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畑をひたすら掘る|山芋掘り

春夏秋冬つぶやき
この記事は約3分で読めます。

実家の畑のサツマイモを掘った時に、
「毎年2箇所から山芋の蔓が伸びてきてるから、もう相当大きくなってると思うよ」
と母親が言っていました。

よく知らないけど、山芋って掘るのが大変なんじゃないの?
両親にそんな大変な作業を両親にさせるのは大変そうなので、私が自主的に
「じゃぁ、試しに一箇所掘ってみるよ」ということに。

また大変な仕事を安請け合いしてしまった感がありますが、梅の木を掘り起こした時ほど大変じゃないよね、たぶん(笑)


芋を折らないように、周りを広く掘り自分がしゃがんで入れる位の穴にしてから芋の周りの土を移植ごてでこそげ落とすようにしながら慎重に掘り進みます。
思ったより大変でしたが、なんとか芋を傷つけずに掘り出せました。


掘り出して洗った状態。結構食べ応えあるサイズでした。
大きい芋の横に小さめのがくっついていました。

この芋を掘るのにもかなり苦労したのに、もう一箇所はもう10年以上も掘っていないんだとか。これは相当芋が大きくなっているかもね。
掘るのもは大変そうなので、後日改めて準備万端にしてから作業することに。

ところで、山芋、長芋、大和芋ってどう違うの?
生物学的な分類で言うと、ヤマイモという種はなくて日本原産のヤマノイモを差しています。
ヤマノイモの天然物は自然薯とも呼ばれますね。
ナガイモは、中国原産でヤマノイモと同じヤマノイモ科ですが、別種です。
ヤマトイモは、ツクネイモ群の一種で、ナガイモの栽培品種の一つです。

畑にあるのがヤマノイモであるのかナガイモであるのか、イマイチはっきりしませんが、母親が言うには自然に生えてきていたとのこと。
ともかく、ここでは便宜上山芋と書くことにします。

山芋との格闘|山芋を掘ろう!


ここが山芋の蔓が伸びていた場所(黄色矢印)。わからなくならないように棒を立ててあります。
奥に写っているマルチシートに植えられているのはニンニクです。

 
この蔓の下に山芋があるはず。
まずは山芋の周囲を広めにスコップで掘っていきます。

 
途中から万能鍬で耕すように掘ってから土をスコップですくい上げる方法に変更。
結構深く掘りましたよ。
芋の周辺だけ山になって残る形に。

 
中央部の山の片側の土を移植ごてで崩していきます。
芋を傷つけないように慎重に少しずつ土をこそげ落としていくと、小さい芋がいくつか塊になっています。
そして、空洞ができてるね。


今現在、発掘現場の状態はこんな感じ。


掘り出した土の山もうずたかくなってきましたよ。

 
まず最初に見えてきた小さい芋を丁寧に掘り出します。
子ども芋3つを収穫。


そして、その奥にあるのが親分だな。これが相当大きくなっているはず。
ここから、心して挑まなくては!

 
移植ごてで周囲の土を取り除き、芋のすぐ近くは手で掘ってどの方向に芋が伸びているのか確認します。


現段階の発掘現場はこんな感じ。

 
ここからは周囲を普通の鍬で掘って土を掻き上げ、ある程度掘ったら芋の直近は移植ごてで掘っていくのを繰り返します。


なんかここから少し曲がって奥の方へ伸びているのかな。
折らないように慎重に手で掘って、伸びている向きを確かめます。


裏側の土も少し崩してと・・・


あっ、芋がぽろっと!
あれ!? 折れちゃった?


あれ? 芋の続きは???


さぞかし大きい芋になっていると思っていたのに、良く見るとなんとこれだけで終わり(苦笑)


これなら、こーんなに大々的に穴を掘らなくても良かったね。


期待させられたのに、芋はたったのこれだけ(苦笑)

まぁ、でも、このままあと1m以上も伸びていたら、掘り進むのが大変だったと思うから、これはこれでちょっとホッとしました(笑)


傍らに積み上げた土を鍬で穴の中に戻し、平らにして終了。


全くの期待外れだったけど、あー疲れたー。

掘った山芋はとろろにして食べました。量は少ないけど、味は格別だったので、まぁ良しとしよう。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. 勝手に生えたとはいえ、ご自分のところで育った山芋をご自分の手で掘って食べたということに意義はありますよね。^^
    よく掘ろうと思いましたね。

