昨年のブログを見てみると、7月12日にアミタケを、17日にはショウゲンジを、それぞれ少しだけですが採ってますね。
そして、7月28日には初めて土用マツタケを見つけるという幸運に恵まれました。
今年も狙いたいところだけど、なにぶんにもこちらは史上まれに見る空梅雨で雨が少なすぎます。梅雨明けする前からずっと晴天続き。暑くてたまりません。
どうやら関東甲信越は昨日(7/19)梅雨明けしたらしいですが、明けても明けなくてもとくに変化なし(>_<)
もう雨を待っていてもしょうがないので、一度山の様子を見に行ってみます。
2017年 第一回キノコパトロール
おなじみの第一ポイントの山を登ります。
昨秋から久しぶりだけど、ついこの間登ったばかりのような気がする。
こんなわけのわからない細ーいキノコが生えています。帰ってきてから写真を見たら、なんとヒノキの枯葉から生えています。
コシアブラの葉も夏になるとこんなに大きくなっています。
ぐんぐん登って、マツタケのシロに到着。
秋にはこの場所でマツタケが採れますが、今日は影も形もありません。まぁ、想定内です。そう簡単に土用マツタケは採れません。
Uターンして山を下り、ジムニーで次のポイントへ。
やってきました、最有力ポイント。昨年土用マツタケを採ったのはここです。
ここは赤松がかなり広範囲に生えているので、左右に蛇行しながらゆっくりと登っていきます。有名ポイントなので、秋になると車が何台も停まっていますが、今日は誰もいません。当然です。今の時期は0か1、釣りで言えば本流の大鱒狙いのような感じだからです(笑)
それでも、昨年は人が少しは入っていましたが、これだけ雨不足だと誰も来ないみたい。
確かに歩き回っても、毒キノコすら生えていない。
お、なんかキノコらしいキノコを見つけたよ。イグチの仲間。
これ、秋にもよく見かけるヤツだね、採らないけど。とにかくキノコが少ないから、この際このキノコがなんていうやつなのか判別しよう。それくらしか楽しみがない(笑)
傘裏の管孔を指で押すと、暗紫色に変化します。写真2枚目は幼菌。
傘はビロード状の灰茶色、柄の足元が赤っぽく、管孔の色は薄い黄色。
帰ってから調べて見みたら、アシベニイグチ(毒)のようだ。
海外では食べられるキノコとされているけど、日本では一応毒扱い。まぁ、無理して食べるほど美味そうには見えない。
これも調べてみた。シロヤマイグチ。
これは毒ってわけじゃないけど、普通は食べないやつ。
結局このポイントでも食べられるようなものは見つからず。
トボトボと山を下ります。
三箇所目でようやく食べられるキノコが見つかる。
第三ポイント。三箇所も登ったり降りたり。秋の本格シーズンでも朝のうちに三箇所も登ったりしませんが、今日はなんだか体が軽い。林道を2時間も自転車で上ったりしてるから体力ついたのかな。全然疲れない。キノコは採れないけど(^_^;)
これもイグチの仲間だけど、調べてもわからなかった。
柄の上の方と、傘の裏が薄紫色。こんな個性的な特徴があるのに図鑑にも載ってない。
謎のイグチを見つけた後、その上に目をやると、おや? あれは・・・
アカヤマドリじゃないか。
そう言えば、昨年もこの辺りで採ったな。
中に虫が入ってなければ食べられそう。ちょっと乾燥きのこっぽくなってるけど。
このキノコは見た目はちょっと毒っぽいけど、美味しいのです。
上から見たら、ショウゲンジ(コムソウ)かと思ったけど、これもシロヤマイグチだった。
かなり歩き回ったけど、結局、今日の収穫はアカヤマドリ1本。
まぁ、アシベニイグチとシロヤマイグチの名前は覚えられたという収穫はあったけれども。
今週雨が降ってくれれば、その後もう一度歩こうかと思うけど、降らなかったらもう秋までマツタケはおあずけだなぁ。
コメント
こんばんは。
そう言えば、昨年のこの時期に”マツタケ採った”記事がありましたね。
この時期の国産マツタケの市場価値はどれ位だろうなどと、ゲスな事を考えてしまいました。
ゲスの相手なんぞはベッキーに任せておけば良いものを、情けない事です。
今しばらく雨の予報は無い様ですが、キノコの季節が待ち遠しいんでしょうね。
マンボウさん、こんばんは。
そうですね、今の時期にマツタケを採ったのは昨年が初めてでした。
