リングリーダー用ロッド|VARIVAS フライロッド iD 783-4
私の愛用ロッド。
私が渓流のフライフィッシングで一番よく使っているAXISCO AXGF763-6(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
7ft6in、6本継ぎのパックロッドです。パックロッドって仕舞寸法が短くて、ザックにも収めやすい源流釣行向きのやつね。
このロッドはラインコントロールがしやすくいろんな川に対応できる長さなので、お気に入りです。
ロングリーダーも使うようになって。
昨シーズン終盤になって、VARIVAS Super Yamameというロングリーダーを使ってみました。それが以外にも使いやすかったんですよね。
フライロッドとしては妙にお手頃価格なのがかえって怪しいけど(笑)
岩井渓一郎さんと言う人もいろいろ考案してますね。ロングティペット・リーダー自体、岩井さんが広めたらしいし、ルースニング(ウキを使ったニンフフィッシング)も里見栄正さんらと一緒に開発したんだとか。
フライではイワイイワナやMSCなんかも有名ですね。
フライの世界でどういうポジションにいるのかは良くは知らないけど、徹底的現場主義とか。
信奉者も多いけど、異端扱いしている人も多い、そんな人らしい。
私は正直、フライ界の有名人にはほとんど興味がないので(開発したものには興味あるけど笑)、何々派とかいうのにも一切興味なし。
良いとこ取りの無宗教人間なので(笑)
私が使ったものの中では、イワイイワナや上記のSuper Yamameはいい感じ。
Super Yamameは私が使っている「フラットバット ブラインド」という断面楕円形状のやつの他に、「マッチ ザ ハッチ」というのもあるということに最近気付いた。
新しくロッドを買っちゃった(^_^)
荷物が届いた。そりゃ届くだろう、注文したのだから。
ロッドケースと布袋。ロッドケースは中身に対して外径が太すぎるよ。もっと細い方がありがたいな。
VARIVAS iD 783-4(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
- 長さ:7’8”(2.33m)
- 仕舞寸法:63.1cm
- 適合ライン:#3
- 標準自重:50g
- 継数:4本
私の場合、渓流で使うフライロッドは7ft6inくらいが一番使いやすいと思っています。
仕舞寸法63.1cmならギリギリザックに装着しても大丈夫そう。
VARIVASの製品なので、基本的な作りに関してはもちろん問題ないです。上品なシャンパンゴールドのリールシート周りとグリーンのブランクスの組み合わせもイイ感じです。
気になる点は、グリップが小さくて短めだということ。
グリップ形状もいろいろあってメーカーにより呼び名も違ったりするけど、こちらのサイトを参照すると、リバースド・ハーフウェルというタイプになるかな。
こういう風に人差し指を前に出したラインコントロール重視の握り方(インデックスフィンガー)に適したグリップ。
私は手が大きい方なので、小さく感じるけど慣れれば大丈夫かな。
このロッドのキャスティングはちょっとおもしろいかも。
岩井さんのレクチャー動画を見るとキャスティングの仕方もちょっと独特。
ロングティペット・リーダーのキャスティングの場合、肘の角度は固定したまま、バックキャストではリストをしっかり開き、フォワードキャストではリストをしっかり閉じるのが重要だと言ってますね。
長いティペットをしっかりターンオーバーさせようとすると、ラインにしっかりパワーを伝えないといけないというのはわかるけど、その方法論はいろいろあるんだろうなきっと。
フライキャスティングもフライタイイング同様に奥が深いなぁ。
ちょっと繋いでベランダで振ってみると、張りがあるブランクスなのにスローアクションな感じ。そして、特筆すべきは持った感じがもの凄く軽い。上記のAXISCO AXGF763-6は85gくらいなのに対して、このロッドは50gしかない。軽いわけだ。
ともかく現地でこのロッドを振るのが楽しみになってきました(^_^)
★後日追記:
早速、管理釣り場で試用してきました。詳しくはこちら。
上記動画で岩井さんが解説している通り、リストの開きと閉じをしっかり意識するとスムーズにロングティペットリーダーがターンオーバーします。
ちょっと変わったテイストのロッドなので、同じラインを使って他のロッドと振り比べるテストをしてみたいと思っています。
★2017.4.3追記:
早春の渓流でも使ってみました。自然渓流で使ってみると、思ったよりも使い勝手が良いです。このロッドはとても気に入りました! 詳しくはこちら。
