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ワサビ増殖計画(その3)|沢に流れ着いていたワサビを植え付け

山菜採り春夏秋冬
この記事は約4分で読めます。

何回か書いていますが、ワサビ増殖計画を実行中です。
沢にたくさん茂るまでは、根は採らないようにして、葉ワサビを少しだけ楽しみたいです。
昨年の春先に植えて12月に見に行った時には、1カ所はしっかりと定着してくれていました。

ワサビ増殖計画(その2)|かなりシビアな定着環境
2019年の3月に渓流に流れ着いたワサビを実家近くの山に持っていて植えて、6月下旬に見に行ってみたら小分けした根から茎がしっかり伸び、大きな葉が出て元気に成長していました。 なんとか定着できる場所を見つけたい|ワサビ増殖計画 夏の暑さが大問...

山葵(わさび)を増やそう!|ワサビ増殖計画進行中

ワサビの栽培についてあらためて調べてみると、植え付け時期は9月から10月となっているんですよね。
まぁ、それは家庭で畑栽培やプランター栽培する場合の話で、沢に流れ着いていたのを植えるのはあんまり葉が茂っていない春先で良いんじゃないのかな。とりあえず、そういうことにしておきます(笑)

流れ着いていたワサビを、別の沢へ移植


先日、早くもフキノトウが採れた沢沿いにワサビが流れ着いていたのです。そう言えばこの沢に釣りに来た時に葉ワサビを何度も見かけていたっけ。


それをもらってきて、例の実家近くの沢周辺に植え付けようってわけです。


まずは水がちょろちょとろ流れ込んでいるこの場所に植えてみよう。

 
入り口付近にはこんな氷柱ができていたり霜柱があったり、なかなかの冬模様。

 
最近はすっかり足に馴染んできたカメレオン8を履いて、少し溶けてぐちゃつく歩きにくい斜面を上って行きます。
流れのあるところじゃなくて、脇の水が滲みている程度のところを移植ごてで掘ります。

食べちゃいたくなるのを我慢して、ワサビを植え付け


そこにワサビを植えます。
根がこんなに大きくなっていて、食べちゃいたくなるのを、ぐっとこらえて植え付けます(笑)
これをすり下ろして刺身に添えたら最高だろうね。


黄色矢印のところに植えましたよ。葉がほとんどないのでわかりにくいですが。
これが夏頃に葉が茂ってくれると良いんですけども。
念のため下側に大きな石を置いてガード。

 
この沢には他にも二箇所、同様に植えました。

 
もう少し上に登って行ってみると、
あれれ、こんなところにビールの空き缶が捨てられてるゾ。

こんな沢沿いに人が登ってくることなんてないだろうと思ったけど、別ルートから山腹沿いに杣道があって、この辺りを間伐した形跡があるんですよね。
間伐と言ったって、ずっと前に切り倒した木がそのまま放置されていて荒れた状態なんだけど。
ともかく、上の方には山作業の人たちがやってきて、しかもそれがゴミを平気で捨てていくような人だということ。
この沢にワサビが増えたとしても、根こそぎ持って行かれそうな予感。うーむ。

とりあえずこの場所このくらいにしておいて、別場所に移動。


昨年末に、ワサビがしっかり定着してくれていた場所にやってきました。
冬の積雪にも負けず、ワサビはしっかり生きていました。


この場所昨年末に確認した時は、上の方に植えたものは定着していなかったんですよね。
年のためもう一度上の方を見に行ったら、なんと完全氷結。これじゃ無理だね。

 
ここも水が染み出している辺りに植え付け。

山は未だ冬景色だけど、春はもうすぐそこまで


積雪の林道をさらに上へと進みます。
雪が舞ってきて、寒いよぉ。


ここも良さそうなので、植えてみます。

 
こんな感じに植え付け。例によって、下側は大石でガード。


あとは沢の本流筋にも少し植えますが、こちらは台風なんかで大水になると流される可能性が高い。

 
増水しても強い流れが当たらないような場所を選んで植え付け。


最後は、2年前に植え付けて1本だけ生き残っていた場所。
ここは、泥底でそもそもあんまりワサビ生育に向いていないのかもしれないけど・・・

 
ここにも3本ほど植え付け。

今回はここまで。
何ヶ所にも分けて、かなりの本数を植えたので、夏にまた見に行きます。
そして、一番の難関は夏の暑さを凌げるかどうか。
夏にしっかりと葉を茂らせて秋まで生きていてくれれば、しっかり定着してくれると思います。
今回は前回よりも植え付けに適した場所がわかってきたので、ある程度残ってくれると期待しています。

