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師匠の毛ばりと謎の輪っか

テンカラ毛鉤巻き勉強中
この記事は約3分で読めます。

師匠からの贈り物|逆さ毛ばりの羽を均等に巻くための道具

気付けばブログも10年を突破

私がブログを始めて10年と半年ほどが経過しました。
最初は楽天ブログから始め、そこからFC2ブログに移行しました。その間に、他の方の面白そうなブログ(主には釣り関連)を見つけては相互リンクをお願いして、お互いにコメントを書き込むようになったブログ友達(ブロ友)が何人かいます。実際にお会いした方もいますが、ブログを通じてやりとりしているだけの方もいます。独自ドメイン+レンタルサーバーでブログ運営するようになった今でも、ブロ友関係は続いています。

そんな中で、同じ信州にお住まいで、渓流釣り、山菜採り、キノコ狩りなど私と趣味の共通点が多くしかもそのどれをとっても達人といえる腕前のkitaさん(旧ブログハンドル名ハックル70さん)にはブログを通じていろいろと教わりました。そんなわけで私は勝手に師匠と呼ばせてもらっています。私がテンカラ釣りで主力として使っているスギッパ巻きも師匠の毛ばりを真似したものです。

逆さ毛ばりの蓑毛を均等に巻く

今年はテンカラの4つの釣り方別にメイン毛ばりを作ろう個人的なプロジェクトを展開しているんですが、スギッパ巻き銀鼠鉤(ぎんねずばり)に続いて、逆さ毛ばりの雉銅(きじあかがね)の記事に師匠から羽が均等に開くように巻くこつをコメントいただき、そのための道具と毛ばりもいくつか送って下さったのです。


逆さ毛ばりと元祖スギッパ巻き、それから巻き工程の途中状態のハリ。これ、とても参考になりますね。一番下に写っている二つの輪っかが羽を均等に巻くための道具です。


これ、不要になったボールペンの先をカットしたものらしいですが、師匠の逆さ毛ばりはウェイトの代わりに2.5mmのビーズを仕込み、そのビーズが通る輪っかを用意して、羽を巻いたら一旦この輪っかをヘッドから通して羽をくぐらせ、もう一度ヘッド側に引き上げて脇を締めれば良いとのこと。
文章だとわかりにくいので、近々実際にやってみてブログにアップしますけれども。


師匠の逆さ毛ばり。黄色矢印のところにビーズが仕込まれています。これがあることで羽が綺麗に開いた状態になります。


師匠のスギッパ巻き。黒いハックル仕様と白いハックル仕様。
ハリの形状が少し違うこともありますが、私が巻くものより二段蓑毛の間隔が広く、二段目の蓑毛が短いですね。
私はスギッパ巻きは黒い羽しか使わず初夏以降の毛ばりだと思っていますが、白っぽい羽を使えば早春でも使えるのかもしれないですね。


これはスギッパ巻きの工程途中のハリ。
一番左はウェイトを瞬間接着剤で固定したところ。真ん中は胴の部分を巻いた状態。
一番右は二段蓑毛の下側の短い羽を巻いた状態。巻き方の参考になります。
ありがとうございます!

来シーズンに向けて思うこと

もうすでに渓流シーズンは終わっていますが、来シーズンに向けていろんな毛ばりを巻きたいと思います。

ところで、最近テンカラ釣りばかりだけど、フライフィッシングは引退したの? なんて思っている方もいるかもしれませんが、引退してません(笑)
今はテンカラ竿一本でどこまでできるのか、を楽しみながら探求するのに熱中しているところです。フライフィッシングとテンカラ釣り、私としては道具の違いから来る釣り方の違いはあるけれど、それらを融合した毛ばり釣りというジャンルを楽しんでいるという感じです。
ルアーはしばらく休んでいますが、こちらもやめたわけではなく、特に壁を作ったり限定することなく、いろんな釣りを楽しみたいと思っています。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんばんは。
    身に余る評価を頂き恐縮です、ただ釣りがやりたくて、長年勤めた団体を50歳で勇退、責任の無い役所の嘱託に転職したのは事実です、当時珍しかった土日休み、当然給料は半分になりましたが、釣り三昧の日々、その分、今の年金は少ないですが、金に代えられない人生を過ごしてきました、好きなことに夢中になる、どっちみち限りある短い人生、悔いは有りません、変なコメントですが、毛ばりにもそんな気持ちが入っています。

  2. ちょっと油断してたら、またブログがアップされてるし。(笑)
    リコプテラさん、ブログ10年くらいしか経ってませんでしたっけ?
    ボクは2006年11月16日からなので、満18年になります。
    割と初期からお付き合いがあった気がしてたので、てっきりリコプテラさんも同じくらいのブログ歴かと思ってました。

    蓑毛を立ち上げる方法は、スチールヘッド用のフライとしてアメリカで考案されたイントルーダーも似たような手法が使われています。
    やっぱり巻くことに長けた人は、発想が同じようになるのかもしれませんね。