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旨味がじゅわっとあふれ出す|ワラビの信田巻き

山菜料理
この記事は約2分で読めます。

6月に入り、採れる山菜も限られてきましたが、6月5日に高原へ出かけたら食べ頃のワラビがまだあって、標高の高いところではまだ採れるんだとちょっとびっくりしました。

山菜を使ったおもてなし料理|ワラビの信田巻き


どうやって食べるにしても、まずはアク抜きをします。
アク抜きの段階でちょっと色が褪せちゃったなかな。まぁ問題ないです。
普通に煮物にして食べたり、卵とじとか山菜そばなんかも良いかも。なんて思いましたが、たまには変わった料理にもしてみたいな。
そう言えば、油揚げで巻く料理があったよね、あれは何ていう名前だったっけ?

調べてみたら『信田巻き(しのだまき)』。あ、そうそう、そんな名前だ(笑)

大阪の信田の森(しのだのもり)という場所で、安倍保名という人物が神社にお参りに行った時に矢の刺さった白狐を助けました。
その白狐が葛の葉という女性に化けて保名の元に現れ、やがて二人は結婚して子をもうけましたが(その子が、後の安倍晴明)、やがて正体がばれて森へ帰って行ったという伝説が元になっているらしいです。
狐は油揚げが好物だと言われるので、油揚げ→狐→信田という連想なんでしょうか。

油揚げで巻いてかんぴょうで縛る。手間をかけて丁寧に。


アク抜きしたワラビとニンジンを開いた油揚げで巻いて、


かんぴょうで結んで煮ます。
そんなに難しくはないけど、手間はかかりますね。


ワラビの信田巻きの出来上がり!
※レシピ詳細は姉妹サイト『おいしい山菜&キノコ図鑑』内、こちらの記事をご覧ください。
手間をかけた分、見た目も華やかで山菜を使ったおもてなし料理にもなりますね。

ワラビのヌルシャキッとした食感と、旨味が染み込んだ油揚げとかんぴょうの組み合わせが良いですね。これは、老若男女を問わず美味しいと思ってくれでしょう。
もちろんゼンマイでも同様に美味しいし、他にもフキや一旦塩漬けして酸味を抜いたイタドリなんかと肉も一緒に巻いてみるのも良いかも。

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コメント

  1. こんにちは
    写真を見た瞬間は、肉巻きかと思いました。
    また、かんぴょうで縛った写真ではそのピッチにエッと思いました。
    完成写真を見ると、成程と納得しました。
    油揚げが煮汁を十分吸って、食べた瞬間に旨味の効いた煮汁がジュワッと口の中に広がるんでしょうね。
    一度やってみます、信田巻き。

    • マンボウさん、こんばんは。
      確かに肉巻きに見えますね(笑)
      かんぴょうの間を切るのでたくさん縛る必要があって、思ったよりも長さが必要でした。
      国産のかんぴょうって買うと結構高いんですよね。昔は実家で作っていましたが。

      おっしゃる通り、ジュワッと旨味が染み出してきます。ぜひ、中の具材はいろいろとアレンジできると思うので、ぜひお試しを。

  2. これは滋味溢れる旨さって感じ?
    見るからに手間は掛かりそうですが、その労力がそのまま旨さに繋がりそうですね。(^_^)
    たぶんボクは、これ好きだな。

    篠田真希さん・・・なんて、人の名前みたいですね。

    • kuniさん、こんばんは。
      滋味あふれる…まさにそんな感じかもしれません。材料の素朴な味が生かされています。
      手間はかかりますね。とくにかんぴょうで縛るところが、料理というよりも工作感があります(笑)
      間違いなくkuniさんは好きだと思いますよ。

      しのだまき、変換すると確かに人の名前になってしまいます。どこかしら古風なイメージの名前(笑)