スポンサーリンク
スポンサーリンク

渓流メシとチビアマゴ|天竜川水系 フライフィッシング

フライフィッシング野外調理
この記事は約5分で読めます。

天竜川水系の解禁日釣行は、暖冬で雪が少なかった影響か想定外に楽しめました。

今日は朝の用事を済ませてからのんびり出かけてみました。

解禁日から大人気の里川|天竜川水系 カエデ沢

※カエデ沢とは私が勝手に付けた名前で、実在する河川名ではありません。

ここはいわゆる里川なので、川沿いに道が走っています。その道を車で上っていくと、当初入ろうと思っていた辺りにルアーマンの姿が。
ぐーんと距離を開けて、かなり上の方に入ってみることに。

小さくても綺麗なアマゴたち


この時期の定番ポイント、堰堤下から狙ってみます。ただ、解禁当初にみんなが狙う場所なので、小さい川の堰堤だとすぐに釣りきられて魚がいなくなっているということも多々あります。

 
タックルは前回同様、リバーピーク JP6 7636オービス バテンキル クリックII。ラインはDT-3F、6X9ftリーダー。マーカーを付けて、フライは最初からグレーニンフ#14でいきます。
午前11時、気温10℃、水温3℃。
案の定すぐにはアタリがありませんが、しばらく粘ると黄色丸印辺りでマーカーに生命反応。


小さいけど、なんとか1尾めキャッチ。今の時期はとりあえずボウズじゃなきゃいいですよ。


堰堤上の深瀬。アマゴが泳いでいそうな雰囲気満々なんだけど、ここではアタリなし。

 
ここも似たようなポイント。深瀬の真ん中辺りの岸壁際から。
アマゴは小さくてもちゃんとアマゴらしい姿形をしてますね。というか、小さい方がパーマークがはっきりしていて綺麗です。釣り人としてもっと大きいのを釣りたいですけども。

入渓しやすい川だし、今年は雪がないので解禁日からかなり人が入ったようで、小さいのしか残っていない様子。

 
瀬の中の小さな落ち込み脇のタルミでも食ってきましたが、これも小さいですね。


一旦道に上がってその先へ。この日は天気が良く、風もないので暖かいです。
再び入渓しようと思った地点に釣り人と思しき車が。
まぁ、いいです。この辺りでお昼を食べて、後追いで釣ってみよう。


再び川に降ります。
ここでちょっと休憩してお昼を食べることにします。

簡単なランチでも渓流で食べると、とびきり美味しい!

 
しっかりお昼の準備をする時間が無かったので、今日も簡単に。
マイクロマックスULATSチタンクッカー。フタでコンビニ調達のソーセージを焼きます。油を引かなかったので少し焦げ付き気味ですが。

 
お湯を沸かして早茹でスパゲティーを茹で、市販ソースを温めて絡めれば出来上がり。超簡単。


本日の渓流メシ
・スパゲティー(海老のアメリケーヌ)
・焼きソーセージ
・かぼちゃサラダ
・食後の紅茶

今日も手抜きメニューだけど、渓流の傍で食べると最高です。
さて、もう少し釣り上ってみます。

解禁日からたくさんの釣り人が入ったのか。

 
倒木が川を横切って釣りにくいポイント。高確率で魚はいると思いますが、あまり奥まで送り込んでしまうと間違いなく根掛かりするので要注意。
狙い通りに釣れましたが、これも小さい。


川岸の雪が雨で溶けて、それが凍って残っています。解禁直後にこんなに雪がないのも珍しい。

 
うーん、大きいのはみんな釣られちゃったのかね…
今日はこの辺りで終わりにしようかな、とは思うものの、視線の先に良さそうなポイントが待ち構えていると「あそこを探ったら帰ろう」ってのを何回も繰り返しちゃうんですよね(苦笑)


だいぶ遡ったところで、やっとアタリが。今日はこのくらいの流れの中にアマゴがいますね。


まだ錆びていますが、ちょっとだけサイズアップ。
さて、今日はここまでと、帰り支度をしていたら、ふとフィッシングベストのポケットが開いているのに気付きました。
ポケットに手を当ててみると、あれ!? いつもここに入っているフライボックスが無い!!
あれ? もしかしたら川に落としちゃった?? ヤバい。
さっき、フライを結び替えた時に落としたのか。ヤバい、あれは水に浮かぶから今頃ずっと下流まで流されてしまっただろう。
でも待てよ、この下の淵に引っかかってる可能性もあるかも。ダメ元で、少し下にある淵まで戻ってみることに。


