はだいぶ小さくなりますが、ある程度遠くも照らせます。
さて、テストが完了したところでさっさと帰ろう。お化けが出て来なくて良かった(^_^;)
こんなとこで灯りを点けたり消したり、誰かが見たらかなり怪しいし。
私は一番広角状態で使うことが多いと思いますが、その広角状態での円の広さと均等に明るく照らす性能が秀逸です。
体感的にとても明るく広く照らしてくれます。
後は製品自体の耐久性のみが問題ですが、通常でも5年保証、購入後のオンライン製品登録をすれば7年保証となるので、心配はないでしょう。
夜の渓流だって歩けそうなくらい。歩かないけど。
ブルーシートキャンプの時に実際に河原を照らした様子。
こんなに明るければ普通に歩けそうだよね、川だって。でも、もちろんやりませんよ。夜の渓流には危険がいっぱい。川に水を汲みに行くくらいしかしません。
ともかく、このヘッドライトは文句なくお勧めできます。
コメント
これは写真でも分かるほどの光量ですよね。^^
ボクのはmont-bell製品ですが、あれもまずまずの光量かつ軽量さで気に入っています。
外で使うライト系も、コダワリだすと奥が深いですよね。
kuniさん、こんばんは。
なんか200ルーメンというカタログ値以上に明るく感じるんですよね。
モンベルのも良さそうですね。モンベルっ子の私は(キャンプ用品はかなりの比率でモンベル製品が多いです)、本来ならモンベルのヘッドライトを選びそうなところですが、今回は試しに別のにしてみました(笑)
ライト類は重いので、必要にして十分なものに厳選したいですねー。
これは明るいですね 良い買い物でしたね(^-^) 私は、コールマンの特価品のヘッドライトを使ってますが、ライト、バンド共に 派手すぎるカラーが恥ずかしいです レッドレンザーとモンベルのランタンシェードを使えば荷物を減らせるのでは?
Kさん、こんばんは。
写真でも明るいのはわかってもらえると思いますが、実際に真っ暗な場所で使ってみると本当に明るく広く照らしてくれるのでちょっと感動するくらいです。
アウトドア製品は派手なカラーも悪くないと思いますよ。私の場合、物によっては地味な色合いだと置き忘れる可能性が高いので(笑)
モンベルのランタンシェード、見てみました。良いですね、これ!
ありがとうございます。今度試してみます。
おはようございます。
LEDの進歩は素晴らしいですね、今や単一乾電池を何本も入れた重い懐中電灯は幻の存在になってしまいました、この商品、単三乾電池1本で良いと言うのが手軽で良いですね。
ハックル70さん、こんばんは。
ありましたねー、単一乾電池が3本とか入っている懐中電灯。キャンプ用のランタンだって単一乾電池を使う大きいのでしたよね。
LEDが登場してから、単一乾電池はあまり使われなくなりましたね。
そうなんです、このヘッドライトは単三乾電池1本だけというのがとても気に入っているところです。しかも明るさも文句なしです(^_^)
おはようございます。
照射輪郭がしっかりして、明るさムラが無くて秀一ですね。
レンズが相当に優秀なんでしょうね。
見た目以上に実力重視の造りで、素晴らしい。
マンボウさん、こんばんは。
今まで使っていたヘッドライトは重い割に明るさ不足で、しかも照射範囲にムラがあってかなり見にくかったんですよね。今回のヘッドライトはそれとは比較にならないほどムラ無くきれいに円く照らしてくれるので、体感的にとても明るいです。
おっしゃる通り、レンズと反射板が優秀なんだと思います。
見た目は頼りない感じですが、実力は折り紙付きです(^_^)
僕も買おうと思います、非常に参考になりました。
因みに夜の渓流は近寄るどころか潜ってたことあり(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
これは文句なくお勧めできますよー。参考になればうれしいです(^_^)
夜の渓流に潜ってはいけません(笑)
どうして潜る必要があるの? と言いつつも私も夜の滝壺とかちょっと潜って魚を観察してみたい(笑)
それにカジカの夜突きっていうのもやってみたいんですよねー。