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レベルラインが振りやすいテンカラ竿|シマノ 渓流テンカラ ZL

テンカラ釣り釣り道具
この記事は約4分で読めます。

最初は「フライフィッシングの予備竿として軽くていいから持って行こう」くらいの気持ちで始めたテンカラ釣り。
実際にテンカラでも釣れるようになってくると、これがおもしろいんですよね。
テンカラと一口に言っても、その釣り方は人それぞれ。ドライフライのように(もしくはドライフライそのものを使って)水面に毛鉤を浮かべる釣り、テーパーラインでのタタキ釣りや積極的に誘いを掛ける釣り、レベルラインで水面直下を漂わせる釣りなどなど。

毛鉤に関しては、フライフィッシングは系統立てて細分化された豊富な種類がありますが、テンカラは日本各地、釣り人それぞれが独自の毛鉤を使っていて近年まで情報交換されるようなこともなかったので、テンカラ釣り師の数だけ毛鉤の数があると言っても過言ではないです。

最初に買ったテンカラ竿|ダイワ NEOテンカラ ミノムシ33

私が最初に買ったテンカラ竿は、ダイワ NEOテンカラミノムシ33楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)でした。
元竿全体がEVA(下記参照)で覆われたグリップになっているので、そのままザックサイドに装着しても大丈夫な正に源流向きの一本。
メーカーではテーパーライン、レベルライン両用の竿と謳っていますが、先調子気味なのでテーパーライン向きの竿だと思います。

この竿でレベルラインもいろいろ使ってみましたが、イマイチしっくりせず、やはりレベルラインにはもっと胴調子(6:4調子)の竿の方が扱いやすいだろうということで、昨年のうちにもう一本買っちゃいました(^_^;)
管理釣り場フィッシュオン鹿留釣行の時にすでに登場してますが。

臨機応変に使えるテンカラ竿|シマノ 渓流テンカラ ZL

 
荷物が届きました。
あれ?こんなに長いの? うっかりしてましたが、この竿ズーム付きのせいか仕舞寸法が長いということに全然気付いてなかった。
仕舞寸法が70.5cmもあったとは(苦笑)
まぁ、レベルラインは比較的開けた渓流で使うつもりだし、仮に源流に持っていく場合もギリギリザックのサイドに装着できるだろう。


シマノ 渓流テンカラ ZL楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る

2Wayズーム 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) カーボン
含有率(%)
34-38 3.81 7 70.5 80 1.6/11 99.0

重量80gとズームがついていても、ミノムシ33よりも軽いですね。
竿袋が付属してますが、ラメが入ったような妙にキラキラした伸縮素材の袋なんですよね。これ、あんまりセンス良くないかも(^_^;) 靴下みたいにびよーんと伸びるんだけど。

 
グリップはフィット感の良いEVA樹脂(エチレン・ビニールアセテート・コポリマー)製。
上の方だけちょこっとコルクになってます。

EVA(エチレン・ビニールアセテート・コポリマー)は、とても使用用途が広く安全性も高いので身近な生活用品にも使用されています。水を吸わない性質とその耐久性からサンダルの底やバスマットなどにも使われています。
EVA樹脂の優れた特徴については、こちら

 
コルクグリップの方がカッコ良くて好きですが、機能面やフィット感はEVAの方が上かもしれません。
グリップの真ん中が窪んだひょうたん型のような形になっているので、短めに上部を握っても、竿尻を手のひらで包み込むような握り方をしてもフィットします。

2種類の長さで使えるズーム竿。


この竿の特徴の一つはズームして長さの切り替えができるところ。
3.4mと3.8mに切り替えられます。
何でもそうですが、複雑な構造になると壊れやすくなるので本当は長さ固定のロッドの方が理想的だと思いますが、強い流れの向こう側を狙う時などもう少し長ければっていう局面や、川幅の広い場所でもこのズームを生かせる場面がありそうな気がします。
基本的には3.4mで使うつもりなので、大物がきた場合は取り込みの時に3.8に伸ばせばやり取りしやすいかも、なんていう思惑もあります。

振り込み後のブレがすぐに収まり、レベルラインが扱いやすい。

この竿は、前回のフィッシュオン鹿留釣行で少し振ってみました。

ダイワ NEOテンカラミノムシ33に比べて胴調子なので、レベルラインが振りやすくコントロールも効きます。
振り込んだ後の穂先のブレもすぐ収まるのがとても良い感じ。
テンカラ竿には穂先がソリッドのものとチューブラーのものがありますが、私はチューブラーの方が好みですね。