コメント
新しい道具買うと早く試したくなりますね。
私めも良いとこどりの無宗教タイプ(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
そうなんですよねー、新しい道具はワクワクします。
これが渓流シーズンだったらすぐに試せるんですが、今の時期だととりあえず管釣りにいくしかなさそうです。
本当は一人の先生に付いてみっちり教わればもっとうまくなるんでしょうけど、どうも自分であれこれ試してみちゃうんですよね(^_^;)
フライフィッシングに流派みたいなものがあったんですね〜。
いいとこ取りの無宗教タイプのほうが上達も早くなるのかも。
akiさん、こんばんは。
フライキャスティングは人によっていろんな理論やテクニックがありますね。どれが正解ってことではないと思いますが。
私はいろんなやり方を試してみて自分なりの方法を見つけたいと思っているんですが、よく「あんまりいろんなものに手を出すと上達しないよ」と言われたりもします(笑)
ボクもID、833だったと思うのですが持っています。
これがなかなか難しいロッドで・・・(笑)
少し短い方が使いやすいかもしれないですね。
いわなたろうさん、こんばんは。
たろうさんも同じロッド持ってましたか(^_^)
まだ振ってみただけですが、ちょっと変わったロッドですよね。
岩井さんの動画を見て、ちゃんとロングリーダーがコントロールできるように勉強してみます。
783は私としては使いやすい長さなんですが、ともかく実釣してみてまたレポートしたいと思います。
岩井さん、里見さん、佐藤(成史)さん、そして少し古くは西山さんあたりは、ボクがフライにズンズンのめり込んでいった頃にメディアで随分活躍された方々。
ボクも「誰々派」とかは別に考えないけど、こういった方々がいらっしゃったおかげで、まだネットもなかった頃に雑誌などの知識だけで勉強ができたと言う意味で、とても感謝しています。
実際に映像で見ると、ボクなんかが簡単に言っちゃって良いか憚られますが「巧い」ですものね。
国産ロッドに8.3ft・#3というスペックが多かったのは、間違いなく岩井さんの言葉があったからでしょう。
ボクの20年来の沢用の相棒は、まさに8.3ft・#3のロッド。
結局は慣れなのでしょうが、他のスペックのロッドも試したけど、今のところボクの今の釣りにフィットするロッドに出会えていません。
だからどんな細い藪沢でも、ほぼこれ1本です。(笑)
kuniさん、こんばんは。
おっしゃるとおり、これらの方々が日本にフライフィッシングを広め、日本の渓流向きのタックルや技術を開発してくれたおかげで、私も今フライフィッシングが楽しめています。ありがたいことです(^_^)
名のある方々はそれぞれキャスティングに対して持論があって、違うアプローチでも皆さんさりげなく美しいループを描きますよね。
私もあんな風にラインを操れるようになりたいですねー。
私は渓流では7ft6くらいの方が使いやすいですが、8ft3のラインの乗りの良さも捨てがたいです。
こんばんは。
フライにしても餌釣りにしても先生方の解説と言うものはあるものなんですね、まったく理屈もわからず、がむしゃらに釣をしてきた私にとってははっきり言って難しいですね、釣りがスポーツ化した現代は必要なことかもしれませんが、あんまり規定化するのもどうかと思います、多分釣りの上手な人は自然にそのスタイルになっているかもしれませんね。、新しい竿楽しみですね。
ハックルさん、こんばんは。
きっと釣りのうまい人は、最適な形が自然と身についているんでしょうね。
プロと呼ばれる人たちは、それを理論化して誰にでもわかりやすく説明できるようにしているというところでしょうか。
同じ結果を得る(魚を釣る)のにも、いろんなアプローチがあって正解が一つというわけではないと思いますが、「なるほど、こんな考え方もあったのか」と気付かされることもあります。
新しい釣り道具は、いつになってもやっぱりワクワクします(^_^)
良いですね~ 道具の新調は心ウキウキです。
フライフィッシングは道具の範囲がめちゃ広いから楽しみも多い反面財布にも響きますね。(笑)
まずは第一尾が何になるのでしょうか???眠れませんね^^;
幻の渓流師さん、こんばんは
そうなんですよね。新しい道具が手元に届くと未だに子供のようにウキウキします。
おっしゃる通り、フライフィッシングは結構お金かかりますねー。
うずうずして結局管理釣り場に釣りに行っちゃいまいした。
一尾目がイワナかと思いきや、ニジマスになってしまいました(^_^)
ニューロッドはかなり楽しめそうです。