以前から私はソロキャンプ(渓流メシ)用に、ユニフレーム 山フライパンを愛用していました。そして、何年か使っているうちに内側のフッ素樹脂加工が焦げ付いてきたことも書きました。
山フライパンはとても使い勝手が良いのでガスストーブ用にもう一度買っても良いんですが、焚き火用にはもっと頑丈な他のフライパンにした方が良いのかも。
焚き火で使えるソロキャンプ用フライパンの候補
パール金属 グリルパン 16cm
昨シーズン後半はパール金属 グリルパン 16cm(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)を使っていました。
・本体材質 鉄
・表面塗装 シリコン樹脂塗装
・直径 160m
・深さ 40mm
・取っ手長さ 80mm
・重量 480g
鉄の厚みがあるので高温でむらなく火が通ります。
サイズはコンパクトで焼き物をするには十分なんですが、16cmというのは上部の外周で底部は絞り込まれた形になっていて、容量は山フライパンに比べるとかなり小さいんですよね。
これだと、焼きそばとかスパゲティーを作ろうとすると小さすぎるんですよ。
うーん・・・
じゃあ、20cmのにすればいいじゃん。いや、16cm径のものでも480gなのでそれ以上になるとバックパッキング派としては辛い・・・
Bush Craft(ブッシュクラフト) たき火フライパン
Bush Craft(ブッシュクラフト) たき火フライパン
(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
・直径 約225mm
・深さ 約18mm
・取っ手差し込み径 約24mm
・釘穴径 約8mm&5mm
・重量 505g
これ、鉄製で取っ手は現地で木の枝を拾ってネジで留めるというワイルドさが人気。
取っ手がついていないことでパッキングしやすいし、その分軽量化にもなるところも魅力的・・・でも505gとちょっと重い。
ちなみに深さ55mmの深型もあります。
問題は、サイズが225mmとちょっと私にとっては大きいんですよね。価格も高めだし。
Hilander(ハイランダー) 焚き火フライパン 16cm
Hilander(ハイランダー) 焚き火フライパン 16cm
(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
・本体材質 鉄
・表面加工 ハードテンパー加工
・取っ手 ステンレス鋼
・直径 160mm
・深さ 30mm
・取っ手サイズ 110×25mm
・重量 338g
こちらの特筆すべき点は、表面のハードテンパー加工。
本体を一つ一つ約700℃ぐらいで焼きを入れ、その後油に浸すことにより初めの状態から油が馴染んだ状態にする加工です。
上記グリルパンのシリコン塗装、他製品にあるようなクリアラッカー塗装のようにサビ止め塗装もしていないので「油ならし」も必要ありません。手元に届いたらサッと洗ってすぐに使えます。
(山フライパンの170gがいかに優れているかわかります)
これはお勧めできるんですが、私の場合問題なのは上記グリルパンとほぼ同じ容量だということ。これで焼きそば作るのはやっぱりちょっと厳しい。
焚き火で使うソロキャンプ用フライパンはこれだ!
キャプテンスタッグ 3層鋼フライパン
いろいろ検討した結果、このフライパンを買ってみました。
キャプテンスタッグ 3層鋼フライパン 17cm(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
・本体材質 鉄、ニッケル、ステンレス鋼
・取っ手 18-8ステンレス鋼
・外径 175mm
・深さ 39mm
・取っ手長さ 165mm
・重量 382g(実測値)
キャプテンスタッグというメーカーは、上記グリルパンを作っているパール金属のアウトドア部門のブランドなんですよね。パール金属は刃物や金物の街として有名な新潟県三条市にあるメーカーで、金物関連は定評がありますね。
キャプテンスタッグはファミリーキャンプ向けの廉価版製品が多いイメージでしたが、あらためてメーカーサイトをよく見ると、ダッチオーブンやスキレット、クッカーは高品質で使い勝手の良さそうなものが揃っていますね。
取っ手が取り外せるのはありがたい。
購入したのは17cmのもの。他にも20cmと23cmのものがあります。
このフライパンは取っ手が取り外しできるのが特徴の一つですね。これはバックパックスタイルの私にはとてもありがたいです。
重量はメーカーサイトに記載がないので不安でしたが、実測382gでハイランダーよりは少し重いですがグリルパンやブッシュクラフトよりはかなり軽いので合格点です。
熱の伝わりやすさと、焦げ付きにくさ&手入れのしやすさを両立
本体は、熱伝導率の高い軟鉄をステンレスで挟んだ三層鋼を使っています。
実際には軟鉄をニッケルで挟んでさらにそれをステンレスで挟んだ五層構造なんですけどね。
これにより、理想的に熱がフライパン全体に伝わることと、焦げ付きにくさ、手入れのしやすさを併せ持っています。
そして、グリルパンやハイランダーのフライパンと違って上部と底部の径がほとんど同じ(底面が小さくない)なので、容量は焼きそばやスパゲティーを作るのにも必要十分。
取っ手の取り付け部。
取っ手を差し込んでネジを締め付けて固定します。
手で締めるだけでも外れるようなことはないですが、ドライバーまたはコインを使って締め付けられるようになっています。
この取っ手がなんと5mm径のステンレス棒でできているので、ものすごく頑丈で他の軽量クッカーとは比べ物にならないほど安心感があります。
写真2枚目のように上から差し込んでネジを締めます。
この上から差し込む形、抜け落ちる心配はないの?