 
とりあえず、このヘンテコ逆さ毛鉤でニジマスは釣れたので、来シーズンはこの竿で開けた川中心に釣ってみようと思います。新しい竿ってちょっとワクワクしますね(^_^)
源流の場合はミノムシ33+テーパーラインでいくと思いますが。

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コメント

  1. ボクも全く同じ思惑で始めたのですが、フライとはまた違う楽しみもあって楽しいですね。
    解禁までに、もう1本・・・と考えているあたりも同じ。(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      テンカラは荷物が少ないもの良いですよね。フライだとベストのポケットいっぱいになっちゃいますが、テンカラだけならベストもいらないくらい(笑)
      西洋式と和式、同じ毛鉤釣りでも釣り方は違うし、毛鉤そのものにも違いがあっておもしろいですね。
      お、竿を購入予定ですか。禁漁中ってほんとに道具の方に目がいきますよね(^_^)

  2. 僕は本流でなんとかやってみたいです。はやく4月くらいにならないかとソワソワしっぱなし(笑)

    • Nori1022さん、こんばんは。
      私も今回の竿は3.8mにできるので、それに長めの仕掛けで開けた川で振ってみようかと思っています。7mとか8mなんて仕掛けを取り回せるのか、やってみないとわかりませんが。
      寒いの苦手なので、早く春になって欲しいです(笑)
      そちらの本流には凄いアマゴがいますから、楽しみですねー。体調整えて挑んで下さい(^_^)

  3. おはようございます。
    最近はレベルラインを使ったテンカラ釣りが多くなりましたね、テーパーラインしか使わない私にとっては昔のサクラのマスターラインが製造中止で困っています、最近は無くす事が多くてね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      そうですね、最近のテンカラ釣りの解説書では書かれているのはレベルラインの釣りですね。今から始める人はそちらの方が取っ付きやすいのかもしれません。
      サクラのマスターラインというのは撚り糸のテーパーラインですね。私は撚り糸のテーパーラインは使ったことがないので試してみたいんですが、残念です。
      自分で撚り糸テーパー作ってみようかなんて思いますが、その前にランディングネットを編むのがまだ途中でして(笑)

  4. かって、ブレィデッドテーパーリーダー(編み込み)を売っていて、使用していました。
     源流の藪沢などで、リーダーキャストでもテンカラのようにキャストできました。引き出しからその時の1本を見つけ、スペアリールにセットしました。ティペット含めて12ftにセットしました。
     これで2.4mの竿に3.6mの仕掛けです。竿尻より長い仕掛けで大物がかかっても、少しリトリーブすればOKです。

     フライ用のテーパーリーダーはテンカラに流用考えておりました。

    • FFfreakさん、こんばんは。
      フライにもブレイデッドリーダーなんてあったんですね。
      それとは別にファールドリーダー(編み込みではなく、撚り糸のテーパー)というのが一時流行ったというのをネット記事で見ました。手作り可能らしいので、いつかやってみるかもしれません。
      フライとテンカラは相互に取り込めそうな部分があって、いろいろ試してみるとおもしろそうです(^_^)

  5. 欲しいテンカラ竿は数あれど出会える竿は僅か・・・
    実際に使ってみたいですね。
    自分はテーパーラインが多いのですがそれに向く一本などは???^^;

  6. お早うございます。
    新竿、イイですね!
    仕舞寸法が少し長いようですが、フライロッドも長いのが多いので気にならないのでしょうか?その竿は私も気になってるのですが、急斜面の雑木林を登り降りする機会が多いので長いと無くしそうです。
    なのでパックテンカラを検討しています。
    まだ始めたばかりですが、予備竿が無いと不安で。。。って感じで道具は増殖を続けるんですよねー^^;

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      レベルラインがとても振りやすくて気に入りました。
      仕舞寸法が長いのは気になっています。注文する時にうっかりしてました(笑)
      私の場合ザックのサイドに装着できそうなので、なんとかなりそうだと思っていますが、藪漕ぎの時なんかは気を付けないといけないですね。
      パックテンカラも良いと思います。源流方面ならこちらの方が機動性ありますね。
      私はフライの方も欲しい竿があるので、さらに大変なことに(^_^;)