高品質な渓流向きラージアーバーリール|HARDY Ultralite FW DD 2000
ラージアーバーのクリックドラグリールを求めて
渓流のフライフィッシングに限って言えば、リールはほぼ何でも問題ありません。
だって、ほぼラインが巻けるだけでいいんだもん(笑)
ディスクドラグの廉価なフライリールがアマゾンでたくさん売られていて、機能的にははっきり言ってそれで十分です(アマゾンで見る)。
それに、廉価だからと言って意外と作りも悪くはないんですよね。
私は、渓流ではディスクドラグの性能すら必要ないと思っているので、よりシンプルな構造のクリックドラグリールが好きで、愛用しているのはオービスのバテンキルクリックIIです。
お気に入りのリールでスペアスプールも持っているので、これ一つあれば渓流釣りには十分なんですが、とかく釣り人ってのはなんやかんや理由を付けて新しい道具が欲しくなっちゃうものでしょう?(笑)
ラインやリーダーに巻き癖が付きにくいラージアーバーのリールが欲しくなって良い物を探していました。
で、クリックドラグのラージアーバーリールを探してみました。クリックドラグのラージアーバーリールは、そもそも数が多くないし、価格もそこそこするんですよねぇ。
以前に比較的廉価なラージアーバーのクリックドラグリールを購入したんですが、クリッカーパーツが樹脂製で、数回使用しただけで破損してしまったという苦い経験を持っているので、そこそこの値段でもしっかりした構造のリールを買いたいと思いました。
HARDYやSAGEにクリックドラグのラージアーバーリールがあるので、この際それを買おうかな、なんて買う気満々だったんですが、よくよく調べてみると、なんとクリック爪が例の壊れたリールと同じ樹脂製なんですよね。これは耐久性無さそう・・・
↑黒い樹脂製爪が外周のギザギザに引っかかってドラグとして機能する構造。これはSAGEですが、HARDYも同様の爪。
まさかHARDYやSAGEも樹脂製爪のリールを売っているとは思わなかった。
そもそもラージアーバーのクリックドラグリールって、設計が難しということはあるかもしれません。
SEGEは生涯保障が付いているから直せる(単にクリック爪を交換するだけ)けど、そのために送料払ったりってのも海外メーカーだしなんだか面倒くさそう・・・
そんな中、金属部品のみで作られているラージアーバーリールを見つけました。
ロスリール コロラド(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
これはティムコで扱っているんですが、なかなか売っているお店が見つかりません。
一応リンクを貼ってみましたが、2020年2月上旬現在、楽天では販売なし、アマゾンでは納期が1〜2ヶ月、ヤフーショッピングではぼったくり価格で「3〜7営業日以内での発送予定」となっているけど、ほんとに1週間以内に発送できるの?怪しすぎる。
あまりにも入手性が悪すぎて、断念。製品自体は良い物だと思うんですけどね。
そこで、この際クリックドラグは諦めて、素直にディスクドラグにすることにしました。
結局、ハーディーの軽量ディスクドラグリールを注文しました。
このリールは、昨シーズン終了直後くらいには売っているショップがいくつかあったんですが、のんびりしているうちにどこも在庫切れの状態に(T-T)
いろいろ当たってみると、唯一サンスイのWebショップに掲載されていてカートにも入れられる状態だったので、問い合わせてみると在庫があるとのこと!
