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チャチャッとできる江戸っ子料理|ワカサギの柳川風

ワカサギ料理
この記事は約4分で読めます。

またまたしつこくワカサギ料理です(笑)

ところで、ワカサギってキビナゴに似てますよね。
サイズはだいぶ小さいけど、同じキュウリ魚科のシシャモにも似てますね。
あとは姿形は違うけど、サイズ感だけはピッタリなあの川魚にも・・・

そう、ドジョウとサイズ感は一緒。
ドジョウって川魚の中でも忘れがちなやつですよね(笑)

釣りのターゲットじゃないし、食べるとしたらお店で柳川鍋くらいだし。
柳川鍋って江戸(東京)の食べ物でしょ、たぶん? 「どぜう」なんて看板掲げて。
全国的にはそれほどメジャーな食材ではないはず。

うちの辺りでもドジョウ料理を出す店って見かけないし、私自身柳川鍋を食べたことがない、と思うけど、なぜか柳川鍋の味は記憶にあるんですよね。どこで食べたんだろう?

よし、ワカサギで柳川鍋風のものを作ってみよう。

ワカサギの柳川鍋風(二人分)

  • ワカサギ…中サイズ24匹
  • ゴボウ…60g
  • シイタケ…中4個
  • 長ネギ…1本
  • 卵…2個
  • だし汁…120cc
  • 醤油…大さじ1.5
  • 酒…大さじ1
  • みりん…大さじ1
  • 砂糖…小さじ1
  • サラダ油…大さじ1


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ほんとはこんな感じの平べったい土鍋みたいな専用鍋があれば良いんだけど、うちにはないから普通のフライパンで作ってみます。

シンプルな材料で短時間でできる、江戸っ子の調理法。

 
ゴボウは洗って包丁でガリガリやって皮を剥きます。タワシで洗うだけでも十分だけど。
ささがきにします。

 
長ネギは斜めに薄く切ります。
ワカサギは塩水で洗って、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

ワカサギは頭を落として開いた方が良いだろうかと迷いましたが、小さめのサイズだからこのままでいけそうだと判断。
ドジョウの場合は基本的に頭を落として開くと思うけど、開かずにそのまま柳川鍋にする場合もあるらしいし。

 
ビニール袋に小麦粉大さじ1を入れ、ワカサギを入れて口を閉じてシャカシャカ振ると、小麦粉がまんべんなく付きます。
フライパンにサラダ油大さじ2を入れ、両面を焼きます。
焼けたら一旦ワカサギを取りだし、フライパンをキッチンペーパーで拭きます。

 
だし汁120ccにささがきにしたゴボウ60gを入れて、火を点けてフタをして5分くらい煮ます。
あ、シイタケ準備するの忘れた(^_^;) まぁ、今回はシイタケなしでいこう。
上記材料に書いてある通りシイタケ4個をスライスしておいて、このタイミングでゴボウと一緒に煮ます。
醤油大さじ1.5、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を入れ、ワカサギも入れます。

完成度にこだわるなら、やはり専用鍋を使いたいところ。

 
長ネギも入れて、しんなりするまで煮ます。
溶き卵を回し入れ、フタをして固まり具合を見ながら2分くらい煮ます。


半熟状態になったら火をとめて、皿に移します。
専用の鍋なら、そのまま食卓に出せるので良いですね。
このまま皿にスルーっとスライドさせられるかと思ったらワカサギが底にくっつき気味で、結局、お玉を使って皿に移しました。


もたもたしているうちにちょっと卵が固まりすぎたけど、まぁまぁこんな感じかな。
フライパンに入ったままの写真を完成図にした方が良かったかも(笑)

見た目はもっと卵を半熟状態で仕上げたかったけど、味は抜群。
ワカサギ、ゴボウ、長ネギが絶妙のバランス。
うまいです! シイタケを入れればさらに良くなりそう。

骨が少しジャリっとする感じはあるけど、気になるほどではない。
うん、これは正に柳川鍋だ。日本酒にもご飯にも合う料理ですね。
もっと上品な仕上がりにするなら、ワカサギの頭を落として開いてから使えばOK。

暖かくなったらドジョウを捕りに行って、本物の柳川鍋を作ってみようかな(^_^)

↓その他のワカサギ料理はこちら。

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コメント

  1. た・ぶ・ん・・リコプテラさんのことだから、今回の出来上がり写真が気に入らなくて専用の鍋を買っちゃうと思うな。(笑)
    勿論、そのときは本物のどじょうを使った本家柳川鍋。^^

