今年は観測史上最速で桜前線が駆け抜けているようです。
桜はただ暖かければ良いというものではなく、一度強烈な寒さが来てから暖かくなると開花し始めるんだとか。
1月下旬に最強寒波がやってきましたよね。そして、その後は急に暖かくなって3月に入ってからは本当に暖かい日が多かったので開花が進んだようです。
そんな中、3月27日に、前々から予約してあった下伊那の温泉宿に母親を連れて行ってきました。
桜巡りの温泉旅行とアマゴ釣り
満開の桜を巡りながら温泉宿へと
下伊那へと向かう道すがら、桜がそこここに咲いていて見頃でした。種類で言えばソメイヨシノより紅っぽいヒガンザクラ系が満開でした。
この桜は遠くから綺麗に見えていたので近くまで行ってみたら、個人のお宅の桜だったので声を掛けて写真を撮らせてもらいました。本当に綺麗な桜でしたが、背景が青空じゃないのがちょっと残念。
そしてこれは飯田市の天然記念物にもなっている麻績の里舞台桜(おみのさとぶたいざくら)。
5枚から10枚という不安定な花弁の数のしだれ桜で、とても珍しいらしいです。
一瞬だけ青空が広がりましたが、また花曇りとなってしまいました。
母親を一旦旅館に降ろしてから、私はちょっとだけ釣りをしに行きました。旅館から少し距離があるので、ほんの2時間ほどしか釣りができず、割高の日釣り券となってしまいますが、まぁ釣りバカなんで仕方ないです。
短時間のフライフィッシング。ドライフライに出てくれず焦る。
昨日雨が降ってもっと増水しているかと思いましたが、濁りもなく釣りやすそうな水量です。
気温9℃、水温も9℃。
タックルは、ユーフレックス インファンテ773-6 NSF+オービス バテンキル クリックII。ラインはDT-3F、6X9ftリーダーに7Xフロロティペット2ft継ぎ足し。
アダムスパラシュート#14を結んでキャスティング開始。
岸壁際で、小さいのがピチャッと出ましたが、フッキングせず。
ドライフライでいけそうだと思い、ゆっくり遡りながらフライを浮かべていきます。
が、なかなか反応がありません。
うーん、これはニンフじゃなきゃ無理かな。でも、今日は荷物を減らすためにニンフ持ってないんだよね(苦笑)
フライボックスの中を見ても、ドライフライしか入っていないし、強いて言えば孔雀胴にグリズリーのヘンハックルを巻いたテンカラ毛鉤を沈めればニンフに見えなくもない。
マーカーを付けてこれでいってみよう!
ダメ元で放った一投目、反応無し。
もっと奥へ2投目。マーカーが流れ、その少し先、まだ水に馴染んでいない毛鉤がふわふわしている辺りでピチャッと出ました。小気味良い引きのアマゴです。
良かった!
ニンフを持って来なかった時点で今日はボウズかと思いましたが、なんとか釣れました。
宿の夕食時間も迫っているし、3尾だけで終了です。
とにかく釣れて良かった!
地元食材にこだわった囲炉裏の宿
この宿は地元の食材にこだわった料理が自慢です。普通は山の中の宿でもマグロやハマチの刺身くらい出たりしますが、ここは馬刺しや鯉のうま煮など、郷土食豊かな料理が並びます。
それから、各席に囲炉裏があるので炭火焼き料理もいくつか。
アマゴ、鶏肉、つくね。
他に各種野菜も。専門の焼き職人が各テーブルを回って美味しく焼いてくれます。
各テーブル用に炭を熾すって結構大変だよね。ありがたい。
写真撮っていませんが、猪鍋もありましたよ。
ちなみに旅館はここ。
春の訪れは早く、コシアブラもあと少しで採れそう。
翌日はちょっと遠回りして、いつも春先にコシアブラを採らせてもらっている森へ。
スミレが咲いて、例年より春の訪れは明らかに早いですが、さすがにコシアブラはまだ早いか。
小さな蕾は膨らみ始めていて、あと一週間もすれば少しは採れそうな予感。
ウグイスも春の訪れを喜ぶかのようにきれいな声を響かせていました。
あとは道の駅に寄ったりしながら、のんびり帰ろう。
コメント
綺麗な渓で綺麗なアマゴを釣って、こだわりの料理を出してくれる良い宿に泊まり、花見も満喫できた春の休日。
いやいや最高のお母さん孝行でしたね。(アマゴはお母さんに関係ないけど(笑)・・・)
馬刺しかぁ・・・良いなぁ。
またM君も一緒に、リコプテラさんと馬刺しやら、おたぐりをアテに飲みたいものです。
kuniさん、こんにちは。
この二週間ほど、ブログを触れないほどの忙しさで返信がすっかり遅くなってしまいました。
そうですね、今回は良い親孝行ができたかもしれません。桜と花桃がきれいな時期に行けて良かったです。
母親も「旅館でゆっくりしてれば良いのに、釣りに行くの?」と言ってましたが(笑)
そうですね、また一緒に呑みたいですねぇ。