    もう一か所はいつ掘るのか・・・きっと皆さん、気になるはずです。(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      そうですねー、自分で掘ったところに意義があると信じたいです(笑)
      味覚って絶対的なものじゃなくて、いろんな要素で感じ方が変わるんですよね。
      今回はだいぶ苦労して掘ったので、とろろもいつもより美味く感じました。
      ちょっと紛らわしい書き方だったかもしれませんが、最初に少し大きめの芋を掘って、2箇所目にもっと期待したのにチビ芋4つで終わってしまったという話なんです(笑)

  2. おはようございます。
    山芋掘りは大変ですね、気の長い性格でないといけませんね、釣師は無理でしょう(笑)

    • ハックル70さん、こんばんは。
      山芋堀り、想像通りの大変さでした。でも、期待していた2箇所目が想像よりも小さい芋だったので、悲しいような救われたような(笑)
      長〜い芋を折らずに掘るには本当に気を長くしてやらないと無理だと思います。私も御多分に洩れずせっかちなので、必要以上に気を引き締めて取り掛かったんですが、全くの期待外れに終わってしまいました(^_^;)

  3. こんばんは。
    当地でも、今が長芋収穫の盛りです。
    私も一度作ってみたいのですが、種芋は高いし、地中用栽培道具も高いですし、地上部の蔓用柵も手間とコストがかかりそうで、未だにフンギリがつきません。

    • マンボウさん、こんばんは。
      私、長芋(山芋)についてはあまり詳しくないんですが、収穫時期だけは間違っていなかったようですね(笑)
      栽培するとなると、いろいろ大変そうですね。地中用栽培道具というものが必要なんですね。以前どこかで聞いたことがありますが、地中に塩ビ管を横向きに埋めてそこに芋が育つようにする方法もあるとか。
      マンボウさんのところで、長芋の収穫の様子が見られる日を楽しみにしています(笑)

  4. ブログの更新をありがとうございます。
    手に汗握る?展開でしたが、意外に早く主がお出ましになりましたね。子芋も可愛いですね。(^_^)ノ
    山芋は身体が清々しくなる美味しさですよね。

    • テスラさん、こんばんは。
      こちらこそ、読んでいただきありがとうございます!
      手に汗握る展開だったでしょう?(笑)
      だいぶ大きな穴を掘って、芋の際を移植ゴテで慎重に掘っている時はまさかこんな結末になるとは思ってもみませんでした。
      子芋も味は変わらなかったですが、ちょっぴり寂しいです。
      身体が清々しくなるとは、良い表現ですねー。正にそんな感じです(^ ^)

  5. 今ある芋を養分にして、別途新たに成長してを繰り返しているらしいです。1つの小さな芋が毎年少しづつ大きく成長して行くのではないみたいですね。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      あ、そうなんですね。じゃあ、何年もかけて芋が大きくなるわけじゃないんですね(^_^;)
      確かにそう言われてみれば、ジャガイモだってサツマイモだって1年で大きくなるんだから、山芋だってそうなんですね。
      いつか山に自然薯を掘りに行ってみたいと思ってますが、畑よりも数倍大変なんじゃないかとちょっとビビってます(笑)

  6. 山芋掘り お疲れさまです。   苦労して掘った山芋は格別だったのではないでしょうか。 先日、テレビで山芋も掘りをやってました。折らないように慎重に掘っていたので、大変な作業だな   と見ていたら、こちらでも掘られてる方かいました(^-^)

    • Kさん、こんばんは。
      山芋掘りは、本当に疲れました(笑)
      実際のところ、味は売っているものと変わらなかったのかも知れませんが、苦労した分、本当に美味しく感じました。
      テレビで山芋掘りやってましたか。それは自然薯ですかね。自然薯だと畑よりもさらに大変でしょうね。
      私もいつか山で天然物を掘ってみたいと思ってはいますが、まずは山芋の蔓を見つけなくては(^ ^)

  7. リコブテラさんの芋ほりもほのぼの感がありますね。友人は自然薯掘りを毎年行っていましたが最近は栽培方法が確立されて売られていますね。
    しかし味は濃厚である何年もかかって育った天然が勝りますね。
    天然のやまいもは美味しいです。
    お母さんも喜ばれたでしょうね。

    • 幻の渓流師さん、おはようございます。
      コメント見逃していて、返信遅くなってしまいましたf^_^;
      確かにほのぼののんびりやってましたが、結構疲れました(笑)母親は喜んでいたので、まぁ、頑張った甲斐がありました。
      自然薯堀りは一度やってみたいんですよね。粘りが栽培物とは違いますよね。
      山だと掘るのはさらに大変なんんじゃないかと思いますが^_^