今年は今のところ岸からは全く釣れない諏訪湖のワカサギ。
前回は10月中旬に見に行きましたが、全くワカサギの気配は無く、しばらくは岸から釣るのは無理だろうと判断。
11月になったので、もう一度諏訪湖へと向かいました。
2021秋 諏訪湖のワカサギ、岸釣りは絶望的なのか
やってきました、釜口水門。
今日は前回よりも放水量が少なめで水門下でも釣りが可能かも。
ただ、水の色が妙に茶色っぽいんだよねぇ。
先日諏訪湖の周囲をぐるっと車で走った時に湖面を見たら、東側から真ん中辺りまで茶色く濁っていたんですよね。どうしてあんなに濁ってるんだろう?
まさか、8月の大雨で流れ込んだ濁流の濁りがまだ残ってるんじゃないよね。
水門下には人っ子一人いません。まだ全然釣れてないのか。
水門の上も見に行ってみよう。
ところで、水門の上からガリガリガリって凄い音がしてて、何か工事をしてるみたい。
例年になく閑散とした釜口水門
水門上の歩道を渡った向こう側には何人か釣っている人が。
話を聞きに行ってみると、モツゴが何匹か釣れるくらいで、ワカサギは釣れていないとのこと。
そうだよね、釣れてればもっと釣り人がいるよね。
それに歩道橋の横にある水門の管制塔?みたいなのを工事していて、歩道の半分は立ち入り禁止になちゃってます。
はぁ〜、なんだか悪条件が重なって今年は岸からはワカサギは釣れないかも・・・
なんとか3時間ほど頑張ってみましたが・・・
しかし、全くアタリはありません。
だいぶ粘りましたよ、私も。モツゴがたまーに食って食ってきます。
その中に奇跡的にワカサギも混じりましたが・・・
3時間粘って釣果はご覧の通り。
いや、黄色矢印のところに仰向けになっちゃってる2尾と他3尾合計5尾だけがワカサギで他は全部モツゴです(苦笑)
今年は紅葉も遅れているし、ワカサギも遅れているのかな? と隣のおっちゃんは言ってましたが、私にはそうは思えません。
ブログを始めた2014年以降、9月〜11月初旬にかけてここまで釣れなかったことは初めてです。
再度水門下に戻って竿を出してみましたが、こちらは一度だけ大物が食いついて魚道の方へ走って行きましたが、枝針のハリスをあっけなく切られました。泳ぎ方からして間違いなく鯉でしょう。
ダメですね〜、これは。
ドーム船では釣果があるとのことだけど・・・長竿??
せめてもの救いは、沖合のドーム船ではある程度は釣れているとのこと。
前回記事に、ワカサギ遊漁船情報を載せました。
その中の西浜丸さんの釣果情報を見ると、11/2の竿頭の方は2.7kg釣ったんだとか。
ただドーム船内の短竿ではかなり厳しく、ドーム外のデッキからの長竿による釣果だそう。
ドーム船内の釣りが厳しいのは他の遊漁船も同様らしいです。
これは何を意味しているのか?
ドーム船内での極短竿に比べ、長竿の利点は広範囲に探れるということです。
つまり、魚影が薄いことを意味しているんじゃないかと思います。
遠方から諏訪湖のワカサギ釣りを計画している方に向けて書きますが、現状岸釣りはまず無理です。
ドーム船ならそこそこ釣れますが、ドームの外で長竿を使わないと厳しいので長竿を持参して、防寒装備はしっかりしてお越し下さい。
ただ、さっき再度西浜丸さんのサイトを確認したら、11/5の釣果情報としてドーム船内も今までよりは釣れるようになったようです。
諏訪湖漁協のホームページを見てみると、11月1日付でお知らせが載っていて、
本年は採卵不調のため放流数が例年に比べ少なかったことから、9月現在の推定資源尾数は平年の約4割にとどまっており、来春の採卵用親魚確保のため、組合員の投網漁の制限を例年に比べ厳しくしています。
このような状況をふまえ、諏訪湖及び流入出河川でのわかさぎ釣りについて、今季は資源確保のため、釣り時間の自主抑制をお願いすることとなりました。資源回復のため、ご理解ご協力をお願いします。令和3年12月1日~令和4年5月31日までの間
釣り時間は午前7時から午後3時30分まで。
とのことです。
上記の期間で禁漁区も設定されました。
漁協情報によれば、やはり魚影がかなり薄くて例年の4割くらいだと推定されるようですね。
ドーム船の外で長竿でなければ釣れていないというのも納得がいきます。
今シーズンの諏訪湖のワカサギ釣り、かなり厳しそうです。
★2022.1.3追記:
こんな状況でしたが、正月に地元ベテランに聞いたところ12月第二週は爆釣だったそうです。
1月初旬現在、数は落ちたけれどビッグサイズのワカサギが釣れています。
コメント
お久し振りです
ワカサギの季節に成りましたね今年は厳しいと聞いてます
此方の入鹿池も釣れないと友が行ってました、気候の性か?
環境が変わったのか、ポート釣りでダメの様子です。
釣りお爺さん、こんにちは。
例年だと岸からワカサギがたくさん釣れる季節なんですが、今年は沖合のドーム船でなんとか釣れているという厳しい状況です。
そちらでも今年はダメですか。
やはり自然相手だとかなり変動がありますねぇ。
こんばんは
調査と試釣と2回連続でとなると、今年のワカサギ不漁は本物かもしれません。
原因が何かは分かりませんが、何とか復活すると良いですね。
マンボウさん、こんにちは。
漁協の推測でも今年のワカサギの生息数は4割程度だと考えられるとのことなので、かなり厳しい状況だとは思います。
8月の豪雨の影響が少なからずあるとは思いますが、漁協もいろいろ考えているようなので来シーズンは復活してくれることを期待しています。
ワカサギも年によって当たり外れがあるんですねー。どんな釣りも簡単にはいかないですね。
Nori1022さん、こんにちは。
ワカサギは年によってかなり変動がありますね。
ワカサギは釣れる時は本当に子どもでも簡単に釣れるお手軽な釣りなんですが、回遊魚なだけに群れで回ってきてくれないことにはどうしようもありません。
厳しい時には魚探と船を使って移動できる方が有利でしょうね (^_^)
どんな生物でもある程度の周期みたいなものがあって、たくさんいる年、そうでない年があるでしょうけどね。
でもやっぱり、乱獲は一番釣果に影響するかなぁ。
内水面の魚は特に禁漁は効果的かもしれませんね。
kuniさん、こんばんは。
そうですね、通常の振れ幅の範囲内である程度の規制を掛ければ来シーズンは復活してくれると思うんですが。
諏訪湖のワカサギに関して遊漁の他に網で捕獲する職漁師さんもいて、その方々は生活掛かってるんですが、ちゃんと来シーズンのことを考えて規制に応じてくれているのがありがたいです。
遊漁の方は観光との絡みもあって、あまり厳しくはできないという事情もあるんだと思います。なかなか難しいですねぇ (^_^)