10月初旬の大雨の影響は大きかった|2024年12月〜2025年2月
夏の二泊三日釣行の二日目の記事を書きたいところですが、一旦小休止してタイムリーな記事を一つ書きます。
寒いよりは暑い方が好き
このところ、朝の寒さは厳しくなって風のない日は霜が降りるようになりました。何度も書いていますが、私は寒いのが苦手なので冬は嫌いです。厳しい寒さには生命の危険を感じますからね。このところ、地球温暖化の影響か夏の猛暑も厳しいんですが、冬の寒さに比べたら夏の暑さの方がマシです。マシというか、比較にならないほど夏の暑さの方が好きです。
暑いと言ったって、クーラーなんか使わなくても山や川へ行けば涼しいですからね。一方冬の寒さはどこに行ったって逃げられない。建物に籠もって暖房を入れるしかない。停電でもすれば暖房が効かず、生命の危険に晒されるでしょ。薪ストーブのある家はそういう心配はないかもしれないけど。
冬が嫌いな理由をごちゃごちゃ書きましたが、「冬がなければいい」とは思わないんですよね。厳しい冬を耐えて春がやってくる時の喜びは一入(ひとしお)なんですよね。暑い夏が終わって静かになった山を、キノコを求めて歩く時も幸せを感じるし。
それなりに年を取ったせいか、四季のある日本に生まれて本当に良かったと思うんですよね。
辰野町から伊那市まで、天竜川の川底を見て歩く
今年も12月からざざ虫漁を始める前に11月30日に天竜川の調査に行きました。
毎年見て歩いているので、おおよそどの辺りが良さそうかわかっていますが、大水が出たりすると流れが変わって川底の状態も変わります。
辰野町から伊那市の最下流部まで、ウェーダーを履いて川に入り川底の状態と虫が付いている(ヒゲナガカワトビケラが巣を作っている)かを確認。
天竜川でカワウを見かけることが多くなり、支流にまで入り込んでいたりするので、ちょっと心配。
日が沈むまで時間をかけて見て回りましたが、結果、今年は最悪の状態です。
おそらく、10月初旬の大水で川が洗い流されてしまって、虫がほとんどいません。
10年ほどざざ虫漁をやっていますが、ここまでダメなのは2017年以来ですね。
2017年の記事を見返してみると、その時より今年はさらに悪い、つまりは私のざざ虫漁史上最悪です。
翌日のざざ虫漁解禁日、調査の続きで川を見て歩いている途中に会長(私が勝手にそう呼んでいる)のNさん、それから漁協の組合長にも行き会って少し話をしたり電話で私の師匠とも話しましたが、やはり今年はダメだということでした。
どのくらいダメなのか、実際に本格的な道具を使ってやってみます。
ざざ虫ではなくヨシノボリを捕るために
12月13日、今シーズンの初のざざ虫漁。
友人がヨシノボリを飼いたいというので、ヨシノボリ捕りをするために来たと言っても良いくらいなんですが。そもそも曇って寒い日はざざ虫漁には向いていません。
2時間やっても、このくらいしかざざ虫は捕れません。
ほぼ例年の十分の一くらいですね。
ヨシノボリは狙い通り捕れました。
ごく小さい稚魚が多いですが、大きめなものも含めて30匹くらい。そんなにたくさん要らないと思うけど、今天竜川で飼育中(ザルに入れて水に浸けてある)で、明日必要な分だけ持ち帰ってもらって、残りはリリース。
この場所ではヨシノボリしか捕れませんでしたが、もう少し上流部ではアカザやチチブなんかも入りますね。それから、ごく稀にカジカやウキゴリが入ることも。
というわけで、今年は「漁」としては成立しませんが、穏やかな日に天竜川の環境調査のつもりで遊び程度にガサガサやってみます。
何か珍しいものが網に入るとおもしろいんだけど。
コメント
釣行記の続きを読むべくやって来たら、しっかり焦らしに掛かってるし。(笑)
ヨシノボリ、飼育すると楽しい魚ですね。^^
水槽に多めの石なんかを入れて、立体的レイアウトにしてあげると、縄張り争いが観察出来て面白いです♪
おはようございます
自分も同じです、イタチ谷2かと思いきやのザザ虫漁。
もう、そんな季節なんですね~。
寒風の中でも、夢中になれる川遊びがあるってエエですね。
おはようございます。
確かに続きかと思いました、が、更新していただけるのはうれしいです。
天竜川本流は釣りやザザ虫採りの人達を全然見かけなくなってしまいました。
たまに見るのはルアーを投げる人のみでそれもまばらです。
諏訪湖に流入する上川では、カワウの糞によって白く立ち枯れている木もあって、朝などは葉っぱのようにカワウが休憩しています。
天竜川の河川管理として、この辺りは流量を確保するための河道掘削や堤防整備が計画・施工されていて、順次施工されていくようです。ワンドやたまりなどの環境も整備してくれればうれしいのですが。