久しぶりのブログ更新になってしまいました。
年明けから、通常の仕事に加えて助っ人的な仕事を引き受けることになり、かなり多忙で睡眠時間を削らなければいけないほどだったんですよね。とてもブログにまで手が回りませんでしたm(_ _)m
ブロ友さんから心配のメールをいただいたりしましたが、やや睡眠不足気味ではありますが体調は良好でいたって健康ですのでご安心ください。ご心配ありがとうございました。
困っている時やトラブルが発生した時にこそ私は実力発揮するので、声をかけてもらえるたことに感謝しつつ頑張ってます。2月には少し落ち着くと思うので、また少しずつブログ更新もいつものペースに戻れると思いますので、今後ともよろしくお願いします。
キャンプで美味しい料理を食べるために|イワタニ タフまるJr
私は今までキャンプと言えば、ほとんどが源流部まで行って川辺に泊まるソロキャンプでした。
つまりバックパックに荷物を全部入れて背負っていくので、調理器具にしろ寝具にしろできるだけ小さくて軽い道具にこだわる必要がありました。
その結果、ブルーシート一枚で寝たりしてるわけですが(笑)
実は昨年末頃から冬キャンプを始めたんですよね。キャンプの様子についてはまた後日書きますが、ともかく冬は何よりも防寒を優先しなければいけないので、軽装備というわけにはいきません。
平地の快適キャンプ用にツーバーナーを検討
調理用のストーブも今までは軽量化を重視してマイクロマックスULやMUKAストーブを使っていましたが、冬キャンプとなると使い勝手を重視して他のものを検討しました。
大きさや重さを一切気にしないのであれば、ツーバーナーかな。
ユニフレーム US-1900(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
作りがしっかりしていて信頼性の高いユニフレーム製で使い勝手も良さそうなので買う気満々だったんですが、最安値でも23,500円という価格がネックとなり(このところ冬キャンプ用にいろいろ買ってしまって金欠です)、思い直しました。
機能性能から言って価格は妥当だと思うので、予算のある方はこれを買えば問題ないです。
よく考えたら、私の場合マイクロマックスULとMUKAストーブを併用すれば、どんな料理であれ困ることはないんです。ただ、両者ともイグナイター(火花を飛ばして着火する装置)が付いていないんですよね。
いくつか同時進行で料理するなら、家のキッチン並に火を点けたり消したりが簡単にできる方がガスを無駄にせずにすむし、調理もスムーズにできます。
そこで、扱いやすいイグナイター付きのシングルバーナーを一つ買い足して、冬キャンプではそれをメインに、サブとしてマイクロマックスULかMUKAストーブ、もしくは焚き火を併用するという方針にしました。
そういうことで、選んだのがこちら。
強力な風防性能とコンパクトさが魅力のタフまるジュニア
IWATANI タフまる Jr.(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
・サイズ:286mm(幅)×192.5mm(奥行き)×122mm(高さ)
・重量:約1.6kg(ボンベ含まず)
・最大発熱量 :2.3kW(2,000kcal/h)※気温20℃〜25℃時
・最大連続燃焼時間:約102分
・使用できる鍋の大きさ:鍋上部の直径は20㎝まで(小さい鍋は、鍋底が11cm以上)
・カラー:ブラック / オリーブ
・メーカー希望小売価格 :オープン価格(実売7,000〜8,000円程度)
イワタニカセットコンロの小型アウトドア版といったところです。
カセット部の蓋を開けてカセットガス(ガス缶)をセットします。
接合部はマグネット方式です。最近のカセットコンロはほとんどこのタイプですね。
ミニサイズのガス缶も使えるし、標準サイズのCB缶も使えます。
注意書きには「必ずイワタニのカセットガスをご使用ください」と書かれていますが、基本的に他メーカーの物でも問題ありません(※ガス缶については、下記記事もご覧ください)。
SOTOのパワーガス(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)をセットしてみます。
こんなふうにカセットガスのお尻がはみ出しますが問題ありません。
点火する時は、前面右側にあるつまみを左にカチッと回すだけ。消火はつまみを右いっぱいに回すだけです。
火力は弱めながら微調整しやすい。防風性能は完璧!
