例年9月はとにかく忙しいです。
まず、渓流釣りが禁漁間近なので釣りに出かけたくなるでしょ。キノコがシーズンインなので山に通わなきゃいけないでしょ。さらには、諏訪湖(まだこの時期は水門の外だけど)へワカサギの釣れ具合を確認しに行かなきゃ。
それに加えて、今年は地域役員をやっていてそちらの仕事も9月、10月はてんこ盛り。
体調はだいぶ良くなったとは言え、まだ完治はしていないので、あまり今秋は無理はしないでおこうとは思っていますが。
9/10に諏訪湖のワカサギの調子を確認しに行ってきました。
数もサイズもいい感じ|ワカサギ釣りを楽しもう!
残暑が厳しすぎて、夕方から釣り開始
まだまだ残暑が厳しいので、早朝出かけたいところなんだけど、午後からしか出かけられず。かと言って、真っ昼間は30℃超えでとてもワカサギ釣りをやっていられるような状態じゃないので、15時頃到着の予定で出かけてみました。
一旦釜口水門に到着して車外に出てみましたが、あまりの暑さにひるんで、図書館に退避。近くの市立岡谷図書館に行ってみると、なんと臨時休館。仕方ないので、下諏訪町立図書館へと向かいます。こちらの図書館を訪れるのは初めて。
目の前に公園があって、なんだか素敵なロケーション。
学習室の窓から緑豊かな公園を眺めながら、PC作業もできます。
16時くらいになって、少しは涼しくなっただろうと、水門へ向かいます。
いや〜、全然涼しくない。というか、暑すぎる。どうなってんの、この残暑。
それでも、水門に到着すると二人の釣り人が。とりあえず、挨拶して様子を伺ってみますか。
もっと早い時間から釣り始めたけど、あまりの暑さに休憩していて、やっとさっき釣り再開してポツポツ釣れ始めたとのこと。地元のおっちゃん達で、昨日は調子良かったらしい。今日は昨日に比べると良くないんだとか。
地元の常連さんは、一見怖そうに見えるから、いつも声がけする時ビビるんだよね。でも、話し始めるとフレンドリーな人がほとんど。ごく稀にほんとに無愛想で因業なおっちゃんもいるんだけど(笑)
私のお気に入りの魚道出口はおっちゃんが釣っていたので、私はそれより下流側で釣らせてもらうことに。
仕掛けを投入すると、すぐにアタリが。これは調子いいぞ、と思ったけれどチチブ?いや、これ、ウキゴリの稚魚っぽい。
二投目からは本命のワカサギ。
ブクブクを装着したバッグに入れて、なるべく生かしておきます。
ワカサギは順調に釣れ、時々二連で釣れたりまずまずです。
しばらくすると、魚道出口で釣っていたおっちゃんが帰ると言うので、私がそこへ入らせてもらうことに。
順調に連れ続くワカサギ
釜口水門下では、長竿で魚道壁の向こう側を狙うのが定番ですが、私はやや短めの竿でこの魚道出口付近を狙います。ただ、ここ周辺は根掛かりもあるのでそれに気をつけないと。
空気を供給しても、なにせ気温が真夏のように高いので、水温が上昇してしまってワカサギもあっぷあっぷ。
モツゴかな? それとブラックバス(ラージマウス)の稚魚も。
諏訪湖周辺ではラージマウスバスが多いのに、天竜川を下るにつれてスモールマウスバスが多くなるのはどうしてだろう? 流れの早い川ではスモールの方が棲息適正があるってこと?
ワカサギも順調に釣れているので、左手はワカサギの鱗だらけ(笑)
ペースが上がってきたところで、まさかのトラブル
ふと気付くと、上の方で釣っていたもう一人のおっちゃんがさっきより随分近くにいるじゃない。こっちが釣れてる様子を見て、ジワジワ寄ってきた模様。
まぁ、それは良いんだけど、そのうちに私の仕掛けに絡みそうな位置に投入し始めたので、嫌な予感はしてたんですが…案の定、オマツリに。あーあ。
私は、いかなる釣りでも他の人に接近して釣ることはないのでオマツリはまずありません。いつだか海へ行って人の多い堤防でサビキ釣りをしている時でも、オマツリはしなかったのに、まさかこんなに空いている場所で惨事に遭うとは。もう、やになっちゃうなー、でもこのくらいでは怒りませんよ、心頭滅却する修行を積んでいるので(笑)
ワカサギの仕掛けはハリの数が多いので、絡まると大変です。
それでもなるべく仕掛けを切らないで解決しようと、私が諦めの悪い性格を発揮して、10分かけて地道に絡まった仕掛けを解きました。お互い、すみませんでした、ということで釣り再開。
しばらくすると、仕掛けを絡まらせてしまったのを申しわけないと思ったのか、おっちゃんは帰って行きました。なんでも近所に住んでるらしく、いつでも来られるとのこと。
さて、ここからは一人で自由に釣りができるね。
短時間で満足の釣果も、秋の日はつるべ落とし。
と、思ったけどすでに時遅し。辺りは薄暗くなってきています。
実際には、2枚目の写真ほど真っ暗じゃ無いんだけど。限界まで頑張ってみよう。