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コメント

  1. やってますねぇ。^^
    GW辺りが、かなり楽しみな季節でしょうか。

    カメ8は、意外と馴染んできますよね。
    ボクも、ちょっと良い感じになってきました。

    • kuniさん、こんばんは。
      そうなんですよ、ワサビ増殖は私のライフワークなので。
      一体いくつライフワークがあるの?って感じですが(笑)
      ゴールデンウィークの頃には葉が茂ってくれると思うので、楽しみにしているところです。

      カメレオン8は、当初本当に硬いという印象でしたが、意外と早く足に馴染んできました。
      これから長い付き合いになりそうです (^_^)

  2. 植え付けたワサビが収穫できる時が楽しみですね         私も、以前、頂き物のワサビ 美味しかったです。 そんなワサビが採れる日が待ち遠しいですね。

    • Kさん、こんばんは。
      根が分けつして増えるまでには時間がかかりそうですが、葉が茂ってくれれば葉ワサビとしては来年の初夏には少し収穫できるかもしれません。と、取らぬ狸の皮算用をしているところです (笑)
      天然ワサビをすり下ろして、刺身に添えたらたまりませんね (^_^)

  3. おはようございます。

    管理人さんのこういうところがすばらしい。私には欠品しているところです。
    源頭放流した古人たちとおんなじスピリットですねー。

     私の場合、スピリットはウィスキーですが。

     前回、管理人さんがいつかバンブーとクラシカルリールとおっしゃったのを見て、若い時の私とおんなじダーと、・・・
     30年後の今、その年齢になったら使えません。マズ重い、ティペットとがスプールに入りやすく、分解にネジ回しがいる。ネジが小さくて落とす・見えない。補充不可能。
     

     シスキューやサラシオーネSCAの篏合式バックプレートリールならまだましだけど、高価すぎて使えませんが、ハンドプレーンと思われる作りのあの精度が堪りません。

     でも、釣った味わいがいいので、田畑沿いの里川ならネ。

     

    • FFfreakさん、こんばんは。
      確かに源頭放流に近い感覚なのかもしれません。

      ウイスキー、お好きなんですね。私はそもそもアルコール弱いのですが、呑む時はビールか日本酒が多いですかね。
      バンブーロッドとクラシカルリールの組み合わせ、実用面では大変な面もあるようですね。
      なるべく若いウチに使った方が良いですかね(笑)
      シスキューとかサラシオーネって知りませんでしたが、ヤフオクに出ていたサラシオーネの中古リールの価格に驚愕!
      バンブー+クラシカルリールは、源流ではキツイのでやはり里川でってことになりますか (^_^)

  4. おはようございます
    なかなか難儀ですねぇ、ワサビの植付。
    掘れるほどの強い流れにはならず、凍らない程度の水が安定して流れる。
    条件は結構厳しそうですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      そうなんですよね、ワサビの植え付け→定着は一筋縄ではいきません。
      夏場の暑さが一番の問題だと思っていますが、かと言って沢全体が凍り付くようなところも不可なので、本来なら植え付け前に夏と冬に状態を観察して場所選択した方が良さそうです。
      今回の場所は、そこそこいけるんじゃないかと思っていて、夏に見に行くのが楽しみです (^_^)

  5. 植林ばかりで日本の川は瘦せてますね。

    • nanaさん、こんばんは。
      そうですねー、実家の近くの沢周辺も針葉樹の植林帯ですね。
      もっと雑木林のような森が多いと、生態系が豊かになるとは思いますが・・・
      広葉樹の方が川に落ちる虫も多くて、魚の餌も豊富になりますよね (^_^)

  6. おはようございます。
    私も見つからない場所に移植して適度に楽しんでいましたが、一昨年の大雨で全滅してしまいました、今は、上流に栽培している場所があって時々川岸に流れ着いたたものを頂いてきますが、沢山は要りませんが良い山菜ですね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      一昨年、昨年の台風の影響は大きかったですね。
      崩落した林道もかなりあったので、ワサビが生えているような沢も大増水で流されたしまった場所がおおいでしょうね。
      ワサビは川岸に流れ着いていることが結構ありますよね。
      今回植えた何ヶ所かで、来年の初夏には葉ワサビが採れるくらいになってくれれば嬉しいなと思っています (^_^)