今年のキノコは例年より早く出始め、空前のキノコ豊作年となりましたが、その分終わりを迎えるのも早くなりそうな気がします。
それに大豊作と言っても、食毒問わず例年よりも見かけなかったキノコもあるので、キノコの世界は奥が深いですね。
10月8日に山を歩いてきました。今年新たに見つけたお気に入りのフィールド、モミジ山です。
(モミジ山というのは私が勝手に付けた名前で、実在の地名ではありません)
早くも終盤を迎えたきのこ|2021年秋 第八回キノコパトロール
山が乾燥していて干からびそうなキノコたち
この山は上り始めはクヌギやクリなんかの広葉樹林です。
このところ雨が降らないので山が乾いていますね。
カラカラに干からびたウラベニホテイシメジ。このところ雨が降らなかったからねぇ。
カラマツ混じりの辺りまでくると、ジコボウ(ハナイグチ)のきれいな幼菌。
ハナイグチはこの前傘が開いて傷んだものがかなりあったので、もう遅いかと思ったらまだ採れそうです。
クリタケもありますが、誰かに採られた後なのか、パラパラと少しずつある程度。
ハナイグチは傘が開いたものもありますが、裏側の管孔は綺麗な状態です。
ハナイグチは虫に食われていることが多いので、きれいな物が採れると嬉しいです。
長野県民はハナイグチに目がない(笑)
こんな風に列になって生えているハナイグチ、最高です!
私は、このハナイグチ、アミタケ、ショウゲンジを三大庶民派キノコだと思っていますが、その中でもこのハナイグチは本当に美味いんですよね。とにかく長野県民はハナイグチが大好き(笑)
昔はもっとたくさん採れましたが、最近減っている印象です。
クロカワもありました。
今年はクロカワも虫食いを多く見かけましたが、これは大丈夫そうです。
少しだけナメクジに食われたみたいですが。
ハツタケがぽつんと一つ。
クリタケとウラベニホテイシメジ。
やっぱり山が乾きすぎていて、キノコも元気がないです。
コウタケがぽつんと一つだけ。
それから、お馴染みのマツタケモドキも。
今日は山がカサカサであまりキノコもないので、ここまでにします。
本日の収穫:
クリタケ、ショウゲンジ、ウラベニホテイシメジ、ハナイグチ、クロカワ、コウタケ、チチタケ、ヌメリイグチ、ハツタケ、アミタケ
キノコは終盤を迎えて、さらにここ2週間ほどまとまった雨が降らないので、量が少なめ。
一旦小休止をして、その後、チャナメツムタケやシモフリシメジが出てくるのか、それともそれらは今年は不調なのか、キノコシーズンもあとわずかです。
ところで、今回の収穫の他に、実はとんでもない大物に出会いました。
それについては、次回書きますので乞うご期待!(笑)
コメント
おはようございます
山がカサカサ、キノコもカサカサ。
何か面白い、言葉のリズムです。
ことしの長雨は、キノコには良かったんでしょうかね。
マンボウさん、こんばんは。
確かに面白い言葉のリズムですね(笑)
今年の8月の大雨は概ねキノコにとっては良かったと思いますが、近隣で 土砂災害が多数発生したので、手放しでは喜べない心境です。
今年は早めにキノコが出始めて豊作でしたが、終盤キノコは不調のようです。
自然はなかなか難しいですね。
急に冷え込んできたから、これで山も一気に冬になるかもしれませんね。
ハナイグチのヌメッと感が、なんとも良いのかな。
とんでもない大物・・・傘の直径50㎝の松茸??(笑)
違うな、このリコプテラさんの「振り」方は。
kuniさん、こんばんは。
本当に急に寒くなってきて、こちらは朝晩はもう冬と言った感じです。
ただ、この寒さはいったんは緩むようなので、少しほっとしています。
ハナイグチはヌメリがあって旨みもたっぷりなので、キノコ汁には最高です!
大物がキノコではないことはお見通しですね(笑)
お察しの通り、そいつは菌類ではなく魚類です。アップしましたので、心してご覧下さい (^_^)