早速注文→届きました。
英国のフライフィッシングブランドとして名門と言われているので、製品の出来に期待して買いました。
箱を開けるとケースに収まったリールと、英語の説明書、巻き方向を変える方法が書かれた日本語の説明書、それから青い保証カード(修理の際にはこれが必要)が入っていました。
ネオプレン性のケースに、ゴムで立体的な作られたロゴマークが配されています。
こういうところにお金掛けなくていんだけどな。その割にロゴ周囲の縫製がちょっとズレているよ(笑) まぁいいや。
ハーディー ウルトラライトFW DD 2000(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
- 自重:87g
- 外径:85mm
- 対応ライン:#2〜#4
- 糸巻き量:WF3+40m(20lb バッキングライン)
- メーカー希望本体価格:¥23,000
こちらも、2020年2月上旬現在、楽天、アマゾン、ヤフーとも在庫無しです。
(上記リンクは検索結果を表示するようになっているので、タイミングによって入荷すれば表示されます)
おそらく、シーズン始まって5月、6月頃に入荷になるんじゃないかと予想しますが。
よーく見ると、これ、Made in Englandじゃないんですよね。
Manufactured in South Korea ってなってるから、設計やデザインは英国で製造は韓国ってことだよね。
まぁ、日本企業の製品も今や海外で作っているものが多いし、どこで作られていてもちゃんとできていれば良いんですけどね。
精密な作りで安心して使えるリール
表面と裏面。ハンドルが付いている方が表でいいんだよね?(笑)
私は渓流では右巻きで使うので、ハンドルが付いている方を右側にして付けます。
ドラグが左巻き設定になっている場合は、変更する必要があります(変更方法については後述)。
センターのHARDYロゴの上についているのがディスクドラグ調整用つまみ。
小さな点が刻印されていて、右回りに回すと緑→オレンジ→赤と9段階でドラグが強くなります。
右巻き、左巻きの切り替え方
初期設定では左巻きになっているということでしたが、私のところに届いた物は右巻きになっていまいした。私は右巻きで使うのでそのままでOKなんですが、左右の切り替え方法を試しておきます。
スプールの外し方
まずはスプールを外します。裏面からリールの外周面を両手の人差し指、中指、薬指の3本で支え、両手の親指でスプールを押し込みます。
すると、カチッと少し外れた感触があって、写真2枚目の黄色矢印のようにスプールと本体に少し隙間ができます。
あとは、スプールをまっすぐ引き抜けば外れます。スプール交換も簡単ですね。
ワンウェイクラッチの向きを入れ替える
スプールを片手で持って、もう一方の手のひらに何回か叩くようにすると、すぽっとワンウェイクラッチが外れます。
このクラッチの入れる向きを変えることで、左巻き右巻きの切り替えができます。
写真1枚目の向きで右巻き。
写真2枚目の向きで左巻きです。
私は右巻きで使うので、元通りに戻しておきます。
再びクラッチナットを締め付けて、スプールをカチッとはめ込めば完了。
クリック音(クリックチェック)について
スプールが回転すると、写真1枚目の赤矢印部分のピン(クリッカー)が写真2枚目の黄色矢印部分(クラッチナットの窪み)に当たってクリック音が出ますが、この音はクリックチェックと呼ばれているもので、クリックドラグリールとは違いドラグ性能とは関係がありません。クリック音も小さく控えめです。
まぁ、言ってみれば雰囲気のための音ですね(笑) 今ではディスドラグリールでは無音のものも結構あるので、好みの問題なんだと思います。
私は音がする方が好きです。
本当はバテンキルクリックのようなクリック音が好きなんですけどね。
上記の樹脂製の白いピンの耐久性が怪しいですが、これが磨り減っても音が出なくなるだけで機能上は問題がないので、まぁ問題ないでしょう。
ラインを巻いて、試し振り
river peakのバッキングラインを少し巻きます。カラーはグリーンにしてみます。
ラージアーバーの場合、ラインのかさ増しをする必要はないし、渓流の場合バッキングラインまで引き出されるようなことはないので、ある程度適当に巻けばOK。
手元にあったWF-3Fのラインを巻いてみます。WFって私はあんまり使わないけど。
こちらもriver peakのラインです。
ラインを巻き終わったウルトラライトFW DD 2000 (写真右側)。
愛用のオービス バテンキルクリックIIに比べると、一回り大きいですね。
重量は、バテンキルクリックIIが82g、ウルトラライトFW DD 2000は87gとほぼ同じです。
お気に入りのロッド、ユーフレックス インファンテ773-6 NSFに装着してみました。
少し雪が降った次の日、実家の畑で(笑)試し振り。
キャスティングにリール性能は関係ないので、まぁロッドとリールの重量バランスを確かめる程度ですが。
バテンキルクリックIIより5g重いだけなので、これもやる前からまぁ問題ないことはわかってましたよ。でも、新しい道具を手に入れると意味もなくちょっと使ってみたくなるじゃない(笑)
バランス良好です!
ただ、WFラインはやはりどうも使いにくいのでいつものDTラインに巻き直します。
そんなわけで、今年はこのリールにも活躍してもらおうと思ってます。
あ、そうだ、サンスイさんにスペアスプールの予約注文ができるかどうか問い合わせてたんだ。
まだ返事来てないぞ。再確認してみよう。
気づけば、渓流解禁ももう間近ですね!