今の時期のマツタケは市場にはほとんど出回らないと思いますが、地元の産直には秋の倍くらいの価格で少量並ぶこともあります。
「ゲス」は昨年流行りましたね。でも、テレビを見ていると今年もゲスな出来事がたくさんあるようで(笑)
9月がキノコ最盛期ですが、同時に渓流最終月でもあるので忙しいです。
こんばんは。
リコプテラさんでも判別不可能なキノコがあるんですね。
アカヤマドリも一本だけなら特別貴重ですね。
七流釣師さん、こんばんは。
普通に食べられるキノコや完全に毒だとされているキノコはある程度わかりますが、キノコってもの凄く種類が多いので知らないものの方が多いですね(^_^;)
アカヤマドリは見た目がちょっと毒っぽいけど美味しいキノコなので、うれしいです。マツタケならさらにうれしいけど、今年はどうも秋本番までおあずけのようです。
おはようございます。
もう行ってきましたか、いよいよシーズンの始まりですね、去年の日誌をみますと月末ころコムソウを採ったのですが、今年はもう山には入れないかもしれません、坐骨神経痛が発症しまして、この2、3日歩くのもままならない状態です、何とか秋までには回復したいものですが、クマも怖いですね木曽谷の東山の終点が塩尻でこちらによく出ています、伊那谷とも近いのでお気を付けください。
ハックル70さん、こんばんは。
今年はシーズンが始まったような始まってないような、ちょっと梅雨の雨が少なかったのが気がかりです。
座骨神経痛ですか。歩くのもままならないとは大変ですね。しばらく釣りも行けないかもしれませんが、くれぐれもお大事にして秋にはまたきのこ狩りに出かけて下さい(^_^)
私がよくきのこ狩りに行く辰野の奥は塩尻のすぐ隣だし、実際熊の目撃例も多いので気を付けたいと思います。
こんにちは。
出ている所には出ていますね。
こちら先日見たキノコはヤマイグチ一つとコムソウ一つだけでした。
近年、こちらのコムソウはなにやらセシュウムが多いそうでパスしております。
土曜マツタケにあこがれております。
無茶1さん、こんばんは。
こちらも昨年は今の時期にコムソウが少しは採れたんですが、今年は梅雨の雨が少なかったせいか、全体的に出ているキノコが少ないようです。
コムソウに蓄積されるセシウムの件、私も聞いた事があります。
東日本大震災の影響はいろんなところにまだ根深く残っていますね。
土用マツタケは今年は難しそうですが、今日雨が降ったのでもう一度くらいは見に行くかもしれません(^_^)
いろいろな楽しみをお持ちで。(笑)
一昨日の晩のイワナのマヨネーズ醤油ソテーは、明らかにリコプテラさんの頻繁にアップされる渓ご飯に触発されてのことでした。^^
やっぱりイワナも美味しい魚ですね。
kuniさん、こんばんは。
相変わらず広く浅く、いろんなことを楽しんでおります。
あのイワナのマヨネーズソテーは美味しそうでしたね。私も今度やってみようかな。
イワナは海の魚に負けないくらいうまいと思います。
私に触発されるとろくなことないので、お気を付け下さい(笑)
と言いつつ、今年の秋にはきのこ狩りも始めて下さい。なんて言ってみたりして(^_^)
きのこは雨が降ると生えるのですか。
こちらは虫入って赤松切られて松茸とれてたところ駄目になっちゃいました。
Nori1022さん、こんばんは。
雨がたくさん降れば良いってものでもないですが、雨の量と地温がそのキノコの生育条件に合致すると生えるらしいです。
ともかく、こちらは今年の梅雨は雨が少なすぎました。
マツタケ採れなくなったの残念ですね。
赤松もあんまり太くなるとマツタケが生えなくなるようで、マツタケ林もある程度木を切って苗を植え直して世代交代させないといけないらしいです。
土用マツタケなる物が有るのですね
初めて知りました、食べた事が有りません。
釣りお爺さん、こんばんは。
梅雨明け直後の今の時期に生えてくるマツタケをこちらでは土用マツタケと呼んでいます。
秋に比べると、ごく少量しか採れないので、ほとんど市場には出回らないと思います。私も昨年初めて採りましたが、山を歩いて見た感じでは、今年は難しそうです。
せみて、本格シーズンには山の状態が良くなると良いのですが。
それまでは、渓流に専念します(^_^)