イグナイター(写真1枚目黄色矢印)から火花が飛んで簡単に点火。
当然ですが炎の状態も良く安心して使えます。
最大火力は2.3kW(2,000kcal/h)で、マイクロマックスULの2,800kcal、MUKAストーブの4,000kcalには及びませんが、バーナー径が大きく炎が広がるので焦げつきにくく扱いやすいタイプの炎だと思います。火力は弱めですが、その分弱火調整がしやすいしガスも長持ちしますね。
炎長が短いので風の影響を受けにくいです。
この製品はアウトドア使用を前提に作られているので、しっかりとした2重の風防を装備しています(オレンジ色丸印)。
穴の開いた外風防、下部に空気流路のある内風防とも、風は防いで空気は取り入れるという構造になっています。
ここまで風対策がされているコンロは他にはないでしょう。
ダッチオーブンも使える頑丈さと安定感。キャリングケースもありがたい。
アルミダイカスト製スタンドを装備しているので、卓上でも地面ベタ置きでも安定感抜群で使い勝手は最高。
耐荷重10kgなので、ダッチオーブン料理も楽しめます(ダッチオーブンは8インチサイズまで)。
今回はこの鉄製ミニ五徳とのセット品を買いました。このゴトクはタフまるJr専用のものかと思ったら、パール金属製でいろんなガスコンロに使えるらしい。タフまるJrにもばっちり装着できます。
このゴトクを装着すると、アウトドア用の小径クッカーも安定して使うことができます。
このゴトクを装着したままだと収納ケースの蓋がしまりませんが、下にゴトクを置いてその上に本体を乗せれば、問題なく蓋がしまります。
専用プレートで料理の幅が広がる。
タフまるJr用の専用プレートがいくつか販売されていて、これはジュニア焼肉プレート(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
ガス火で美味しい焼肉を食べようと思ったらこのプレートです。
もちろん普通の鍋も使えますが、下記のような専用品はゴトクにピッタリはまるように作られているので安心して使えます。
鍋物もできる蓋付きのジュニアマルチプレート(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
個人的にはこれは外せないジュニアたこ焼きプレート(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
他のカセットフーシリーズ用の鋳物製のたこ焼きプレート持っているんですが、ジュニアには足が合わなくて使えないのが残念。上記の専用プレート買うしかないですね。
私は下記の製品との組み合わせがかなり使えると思っています。
ユニフレーム マルチロースター(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
こんなふうに食パンや餅が上手く焼けるんですよね。
マルチロースターについてはまた後日詳しく書きますが、タフまるJrはいろんな使い方ができるのでアウトドアでの料理の幅が広がります。
先日野外で氷点下3℃の状況下で使ってみました。ガス缶は上記パワーガスです。
着火はすぐできましたが、ガス缶が冷えていたせいもありしばらく炎が安定しませんでした。
そのままメスティンを乗せて使い始めるとしばらくすると炎が安定して、それからは特に問題なく、風防の威力も実感しました。
厳冬期の使用にはやや不安を感じますが、3シーズン使用なら全く問題ありません。
厳寒時の使用に関してはこれから詳しく検証してみますが、平地のキャンプなら大丈夫でしょう。
いざとなれば、MUKAストーブも持ってるしね。
タフまるJr レビューまとめ
良い点
- かなりの強風下でも使える強力な風防。
- 点火、消火が簡単で調理がとてもしやすい。
- アルミダイカストの足のおかげで、地べた置きでもテーブル置きでも安定感抜群。
- 専用プレートで料理の幅が広がる。
- 専用キャリングケースはとても便利。
少し不満な点
- 他のアウトドア専用シングルバーナーに比べて火力がやや弱め。
火力が弱めなのが少し気になりますがそれによって、上記した通り炎長を短くして風の影響を受けにくくしていることや、弱火調整がしやすいこと、さらには長時間燃焼にも貢献しているので一長一短ですね。
この製品は、家庭用のカセットコンロの使い勝手の良さをそのままに、防風性能に徹底的にこだわってキャンプで快適に使える性能を追求しています。
キャンプにはいろんな楽しみ方がありますが、料理に重点をおいたキャンプを楽しむなら良い相棒となってくれることでしょう。
コメント
おかえりなさい。^^
どこまでも試行錯誤が似ているのか・・・(笑)
ボクもコレ昨秋に買っちゃったの、気付かれていました?https://plaza.rakuten.co.jp/matsukuni/diary/202211200000/
これ良いですよねぇ。
車中泊釣行なら、寧ろこれ一択でも大丈夫かもしれないくらい。
↑↑
あれ?
試行錯誤・・・って^^;
自分でなんて書きたかったのか覚えていませんが、「思考回路」とでも書きたかったのかと。
kuniさん、おはようございます。
同じの持っているとは気づいていませんでした(笑)
このコンロは使い勝手は最高ですね! バックパックキャンプでなければ、これ以上のものはないかもしれないですね。
思考回路が似ているということは、試行錯誤のパターンもきっと似ているということでしょう(笑)
う・・・
上手いこと言う。(笑)