    • kuniさん、こんばんは。
      その可能性は否定できません(笑)
      専用の薄い土鍋、うーん、これ買っても他に使い道があればいいけど。あ、親子丼とか作るのにも良いかも。いや、それはまた専用のアルミの薄いやつの方がいいかな。
      といろいろ、考えるとどんどん専用調理器具が増えそうで恐い。
      春先に本物のドジョウは捕りに行くかもしれません(^_^)

  2. 柳川鍋自体食べたかとがないので何とも言えないです。でも、これは美味しいでしょう(^^) 気にして見ていないのもありますが、ドジョウ 最近、見てない気がします。

    • Kさん、こんばんは
      ドジョウ料理は長野県ではあんまり聞かないですよね。
      今回はワカサギで作りましたが、本家ドジョウの柳川も間違いなく美味いです。
      子どもの頃は田んぼの水路にドジョウがいましたが、最近見かけないですねー。減ってると思います。
      私は、天竜川に流れ込む小さい川で捕れる場所の心当たりがあるので、暖かくなったら行ってみます(^_^)

  3. 昔は冬の時期になると田んぼの脇の水路で泥を掘り返して冬眠中のドジョウを捕まえて、砂出ししてから煮物にした覚えがあります。
    今から30年くらい前の幼少時代のことですけどね。
    今でもドジョウって捕獲できるのでしょうか!?

    • イチさん、こんばんは。
      私は冬に捕ったことはないんですが、子どもの頃、春先に田んぼ脇の水路で網で掬ったりした記憶があります。ただ捕るだけでその時は食べませんでしたが。
      煮物ですか。佃煮みたいにするのかな。
      田んぼでは見かけなくなりましたが、天竜川に注ぐ小河川(水路みたいな感じ)の場所で捕れる心当たりがあるので、暖かくなったら探ってみます(^_^)

  4. リコプテラさん、こんにちは!
    私が子供のころは田舎に住んでいたのでどじょうを田んぼで取ってきて食べましたね。
    (東京ではありません)
    今でもいると思いますが、砂だしが面倒ですね(笑)

    ワカサギは柳川鍋風もいけるなら、もう何にでも合う気がしますね
    チリソースとかもいけるんじゃないでしょうか?

    • むらさきいもさん、こんばんは。
      ドジョウを捕って食べたことある人って意外と結構いるんですね。
      むささきいもさんは今は東京にお住まいでしょうか。
      砂出しするってことは、開かずにそのまま調理ってことですよね。私は開いて柳川にしようと思ってますが、あのヌルヌルを開くのは難しいかも(^_^;)
      ワカサギのチリソースってのもおもしろそうですね。

  5. こんばんは。
    ドジョウは昔、スーパーで樽に生きたまま入って売ってましたよ。
    親が買っていた記憶はありませんが。
    田んぼの用水路にはいましたが、いつも素手で捕まえるのに必死でした(笑)
    フナやコイを飼っている水槽で一緒に飼ってましたが食べたことはありませんねー。

    • 七流釣り師さん、こんばんは。
      ドジョウをスーパーで売ってたんですね。あ、そう言えば、このブログに登場している怪しい直売所グリーンファームでも見かけたな、と自分の過去記事を見てみたら写真に撮ってありました。
      http://www.sakanakokoro.com/2015/04/26/3731/
      でも、100gで800円もしてますね・・・やっぱり自分で捕ろうかな(^_^;)
      鮒や鯉、それにドジョウも飼っていたんですか、なかなか風情がありますね。

  6. おはようございます。
    言われるように、フライパンのままと言うのも悪くないかも知れませんね。
    やはり、ゴボウとネギ。
    ゴボウと卵が入っていれば、立派な柳川鍋ですよ、美味しそう。

    • マンボウさん、こんばんは。
      一人分ずつなら、先日買った小さなスキレットでもいいかな、と思いましたが、厚い鉄製だと卵に火が通り過ぎちゃうかもしれないですね。
      親子丼もそうですが、卵の半熟加減がうまくいくかどうかが重要なんですよね。
      ゴボウってこの料理には欠かさないですね。
      本家ドジョウでも作ってみたいところです(^_^)

  7. ドジョウ食べたことないけどワカサギのこちらのほうが好きそうな気がします。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      ドジョウはそちらにもいますかね。ドジョウもうまいですけど、ワカサギの方が癖がなくて食べやすいかもしれないです。
      ドジョウの柳川もどこかで食べているはずですが、記憶が曖昧なので暖かくなったら自分でドジョウを捕ってきて本物の柳川を作って、食べ比べてみます(^_^)