もちろんネジをしっかり締めた方が良いけど、手で締めただけでもフライパンの重量が真下じゃなくて赤矢印方向にかかるので中身が重ければ重いほど抜けにくくなる構造になっています。
フライパン内側にぴったり収まる取っ手の長さが165mmと長めなのも焚き火で使うにはありがたいです。上記グリルパンみたいに短いと焚き火では扱いにくいです。
これだけしっかりした取っ手のせいで重量アップしてると思うけど、それを差し引いてもこの持ちやすい取っ手は素晴らしい。
17cm径なら山フライパン同様アルパインクッカー16のフタがぴったりなんじゃないの?
と思ったらフタがスポッと下に落ちちゃった。
「外径175mm」と謳っているから、内径は170mmより少し大きいんだ。
うーん、料理によってはフタがあった方が良いんだけどな。
メーカーでは、3層鋼つる付寸胴鍋17cm(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)の「フタが適合します」と言っているので、それを買っても良いけど鍋本体は私は必要としていないのでフタだけ単体で売って欲しいんだよねー。
まぁ、フタについてはもう少し考えることにします。
ハンドルは本体内側にぴったり収納できるんですが、収納袋が付属していないのでとりあえず山フライパンの袋を代用しておこう。だいぶ汚れてるね(苦笑)
こんな感じ。
アルパインクッカー16は山フライパンの時より余裕を持ってスタッキングできます。
ただ、取っ手は別にしておく必要があります。
おそらくこの組み合わせ使うことが多いだろうチタンパーソナルクッカー(またはアルミパーソナルクッカー)だと、取っ手を中に入れた状態でもスタッキングできます。
良い感じ。
使う前にまず中性洗剤で洗っておこう。
底面はツルツルしててやや丸みを帯びているので安定度がちょっと心配。
油もなじませておきます。
フライパンを熱し油を引いてクズ野菜を炒めます。
炒めながらしっかり油を回したら、キッチンペーパーで拭き取ります。
後日、実際に焚き火で使ってみました。
ピコグリル398を使って焚き火で鶏肉を使った料理を作ってみました。
火の回りが良く、とても良い感じ。強火でも焦げ付きません。
こちらは朝食の定番、ソーセージと目玉焼きを焼いてみました。
こちらも焚き火使用で、卵を割り入れた直後はちょっとヤバイかなと思ったけど、フタをして焼き上がると箸で白身の端を掴んで引っ張ってをするする動くほどくっついていません。
優秀です。
フライパンを実際に使っている様子はまた後日詳しく書きますが、このフライパンは焚き火調理にはお勧めできます!
私が選んだ基準は、
(1)耐久性があって頑丈なこと。
(2)重量400g未満。
(3)火の回りが良く、焦げ付きにくいこと。
(4)焼きそば一人前が無理なくできること。
鉄板製のブッシュクラフトやハイランダーの方が玄人っぽい感じがして好きだって人もいると思います。もちろん、使う人の用途に合っていれば、こちらの2点もお勧めできる製品です。特に、ハイランダーの方は私も使ってみたい。焼きそばにさえこだわらなきゃ、こっちを選んでいたかも(笑)
★2020.2.9追記:ソロキャンプで使ってみました!
コメント
ブッシュクラフトたき火フライパンを自宅で肉焼くのに使用してます。めちゃ良い感じに使えてますが、リュックで持って行くのはちょっと邪魔かもですね。
Nori1022さん、こんにちは。
ブッシュクラフトのたき火フライパン、肉の焼き上がり良さそうですね (^_^)
柄がないのでバックパッキングでも収納性は悪くないと思うんですが、私はピコグリル398で使うのでちょっとサイズが大きいんですよね。
大きな焚き火で使うなら、柄の長さは自由に変えられるし、とても使い勝手が良いと思います。使う人によってはとても魅力的な製品だと思います。
よく良いものを発掘されますよね。^^
ボクのスキレットはすっかり自宅のキッチン専用状態だけど、すっかり油も馴染んで良い具合に育ってきています。
話が逸れちゃったけど、使用レポート楽しみにしておきますね。
kuniさん、こんにちは。
アウトドア用のフライパンは各メーカーからいろいろ出てるんですが、私の使い方だとこの3点が浮上しました。
スキレットの鉄厚は最高なんですよね。ただ、バックパックに詰め込むとなるとそのずっしりくる重さが・・・
アウトドアじゃなくて自宅で使うのが正解かも(笑)
アウトドアで使っている様子は近々アップしますので。
こんばんは。
色々あるんもんですね。
1500円コッフェル4点セットとは大違いです。
素晴らしい。
マンボウさん、こんにちは。
アウトドア用のフライパンは各メーカーからいろんなタイプが出ています。
ガスストーブで使うなら、後片付けが簡単なフッ素樹脂加工のフライパンでも良いですが、今回は焚き火用なので頑丈で耐久性のあるものを基準に選びました。
用途によっては4点1,500円のセットでも十分役目を果たすと思います (^_^)
おはようございます。
調理器具は何と言っても手入れのし易さが一番でしょうね、特に野外でのあと片付けは大変です、準備万端、伊那漁協は上下とも16日からでしょうか、今は行きませんが、横川に良く行きました、木曽川より近いですからね、高遠の方も藤沢川が初期には良かったです、最近は全く行かなくなってしまいましたが、沢底の小さな川まで出かけましたよ。
ハックル70さん、こんにちは。
渓流泊で、昼→夜→朝と調理器具を繰り返し使う場合は特に片付けの簡便さが重要ですね。
渓流メシの準備は万端なんですが、肝心の釣りの準備がまだ万端ではないんですよ(笑)
横川川、藤沢川にもいらしてたんですね。私も年に何度かは行きます。
16日の解禁日、例年は寒くて震えながら釣ってますが、今年は異常に暖かいので少しは楽かもしれません。釣れる釣れないは別問題ですが (^_^)