コメント
ハーディー、昔は 上州屋 松本店でも取り扱っていたんですがね。今は、毛鉤物は隅っこに追いやられた感じのスペースになってました 最近のフライリールは光り物?が多いですね。シャープな感じてカッコいいです 私が持っているハーディーは20年位 前の物ですが、現役です。ハーディーは頑丈ですね
Kさん、こんばんは。
そうなんですね、上州屋松本店でも扱っていたんですか。
私も上州屋松本店には何度も行ったことがあって、昨年久々に立ち寄ってみたらフライコーナーが本当に申し訳程度になってしまっていてがっかりしました。
以前は、マテリアルもかなり充実してたし、フックや完成品フライも揃ってましたよね。フライ関連はあんまり商売にならないんですかね。本当に残念。
クラシカルなデザインの方がハーディーらしい感じですよね (^_^)
おめでとうございます。
ワタシもリールが自己繁殖して困ったわ――。
マリエットMR7からだったけど、偶然、ブッシュ歩きが多い私にはブレーキが利き藪に絡みにくいと、そのためだけでディスクブレーキリールが増えました。
とはいえ、ハーディはライトウェイトとフェザーウエィトありますが、逆転音が好きです。
管理釣り場ではシャウトしまっせ。でもパーミングができないからマーキス4買っとけばよかったかな。
ハーディも昔はorvisのCFOリールを受託生産してたけど、コストが上がったんでしょうね。
山のバーナー類も同様です。
余ってる大ぶりのハックルはスパイダー以外どうしようかと。雑誌を見てたらありました。
そこでハックルのみのフライを巻くことにしました。巻いてなでつけるだけです。
ハックル先端をゲイブ側にとめて3枚使えばストリーマー風の形になり、沈んでもよさそう。ただのウキゴミかもだけど、陸生昆虫が出たなら食べないかしら。
バイビジブルを逆向きにしたようなものです。
FFfreakさん、こんばんは。
ありがとうございます。初ハーディー、大事に使いたいと思います。
FFfreakさん程のキャリアだといろんなリールを使ってきているんでしょうね。私もいつか、バンブーロッドにクラシカルなリールを組み合わせて使ってみたいです。
長いハックルはバイビジブルを逆向きにしたような巻き方で使えるんですね。
常用フライばかり巻いていると、どうしても毛足の長い部分が残るんですよね。参考になります、ありがとうございます (^_^)
昔のハーディーのイメージからすると、かなりシャープなデザインに変わった感じ。^^
ボクの手持ちのハーディーのリールは古い物ばかりですが、堅牢な点はかなりのメリットです。
ラージアーバーは何かと使い勝手は良いですよ。
ボクの手持ちのリールも、いつの間にかラージアーバーが増えてしまいました。(ハーディー製ラージアーバーはないけど)
ハーディーも生産拠点を10年か15年ほど前に韓国に移しちゃったんですよねぇ。
それ以前のものは当然ながら英国製なので、中古相場は古いものの方が高かったりしますね。
kuniさん、こんばんは。
渓流用の軽量リールなので、肉をそぎ落としたらこんなデザインになったってとこですかね。
クラシカルなデザインの方がハーディーらしいですよね 。
ラージアーバーは機能性は高いですよね。快適に使えるんじゃないかと期待しているところです。
だいぶ前に韓国生産になっていたんですね。
どこで作ってもしっかりできていれば問題ないですが、せっかくの英国ブランド、気分的には英国で作っていて欲しかったというのが本音ですね (^_^)
こんにちは。
解禁前から物欲解放してますね!
畑は真っ白で寒そうなのに、釣り竿振ってたら、周囲からの目線が突き刺さる気が(笑)
風邪引かないで下さいよー
七流釣師さん、こんばんは。
いやいや、釣りに行けない解禁前だからこそ物欲が全開になってしまうんですよ(笑)
雪が積もった次の日に、畑でフライロッドを振っていたので、近所の人からは「あいつ、またおかしなことしてるよ」と呆れられたことは間違いないですね(笑)
うっかり風邪を引いて咳が出たり熱があったりすると、今のご時世コロナ感染も疑わなきゃいけなくなるので、気をつけないといけないですねー (^_^)
もうこれで最後と思って買った釣り道具が、本当に最後になった釣り人0人説(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
たぶん、その説は正しいです(笑)
今持っている道具だけでも魚を釣るのには必要十分なのに、なぜか釣り道具って増殖しちゃうんですよね。
釣具メーカーが毎年毎年、魅惑的な文言で新製品の宣伝をしてくるので、その誘惑に負けてしまうというか、なんやかんや言い訳しても新しい道具って使ってみたくなりますよね! (^_^)
数年前に同じリールを購入しました。
しばらくいじってみましたが他のリールに比べてスプールの回転軸がグニャグニャしませんか?
スプール支持軸の片側がワンウェイクラッチになっているので、その部分のセンターがカッチリ保持できていない感じで安っぽい設計だなーと感じてしまいました。
気にしなければよいことですが・・・。
しばらく使用していませんが購入直後の残念感を思い出したのでコメントしてしまいました。
今いじってみれば気にならないかも。
すぽぽぽぽんさん、こんばんは。
回転軸がグニャグニャ?
うーん、さきほどもう一度確かめてみましたが特別そんな感じはしませんが、個体差なのかそれとも私が普段使っているリールもそれほどの精度じゃないのか・・・
実用上は問題ないと思いますが、道具は人それぞれこだわりがありますからね。
自分が納得できる道具で釣りを楽しみたいですよね (^_^)