昨年は、肥料袋を使って作ってみた長芋。2本は立派な長芋になりましたが、残り3本は枝分かれして細く短い芋になってしまいました。
そこで今年はクレバーパイプという素晴らしい道具を使って挑戦してみることに。
クレバーパイプ栽培のマニュアルに従って、できるだけ丁寧に苗を植えました。
晩秋、葉が枯れた長芋をいよいよ収穫|長芋栽培の結果
支柱と網を外し、蔓の根本に沿ってクレバーパイプを掘り起こす
長芋はすっかり葉が枯れ、そろそろ収穫しても大丈夫そうです。
葉の茂り方は昨年よりやや良くなかった気がするんですよね。果たして芋の状態は。
支柱にした竹や網を取り外し、蔓の根本から掘れるようにします。
スコップで釣るの根本を辿るように掘っていきます。
少し掘るとクレバーパイプが現れるのでそれに沿って掘り、パイプを取り出せるようにします。
クレバーパイプの口元まではちゃんと伸びていますが、パイプの入り口辺りでストップして素直にパイプに入っていかなかったようです(黄色矢印)。
二本目、三本目と掘り進みますが、いずれもパイプの中でちゃんと成長せずに途中で生育がストップしてしまったような状態です。
確かにこのパイプがあれば掘るのはだいぶ楽なんですが、肝心の芋がこのパイプ内で大きくなってくれなくてはしょうがないです。
最後の一本はパイプの中である程度伸びてくれましたが、期待ほどではないですねぇ。
どんな芋が収穫できたのか|うまく伸びずに塊に
一本目、まっすぐに伸びずに、ゴツゴツと大和芋ようになってしまった長芋。
二本目、少し長芋らしく伸びてくれましたが、芋は3つに分かれてしまいました。
四本目、ある程度真っ直ぐですが、これがクレバーパイプの中でもっと成長してくれれば・・・
六本目、これが一番まともに伸びたかも。それでも二つに分かれてしまいました。
泥を落として洗ってみました。
固まってデコボコになったものは皮を剥くのがかなり大変そうだけど、量だけで見ればそこそこ穫れました。
期待通りの真っ直ぐなものはできなかったので、今回は大失敗!
来年はどうやって栽培しようか思案中
クレバーパイプ栽培は確かに掘るのは簡単だけど、芋がきれいに真っ直ぐ伸びてはくれませんでした。ちゃんとマニュアル通りに数値管理してかなり丁寧に植えたつもりだったんだけどなぁ。
結果的にはクレバーパイプ栽培は失敗でした。
穫れた長芋の一部を先日とろろにしてみましたが、凄く粘りがあって美味しい芋でした。
塊になってしまった芋を食べたので、皮を剥くのに苦労しました。
来年は、また袋栽培に戻そうかと考え中です。
コメント
こんばんは
本当に、ゲンコツ芋の様なのが出来ましたね。
尾張では、長いのよりゲンコツの方が、粘りがあると人気です。
クレバーパイプは、パイプ内部の土が難しそうですね。
マンボウさん、こんばんは。
そうなんですよ、長く伸びずに塊になってしまったのがいくつか。
確かに粘りは強くて美味しい芋でしたが、皮を剥くのがとにかく大変で(笑)
パイプ内部の土は栄養のない土が良いということで、山の斜面から赤土を取ってきましたが、少し湿った状態だったのでもっとさらさら乾燥した状態の土の方が良かったのかもしれません。
長芋の栽培、難しそうですね。パイプは真っ直ぐなので 長く育ちそうな感じがするんですが。(素人考え)
Kさん、こんばんは。
私もパイプの中でまっすぐ簡単に育ってくれると思っていたんですが、パイプを浅い角度に埋めたので(マニュアル通りにはやってみたんですが)、パイプの入り口で芋が上手くパイプ内に入っていかなかったようです。
来年は掘る時の苦労を覚悟で、またパイプなしの袋栽培にしてみるかもしれません。
中々思惑通りにはいかないものですね。
もう少しパイプが太ければ良いのでしょうか?
そんな単純なものでもないんだろうなぁ。
kuniさん、こんにちは。
クレーバーパイプ栽培のマニュアル通りにやったつもりなんですが、自然相手だと本当になかなか思い通りにならないものですね。
確かにパイプがもう少し太ければ上手くいくような気もしますね。
来期は掘る苦労覚悟でパイプでやってみようか、思案中です (^_^)