あるわけないか、と諦め気分でしたが、よーく見るとゴミが絡んでいるところ(黄色矢印)にフライボックスを発見!!
ギリギリ立ち込める深さだったので、なんとか無事回収。良かったぁ。


これが無事回収されたAXISCOのフライボックス楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)。
両面にフライを収納できて、これはニンフをメインに収納して使っています。このボックスを失っていたら、また全部フライを巻き直すのにかなりの時間と労力を要したでしょう。見つかって本当に良かった。

今日は小さいのばかりでしたが、そこそこ釣れてポカポカ日和に渓流を歩いてお昼を食べて、まあまあ幸せな時間でした。落としたフライボックスも見つかったので感謝感謝。

アウトドアブームは終わりなの?

釣れるアマゴのサイズから察するに解禁日からこの川には相当数の釣り人が入ったと思われます。比較的しっかり放流される川だし、しかも流域のどこからでも入渓しやすいので当然みんな釣りに来ますよね。しかも今年は雪がない。確か昨年は解禁日には道路が雪で埋まっていてとても上の方には近寄れなかったはず。

ところで、コロナ禍が追い風になって空前のアウトドアブームとなっていた昨今ですが、アウトドアブランド、スノーピークの今期純利益が99.9%減のわずか100万円だったというニュースにはびっくりしました。固定資産の減損処理などの影響もあるようなので、単純には言えませんが、アウトドアブームもピークアウトして、いよいよ終わりなのでしょうか。それとも、スノーピーク製品の人気が凄すぎて、すでにみんなに一巡してしまって、新規需要が落ち着いてしまったのか。
真相はわかりませんが、アウトドアブームが下火になってくれるのは嬉しいような悲しいようなちょっと複雑な心境。

アウトドアブームと釣りブームはまた少し違いますが、ブーム真っ只中だろうがブーム終焉だろうが、私は大好きな魚釣りを楽しむだけなんですけどね。

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする
魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. おはようございます
    アウトドア遊びの特性として、道具は結構高いんですが、消耗品は少ない事でしょうね。
    それが楽しむ側には良い所で、ビズネスとしては難しい所でしょうね。
    また、その気になると、その道具すらブサイクでも自作したり転用できるのもアウトドアライフの楽しい所でしょうね。

    • マンボウさん、こんにちは。
      まさにその通りで、名の通ったアウトドアブランドの道具は高価なんですよね。そして、一度買えば一生使えるようなものが多いです。
      そして、アウトドア好きな人の中には道具を自作するのを楽しむ人までいるので、メーカーさんにとっては本当に難しいビジネスなのかもしれませんね。

  2. こんにちは。
    今季から渓流(テンカラ)始めました。
    周りに聞ける人もいないのでリコさんのブログを参考にさせていただいています。
    この週末も近くの川に行ったのですが、土曜日に小さなアマゴが初釣果となりまして、小さいですが初物として母親に食べてもらいました。

    ちなみにスノーピーク、公開買い付けのニュース直前に売りで入っていたため物凄く青ざめました。

    • はるさん、こんにちは。
      テンカラを始めたばかりで、しかもこの時期にアマゴを釣り上げたというのにびっくりです。
      初釣果おめでとうございます!
      アマゴは身に上品な甘みがあって塩焼きやから揚げにすると美味しいですよね。

      売りで入るとは、本格的に株式をやってらっしゃるんですね。
      株式に参入していると、該当企業の関連するニュースにドキッとすることありますね。

  3. おはようございます。
    伊那の方は雪が少ないですね、こちらではとても釣りになる状態では無いです、そしてまた今日あたりから雪が降りそうですね、私の初釣りは半ば過ぎになりそうです、魚もサビていなくてきれいですね。

    • 匿名さん(文面からkitaさんじゃないかと思いますが)、こんにちは。
      やはり伊那谷と木曽谷では雪の量も寒さも一段階違うんですよね。
      それにしても伊那谷は雪が少なく暖かい冬でしたが、2月下旬から3月に入って寒さがぶり返してきました。
      私はよせば良いのに、木曽川水系の解禁日にも釣りに行ってしまいました。
      未明から降ったみぞれが頭上の木に着雪していて、それが日射しを浴びて溶けて降り注ぎ、びしょ濡れになりながらの釣りでした(苦笑)

  4. 手抜きと言いつつ、しっかり器に盛ってるから、それだけでチープ感は消えますね。(^_^)
    小型が多いとはいえ、数は釣れてるし良い釣りですね♪