こんなに暗くても、ワカサギは(というか魚全般?)目が良いのか、食ってきます。
それより早くこちらの目で目印を捉えられなくなったので、撤収。
家へ帰って数えてみるとワカサギは45匹。他に、モツゴ1、ブルーギル1、ウキゴリ1。
昨年はサイズが大きかったですが、今年は標準サイズ。このくらいが天ぷらにすると一番美味しいのでいい感じです。
今回は、天ぷらではなく甘露煮にします。
ワカサギをまずグリルで焼き、その後煮詰めていきます。
焼くとわかりますが、ワカサギって結構脂が乗っている魚ですね。
ワカサギの甘露煮の詳しい作り方はこちら↓
おっちゃん達の話を聞いても、今年のワカサギは好調のようです。ただ、日によって当たり外れはありますね。
これからしばらくは釜口水門下で釣れると思います。寒くなるにつれ、ポイントは諏訪湖内湾へと移動します。今年の1月、2月は湖内で爆釣だったらしく、年明けも期待できますが、1月2月は私はざざ虫漁で忙しいのでなかなか行けません。暇だったとしても、寒いの苦手なので行かないかもしれませんが(笑)
寒さに強くて時間がある人は、ぜひ冬のワカサギ釣りを楽しんで下さい。この冬は好調のはずです。
コメント
こんにちは。
わかさぎ始まりましたね。今年は良いと別の人からも聞きました。
昨年から、こちらのブログを参考に始めてみましたので行ってみようかな。
以前の記事に赤虫の毛鉤があったと思うのですが、有効でしょうか?
19号の針しか手元になかったので幾つか作ってみましたが。本当はもう少し小さいほうが良いかもしれませんけど。
はるさん、こんにちは。
諏訪湖のワカサギは今年は好調だと思いますので、ぜひ。
赤虫フライは釣れますよ。今年のワカサギサイズならフライフック#19でも良さそうです。
ただ、今の時期、釜口水門下のワカサギは活性が高いので、カラバリ(餌を付けずにワカサギ用の連針だけで)でも結構釣れるんですよね(笑)
いろいろ試してみると楽しいと思います。
仕事はテキトーで良いとしても(・・・おいおい)釣りとキノコパトロールは手を抜くわけにはいかないですものね♪
>地元の常連さんは、一見怖そうに見えるから、いつも声がけする時ビビるんだよね。でも、話し始めるとフレンドリーな人がほとんど。ごく稀にほんとに無愛想で因業なおっちゃんもいるんだけど(笑)
これ分かります。^^
不愛想で因業なおっちゃんも実は超シャイなだけで、懐に入ってしまえば普通の人以上に可愛がってくれたりもしますし。
いや、もちろん、どうしようないク○オヤジがいないとは言いませんが。(笑)
ワカサギもシーズンインですか。
釣りもひとつのジャンルに絞らず、季節ごとの楽しみ方を持っていると良いですね。
kuniさん、こんにちは。
そうですね、釣りとキノコパトロールは私のライフワークなので手抜きはできません(笑)
因業オジサンは確かにシャイなだけかも。
ワカサギのシーズンになり楽しみは増えるんですが、9月はいろいろ重なって多忙過ぎます。
今は渓流釣りメインで楽しんでますが、もし私が海の近くに住んでいたら、冬は海釣りに熱中していると思います。
こんにちは。
20年ほど前までは私もワカサギ釣りに諏訪湖に行きました、岸からの釣りですが良く釣れましたね渓流竿で上下に動かして誘った気がします、昔、流行ったウイスキーの氷を入れるボックス、あれが入れ物に便利でしたね、釜口水門近くも良いという話は聞きましたが、ビール飲みながらの釣りでしたのでトイレが困りました、木崎湖までも行きました、海ノ口近くだったと思いますが、ボートの釣りでルアー竿が非常に便利でしたね、今はそれなりの道具もあって魚群探知機まで使うとか。
kitaさん、こんにちは。
諏訪湖に行ってらしたんですね。
私も以前は湖岸の堤防から長竿で釣っていましたが、秋口の釜口水門の爆釣に気付いてからは早い時期は水門専門になりました。
ビールを飲みながら釣りですか、そんなのんびりスタイルがワカサギには合っていますね。
ボート釣りは今では魚探を使うみたいですね。魚探を使わずに魚群が回遊してくるのを想像して待っている方が風情があっていいですけどね(笑)
毎年この時期の釣果掲載ありがとうございます。
ブログを見て、私も本日行ってまいりました…が惨敗でした笑
午前の雨の後、増水急流の中で出せた魚は少なかったものの、今年初物の味は格別でした。
皆様にも良き釣果がありますように。
膝丸さん、こんにちは。
ブログ読んでいただき、ありがとうございます。
雨で水門の放水量が増えている時は釣りにくいんですよね。長竿で魚道壁の向こう側を狙えばなんとかなるかもしれないですが、雨量によってそちらも放水されてしまうと手が出せません。
今回は厳しかったようですが、また機会があればぜひ。
ここしばらくは大雨もなく、この先もしばらくは釣果安定するのではないかと。